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国際特許分類[F16D27/115]の内容

国際特許分類[F16D27/115]に分類される特許

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【課題】トルク伝達効率の低下を招くことなく軽量化及び短軸化を図ることができる駆動力伝達装置を提供すること。
【解決手段】フランジ付連結部材4は、駆動力が入力される軸部31と、軸部31の一端に形成されたフランジ部32とを備えてなり、同フランジ付連結部材4は、その軸部31がフロントハウジング2と同軸配置され、フランジ部32がフロントハウジング2の底部2aの軸方向外面Sに当接された状態で、ボルト33によりフロントハウジング2に連結される。また、フランジ部32には、その外周縁から軸方向に延設された筒状の係合部35が設けられており、同係合部35は上記締結によりフロントハウジング2の外周に配置されるように構成され、係合部35及びフロントハウジング2をスプライン嵌合させる。そして、フランジ付連結部材4は、その軸部31においてフロントハウジング2と締結される。 (もっと読む)


【課題】部品点数の増加を抑えつつ引き摺り損失を低減できる係合装置を提供する。
【解決手段】ブレーキ20Aは、固定部材22と第1摩擦部材31とを、間隔Xが広がった解放位置から間隔Xが狭まった係合位置へ移行する過程で軸線Ax方向に相対移動可能かつ相対回転不能な状態に結合するとともに係合位置から解放位置へ移行する過程で切り離す噛み合い結合部40と、可動部材21と第2摩擦部材32とを相対回転不能な状態に結合するスプライン結合部35と、係合位置から解放位置へ移行する過程で第1摩擦部材31が固定部材22から切り離される際に、第1摩擦部材31を第2摩擦部材32とともに可動部材21に保持するスナップリング37とを備えている。 (もっと読む)


【課題】差動機構と該差動機構への伝達トルクを可変制御するカップリング機構とが一体化された車両の動力伝達装置において、差動機構を収容するデフ室からカップリング機構を収容するカップリング室へのオイル漏れによる問題を防止する。
【解決手段】デフ室Xに、差動機構やドライブピニオンシャフト20の軸受47、48等を潤滑するオイルが貯留され、かつ該デフ室Xとカップリング室Yとの間に、デフ室Xからカップリング室Yへのオイルの流入を阻止するオイルシール52が備えられている構成において、前記カップリング室Yの底部に、前記オイルシール52を通過してカップリング室Yに流入したオイルを検出するオイル漏れセンサ61を配置し、その検出信号を導線61a、61aを介してハウジング外部の制御装置へ出力する。 (もっと読む)


【課題】調整作業後の特性変化を防止できると共に、サイズの大型化を抑制し、調整を容易に行うことができる動力伝達装置を提供する。
【解決手段】外側回転部材3と、内側回転部材5と、クラッチ機構7と、電磁石9とを備えた動力伝達装置1において、外側回転部材3が、クラッチ機構7が配置されたクラッチハウジング11と、このクラッチハウジング11と一体回転可能に電磁石9の周囲に設けられ電磁石9の励磁による磁束を透過する磁束透過部13を有するロータ15とを備え、磁束透過部13と電磁石9のコア17との径方向間に、磁束透過部13とコア17との間で磁束を透過可能な微少隙間のエアギャップ19を設け、磁束透過部13の電磁石9と径方向に対向して外部に露出する部分に、磁束透過部13を磁束が透過して形成される磁路を調整する調整領域23を設けた。 (もっと読む)


【課題】車両用湿式多板クラッチ装置において、低温時に発生する過大な引き摺りトルクを低減することができる車両用湿式多板クラッチ装置を提供する。
【解決手段】電子制御カップリング26が暖機を必要とする予め設定された所定温度Ta以下となると、メインクラッチ62が予め設定された押圧力F2で押圧される。このとき、インナプレート64aとアウタプレート64bとは、線接触するため、インナプレート64aとアウタプレート64bとが滑り易い状態となる。したがって、メインクラッチ62が押圧されると、インナプレート64aとアウタプレート64bとの間で滑りが発生し、その際に発生する摩擦熱によって装置が暖機される。上記のように暖機されることで、油温Toilが上昇して油の粘度が低くなるため、過大な引き摺りトルクが低減される。 (もっと読む)


