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国際特許分類[F02F3/22]の内容

国際特許分類[F02F3/22]に分類される特許

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【課題】冷却媒体流通路を形成するための部材が一体化されて成る耐摩環が鋳込まれたピストンに対し、冷却性能の悪化を回避できる耐摩環付きピストンおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】耐摩環本体6の内周面62に流通路形成体7を溶接するに際し、ピストンスラスト方向側またはピストン反スラスト方向側を溶接開始点Aおよび溶接終了点Bとして周方向の全体に亘って溶接する。これにより、溶接時に発生するブローホールの影響によって冷却性能が十分に得られない部分が存在する場合であっても、この部分を、シリンダブロックのウォータジャケットに対向する位置、つまり、本来的に十分な冷却性能が得られている領域に配置することができる。このため、上記冷却性能の低下による悪影響は殆ど生じないことになる。 (もっと読む)


内燃機関用のピストン(10)は、ピストン基部から比較的離れた低いレベル(12)及びピストン基部により近接する一定のより高いレベル(16)にある少なくとも1つの流入部及び少なくとも1つの流出部(14)の地域内にのみ配置される少なくとも1つの冷却通路(24)を含み、冷却通路は、低いレベル(12)に配置される地域と高いレベル(16)に配置される地域との間の急勾配の傾斜部(19)を含む。

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【課題】シリンダーヘッドの素材を変更することなく、燃焼室周辺を冷却して燃焼室の温度を低下できるエンジンのピストンを提供する。
【解決手段】シリンダーブロックに内蔵されたピストンと前記シリンダーブロックに取り付けられるシリンダーヘッドとの間に燃焼室が形成されるエンジンにおいて、前記ピストンのクラウン部下面に表面積拡張部が形成されることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 冷却性能を向上できる内燃機関のピストンを提供すること。
【解決手段】 ピストンヘッド部2aにオイルが流通する空洞(オイル通路6)が設けられ、空洞(オイル通路6)は、多孔質材料(オイル通路形成部材5)を含む中空部材3をピストン1の素材内に鋳包むことで形成される。多孔質材料内には、該多孔質材料(ニレジスト鋳鉄)よりも熱伝導率の高い含浸材(アルミニウム合金)が含浸されていることとした。 (もっと読む)


【課題】ピストンの冠部材において応力が他に比べて高い部位が生じることを抑制可能なピストン及びディーゼル機関を提供する。
【解決手段】ピストン10は、略円板状をなしてピストン頂面21とその裏側にある裏面23とを構成する頂部22と、頂部22の裏面23から、略筒状をなしてピストン棒50側に突出して延設されており、ピストン棒50に連結される中支え部30とを有し、中支え部30には、冷却油が貫流可能な冷却孔70が形成されている。冷却孔70を流れる冷却油により、頂部22のうち中支え部30が突出している根元の部位22aの近傍を冷却する。 (もっと読む)


【課題】燃焼室内に臨む壁面に断熱膜が形成された内燃機関において、熱効率を向上させるとともに断熱膜の耐久性を向上させる。
【解決手段】燃焼室13を形成する母材の、燃焼室13内に臨む壁面上に形成された断熱用薄膜20−1,20−2は、母材よりも低い熱伝導率を有し且つ母材よりも低いまたは母材とほぼ同等の単位体積あたりの熱容量を有する材料の内部に気泡31−1,31−2が多数形成された断熱材22−1,22−2を含んで構成されている。シリンダブロック内壁面9aに形成された断熱用薄膜20−1は、シリンダブロック内壁面9a以外の壁面30aに形成された断熱用薄膜20−2よりも気泡混入率が低い。さらに、排気行程にて断熱用薄膜20−1へオイルを供給して断熱用薄膜20−1を冷却するオイルジェットが設けられている。 (もっと読む)


【課題】 製作が容易で、且つ、低コストな、冷却オイルを十分に還流させて高い冷却性能を得ることができ、しかも、上板と耐摩環との接合部においてエアホールを生じることがない冷却空洞付き耐摩環を提供する。
【解決手段】 冷却オイルを還流させる冷却空洞付き耐摩環を鋳包んだ内燃機関用ピストンのピストンヘッドであって、前記冷却空洞の上面を形成する鋼板からなる環状の所定の断面形状に形成された上板と、前記冷却空洞の下面を形成する鋼板からなる環状の所定の断面形状に形成された下板とを有し、前記上板と前記下板の各一端側の周縁部を金属からなる前記耐摩環の表面にそれぞれ接合すると共に、前記上板と前記下板の各他端側の周縁部同士を接合して、前記耐摩環の背面に、前記上板と前記下板とで囲まれた前記冷却空洞を一体的に形成し、前記ピストンヘッドの内側から前記耐摩環へのオイル供給路又はオイル排出路を、前記上板と前記下板の接合部を介さずに形成したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】角部のない横断面形状を有するクーリングチャンネルを形成し得る内燃機関用ピストンの製造方法等を提供する。
【解決手段】可溶性中子10を溶解する際に、該中子10を溶解するための水にピストン1の材質よりも高い硬度を有する粒子、いわゆるグリットを混入させて導入穴7を介してクーリングチャンネル6内に噴射させることで、前記中子10を溶解しながら前記噴流に乗った前記グリットによってクーリングチャンネル6の内壁面の研削を行うことが可能となる。これにより、一対の平面部11a,11bと一対の円弧部12a,12bからなる横断面形状を有する前記中子10を用いて鋳造を行っても、当該鋳造によってクーリングチャンネル6の内壁面に形成される角部21は前記中子10の溶解と共に除去され、結果的として滑らかな内壁面を有するクーリングチャンネル6を形成することができる。 (もっと読む)


【課題】 ペントルーフ型ピストンを備えた燃料直噴エンジンにおいて、キャビティの円周方向全域で燃料および空気を均一に混合して燃焼状態を改善しながら、ピストンの円周方向全域を均一に冷却できるようにする。
【解決手段】 ピストン13の頂面の中央部に凹設したキャビティ25をN個の仮想的なキャビティ区分に区画したとき、各々の仮想的なキャビティ区分の容積を略等しくすることで、燃料および空気の混合状態を均一化することができる。しかもキャビティ25の裏部にオイルが供給されるクーリングチャネル26を円周方向に設け、キャビティ25とクーリングチャネル26との最短距離dが円周方向に略均一になるように、クーリングチャネル26の高さを円周方向に変化させたので、キャビティ25の冷却状態も各々の仮想的なキャビティ区分において略等しくなり、キャビティ25における混合気の燃焼状態を更に均一化することができる。 (もっと読む)


【課題】エンジンの負荷増大を抑制しつつ、周期的に運動する要素へのオイルの供給をより効果的に行うこと。
【解決手段】エンジンのクランク軸の駆動力により駆動され、該クランク軸の回転周期に同期した周期で吐出圧を脈動させてオイルを圧送するオイル圧送手段と、前記回転周期に同期した周期で運動するエンジン構成部品の要給油部に、前記オイル圧送手段から圧送されるオイルを導くオイル通路と、を備え、前記オイル圧送手段の吐出圧が予め定めた圧力以上となる圧力タイミングが、前記エンジン構成部品が特定の位置に位置するタイミングに合わせて設定されていることを特徴とする。 (もっと読む)


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