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国際特許分類[F16D3/205]の内容

国際特許分類[F16D3/205]に分類される特許

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【課題】加工工数および部品点数の削減でコスト低減を図り、外側継手部材の軽量化が図れ、ブーツの成形性および組み付け性、内部部品の抜け止め性能を向上させる。
【解決手段】三本のトラック溝12の内側壁に互いに対向するローラ案内面14が形成された外側継手部材10と、径方向に突出した三本の脚軸22を有するトリポード部材20と、その脚軸22に回転自在に支持されると共に外側継手部材10のトラック溝12に転動自在に挿入されてローラ案内面14に沿って案内されるローラ30とを備え、外側継手部材10の開口部11を閉塞するブーツ50の大径端部51を開口部11の外周面に装着したトリポード型等速自在継手であって、ブーツ50の大径端部51の内周面の全周に亘って、外側継手部材10の径方向内側に向けて張り出してトラック溝12から突出するフランジ部54を設ける。 (もっと読む)


【課題】高周波焼入れの移動焼入れでもって、大内径部に硬化層を形成することなく強度的に優れたトリポード型等速自在継手の外側継手部材を成形できる熱処理方法、このような熱処理方法で構成された外側継手部材及びトリポード型等速自在継手を提案する。
【解決手段】円周方向に向き合った案内面27と両案内面27,27間に設けられた大内径部46からなるトラック溝26が内周の三箇所に形成される外側継手部材21に対して、高周波誘導加熱コイル51が相対的に軸方向に移動する移動焼入れにて、外側継手部材21の案内面27に硬化層Sを形成するためのものである。高周波誘導加熱コイル51には、発生する磁力線を遮断する磁力線遮断体Aが配置され、磁力線遮断体Aによる磁力線遮断によって、外側継手部材21の大内径部46を未焼き部50とする。 (もっと読む)


【課題】追加の部品、追加の加工、追加の操作を必要とすることなく、抜け止め効果を発揮するトリポード型等速自在継手の抜け止め機構を提供する。
【解決手段】ローラがトラニオンジャーナルに対して首振り可能で、かつ、トラニオンジャーナルの軸線方向に移動可能なトリポード型等速自在継手において、トラック溝124のハウジング大端面122付近でかつハウジング120の内径側に、トラック溝124に突出した突起128aを設け、トラック溝124のハウジング大端面122付近でかつハウジング120の外径側に、ローラ136の外径以上の距離をあけて対向した一対の切欠き128bを設ける。組立てに際しては、ハウジング大端面122からトラック溝124にローラ136を挿入する際にハウジング120の軸線に対して角度αaをつけて挿入するものとし、その角度αaをローラ136がトラニオンジャーナル114に対して首振り可能な最大角度αbよりも大きく設定する。 (もっと読む)


【課題】高周波焼入れの移動焼入れでもって、大内径部に硬化層を形成することなく強度的に優れたトリポード型等速自在継手の外側継手部材を成形できる熱処理方法、このような熱処理方法で構成された外側継手部材及びトリポード型等速自在継手を提案する。
【解決手段】円周方向に向き合ったローラ案内面27と両ローラ案内面27,27間に設けられた大内径部46からなるトラック溝26が内周の三箇所に形成される外側継手部材21に対して、高周波誘導加熱コイル51が相対的に軸方向に移動する移動焼入れにて、外側継手部材21のローラ案内面27に硬化層Sを形成するためのものである。高周波誘導加熱コイル51には、発生する磁力線を遮断する磁力線遮断体Aが配置され、磁力線遮断体Aによる磁力線遮断によって、外側継手部材21の大内径部46を未焼き部50とする。 (もっと読む)


【課題】製品(トリポード部材)にセンター穴を必要とせず、かつセンター出し冶具が不要となる軸心位置補正装置、軸心位置補正方法、トリポード部材、及びトリポード型等速自在継手を提案する。
【解決手段】ボス2と、ボス2の円周方向三等分位置から半径方向に突出した脚軸3とを有するトリポード部材1の軸心位置補正するものである。ボス2の軸線が鉛直線上に配置されるトリポード部材1に対してその脚軸3の胴部3aの高さ位置を検出する。その高さ位置のピーク値と製品寸法データとに基づいて、脚軸3の軸心位置決めを行う。 (もっと読む)


