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国際特許分類[F16D27/115]の内容

国際特許分類[F16D27/115]に分類される特許

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【課題】電磁クラッチ装置のコイルに電流を供給した場合に、アーマチュアをヨーク側に確実に引き寄せることができる駆動力伝達装置を提供する。
【解決手段】アーマチュア43と移動カム部材52との軸方向に対向する端面のうち少なくとも一方に、内周側に開口し且つ外周側に閉塞された径方向溝121が形成される。遠心力により径方向外側へ移動する潤滑油が、当該径方向溝121に進入することにより圧縮され、アーマチュア43と移動カム部材52とを軸方向に引き離す方向の力を発生する。これにより、磁気回路Caによる軸方向力Faと潤滑油による軸方向力Fcの合計が、アーマチュア43から移動カム部材52への漏れ磁束による磁気回路Cbにより発生する軸方向力Fbよりも大きくできるため、アーマチュア43をヨーク41側に確実に引き寄せることができる。 (もっと読む)


【課題】カム・リングの傾きを許容し且つがた打ち音を抑制できるトルク断続装置を提供する。
【解決手段】ハブ・シャフト7及びクラッチ・ハウジング5と、ハブ・シャフト7及びクラッチ・ハウジング5間に設けられてハブ・シャフト7及びクラッチ・ハウジング5間のトルク伝達を断続する多板のメイン・クラッチ9と、メイン・クラッチ9に対向配置されて軸方向移動によりメイン・クラッチ9を締結可能な押圧プレート71と、ハブ・シャフト7の外周面に軸方向移動可能に嵌合するカム・リング75を備え押圧プレート69を軸方向移動させるカム機構67と、カム・リング75の回転制限を電磁石41の動作に起因して行わせるアーマチャ71及びパイロット・クラッチ73と、を備えたトルク断続装置1であって、ハブ・シャフト7に、カム・リング75の倒れを許容してカム・リング75を嵌合させるリング嵌合部95を設けたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】消費電力を抑えた状態で電動モータの性能に拘わらず登坂・加速性能と高速性能を両立して向上させる。
【解決手段】電磁クラッチ9に電力を供給してクラッチケース14側を非接続状態にし、低速歯車16及びワンウエイクラッチ20を介して低速伝達歯車19に入力軸11からの動力を出力軸17に伝達し、電磁クラッチ9への電力の供給を停止することでクラッチケース14側を接続状態にし、高速歯車15から高速伝達歯車18に入力軸11からの動力を出力軸17に伝達し、走行の頻度が高い高速段側で電磁クラッチ9に電力を供給しない状態で、低速段の達成による登坂・加速性能と、高速段の達成による高速性能を駆動系で両立させ、電力消費を抑制する。 (もっと読む)


【課題】引き摺りトルクを低減することができるとともに、NV性能の悪化を抑制することができる駆動力伝達装置を提供する。
【解決手段】駆動力伝達装置1は、パイロットクラッチ5のクラッチ動作による作動によってハウジング2からの回転力をメインクラッチ4のクラッチ力となる第1のカム推力Pに変換する第1のカム機構7と、第1のカム機構7による第1のカム推力Pの変換に先行して作動し、メインクラッチ4に押付部材としてのメインカム80を接近させるための第2のカム推力Pを発生させる第2のカム機構8とを備え、第1のカム機構7は、ハウジング2の回転力をパイロットクラッチ5から受けて回転するコントロールカム70を有し、第2のカム機構8は、その作動力となる回転力をコントロールカム70から受けて回転するメインカム80を有する。 (もっと読む)


【課題】電磁石による磁力以上の力で電磁クラッチのアーマチュアを軸方向に押し付けることが可能な駆動力伝達装置を提供する。
【解決手段】駆動力伝達装置1は、同軸上で相対回転可能なハウジング2及びインナシャフト3と、軸方向の推力を受けてハウジング2及びインナシャフト3をトルク伝達可能に連結するメインクラッチ4と、電磁石51の磁力によるアーマチュア52の軸方向一側への移動によって作動するパイロットクラッチ5と、パイロットクラッチ5によって伝達される回転力を受けるパイロットカム61、及びパイロットカム61との相対回転により回転力を推力に変換してメインクラッチ4に作用させるメインカム62を有する第1のカム機構6と、パイロットカム61とメインカム62との相対回転に基づいてメインカム62とアーマチュア52とを軸方向に離間させる推力を発生する第2のカム機構7とを備える。 (もっと読む)


