説明

国際特許分類[F01K7/44]の内容

国際特許分類[F01K7/44]に分類される特許

11 - 20 / 32


【課題】上流側タービンの内部や排気蒸気から水を捕集する機構を具備する蒸気タービンプラントを提供する。
【解決手段】蒸気タービンプラントは、水を蒸気に変化させるボイラ108と、ボイラからの蒸気により駆動される上流側タービン203と、上流側タービンからの蒸気により駆動される下流側タービン204と、下流側タービンから排気された蒸気を水に戻す復水器104と、上流側タービン内の最終段の動翼の入口よりも上流の蒸気、または上流側タービンから排気された蒸気から、水を捕集する捕集機構と、捕集機構により捕集された捕集物を、上流側タービンの最終段の動翼の出口から下流側タービンの最終段の動翼の入口に到る間の蒸気、上流側タービン内の捕集物の捕集場所と最終段の動翼の入口との間の蒸気、復水器からボイラに到る間の水、上流側タービンまたは下流側タービンの抽気口からの抽気蒸気、等に流入させる捕集物流入経路Pとを具備する。 (もっと読む)


【課題】汽力発電プラントに設けられ、ボイラ起動後、通常負荷運転時まで減温器から送出される蒸気の熱を回収し有効利用する実用的な減温器蒸気熱回収設備を提供する。
【解決手段】汽力発電プラントに設けられ、ボイラ起動後、通常負荷運転時まで減温器55から送出される蒸気の熱を回収する減温器蒸気熱回収設備であって、減温器55とボイラ給水系統とを結び、減温器55から送出される蒸気をボイラ給水の加熱用蒸気として脱気器30に送出するボイラ給水加熱蒸気系統41と、減温器55と復水器21とを結び、減温器55から送出される蒸気及び/又はドレンを復水器21に送出する復水回収系統42と、ボイラ給水加熱蒸気系統41及び/又は復水回収系統42へ減温器55から送出される蒸気を導くように前記2つの系統を切替え可能で、前記2つの系統への蒸気量を分配する三方弁43を備える。 (もっと読む)


【課題】再熱のある火力発電プラントにおいて、再生過程で用いられる抽気蒸気の過熱状態を有効に利用し、熱効率を向上する。
【解決手段】ボイラ6と、蒸気タービン1,2と、復水器3と、給水系統10と、給水系統10に設けられ、蒸気タービン2の抽気蒸気で給水を加熱する給水加熱器4dと、蒸気タービンを構成する高圧タービン1から排出された蒸気をボイラ6の再熱器63に導く再熱系統8とを有する発電プラントであって、再熱系統8に設けられ、蒸気タービン1から抽気した過熱蒸気を用いて再熱系統8を流下する蒸気の加熱を行う過熱除去ヒータ5aと、過熱除去ヒータ5aで蒸気を加熱し過熱度が減少した蒸気で、給水系統10を流下する給水を加熱する給水加熱器4aとを備えることを特徴とする発電プラント。 (もっと読む)


【課題】 排熱発電設備の発電力増大と吸収冷凍機による冷熱回収を両立させる複合発電システムを実現し、また、中低温の排ガスを熱源とした排熱回収ボイラを使って、より高効率な排熱回収装置を提供する。
【解決手段】 エコノマイザー11で生成される熱水をフラッシャー16に送って蒸気と高温水を回収し、回収蒸気を蒸気タービン21の低圧段に供給すると共に、回収高温水をエコノマイザー11の給水とする排熱発電設備において、フラッシャー11で回収された高温水の一部または全部を吸収冷凍機31に熱源として供給し、吸収冷凍機31で温度が低下した還流温水を給水に加えてエコノマイザー11への給水を低温化することにより、エコノマイザー11での熱回収量を増加させて、フラッシャー16における蒸気と高温水の回収量を増大させ、発電量と吸収冷凍機31で得られる冷水量を増大させる。 (もっと読む)


【課題】熱交換における流動の不安定を解消でき、且つ熱効率を向上させることができる発電プラントを提供する。
【解決手段】原子炉2で発生した蒸気が高圧タービン3に供給され、高圧タービン3から排気された蒸気は湿分分離過熱器33で過熱されて低圧タービン5Bに供給される。低圧タービン5Bからの蒸気は復水器11で凝縮され、給水となって給水配管15を通して原子炉2に供給される。給水配管15には、直接接触式給水加熱器である低圧給水加熱器17D,17C,17B,17A及び高圧給水加熱器16B,16Aが、原子炉2に向ってこの順序に設置される。これらの直接接触式給水加熱器では、それぞれの容器内で、高圧タービン3等の主蒸気系から抽気された蒸気と給水配管15で導かれた給水が接触しながら熱交換を行う。各直接接触式給水加熱器の熱交換性能が向上する。 (もっと読む)


