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国際特許分類[F16D65/092]の内容

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国際特許分類[F16D65/092]に分類される特許

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【課題】ディスクブレーキの制動時における各ブレーキパッドの挙動を安定させて、ブレーキ鳴きの発生を抑制すること。制動時に生じる各ブレーキパッドの巻き込みモーメントを小さくして、ライニングの偏摩耗を抑制すること。
【解決手段】ブレーキパッド40の裏板41は、板ばね80によってロータ径方向内側に向けて付勢されている。また、裏板41は、そのV字状の内周側トルク受け面41a(ライニング42のロータ径方向内側かつロータ周方向中央部にて裏板41に設けられている)にて、キャリパ20に一体的に設けた内周支持軸61と2箇所にて係合し、その外周側トルク受け面41b(ライニング42のロータ径方向外側かつロータ周方向中央部にて裏板41に設けられている)にて、キャリパ20に一体的に設けた外周支持軸62と1箇所にて係合している。 (もっと読む)


【課題】インナ側、アウタ側各パッド5aの姿勢の安定化を図れ、これら各パッド5aの引き摺り並びに振動(異音、ジャダー)を低減できる構造を実現する。
【解決手段】各パッド側係合部11a、11bと各サポート側係合部10a、10aとの当接部のうち、ロータの正転時にこのロータの回転方向前側で、前記各パッド5aに加わる接線力Ffを支承する部分Afを、これら各パッド5a、5bの図心Oを通る仮想円の、この図心Oに於ける仮想接線Kよりも、前記ロータの径方向に関し内側に位置させる。又、これと共に、同じく前記当接部のうち、前記各パッド5aに加わるモーメントMfを支承する部分Bf、Cfを、前記サポート2の周方向両端部で、且つ、前記仮想接線Kよりも、前記ロータの径方向に関し外側に位置させる。 (もっと読む)


【課題】製造効率を向上させるブレーキパッドの製造方法を提供する。
【解決手段】非透水性部材5の外周に、裏金2の貫通孔4の内径より大径の環状鍔部7を一体成形し、該非透水性部材5の円盤状本体部6を裏金2の貫通孔4に挿入すると共に環状鍔部7を接着材8により裏金2に固着した後、板状に予備成形されたライニング材3を裏金2に対して加熱・圧着して、ディスクブレーキパッド1を形成するので、裏金2とライニング材3とを加熱・圧着する際に、非透水性部材5の裏金2の貫通孔4への位置ずれが発生することはない。これにより、ディスクブレーキパッド1の製造効率を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】ディスクブレーキにおいて、ブレーキ鳴きの原因となる制動時のブレーキパッドの振動を抑制する。
【解決手段】ディスクブレーキのブレーキパッド5の摩擦ライニング12に取付開口23を設け、取付開口23に動吸振器16を取付ける。動吸振器16の質量要素である摩擦マス部材18を摩擦ライニング12と同材質とし、摩擦ライニング12と面一にして、制動時に摩擦ライニング12と共にディスクロータに押圧する。制動時のブレーキパッド5の1次曲げ振動を動吸振器16によって抑制してブレーキ鳴きの発生を低減する。ブレーキパッド5の固有振動数は、摩擦ライニング12の摩耗によって高くなるが、摩擦マス部材18も摩擦ライニング12と共に摩耗するので、動吸振器16の固有振動も高くなり、ブレーキパッド5と動吸振器16の固有振動数が一致した状態を維持することができる。 (もっと読む)


【課題】 外部障害物等による部品の損傷の虞れもなく、部品点数も少なく簡素な構造のパッド装着機構を提供することを目的とする。
【解決手段】 パッドホルダ4の蟻溝11に軸方向にスライドさせて装着したパッド部材19におけるアンカープレート6を、軸方向に直交する方向に付勢する付勢部材20を前記パッドホルダ4に設置したことにより、付勢部材20の付勢によって、パッド部材19におけるアンカープレート6が、スライド装着時に使用された蟻溝11の傾斜面(B面)に押し付けられて効果的にパッドホルダ4側すなわち枕木方向に移動するので、パッド部材19全体がパッドホルダ4側に押し付けられ、パッドホルダ4とパッド部材19との組付け誤差等に起因するガタが簡素な構造の機構によって効果的に吸収される。 (もっと読む)


