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国際特許分類[F16C35/063]の内容

国際特許分類[F16C35/063]に分類される特許

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【課題】車輪用軸受装置において、外側継手部材の軸部とハブ輪とを結合する凹凸嵌合構造を形成するための凸部の形状を適正に管理することで、ハブ輪の不当な膨張を防止しつつ、凹凸嵌合構造の密着性の向上を図る。
【解決手段】
継手外輪5の軸部12に軸方向に延びる凸部35を設ける。軸部12をハブ輪1の孔部22に圧入してハブ輪1の内径面に凸部35に密着嵌合する凹部36を形成し、凹凸嵌合構造Mを構成する。圧入開始側端部における軸直角断面で凸部35の頂部を通る円の直径をD1、圧入開始側端部を除く軸方向の任意位置Xにおける軸直角断面で凸部35の頂部を通る円の直径をD2(X)、圧入開始側端部における軸直角断面で基準円C0上の凸部35の歯厚をL1、任意位置Xにおける軸直角断面に基準円C0を投影した円C1上での凸部35の歯厚をL2(X)とした場合に、|D1−D2(X)|の値が0.2mm以下で、|L1−L2(X)|の値が0.1mm以下になるように管理した。 (もっと読む)


【課題】安価に製造が可能な従来の鋳造により素材成形される鋳鉄製の回転軸を用い、この回転軸を支承する分割転がり軸受装置の転動体が転動しても回転軸の軸受部位の剥離、磨耗を抑制する軌道状態とすることができる分割転がり軸受装置を提供する。
【解決手段】鋳鉄鋳造製カムシャフト10を支承する分割転がり軸受装置であって、分割転がり軸受装置の内側軌道面が構成されカムシャフト10より高硬度の材質で構成されると共に周方向一部を構成する部分内輪47と、分割転がり軸受装置の外側軌道面が構成され環状に形成されて周方向の少なくとも一部が分割されて構成される分割外輪42と部分内輪47と分割外輪42との間には複数のころ45と、ころ45を保持する分割保持器46と、が構成されている。 (もっと読む)


【課題】ハブ輪と外側継手部材とが凹凸嵌合構造を介して結合された車輪用軸受装置において、再構成後の凹凸嵌合構造の精度確認を容易かつ正確に行うことを可能とする。
【解決手段】ハブ輪21と外側継手部材3とは、凸部41が設けられた軸部5をハブ輪21の孔部24に圧入して凸部41で凹部42を形成し、凸部41と凹部42の嵌合部位43が密着する凹凸嵌合構造Mを介して結合される。凹凸嵌合構造Mは、ボルト部材30を取り外した状態での軸方向の引き抜き力の付与によって分離可能で、また、ボルト孔5dへのボルト部材30の再度のねじ込みによって再構成可能である。ハブ輪21にはボルト部材30を受ける受け部23aが設けられ、軸部3には、凹凸嵌合構造Mが構成された状態で受け部23aの内周に嵌入される嵌入部としての小径部5aが設けられている。この小径部5aは、凹凸嵌合構造Mの精度・態様を確認するための部位として活用される。 (もっと読む)


【課題】シール付き玉軸受のシール部材の耐久性を容易に向上し得る自動車用ウォータポンプを提供する。
【解決手段】ポンプハウジング3の内周側に挿通配置された駆動軸4の一端部にインペラ5が固定される一方、他端部にプーリ6が固定され、該プーリ6が筒状部11の外周に圧入されたシール付き玉軸受7に圧入されることによって、該軸受7を介してプーリ6が回転自在に支持されると共に該プーリ6を介して駆動軸4が回転自在に支持された自動車用ウォータポンプ1において、外部に直接臨む軸受7の側部に、薄肉の金属円板をプレス成形してなる円環状の遮蔽板15を隣接配置して、該遮蔽板15により当該軸受7のインペラ5側の端面全体を覆うことによって、当該軸受7が雨水等に直接晒されないようにした。 (もっと読む)


