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国際特許分類[E21C37/18]の内容

国際特許分類[E21C37/18]に分類される特許

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【課題】建築物の基礎コンクリートなどのような破砕対象物に、放電により、特定方向に連続して延長する隙間の大きなひび割れを確実に発生させることで、破砕対象物を容易に破砕する方法を提供する。
【解決手段】破砕対象物10に複数の電極挿入孔11を削孔し、前記電極挿入孔11内に、絶縁体を介して配置された同軸電極を挿入して放電させ、放電による衝撃波により前記破砕対象物10を破砕する際に、複数の電極挿入孔11を直線状に配置するとともに、電極挿入孔11の開口部を結ぶ電極挿入孔の深さの1/3以下である浅溝12を形成して前記浅溝12に沿ったひび割れを誘発させて破砕対象物10を破砕するようにした。 (もっと読む)


【課題】破壊装置において、低電圧にて高い破壊力を得る。
【解決手段】破壊用カートリッジ2は、略円筒状の破壊容器21、破壊容器21内に充填された破壊用物質22、破壊容器21内に収容された一対の導線23、および、一対の導線23の先端部231に接続された1本の金属細線24を備える。導線23および金属細線24は破壊容器21内にて破壊用物質22の内部に位置する。破壊用物質22はニトロメタンであり、金属細線24はタングステンにより形成される。放電衝撃破壊装置では、金属細線24が、銅線に比べて抵抗が大きいため発熱量が大きく、かつ、気化時の温度が高いことから、銅線が利用される破壊装置に比べて低電圧にてより高い破壊力を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】被破壊物の破壊の際に生じる亀裂の進展方向を容易に制御する。
【解決手段】放電衝撃破壊装置1のカートリッジ2は、破壊容器21、破壊容器21内に充填された無酸素環境下にて燃焼可能な破壊用物質22、一対の電極23および金属細線24を備える。放電衝撃破壊装置1では、電極23に電気エネルギーを供給して金属細線24を溶融気化させ、溶融気化時およびその後に生じるプラズマの高温により破壊用物質22に燃焼反応を生じさせて燃焼の際の膨張により生じる衝撃力により被破壊物が破壊される。このとき、燃焼面の伝播速度を音速以下とすることにより、爆轟を生じさせることなく破壊用物質22を燃焼させることができる。これにより、被破壊物9の自由面(すなわち、応力が開放された面)の大きさやカートリッジ2と自由面との間の距離に基づいて亀裂の進展方向を容易に予測することができ、亀裂の進展方向を容易に制御することができる。 (もっと読む)


【課題】衝撃力の伝播方向を任意に制御できて、破壊作業を精度よく実施する。
【解決手段】金属細線に所定量の電気エネルギーを供給して急激に溶融気化させ、金属細線の周囲に設けた爆発性の破壊用物質を爆発させて被破壊物を破壊する放電カートリッジ1と、この放電カートリッジ1に外嵌される破壊制御容器10とを具備し、破壊制御容器10は、容器軸心Oを通る縦断面に沿って二分割された金属製の分割容器11と、これら分割容器11を連結固定して破壊制御容器10を形成する複数の連結具12とで構成され、分割容器11を破壊用物質の爆発により破壊されない耐衝撃強度を有する厚肉状に形成し、複数の連結具12を破壊用物質の爆発により破断されて分割容器11を分離させる耐衝撃強度とした。 (もっと読む)


【課題】爆発性の破壊用物質の充填量を容易に調整できる。
【解決手段】破壊容器2内に挿入配置した金属細線4に、所定量の電気エネルギーを供給することにより、金属細線4を急激に溶融気化させ、金属細線4の溶融気化現象に伴って、破壊容器2内で金属細線4に充填した爆発性の破壊用物質5を爆発させて被破壊物を破壊する放電破壊用カートリッジ1を製造するに際し、破壊容器2内に、破壊容器2の内半径より大きい外径で複数の略球状のスペーサ11を挿入して爆発性の破壊用物質5の充填量を調整する。 (もっと読む)


【課題】コンクリート構造物の破壊予定部に孔を形成することなく、コンクリート構造物の破壊予定部を放電破砕方法によって破壊可能としたコンクリート構造物及びコンクリート構造物の構築方法を提供する。
【解決手段】本発明のコンクリート構造物1は、破壊予定部2を備えたコンクリート構造物1において、電極40の放電部46が破壊予定部2の内部に埋め込まれたことを特徴とする。本発明のコンクリート構造物1の構築方法は、流動性を有したコンクリートの打設箇所に電極40の放電部46を設置した後に、コンクリートの打設箇所に流動性を有したコンクリートを打設し、打設されたコンクリートを固化させたことによって、電極40の放電部46を破壊予定部2の内部に埋め込んだことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】地中の破砕対象物を破砕するための放電破砕作業を容易とできる放電破砕装置を提供する。
【解決手段】本発明の放電破砕装置1は、棒体(ロッド2)と、棒体2に駆動力を付与する駆動源3と、棒体2の先端に設けられた放電用の電極4と、電極4の先端に設けられて棒体2からの力を受けて電極4の放電部46が入り込む孔66を地中の破砕対象物65に形成するための切削体(ビット5)と、電極4に電圧を供給する電源装置8とを備えたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】シールドマシンのコスト負担や作業負担をなくせ、坑口形成作業の簡単化が図れる坑口形成方法を提供する。
【解決手段】立坑2に設けられた土留め壁3にシールドマシン6の発進又は到達用の坑口を形成する坑口形成方法において、土留め壁3に地上10から坑口形成部分4の位置まで延長する孔(放電用孔54a;54b)を形成し、地上10から孔を経由して土留め壁3の坑口形成部分4に圧力を加えて坑口形成部分4を除去することによって坑口を形成したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 高電圧のパルス放電によりコンクリート表面を所定範囲にわたり、効率よく破砕可能な装置を提供する。
【解決手段】 コンクリート表面1上に載置された無底の筒状容器11内に水等の絶縁流体を満たし、筒状容器11内に放電電極の陽極端子13+と陰極端子13−とを所定間隔をあけて立設する。陽極端子13+、陰極端子13−間に印加される高電圧パルスを、コンクリート表面1から内部に伝播させて、端子間のコンクリート表面1を薄層状に破砕する際、筒状容器11を、隔壁15で連結された同心をなす内筒11Aと外筒11Bとで構成された二重筒構造とし、内筒11Aと外筒11Bの下部と隔壁15とで画成され、下端が開放された二重の収容空間16内に、膨張可能なチューブ21と、チューブ21の膨張状態に応じてコンクリート表面1とチューブ21との間で弾性変形し、筒状容器11とコンクリート表面1との間の隙間を密着させるシール部材22を収容した。 (もっと読む)


【課題】破砕対象物の面に形成された溝内や孔内に充填されて溝内や孔内からの漏れを防止可能な放電破砕用充填材を提供する。
【解決手段】本発明による放電破砕用充填材は、破砕対象物60の面に形成された溝や孔61の内部に設置される電極装置の放電により生じる圧力を溝や孔61の内面に伝達するために電極装置の放電部を取り囲むように溝や孔61の内部に設けられる放電破砕用充填材42であって、ゲルにより形成されたことを特徴とする。例えば、ゲルが、水51を吸水した高吸水性樹脂52により形成された含水ゲルである。 (もっと読む)


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