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国際特許分類[F16C19/30]の内容

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【課題】相手部材によるガイドが無く径方向に移動が可能なレースの中心軸がシャフトの回転中心からずれないスラストころ軸受を提供する。
【解決手段】スラストころ軸受10は、シャフト34の外径側で相手部材30と相手部材32との間に配置される。そして、複数のころ12と、保持器14と、レース16と、レース20とを備えている。レース20の内径側の端部には相手部材32の内径側の端部よりも径方向の内側で、相手部材32側に延設された円筒状の受容部24が形成されている。そして、レース20は相手部材32によるガイドが無く径方向に移動が可能な構成とされている。そして、シャフト34の軸心部には潤滑油を供給する潤滑油流路36が形成されており、シャフト34の外径部には、レース20の受容部24に面する位置に、潤滑油流路36に達する油孔38が周方向の2箇所に形成されている。 (もっと読む)


【課題】保持器の柱部の外径側爪部と、ころとの接触による油膜の損傷を抑制することができるスラストころ軸受を提供する。
【解決手段】内・外径の両環状部21、22と、これら両環状部21、22を連結する複数の柱部24とを有する保持器20を備える。柱部24は、内径側部26と、径方向中間部25と、外径側部27と、内外径の両側部26、27と径方向中間部25とを連結する傾斜連結部28とを有する。内外径の両側部26、27及び径方向中間部25に、ころ11の抜け止めをなす内外径の両爪部31、32と中間爪部30とがそれぞれ形成される。ころ11の長さ方向中心を通るころ11の配設円を基準点Pとし、この基準点Pから外径側爪部32の幅方向中央までの距離をAとし、基準点Pから内径側爪部31の幅方向中央までの距離をBとしたときに、「A<B」の関係となるように設定されている。 (もっと読む)


【課題】レースのうねりに伴うトルクの変動及びトルクの増加を低減したスラストころ軸受を提供する。
【解決手段】スラストころ軸受10の保持器20の環状板部24には、同一円周上に等配で、中心角が45度で円周方向に円弧状に延び軸方向に貫通する長孔30が形成されている。そして、各長孔30には、直径がころ12の直径よりも小さい球状の玉32が配設されている。そして、玉32は長孔30の周方向に転動自在の状態で保持されている。そして、保持器20の回転時にレースのうねりの影響で保持器20の周速が落ちようとした際には、保持器20の環状板部24の長孔30に配設されている玉32が慣性力で保持器20を円周方向に押し出す構成とされている。 (もっと読む)


【課題】非分離型のスラスト軸受について、軌道盤をほとんど変形させることなく組み立てる方法を提供する。
【解決手段】スラスト軸受の一方軌道盤11を支持台30に水平に保持し、アーム20で保持した保持器13を水平方向に対し傾斜させ、一方軌道盤11の軌道盤本体と複数のうちのいくつかのステーキングとの間に斜めから差し込む。次いで保持器13を押圧機材50で押圧して、残りのステーキングの上から軌道盤本体の側に圧入する。同様に、他方軌道盤12を支持台40で水平に保持し、一方軌道盤11に保持器13を組みつけてなる組み付け体を水平方向に対し傾斜させてアーム20で保持し、他方軌道盤12の軌道盤本体と複数のうちのいくつかのステーキングとの間に斜めから差し込む。最後に、組み付け体を押圧機材60で押圧して、残りのステーキング上から軌道盤本体の側に圧入する。組立時に軌道盤11,12がほとんど変形しないため、軸受寿命が延びる。 (もっと読む)


【課題】ころの摩耗を低減させ、トルクを低減させた、スラストころ軸受を提供する。
【解決手段】スラストころ軸受は、複数のころと、これらのころを保持する保持孔22が周方向に等間隔に形成された保持器20とを備えている。そして、保持器20には保持孔22の内径側において径方向に平坦な環状板部24が形成されている。そして、保持器20の環状板部24には、同一円周上で回転対称となる4箇所に中心角が45度で周方向に円弧状に延びる肉抜き部30が形成されている。そして、肉抜き部30の周方向の両端には、周方向の端から周方向中央に向けて肉薄となる楔形状部32が形成されており、肉抜き部30の周方向の中央には、軸方向に貫通する貫通孔34が形成されている。そして、保持器20の回転により保持器20の肉抜き部30に動圧が発生する構成とされている。 (もっと読む)


