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国際特許分類[F02F3/22]の内容

国際特許分類[F02F3/22]に分類される特許

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【課題】オイルの流入が阻害されることなく、またオイルが逆流して流出することを防止可能なピストン構造及びオイルジェットシステムを提供する。
【解決手段】オイルジェットから噴射されたオイルが流れ込み、オイル流れ方向に延設される入口流路11と、入口流路11に連続してピストン冠面裏に形成され、縦断面で見たときに入口流路11に近づくにつれて流路幅を拡大するスロープ部121と、そのスロープ部121に連続してスロープ部121に沿って逆流したオイルの流れ方向を変更する逆流防止壁部122と、を含む冠面裏流路12と、を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】簡単な構造でより冷却性の向上が図れる組立式ピストン構造を提供する。
【解決手段】第1球面85を含む上部ピストン51と、第2球面91を含む下部ピストン58とがねじ結合されることで組立てられ、これらの第1球面85と第2球面91とがコンロッド16の球状の小端部24に滑り自在に嵌合された球面連結構造を有する組立式ピストン構造において、上部ピストン51における冠部50の裏面53の下側に且つ第1球面85の周囲に下方が開放された環状の上部空間63が形成され、下部ピストン58の上部に、第2球面91側から半径方向外側に位置する下部スカート部97に至る円板状の天井部99と、この天井部99の上側に且つ第2球面91よりも外周側に上方が開放された環状の下部空間90とが形成され、上部空間63と下部空間90とで、潤滑油によりピストン13を冷却するためのクーリングチャンネル100が形成される。 (もっと読む)


本発明は、内燃機関のピストンの製造法に関し、その際、ピストン素材をアルミニウムシリコン合金から銅成分の添加下で鋳造し、その後、仕上げ加工し、その際、本発明により、前記銅成分が、前記アルミニウムシリコン合金の最大5.5%であること、及び前記アルミニウムシリコン合金に、チタン(Ti)、ジルコニウム(Zr)、クロム(Cr)もしくはバナジウム(V)の成分を添加することが予定されている。 (もっと読む)


本発明は、内燃機関用のピストン(1)の、環状に構成された冷却通路(6)であって、該冷却通路(6)が、ピストン(1)のピストンヘッド(3)の近傍、かつ半径方向外方でピストンリング部(2)の近傍に互いに相並んで配置され、かつ交互に流入開口として働く2つの開口(7,8)と、半径方向でこれらの開口(7,8)と向き合う、冷却通路(6)の側に少なくとも1つの流出開口(15,16)とを有している形式のものに関する。オイルの貫流を改善し、ひいてはピストン(1)の冷却を改善するために、前記冷却通路(6)は、互いに相並んで配置された2つの流出開口(15,16)と、これらの流出開口の間に配置された、絞りとして働く横断面狭窄部(17)とを有している。
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本発明は、鋼製の上部3と下部2とを有する、内燃機関のピストン1であって、該ピストン)の少なくとも1つの接合ウエブ特に複数の接合ウエブ10a,10b;11a,11bが接触部4の領域で摩擦溶接を介して素材結合式に結合され、1つの構成ユニットを形成しており、前記ピストン内に、冷却材によって負荷された少なくとも1つの冷却通路7が組み込まれていて、冷却材としての内燃機関の潤滑油が噴射ノズルの自由噴流を介して入口開口14内に達し、冷却通路7を貫流して出口開口15から流出するようになっている形式のものに関する。冷却材を冷却通路7内に導入するために、前記入口開口14が、下部2内に嵌め込まれたフローパイプ13,23,33,43,53を含有しており、該フローパイプの突出部が冷却通路底部19から突き出していて、前記突出部の開口17が、摩擦溶接部の少なくとも1つの溶接隆起部12a,12bの上に配置されている。
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【課題】冷却媒体流通路を形成するための部材が一体化されて成る耐摩環に対し、製造コストの高騰を招くこと無しに、耐久性の向上と冷却性能の向上とを両立できるピストン用耐摩環を提供する。
【解決手段】耐摩環本体6の内周面62に、ピストン頂面側に位置する第1内周面62aよりも外周側に位置する第2内周面62cをピストン反頂面側に形成する。これにより、ピストン頂面の凹陥部内壁とオイル流通路51との間の距離を大きく確保してピストンの強度を十分に確保したまま、オイル流通路51の断面積の拡大を図り、ピストンの冷却性能の向上を図る。 (もっと読む)


【課題】ピストンにオイルを噴射する構造を簡易に確保することのできるピストン冷却構造を提供する。
【解決手段】オイル噴射装置20から噴射するオイルにより、クランクケースに形成されたシリンダボア1a,1b内を摺動するピストンを冷却するピストン冷却構造であって、シリンダボア1a,1b間のボア間壁2には軸受部2bが形成され、ボア間壁2にはクランク軸の軸線方向に貫通する貫通孔15と、軸受部2bから貫通孔15まで鉛直方向に貫通する鉛直貫通孔16が形成されてなり、オイル噴射装置20は、噴射部20a,20bが貫通孔15に臨むように鉛直貫通孔16内に収容されて、噴射部20a,20bから両側のシリンダボア1a,1b内のピストンに向けてオイルを噴射できるように構成されている。 (もっと読む)


【課題】多気筒型エンジン1のクランクケース6からオイルをポンプ21で取り出して、エンジン1から離隔したオイル貯留部22に一旦貯留し、このオイル貯留部22内のオイルをエンジン1のメインギャラリ7やピストン冷却用のオイルジェット8等へ供給する潤滑装置において、エンジン回転域の広域におけるフリクションロス、ポンピングロスならびに燃焼室へのオイル上がりを可及的に低減可能とする。
【解決手段】エンジン1のクランクケース6がクランクジャーナル5a毎に仕切り壁6aで仕切られて、複数のクランク室9が設けられている。仕切り壁6aには連通路6bが設けられている。この連通路6bの開口面積を適宜に調整することによりクランク室9・・・での圧力変動が大きくなるエンジン回転域が特定される。このエンジン回転域においてオイルジェット8からのオイル噴射が禁止されている。 (もっと読む)


本発明は、内燃機関のピストンのための挿入部材(10,110)であって、ピストンがピストンヘッド(21,121)を有しており、該ピストンヘッドが、燃焼室(23)を有するピストンクラウン(22)と、環状のトップランド(24)と、環状のピストンリング部と、該ピストンリング部の高さ位置に配置された、環状の冷却通路(12)とを備えている形式のものに関する。本発明によれば、挿入部材(10,110)が、環状の冷却通路(12)とリングキャリア領域(11)と、燃焼室縁部補強のための凹部領域(13,113)とを有する一体的な構成部として構成されている。本発明はさらに、このような形式の挿入部材(10,110)を備えたピストン又はピストンヘッド(21,121)に関する。
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【課題】冷却媒体流通路を形成するための部材が一体化されて成る耐摩環に対し、ピストンの鋳造成形時に溶湯が冷却媒体流通路を閉塞してしまうことを回避できるピストン用耐摩環およびその製造方法を提供する。
【解決手段】流通路形成体7に、耐摩環本体6の内周面62に沿って延びる延長部74を設けておき、この延長部74の外周面74aと耐摩環本体6の内周面62とを面接触させた状態で、これらを互いに溶接する。これにより、溶接面積を十分に確保し、溶接不良の発生を抑制して、ピストンの鋳造時の溶湯がオイル流通路51内に流れ込んでしまうことを阻止する。 (もっと読む)


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