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国際特許分類[F02F3/22]の内容

国際特許分類[F02F3/22]に分類される特許

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【課題】ピストン冷却空洞内に下方から冷却オイルを噴射する噴射ノズルまたは取入口が冷却空洞の円周方向に対して傾いて設置されている場合でも、ピストンが上下に移動しても、常に冷却オイルが冷却空洞内に均等に分流されてピストン頂部の温度を効率良く冷却する。
【解決手段】内燃機関用エンジンのピストン頂部の外周壁部に環状の冷却空洞が形成された冷却装置を有する内燃機関用ピストンにおいて、該冷却装置が、冷却空洞に向かって噴射ノズルによってピストンの垂直方向に対して傾斜した方向に噴射された冷却オイルを取入れる冷却オイル用取入口を有し、該冷却オイル用取入口は、ピストン外周壁部に垂直方向に対して傾斜して設けられ、前記冷却空洞の冷却オイル用取入口との連結部に、噴射された冷却オイルが略直角に当る分配壁が設けられており、前記冷却オイルが前記冷却オイル用取入口から前記冷却空洞内を流れることを特徴とする内燃機関用ピストン。 (もっと読む)


【課題】ピストンの冷却と潤滑との双方を簡易な機構で行うことができる内燃機関及び内燃機関のピストンを提供する。
【解決手段】本実施例に係るエンジンは、シリンダ10と、シリンダ10内を往復動すると共に内部に冷却通路31aを有したピストン30と、冷却通路31aにオイルを供給するオイルジェット機構40とを備え、ピストン30の摺動面に、冷却通路の導入口31bが開口し導入口31bへオイルを導く供給溝32が形成され、オイルジェット機構40の噴出口41は、シリンダ10の摺動面の、供給溝32に対向し得る位置に形成されている。 (もっと読む)


【課題】 ピストンの冷却効率を格段に高めて、ピストンの寿命延長とオイルの早期劣化防止とを図る。
【解決手段】 潤滑油が連設棒(1)の小端部(2)の頂部(3)からピストン内部のピストン冷却室(12)内へ供給されてピストンが冷却される内燃機関に配設されるピストン冷却金物であって、ピストン冷却室内に配設されると共に一端部がピストン冷却室の触火面(11)側の壁部(13)に接触している冷却部材(25)と、冷却部材の他端部側に且つ冷却部材と連設棒の小端部頂部との間に配設されて連設棒の動きに応じて小端部頂部上を摺動する摺動部材(23)とを備える。冷却部材は、筒状に形成されて潤滑油が内部に噴出されると共に筒内外を連通させる連通孔を有し、摺動部材は、環状又は筒状に形成されて冷却部材と同軸に且つ摺動自在に嵌合し、この冷却部材と摺動部材との間には摺動部材を小端部の頂部側へ付勢するばね部材が介装される。 (もっと読む)


【課題】燃料を潤滑油として用いるエンジンの各部で、適切な冷却効果を確保することのできるエンジンを提供することを課題とする。
【解決手段】エンジン(1)は、潤滑油としても用いられる燃料である軽油をオイルパン(3)から汲み上げ、これをオイルジェット(28)からピストン裏側(20a)へ吹き付ける。吹き付けられた軽油は、シリンダライナ(22)、ピストン(20)、オイルパン(3)によって囲まれ、減圧ポンプ(30)により減圧された空間部(27)内で気化し、その吸熱反応によりピストン(20)から熱を奪う。これによりピストン(20)が冷却される。 (もっと読む)


【課題】 断面コの字状のピストンリングが嵌め込まれるトップランド部の機械的強度が熱によって低下することを抑制し、これによりトップランド部、さらにはピストン全体の機械的強度の向上を図ることが可能な内燃機関のピストンを提供する。
【解決手段】 断面コの字状のピストンリングであるコの字状リング2が嵌め込まれるトップランド部Tが形成された内燃機関のピストン1Aであって、トップランド部TにクーリングチャンネルC1が形成されている。クーリングチャンネルC1は具体的にはトップランド部Tの対向面S1、S2間に形成されている。またクーリングチャンネルC1は具体的にはさらにトップランド部Tからトップランド部Tの付け根N1、N2よりもピストン中心側の部分に亘って形成されている。さらにクーリングチャンネルC1は具体的にはトップランド部Tに沿って環状に形成されている。 (もっと読む)


