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国際特許分類[F02F3/22]の内容

国際特許分類[F02F3/22]に分類される特許

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ピストンは、中心軸に沿って延在するピストン本体を有する。ピストン本体は、上部クラウン部と下部クラウン部とを有する。上部クラウン部は、上部燃焼壁と、上部燃焼壁から開放端まで垂れ下がる少なくとも1つの環状上部リブとを有する。下部クラウン部は、少なくとも1つの上部リブに固定された開放端まで延在する少なくとも1つの環状下部リブと、少なくとも1つの下部リブに対して径方向内側に延在する内側ギャラリーフロアとを有する。上部クラウン部は、中心軸に沿って上部燃焼壁から開放端まで垂れ下がる上部ポストを有する。下部クラウン部は、中心軸に沿って内側ギャラリーフロアから上向きに開放端まで延在する下部ポストを有する。上部ポストと下部ポストはともに、ラビリンス通路を形成する。
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統合された複数シリンダー対向ピストンエンジンの構成は、単一の支持構造部を有し、これに対して、シリンダーライナーが取り外し可能に取り付けられ、密閉され、かつ、この支持構造部上に、クランクシャフトが回転可能に支持されている。この単一の支持構造部は、シリンダーライナーに液体冷却剤を提供する冷却マニホルドを有する。この支持構造部に付けられた排出および吸入マニホルドは、シリンダーライナー中の各ポートに対して役立つ。貫通孔とピストンとの間にある円筒状の境界中の潤滑剤を制御するために、エンジンの構成に対する改善も有することができ、これには、柔軟性を有するスカートを備えた冷却されるピストンの構成、および、排出ポートおよび入口ポートの外側に取り付けられる密閉構造部を備えたシリンダーの構成がある。 (もっと読む)


【課題】ピストン冷却流路形成用環状体を埋設したピストンにおいて油路の開口加工時に開口周りの接合面に生じた剥離が内燃機関等に適用された後に拡大することを阻止する。
【解決手段】ピストン冷却流路形成用環状体10は、その壁部に形成された開口形成位置12が、ピストン冷却流路形成用環状体10全体の軸方向に沿って形成された軸方向壁部16を介して段差状態で周囲の壁部に包囲されている。したがって開口周りの壁部が、ピストン本体4との接合面から剥がれても、ピストン本体4の往復運動によりその剥がれが周囲の軸方向壁部16に到達すると、往復運動による慣性力は、軸方向壁部16に対しては剥離力から剪断力へと変化する。このため軸方向壁部16とピストン本体4との接合面の剥離はこれ以上拡大せず、剥離を阻止できる。 (もっと読む)


【課題】ピストン冷却流路形成用環状体を埋設したピストンにおいて開口周りでの接合面の剥離発生や剥離を拡大させずに機械加工により連通路及び開口を形成する。
【解決手段】ピストンに鋳込まれるピストン冷却流路形成用環状体10は開口形成位置12にてその周縁部が薄肉部12aとされ機械加工による開口が容易で機械的強度が弱い形状とされている。このため薄肉部12aがドリル刃により容易に破壊されて開口する。このためピストン冷却流路形成用環状体10をピストン本体との接合表面から剥離する方向の力は小さくなる。更に薄肉部12aが機械的強度が弱いので容易に変形する。このことから薄肉部12aよりも内部の剥離が外側に広がるのを阻止できる。このため1つのドリル刃を連続して使用しても、開口周りでの接合面の剥離や剥離の拡大を防止でき、ドリル刃を取り替えなくても良く高効率な穿孔作業が可能となる。 (もっと読む)