【課題】 ブーツ端部の凹溝の隅部への応力集中を緩和し、ブーツの長寿命化を図る。
【解決手段】 一端に開口部16を有する外側継手部材10と、その外側継手部材10との間でボール30を介して角度変位を許容しながらトルクを伝達する内側継手部材20とを備え、外側継手部材10の開口部16を閉塞する筒状のブーツ70の大径端部72を外側継手部材10の開口部16に装着すると共にブーツ70の小径端部74を内側継手部材20から延びるシャフト60に装着し、ブーツ70の大径端部72および小径端部74の外周の凹溝71,73に帯板状のブーツバンド56,58を嵌合させてブーツバンド56,58によりブーツ70の大径端部72を外側継手部材10に締め付け固定すると共にブーツ70の小径端部74をシャフト60に締め付け固定した等速自在継手であって、シャフト60に締め付け固定されるブーツ70の小径端部74の凹溝73に突起77を設けると共に、ブーツバンド58の内周面に突起77が嵌まり込む凹部57を設ける。 (もっと読む)


【課題】インナ部材が傾斜したときであってもローラ部材が移動する際の抵抗を低減するとともに、優れた耐久性を示す等速ジョイントを得る。
【解決手段】等速ジョイント10を構成するインナ部材16のトラニオン28a〜28cには、アウタ部材12のトラック溝22a〜22cに摺動自在に係合するローラ部材36を挟むようにして、第1ベアリング34及び第2ベアリング38が装着される。一方、アウタ部材12には、トラック溝22a〜22cの断面を狭小化する凸部72、74、76、78が突出形成される。インナ部材16、ひいてはトラニオン28a〜28cが傾斜したとき、第1ベアリング34の下カバー46aが凸部72、74に当接するか、又は、第2ベアリング38の上カバー48aが凸部76、78に当接する。 (もっと読む)


【課題】内部にトルク伝達軸を付勢するためのコイルばねを収納した摺動式等速自在継手において、コンパクトなばね受け部材を使用しながら、作動角が高角度になった場合でも、ばね受け部材がローラ幅面の段差部に落ち込むことを防止することである。
【解決手段】外側継手部材11、摺動可能な内側継手部材12、内側継手部材12の中心に嵌合されたトルク伝達軸13及びばね受け部材15及びばね受け部材15と外側継手部材11の内底面との間に介在されたコイルばね14とからなる摺動式等速自在継手において、ばね受け部材15を皿形に形成することによりコンパクト化を図る一方、コイルばね14のピッチの大きさを当該コイルばね14がローラ28と干渉した場合においてもローラ28がピッチ間のすき間に入り込み難い大きさに設定した。 (もっと読む)


【課題】専用の打ち込み治具を用いることなく、簡単に装着でき、しかも、破壊することなく、取り外すことができるシャフト用止め輪を提供する。
【解決手段】等速自在継手の内側継手部材26に嵌入されるシャフト32の端部に設けられた周方向凹溝36に嵌着されるシャフト用止め輪である。拡縮を許容する径方向スリット60を有する断面矩形状のリング体である。自由状態において、内径寸法が周方向凹溝36の開口径寸法D3よりも小さく設定される。径方向スリット60に対向する止め輪端部に、拡径用工具70の一部が係合する工具係合部を設ける。拡径用工具70による拡径操作によって内径寸法が周方向凹溝36の開口径寸法D3よりも大きい拡径状態となる。 (もっと読む)


【課題】最大切れ角量を向上させることができる、高切れ角型トライポッド等速ジョイントを提供する。
【解決手段】エンジンの回転動力を伝達し、内部にトラック溝が形成されているハウジングと、前記ハウジングの回転動力が伝達されて回転するシャフトと、前記ハウジングとシャフトとを連結するために前記シャフトの一端に連結されて前記ハウジングの内部に設けられ、三つのトラニオンが形成されて前記トラック溝に挿入されるスパイダーと、前記スパイダーのトラニオンの外周面に設けられ、上端部の外周面に突起部が突出形成されているインナーローラーと、前記インナーローラーの外周面に設けられるニードルローラと、上端部の内周面および下端部の内周面に内側の最小径を有する突起部がそれぞれ突出形成されており、前記ニードルローラの外周面に設けられて前記ハウジングとシャフトとの摩擦を減少させるアウターローラーとを含む。 (もっと読む)


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