【課題】クリープグローン音の発生を抑制可能なブレーキキャリパ及び車両用ディスクブレーキ機構を提供する。
【解決手段】車両用ディスクブレーキ機構10のキャリパ50は、ブレーキ作動時においてブレーキパッド80とパッド支持部66が当接して、当該ブレーキパッド80からのロータ回転軸を中心とするモーメント力を受けて支持部材20に伝達するマウンティングブラケット60を有し、正転側のパッド支持部66は、ロータ回転軸の径方向外側において、ブレーキパッド80と当接する外周側当接部位70と、ロータ回転軸の径方向内側において、ブレーキパッド80と当接する内周側当接部位76とを含み、外周側当接部位70と内周側当接部位76のうち、一方は、他方に比べて体積弾性率が低い部材である柔部材Eにより構成されている。柔部材Eには、例えば、合成樹脂が用いられる。 (もっと読む)


【課題】簡単な構造で構成して低コストで製造可能とするとともに、摩耗限界の検出状態を容易に且つ確実に視認可能にして見間違いや判断間違いをなくすことができる摩耗検出装置、摩擦材組立体及び摩擦材の摩耗検出システムを提供する。
【解決手段】パッド組立体10のプレッシャプレート12に取り付けられたシム板13の本体からは、脆弱部16を介して爪部15が一体的に延びており、プレッシャプレート12に取り付けられている検出タグ2を爪部15が覆い隠している。摩擦材11の摩耗が摩耗限界まで進んだとき、被制動部材と接触する爪部15は脆弱部16で破断して折損し、検出タグ2が露出する。検出タグ2の露出を外部で認識することにより、摩擦材11の摩耗が摩耗限界に達したことを容易に且つ確実に知ることができる。検出タグ12は、光反射タグ、又は無線で遣り取り可能な電子タグとすることができる。 (もっと読む)


モジュール式ブレーキパッドが提供される。モジュール式ブレーキパッドは、ブレーキ受け板及び少なくとも1つの予めモールドされた摩擦材料から構成される。摩擦材料は、ガイドレールの配置を使用して受け板に解除可能に取り付けられている。摩擦材料はまた、解除可能な固定ピンにより受け板に固定される。固定ピンは、受け板を通って摩擦部材の中に延びている。オプションの中間シム部を摩擦部材に設けることができる。 (もっと読む)


【課題】焼付け塗装した塗装物に水を吹き付けて該塗装物を冷却する場合の冷却時間を短縮可能な塗装物の冷却方法、及び焼付け塗装したブレーキ用部品の冷却時間を短縮可能なブレーキ用部品の製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】熱硬化性の塗料が焼付け塗装された塗装物1を冷却する冷却方法であって、塗料が焼付け塗装された塗装物1の表面に、塗装物1の表面と水との親和性を高める所定の表面処理を施す表面処理工程と、所定の表面処理が施された塗装物1の表面に水を吹き付けて塗装物1を冷却する冷却工程と、を有する。 (もっと読む)


【課題】キャリパ2bの爪部を省略した構造で、制動時に両パッド21a、22aによりロータ1を挟み込む事に対する反力を、十分支承可能な構造を実現する。
【解決手段】上記キャリパ2bのブリッジ部23aの先端面に、アウタパッド21aのプレッシャプレート28の外径側部分を、ボルト24aにより結合して、このアウタパッド21aを上記キャリパ2bと共に軸方向変位可能とする。又、サポート3aに固定された案内ピン4aの先端部を、上記プレッシャプレート28の周方向両端部で、上記ブリッジ部23aとの結合部よりも内径側に形成した係合孔に挿通する。そして、上記案内ピン4aの先端部とこの係合孔との係合により、上記反力の一部を支承する。 (もっと読む)


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