本発明は、クーリングチャンネル付きピストン(1)であって、該クーリングチャンネル付きピストン(1)が、リング範囲(3)の背後に位置する、周方向に延びるクーリングチャンネル(6)を有しており、クーリングチャンネル付きピストン(1)が、鋼材料から鍛造されており、クーリングチャンネル(6)が、上側部分(2)においてリング範囲(3)の下方と、下側部分(7)においてピストンボス(9)およびピストンスカート(10)の上方との間に切削加工によって加工されており、クーリングチャンネル(6)が、リング範囲(3)の背後で上側部分(2)の上面の方向に延びている形式のものに関する。本発明によれば、クーリングチャンネル付きピストン(1)が、そのピストンボス(9)およびピストンスカート(10)の上方に、外方に向けられた支持領域(AB)を有しており、リング範囲(3)の下縁部と支持領域(AB)との間に、クーリングチャンネル(6)をその製作後に閉鎖する閉鎖エレメント(14)が配置されていて、固定されていることが提案されている。
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【課題】複数の気筒を有し、燃料と空気とを予め混合した混合気を前記複数の気筒の各燃焼室にそれぞれ供給して、その各燃焼室内で混合気を圧縮自着火させて燃焼する方式のエンジンにおいて、燃焼室ごとの自着火時期のばらつきを低減して、サイクル効率の向上を図る。
【解決手段】各気筒2a〜2dのうち比較的放熱しにくい気筒2b、2cのピストンの少なくとも頂部を熱伝導率の高い材料で形成するか、比較的放熱しやすい気筒2a、2dのピストンの少なくとも頂部を熱伝導率の低い材料で形成することにより、前記各気筒の燃焼室ごとの圧縮端温度を揃える。 (もっと読む)


【課題】クーリングチャンネルと耐摩環との良好な溶接が得られ、優れた耐摩耗性を有するピストン耐摩環、そのピストン耐摩環を備えたピストンおよびその製造方法を提供すること。
【解決手段】エンジンのピストン15を鋳造する際にピストン15に鋳込まれるピストン耐摩環32であって、円環状の耐摩環41と、耐摩環41の放射内方側で耐摩環41に当接して収容され、この当接部分が全周囲に亘り溶接されるクーリングチャンネル42とを有し、クーリングチャンネル42が、内方側壁面部と、上側壁面部と、下側壁面部とを有するとともに、内部にディーゼルエンジン10のオイルを流通させる環状オイル通路42mを有し、環状オイル通路42mと外部空間とを連通する連通孔43が、内方側壁面部、上側壁面部および前記下側壁面部のうち少なくともいずれかの壁面部に形成されたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 クーリングチャンネルにつき、オイルの強制循環を図ることで冷却効率を高めることができ、さらにはオイルを一時的に貯留して受熱時間を確保することで冷却効果を高めることができるエンジンのピストンを提供する。
【解決手段】 ピストン1Aは、クーリングチャンネル3Aと、クーリングチャンネル3A内に移動自在に設けられたボール8とを備える。ピストン1Aでは、クーリングチャンネル3Aが傾斜する形で高低差を有し、環状に形成されている。またピストン1Aでは、クーリングチャンネル3Aのオイルの流入口6Aが、クーリングチャンネル3Aのうち、最も位置が高い部分の近傍に設られるとともに、クーリングチャンネル3Aのオイルの流出口7Aを、クーリングチャンネル3Aのうち、最も位置が低い部分に設けられている。ボール8はオイルの強制潤滑を図るための構成であり、流出口7Aを遮蔽するための構成にもなっている。 (もっと読む)


【課題】ピストンのオイルリング上方の空間内のオイル量を適切にコントロールして摺動抵抗の低減とオイル消費量の低減とを両立させる。
【解決手段】ピストン2のオイルリング溝13上方のランド部16にピストン内方に連通する連通孔17を設け、該連通孔17が開口しオイルジェット15から噴射されたオイルを導入可能な開口部18を有するオイル溜め部19をピストン2内部に設け、ピストン2の頂部裏面に、オイルを開口部18へ誘導するオイル誘導斜面23とオイルを開口部18から逸らせるオイル制限斜面24とを有するピストン側凸部22を設け、コネクティングロッド7の小端部8にコンロッド側凸部25を設け、ピストン上昇時にオイルジェット15から噴射されたオイルがオイル溜め部19に入り、ピストン下降時には同オイルがオイル溜め部19に入らないようにする。 (もっと読む)


【課題】従来通りピストン外縁の冷却効果を保持すると同時に、燃費に影響することなくピストン中央部の冷却効果を向上させるピストン構造を提供する。
【解決手段】ピストン構造10のクーリングチャンネル(ピストン冷却用オイル通路)において、ピストンの冠面裏にピストン外縁に沿って設けられ、オイルジェットから噴射されるオイルが流れる環状の周回通路11と、周回通路11から一旦分岐しピストン冠面中央部分裏を通過してから再び周回通路11に合流する中央通路12と、を備えることを特徴とする。 (もっと読む)


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