【課題】ピストンリング周辺へ十分な潤滑油を供給することのできるピストンの潤滑油供給構造及びピストンリングを提供することを課題とする。
【解決手段】本発明の潤滑油供給構造100において、コンロッド2の内部にはコンロッド内部通路19が設けられ、ピストンピン3の内部にはピストンピン内部通路20が設けられ、ピストン1の内部にはピストン内部通路21が設けられている。これらを連続することで、潤滑油供給路22が形成される。さらに、リング溝16に設ける当該供給路22の出口位置をリング溝側面16a又はリング溝上面16bに開口することで、燃焼圧力作用時であっても、当該供給路22の出口が閉塞されず、継続して潤滑油がピストンリング周辺に供給される。また、潤滑油供給構造100は、潤滑油の蒸発を抑え、ピストンリング周辺の適切な潤滑の維持を実現する。 (もっと読む)


本発明は、内燃機関に用いられる一体型のピストン(20)であって、ピストンヘッド(11)に全周にわたって環状に延びる、下方に向かって開いたクーリングチャンネル(15)と、ピストンヘッド(11)とピストンスカート(13)との間に形成された環状の切欠き(16)とが設けられていて、ピストンヘッド(11)とピストンスカート(13)とがピストンボス(14)によって互いに結合されている形式の一体型のピストン(20)をピストンブランク(10)から製造するための方法であって、前記環状の切欠き(16)とクーリングチャンネル(15)とを、切削加工によってピストンブランク(10)に加工成形する形式の方法に関する。本発明によって、クーリングチャンネル(15)を切削加工するために、ピストンが回転している状態で1つの工具(17)を、前記切欠き(16)に通してクーリングチャンネル(15)の領域へ弧形の旋回運動(A)の形で進入運動させ、かつクーリングチャンネル(15)を削り出すことが規定される。
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内燃機関に用いられる、複数部分から成る冷却されるピストン(1)であって、ピストン上側部分(2)と、ピストン下側部分(6)とから成っているピストン(1)が提案される。ピストン下側部分(6)が、ピストン上側部分(2)と一緒に、環状の内側のクーリングチャンネル(11)とを形成しており、この内側のクーリングチャンネル(11)は、ピストン下側部分(6)の上部の領域(31)により覆われている。この領域(31)が、肉薄に形成されているので、この領域(31)は皿ばね状に変形可能である。ピストン上側部分(2)をピストン下側部分(6)に簡単に迅速に組み付け、両ピストン部分の固い確実なねじ締結を得るためには、ピストン上側部分(2)の下面に、雌ねじ山(28)を有する、同心的でかつピストン軸線(25)に対して同軸的に配置された盲孔(26)が設けられており、ピストン下側部分(6)の上部の領域(31)に、雄ねじ山(30)を有する、同心的でかつピストン軸線(25)に対して同軸的に配置されかつ上方に向けられたねじ山付きピン(29)が設けられていて、前記雌ねじ山(28)が前記雄ねじ山(30)に適合するので、ピストン上側部分(2)が、盲孔(26)およびねじ山付きピン(29)を介して、ピストン下側部分(6)と螺合可能なようにされている。
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内燃機関に用いられるピストン(1)であって、ピストンヘッド(5)の近傍でかつ半径方向外側に配置された環状チャンネル(4)が設けられていて、該環状チャンネル(4)が、ピストンヘッド側に環状の開口(21)を有しており、該開口(21)の断面が、ピストンヘッドとは反対の方向に向かって円錐状に先細りになった辺を有する台形の形状を有しており、前記開口(21)が、環状の閉鎖エレメント(3)によって閉じられており、該閉鎖エレメント(3)の断面が、前記開口(21)と同じ台形形状を有していて、閉鎖エレメント(3)が、前記開口(21)内に摩擦溶接法を用いて固定可能であるピストン(1)が提案される。
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【課題】本願発明の目的は、オイル通路内でのオイルの流れをよくし、ピストンの冷却効果を高めることに有る。
【解決手段】オイル通路12の傾斜したガイド壁15とオイルジェット16のオイル噴射方向の傾斜により、オイルジェット16から噴射されたオイルはピストン3の中間点付近を境にオイル通路12の下壁面12a側への反射流入と上壁面12b側への反射流入とに自動的に切り換えられる。このため、下壁面12a及び上壁面12bの滞留オイルTはオイル通路12のオイル進行方向へ確実に押し流される。従って、オイル通路12内でのオイルの滞留及び滞留によるオイル通路12の閉塞状態が解消され、オイルの循環が円滑に行われるため、ピストン3の冷却効果を大きく高めることができる。 (もっと読む)


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