【課題】メインクラッチと操作機構の隙間調整を独立して行うことができる動力伝達装置を提供する。
【解決手段】外側回転部材3と、内側回転部材5と、メインクラッチ7と、パイロットクラッチ9と電磁石11とを有するアクチュエータ13と、操作機構15とを備え、外側回転部材3が、有底状のハウジング19と、ロータ21とを備えた動力伝達装置1において、ロータ21が、パイロットクラッチ9と軸方向に隣接配置された磁路形成部23と、操作機構15と軸方向に隣接配置された隙間調整部25とを有し、隙間調整部25を、磁路形成部23との径方向間に形成された螺合部27を介して磁路形成部23と一体回転可能に螺合し、メインクラッチ7と操作機構15とを、隙間調整部25を螺合部27に螺合することによる隙間調整部25の軸方向移動によって軸方向隙間を調整した。 (もっと読む)


【課題】トランスアクスルケース内の潤滑油の温度を好適に調節することができる4輪駆動車両用動力伝達装置の制御装置を提供する。
【解決手段】動力伝達装置10の中央差動歯車装置26の差動を制限する差動制限装置28は、電磁石74への電流iを制御して第1摩擦板128および第2摩擦板130間の摩擦係合トルクTを変化させることにより、中央差動歯車装置26の差動制限トルクを調節する電子制御カップリング装置69を備えたものであり、トランスアクスルオイルの温度Toilに応じて電子制御カップリング装置69の摩擦係合トルクTを変化させる摩擦係合トルク制御手段172を備えることから、第1および第2摩擦板間の摩擦熱がトランスアクスルオイルおよびハイポイドギヤオイルに伝達されるので、それら潤滑油の温度の適正温度への上昇を好適に早めることができる。 (もっと読む)


【課題】カップリングの摩擦板間の差回転に比例して大きくなる引きずりトルクを好適に抑制して、燃費性低下および耐久性低下を抑制することができる車両用カップリングを提供する。
【解決手段】フロントハウジング46とインナシャフト48との差回転にしたがって、メインカム54をメインクラッチ50から離間させる押圧力を発生させる油圧機構を備えるため、フロントハウジング46とインナシャフト48との差回転にしたがって大きくなる引きずりトルクに対して、その差回転の大きさに応じた押圧力でメインカム54がメインクラッチ50から離間させる方向に押圧させられるに従い、上記引きずりトルクが効果的に抑制される。上記より、引きずりトルク増加に伴う燃費悪化や発熱量増大による耐久性低下を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】低温時及び高温時にクラッチプレート間の引き摺りトルクを低減することができる駆動力伝達装置を提供する
【解決手段】駆動力伝達装置1は、潤滑油を収容する収容空間2aを有し、回転軸線Oの回りに回転するハウジング2と、収容空間2aに一端部が収容され、ハウジング2と相対回転可能に配置されたインナシャフト3と、収容空間2aに収容され、押圧力を受けてハウジング2とインナシャフト3とをトルク伝達可能に連結するメインクラッチ4と、メインクラッチ4に押圧力を付与するメインカム7aと、メインカム7aに軸方向に対向するように配置され、中温域から低温域への温度変化、及び中温域から高温域への温度変化よって変形し、低温域及び高温域でメインカム7aにメインクラッチ4から離れる方向の力を付与する温度感応部材20とを備える。 (もっと読む)


【課題】引き摺りトルクを低減するための部品を追加しなくとも、被牽引時における引き摺りトルクを抑制することができる駆動力伝達装置及び潤滑油を提供する。
【解決手段】駆動力伝達装置1は、四輪駆動車101の前輪104の回転に伴って回転するインナクラッチプレート4aと、四輪駆動車101の後輪105の回転に伴って回転するアウタクラッチプレート4bと、インナクラッチプレート4aとアウタクラッチプレート4bとを摩擦係合させる押圧機構10と、押圧機構10の非作動時にインナクラッチプレート4aとアウタクラッチプレート4bとの間に介在し、前輪104又は後輪105の一方が回転する二輪被牽引時におけるインナクラッチプレート4aとアウタクラッチプレート4bとの差動回転により、これらのクラッチプレート間にキャビテーションによる気泡を発生させる潤滑油20とを備える。 (もっと読む)


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