【課題】ころ13に作用するスラスト荷重の径方向分力を小さくし、ころ13の外径側端面と、軌道輪11、12の鍔部11b、12bもしくは保持器14との当接部の摩擦を低減して軸受のトルクを低減すると共に、前記当接部でのかじりや焼付きの発生を防止することを目的としている。
【解決手段】一対の軌道輪11、12と、前記一対の軌道輪11、12の軌道面11a、12aの間に、転動自在に配置された複数のころ13とを有するスラストころ軸受10であり、前記ころ13の転走面にフルクラウニングを施すとともに、前記ころ13の転走面13aと前記軌道輪11、12の軌道面11a、12aとの接触位置のうち少なくとも一箇所が、前記ころ13の長手方向中心よりも、前記スラストころ軸受10の径方向外側となるように、前記軌道面11a、12aにクラウニングを施した。 (もっと読む)


【課題】外輪部材の螺旋凸条と円周溝で係合して自転しながら公転する各遊星ローラに、外部からのスラスト荷重が均等に負荷されるようにすることである。
【解決手段】スラスト軸受18によって支持される各遊星ローラ6の支持端面6bから円周溝6aの所定の基準位置までの距離を、これらの各遊星ローラ6の円周溝6aに外輪部材5の螺旋凸条5aが嵌まり込むときに、各遊星ローラ6の支持端面6bの軸方向位置が互いに合致するように、各々異なる寸法に設定することにより、外輪部材5の螺旋凸条5aと円周溝6aで係合して自転しながら公転する各遊星ローラ6に、外部からのスラスト荷重が均等に負荷されるようにした。 (もっと読む)


【課題】所望の品質を付与しつつ、光輝焼入処理におけるRXガスの流量を低減することによりCOの排出量を抑制することを可能とする鋼の熱処理方法、機械部品の製造方法および機械部品を提供する。
【解決手段】バッチ式の熱処理炉を用いた鋼の熱処理方法は、熱処理炉の扉を開け、高炭素クロム軸受鋼からなる被処理物を炉内に装入する工程と、扉を閉じる工程と、RXガスを供給しつつA点以上の温度である熱処理温度に炉内の雰囲気を加熱して、雰囲気のカーボンポテンシャル値を予め決定された値に調整する工程と、脱炭が抑制されつつ被処理物が上記熱処理温度に加熱される工程と、A点以上の温度からM点以下の温度に冷却されることにより、被処理物が焼入硬化される工程とを備えている。そして、上記熱処理温度に加熱される工程では、ガス置換回数が0.78未満となるように炉内にRXガスが供給される。 (もっと読む)


【課題】レースをバックアップする部分の剛性が低い状態での耐久性確保と、製造コストの低廉化とを両立できる構造を実現する。
【解決手段】フランジ部7cの円周方向複数個所に、軸方向に関して、それぞれフランジ部7cの先端縁よりもレース部6a側に凹んだ切り欠き部20を形成する。これら各切り欠き部20の底縁よりもレース部6aに寄った部分に、径方向に関してフランジ部7cよりも、レース部6aと反対側に突出する突出部を設ける。そして、これら各突出部を、レース4cを装着する相手部材からレース4cが抜け出る事を防止する為のレース抜け止め用係止部21とする。 (もっと読む)


本発明は、アキシアル方向のためのスラスト軸受を形成している転がり軸受であって、上側リング、下側リング、及び上側リングと下側リングとの間に配置されている少なくとも1列の転がり要素を有している転がり軸受と、上側リングと接触している軸受キャップと、下側リングと接触していると共に懸架バネのための支持手段を形成している支持キャップとを備えている、自動車両のためのサスペンション用スラスト軸受装置に関する。支持キャップが、高剛性材料から成る本体と、本体に固定されている可撓性材料から成るシールとを備えており、シールが、軸受キャップに又は転がり軸受の上側リング及び下側リングのうち一方のリングに摩擦接触している動的なシールリップを備えており、シールリップが、転がり軸受の少なくとも転がり要素を収容している密閉空間の境界をラジアル方向において形成している。支持キャップが、シールの下側端部が接続されている環状リングであって、懸架バネのための支持面を形成している環状リングを備えている。
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