【課題】フラッシュタンクで発生した蒸気を効率よく熱回収できるようにする。
【解決手段】発電機30の出力が定格出力域よりも低い低出力域において、高圧給水加熱器70と共に、ボイラ10への給水温度を昇温させるフラッシュタンク90と、フラッシュタンク90と高圧給水加熱器70が有する高圧ヒータ70cを接続する蒸気管路S1に設けられた第1蒸気弁B3と、フラッシュタンク90と復水器40とを接続する蒸気管路S2に設けられた第2蒸気弁B4とを備えた発電設備におけるボイラの熱回収装置において、低出力域に至る前は、第1蒸気弁B3の開度を、第2蒸気弁B4の開度よりも高めに設定し、低出力域となり、フラッシュタンク90の圧力低下が検知される時点で、第2蒸気弁B4の弁開度を、前記設定よりも高くなるように制御する。 (もっと読む)


【課題】発電機の起動時において、タービンから復水器に回収される蒸気を効率よく熱回収できるようにする。
【解決手段】ボイラ10の過熱器12a,12bとフラッシュタンク90とを接続する給水管路W1,W2と、フラッシュタンク90と過熱器12bとを接続する通気管路S3と、フラッシュタンク90と高圧給水加熱器70とを接続する蒸気供給管路S1と、フラッシュタンク90と復水器40とを接続する蒸気供給管路S2と、ボイラ10とタービン20〜23との間の蒸気系統SLと復水器40とを接続するバイパス管路SL6とを備えた発電設備におけるタービンの熱回収装置において、前記バイパス管路SL6と高圧給水加熱器70とを接続する直接または間接に蒸気回収管路S4を設ける。 (もっと読む)


【課題】蒸気タービンの抽気蒸気を二酸化炭素分離回収装置に用いる二酸化炭素分離回収装置を備えた化石燃料焚き火力発電システムにおいて、二酸化炭素分離回収装置を緊急停止した場合にも、化石燃料焚き火力発電システムの負荷変動を抑制し、継続して安定運転でき、発電出力の増大を図る二酸化炭素分離回収装置を備えた化石燃料焚き火力発電システムを提供する。
【解決手段】主タービンの第1低圧タービンとは別に第2低圧タービンを設けて、その余剰蒸気を第2低圧タービン受け入れる事によりプラント全体としての発電動力を増加させる発電システム。さらに、背圧タービンを設け送気蒸気のエネルギを回収して送気するシステムにおいて背圧タービンが緊急停止しても、安全に二酸化炭素分離回収装置側に送気する蒸気供給配管システム。 (もっと読む)


【課題】排熱回収ボイラ内配管の腐食を防止できると共に、排熱回収ボイラの煙突からの白煙の発生を抑制できること。
【解決手段】ガスタービン11、排熱回収ボイラ12及び蒸気タービン13を有し、ガスタービンからの排ガスを排熱回収ボイラに導き給水を加熱して蒸気とし、この蒸気を蒸気タービンに導いて発電を行うコンバインドサイクル発電設備10において、蒸気タービンからの抽気を導いて給水を加熱する給水加熱器15を備え、この加熱された給水を排熱回収ボイラ12へ供給する給水系16と、この給水系に接続されて給水加熱器をバイパスする給水加熱器バイパスライン17と、この給水加熱器バイパスラインに設けられ、この給水加熱器バイパスラインを流れるバイパス流量を調節することで、給水加熱器の出口の給水温度を制御する流量調節弁18と、を有するものである。 (もっと読む)


【課題】発電設備内から低圧タービンの冷却に適した蒸気を供給することができる蒸気タービン発電設備およびその運転方法を提供する。
【解決手段】蒸気タービン発電設備10は、過熱器20aおよび再熱器20bを備えるボイラ20、高圧タービン21、中圧タービン22、低圧タービン23、発電機24、抽気背圧タービン25、復水器26、復水ポンプ27、低圧給水加熱器28a、28b、脱気器29、ボイラ給水ポンプ30、高圧給水加熱器31a、31bを備える。この蒸気タービン発電設備10では、高圧タービン21から排気された蒸気の一部を、抽気背圧タービン25に導入し、蒸気の圧力および温度を低下させて、低圧タービン23に冷却蒸気として導入する。 (もっと読む)


11 - 20 / 32