【課題】内輪と後蓋との接触面圧の偏りを解消して、フレッチング摩耗の発生を防止することができる鉄道車両用軸受ユニットを提供する。
【解決手段】車軸1に嵌合される複列軸受3と、複列軸受3の内輪12の車軸軸方向内側端面に接触し、車軸1に嵌合される後蓋23と、を備え、後蓋23の内輪12との接触部23aが曲面により形成される。 (もっと読む)


【課題】プロペラ・シャフトの長さを長くすることを可能とする。
【解決手段】インナー・スプライン91を中空部89の内周部に備えた後輪側出力軸41の外周部の軸受嵌合部101をユニット・ベアリング87によりトランスファ・ケース5の開口部88の軸受支持部111に回転自在に支持し、中空部89に、プロペラ・シャフト45の軸端部47を挿入してインナー・スプライン91にスプライン47bを相対回転不能にスプライン結合したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】
転がり軸受もしくは転がり軸受装置において、製造コストを増加することなく、固定輪のクリープの発生を防止する。
【解決手段】
外輪11を固定側として、内輪12を回転側として使用される転がり軸受10において、外輪11の外周面11bは、外輪11の軌道溝11aの中心O11aに対して負荷圏側に偏心した中心O11bを有する。すなわち、外輪11は、負荷圏側の肉厚を大きくした形状となっている。そのため、転動体から負荷される荷重が比較的大きくなる負荷圏側において、外輪11に生じる周方向ひずみが小さくなり、固定輪側で生じるクリープの発生を防止することができる。 (もっと読む)


【課題】生産性の向上およびアウトガスの低減を図るとともに共振周波数変動およびトルク変動の発生を防止する。
【解決手段】同軸に配置された内輪3a,3bおよび外輪5a,5bと、これら内輪3a,3bと外輪5a,5bとの間の円環状空間に周方向に間隔をあけて複数配置される転動体7とを備え、軸方向に間隔をあけて配列される2つの転がり軸受1A,1Bと、転がり軸受1A,1Bの内輪3a,3bに嵌合されるシャフト13と、転がり軸受1A,1Bの外輪5a,5bを嵌合させる嵌合孔25を有するスリーブ23とを備え、内輪3a,3bが、軸方向の一端に配置されてレーザ照射により熱変形しシャフト13に押し付けられて摩擦力によって固定される熱変形部35a,35bを備える転がり軸受装置10を提供する。 (もっと読む)


【課題】生産性の向上およびアウトガスの低減を図るとともに共振周波数変動およびトルク変動の発生を防止する。
【解決手段】内輪軌道面30a,30bを有する内輪3a,3bおよび外輪軌道面50a,50bを有する外輪5a,5bと、これら内輪3a,3bと外輪5a,5bとの間に各軌道面30a,30b,50a,50bにより形成される円環状空間に周方向に間隔をあけて複数配置される転動体7とを備え、軸方向に間隔をあけて配列される2つの転がり軸受1A,1Bと、転がり軸受1A,1Bの内輪3a,3bに嵌合されるシャフト13と、転がり軸受1A,1Bの外輪5a,5bを嵌合させる嵌合孔25を有するスリーブ23とを備え、内輪3a,3bが、軸方向の一端に軌道面30a,30bから離れる方向に延び、レーザ溶接により局所的に熱変形してシャフト13に接合される突出部34a,34bを備える転がり軸受装置10を提供する。 (もっと読む)


【課題】相対的に径方向の内外位置に相対回動可能とされて配置される内輪部材と外輪部材とを備えた回転部材を板材からなる被取付部材に取付けるにあたり、部品点数は少なさを維持しつつ、内輪部材の外周形状が歪むのを抑制する。
【解決手段】被取付部材55の端面から延出して一体形成された突起63に内輪部材37が外嵌固定される構成であり、内輪部材37の突起63への外嵌固定構成は、内輪部材63には軸方向に貫通する四角形の貫通孔39が形成されており、貫通孔39に突起63が挿入され、突起63の先端部63tが径方向外方に拡がるように塑性変形させられることにより被取付部材55にかしめられて固定されるものであり、該かしめ固定される際における突起63の形状は、軸方向の少なくとも塑性変形させられる範囲には貫通孔39の角部に嵌まる角部を有しない形状とされている。 (もっと読む)


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