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国際特許分類[F02F3/22]の内容

国際特許分類[F02F3/22]に分類される特許

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【課題】ピストンの冷却能力を向上させる。
【解決手段】内燃機関のピストン10において、ピストンヘッド22の裏面に、少なくとも1つの冷却フィン40を取り付けると共に、オイルジェットから吹き付けられた潤滑油を循環させる冷却空洞22Eの内壁からピストン頂面に向かって延びる少なくとも1つの冷却穴22Fを形成し、ここにナトリウム50を封入した後、その開口をプラグ(めくら栓)22Gで閉塞する。そして、冷却フィン40及び冷却空洞22Eによるピストン冷却に加え、冷却穴22F内で液化したナトリウムを熱媒体として、ピストン頂面の熱を冷却空洞22Eに伝達して冷却することで、ピストンの冷却能力を向上させる。 (もっと読む)


【課題】シリンダライナーにかかる分量は抑制される一方で、ピストン裏面の広範囲へオイルを吹き付けることができ、ピストンの冷却空洞へ集中的にオイルを噴射して供給すると共にピストン裏面広域にオイルを噴射して冷却を図ることのできるオイル噴射ノズルを提供する。
【解決手段】本発明のオイル噴射ノズル1は、ピストンストロークに干渉しないように設けられてピストン裏面に向けオイルを吹き付けるピストン冷却用のオイル噴射ノズルであって、内部のオイル流路2が先端部3近傍で縮径されると共に先端部3におけるオイル流路2の開口周囲部分5が面取りされており、その面取り部分5の中心5aがオイル流路2の中心軸Cに対しシリンダ中心側へ偏心していることを特徴とする。 (もっと読む)


【目的】冷却液を良好に流通させることのできる環状空洞部をもつ高品質の内燃機関用ピストンを効率よく製造する方法を提供する。
【構成】ピストン本体1を構成するクラウン部2とスカート部3を個別に形成する。その両者2,3を接合して一体化する前に、クラウン部2の底部には環状空洞部6と成すための環状溝61と該環状溝の開口縁に連なる環状の凸条62とを形成しておく。そして、その凸条62を加圧して環状溝61の開口部61A側に屈曲せしめる。これにより、環状溝61の開口部61Aを閉鎖して環状空洞部6を形成した後、当該クラウン部2とスカート部3とを接合一体化してピストン本体1を得る。 (もっと読む)


【課題】オイルジェットによりピストンの冷却を行う際、ピストン裏面の中央部分にオイルを噴射し、ピストン冷却効率を向上させる内燃機関を提供する。
【解決手段】内燃機関10Aは、シリンダブロック11内を往復運動するピストン13と、このピストン13と連結するコンロッド14と、クランク室16内で全気筒のコンロッド14と連結されるクランクシャフト17と、ピストン13の内壁にオイルOを供給するオイルジェット装置18とにより構成されている。ピストン13裏面に左右対称に隔壁41−1、41−2を設け、コンロッド14−1、14−2をピストン13裏面に左右対称に設ける。オイルジェット装置18から噴出されるオイルOをピストン13の裏面22の中央部分43に噴出し、ピストン13の冷却効率を向上させる。 (もっと読む)


本発明は、内燃機関に用いられるものであって、特に2つの部品で構成された組立式ピストン(3)に関する。このピストン(3)は、上側ピストン部品(1)と下側ピストン部品(2)とを備えている。本発明は、上側ピストン部品(2)が下側ピストン部品(3)とねじ部(4)によって接合されることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】狭小な取付部位であっても簡便に位置決めして取り付けることができると共に、構造を簡素化して製造コストを低減させることにある。
【解決手段】円盤状に形成されたボデイ28の上面には、前記シリンダブロック12側に向かって膨出して一体形成された一組の矩形状凸部38a、38b及び環状凸部40からなる位置決め用凸部42が形成され、シリンダブロック12の位置決め用凹部44に対して前記位置決め用凸部42を係合させた状態でボルト36を締結することにより、前記ボデイ28がシリンダブロック12の天井面の所定部位に位置決めされた状態で固定される。 (もっと読む)


内燃機関に用いられる2つの部分から成るピストン(1)であって、該ピストン(1)が、上側部分(2)と、該上側部分(2)に結合された下側部分(3)とから成っており、半径方向外側でかつピストン頂部(4)の近傍に配置された、環状に延びる閉じられたクーリングチャンネル(9)が設けられており、クーリングチャンネル(9)の下側が、下側部分(3)の一部であるクーリングチャンネルカバー部(10)によって閉じられており、クーリングチャンネルカバー部(10)に、それぞれ1つのスカート結合部(14,15)を介して、互いに反対の側に位置する2つのスカートエレメント(12,13)が結合されている。ピストンの重量を低減させ、かつピストンの二次運動を阻止することができるように、スカートエレメント(12,13)の領域で環状に延びる切欠き(20)が設けられており、該切欠き(20)が、ピストン頂部側ではクーリングチャンネルカバー部(10)により画定されていて、スカート側ではスカート結合部(14,15)により画定されており、スカート結合部(14,15)が、ピストン頂部側ではクーリングチャンネルカバー部(10)の半径方向内側の領域に結合されていて、スカート側ではスカートエレメント(12,13)の上側の領域に結合されている。
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【課題】スカート周端部近傍のピストン径方向外側への変形を抑制可能なピストン及び内燃機関を提供する。
【解決手段】ピストン20において、スカート40よりピストン中心軸C側には、ピストンピン軸心方向Pに対向する接続壁50同士を結合する内壁44が設けられている。シリンダ壁15からの側圧によりスカート中央部41がピストン中心軸C側に弾性変形しようとしても、結合部54同士をピストンピン軸心方向Pに引き寄せる方向の張力が作用して、スカート周端部42の近傍がピストン径方向R外側に変形することを抑制することができる。 (もっと読む)


本発明は、冷却通路を形成するための、ほぼリング状に形成された溶解可能な中子(2)であって、中子が四分円形状の各1つの中子湾曲部(17,18)を介して、ピストン軸線(16)に対して少なくともほぼ平行に配置されていてピストン頂部(3)とは反対方向に延びる2つの領域(14,15)に移行しており、第2の領域(14)が、冷却通路の供給開口(12)を形成する中子(2)の部分に移行しており、第1の領域(15,)が、冷却通路の主流出開口(13)を形成する中子(2)の部分に移行しており、中子(2)の両領域(14,15)が互いに間隔をおいて配置されていて、該間隔が、両領域(14,15)のうちの一方の領域の2倍の横断面直径に相当している。これによって、冷却通路を通って流れる冷却オイルの貫流が加速され、ピストンの冷却が改善される。
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【課題】ピストン3の受圧面8の近傍の混合状態を良好に保つとともに、高負荷運転等によるNOxの増大にも対応できる内燃機関1を提供することにある。
【解決手段】ピストン3の受圧面8と反対側の裏面9に、裏面9を経由する燃焼室2からの放熱を調節する放熱調節機構18を装着する。これにより、放熱調節機構18は、燃焼室2の温度が低くNOx発生量が少ない場合に、ピストン3を介する燃焼室2からの放熱を抑えることができるとともに、高負荷運転等により燃焼室2の温度が上昇してNOxの発生量が増大した場合に、ピストン3を介する燃焼室2からの放熱を促進して燃焼室2の温度を低下させることができる。このため、受圧面8近傍の混合状態を良好に保つとともに、高負荷運転等によるNOxの増大にも対応することができる。 (もっと読む)


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