【課題】引き摺りトルクを低減することができるとともに、クラッチ動作の応答性を高めることができる駆動力伝達装置を提供する。
【解決手段】駆動力伝達装置1は、パイロットクラッチ5のクラッチ動作による作動によってハウジング2からの回転力をメインクラッチ4のクラッチ力となる第1のカム推力Pに変換する第1のカム機構7と、第1のカム機構7による第1のカム推力Pの変換に先行して作動し、メインクラッチ4に第2のメインカム80を接近させるための第2のカム推力Pを発生させる第2のカム機構8とを備えた。 (もっと読む)


【課題】入力軸と出力軸との芯ずれによるNV性能の悪化を抑制することができる駆動力伝達装置を提供する。
【解決手段】駆動力伝達装置1は、エンジンの駆動トルクを継手113から受けて回転するハウジング2と、ハウジング2にメインクラッチ4を介して断続可能に連結され、駆動トルクをドライブピニオンシャフト108に伝達するインナシャフト3とを備え、インナシャフト3は、ドライブピニオンシャフト108に嵌合する第1の芯出し用嵌合部31a及び第2の芯出し用嵌合部31bを有し、第1の芯出し用嵌合部31a及び第2の芯出し用嵌合部31bがドライブピニオンシャフト108の軸線上で互いに並列して配置されている。 (もっと読む)


【課題】電磁石による磁力以上の力で電磁クラッチのアーマチュアを軸方向に押し付けることが可能な駆動力伝達装置を提供する。
【解決手段】駆動力伝達装置1は、同軸上で相対回転可能なハウジング2及びインナシャフト3と、軸方向の推力を受けてハウジング2及びインナシャフト3をトルク伝達可能に連結するメインクラッチ4と、電磁石51の磁力を受けたアーマチュア52の軸方向一側への移動によって作動するパイロットクラッチ5と、パイロットクラッチ5によって伝達される回転力をメインクラッチ4を押し付ける推力に変換する第1カム機構6と、ハウジング2とアーマチュア52との相対回転によってアーマチュア52を軸方向一側へ押し付ける推力を発生させる第2カム機構7とを備える。 (もっと読む)


【課題】制御トルクの精度を向上することができる動力伝達装置を提供する。
【解決手段】回転可能に配置され駆動トルクが入力される入力部材3と、この入力部材3と相対回転可能に配置され入力部材3に入力された駆動トルクを出力する出力部材5と、入力部材3と出力部材5との間に配置され入力部材3と出力部材5との間に伝達される駆動トルクを断続する断続部7と、この断続部7を作動させる操作機構9と、この操作機構9を作動させる起動源11とを備えた動力伝達装置1において、出力部材5の軸トルクを計測する検出手段13と、この検出手段13と起動源11に接続され検出手段13が計測した出力部材5の軸トルクが目標とする駆動トルクとなるように起動源11の起動を制御する制御手段とを有した。 (もっと読む)


【課題】カム機構を作動させるためのトルク及びサイズの増大を抑制しながらカム機構の一対のカム部材が中立状態から相対回転することを抑制することが可能なカム機構、及びカム機構を備えた駆動力伝達装置を提供する。
【解決手段】カム機構7は、第1のカム面702a,712aを有する第1のカム溝702,712、及び第1のカム溝702,712よりも浅い第2のカム溝703,713がそれぞれの対向面に形成されたメインカム70及びパイロットカム71と、メインカム70及びパイロットカム71の間に介在する第1のカムボール72及び第2のカムボール73とを備え、第1のカムボール72は、第1のカム溝702,712を周方向に転動することでメインカム70及びパイロットカム71を離間させる方向のカム推力を発生させ、第2のカムボール73は、中立状態において第2のカム溝703,713に嵌合する。 (もっと読む)


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