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国際特許分類[F16D65/66]の内容

国際特許分類[F16D65/66]に分類される特許

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【課題】パーキングブレーキ解除後における運転手によるブレーキ操作時に、ブレーキ操作が開始されてから実際に車輪に制動力が付与され始めるまでに要するブレーキ操作量のばらつきを抑制することができる電動ブレーキ装置及び車両の制動システムを提供する。
【解決手段】電動ブレーキ装置14は、電動モータ66で発生した駆動力に基づいて車両幅方向に進退移動するアジャスタナット68と、パーキングブレーキを解消させる場合に、アジャスタナット68の車両幅方向における内側への戻り量が規定量Hthとなるように電動モータ66を制御するブレーキ制御装置16と、を備える。ピストン62は、車両走行時におけるディスクロータ50の倒れ又は揺動によってパッド51と共に車両幅方向における内側に戻される。 (もっと読む)


【課題】電動モータを用いた構成でありながら、コンパクト且つ十分な制動力を発生できるディスクブレーキ装置を提供する。
【解決手段】ディスクブレーキ装置は、制動面4aを有したローター4と、キャリパと、制動面4aに対向して配置されるアウターパッド、インナーパッド43と、両パッドを制動面4aに押し付ける作動を行わせる制動作動機構とを有し、制動作動機構が、ベースプレート35と、インナーパッド43を保持するウェッジプレート37と、ベースプレート35に対してウェッジプレート37を制動面4aに平行且つローター4の回転方向にスライド移動させながら制動面4aに垂直な方向に移動させる第1運動変換機構と、回転駆動力を出力する電動モータユニット24と、電動モータユニット24の回転駆動力を用いてウェッジプレート37を制動面4aに平行且つローター4の回転方向にスライド移動させる第2運動変換機構とを備える。 (もっと読む)


【課題】ディスクとピストンとの間のクリアランスを一定に調節できる電動ブレーキを提供する。
【解決手段】車輪と共に回転する回転ディスク6と、機体に回転不能に支持され回転ディスク6に向けて変位可能な非回転ディスク4と、非回転ディスク4に向けて進退可能なピストン28と、ピストン28を直線移動させる電動モータ21と、電動モータ21を制御するコントローラ30とを備え、電動モータ21がピストン28を介して非回転ディスク4を回転ディスク6に押圧する電動ブレーキであって、ピストン28を非回転ディスク4に押圧するまで駆動した後に停止させる手段と、電動モータ21を停止した際に反力で押し戻されてピストン28が停止する位置を検出する手段と、停止位置に基づいてピストン28の初期位置を調節する手段とを備え、停止位置からピストン28を非回転ディスク4に向けて所定のストロークだけ移動させ、ピストン28の初期位置とする。 (もっと読む)


【課題】ディスクロータの温度を正確に推定する。
【解決手段】ブレーキユニットの電動モータは、ブレーキパッドをディスクロータに押し付けるように移動させるように構成される。摩擦係数推定部124は、ディスクロータの温度に対して予め準備されているマップを参照してディスクロータの摩擦係数を推定する。仕事量算出部114は、推定された摩擦係数と、ブレーキパッドのディスクロータへの押し付け力と、ブレーキパッドがディスクロータの摩擦摺動面上を移動した距離とを使用して、ブレーキパッドの仕事量を算出する。温度推定部118は、算出された仕事量と、予め準備されているディスクロータの熱容量とを使用して、ディスクロータの温度を推定する。 (もっと読む)


【課題】より的確に摩擦材と被摩擦材との間のクリアランスを一定に保て、精度の良いリリース制御が行えるようにする。
【解決手段】リリース制御時に、モータ電流IMOTORの変化に基づいてEPB2により発生させられるブレーキ力が0となるタイミングを検出すると共に、ブレーキ力0となってからモータ駆動を停止するまでの時間となる第2リリース制御時間KTR2をブレーキ力0となったときのモータ電流IMOTORの大きさに応じて設定する。このため、温度等に起因するモータ負荷の変動に対応して第2リリース駆動時間KTR2を設定することができる。したがって、モータ負荷に対応して、ブレーキパッドとブレーキディスクとの間のクリアランスを一定にすることが可能となる。これにより、より的確にブレーキパッドとブレーキディスクとの間のクリアランスを一定に保て、精度の良いリリース制御が行える。 (もっと読む)


【課題】 ブレーキパッドとブレーキロータの隙間を的確に管理し、制動時の応答性を高める。
【解決手段】 制動操作が直後に開始される状態で、電動モータ4を正方向に回転させてブレーキパッド2をブレーキロータ1に接触させ、制動操作時の応答を早め、制動操作状態から制動を終了する状態までブレーキペダルが戻された状態で、電動モータ4を逆方向に回転させてブレーキパッド2とブレーキロータ1の間に隙間を確保し、走行時のブレーキパッド2の引きずりを防止する。 (もっと読む)


【課題】必要なストロークを確保でき、しかも、大きな増力比を得られる構造を得て、小型で、しかも、パーキングブレーキ作動時に大きな制動力を得られ、且つ、制動解除後の引き摺りを防止できる構造を実現する。
【解決手段】ロータの側面と、インナ、アウタ両パッド2a、3aとの隙間を塞ぐ際には、アジャスタスクリュー16とインプットスクリュー17とを、同期してアウタ側に変位させる。前記隙間を解消した後は、前記アジャスタスクリュー16を停止させ、前記インプットスクリュー17のみをアウタ側に変位させる。そして、複数個の分配レバー19、19を備えた、梃子式の増力機構37により、ピストン7aをアウタ側に強く押し付ける。この構成により、前記課題を解決できる。 (もっと読む)


【課題】ディスクロータと反作用部側の摩擦部材との引き摺りを低減し、一対の摩擦部材の偏摩耗を抑制可能とする電動式ブレーキ装置を得る。
【解決手段】キャリパ本体1の作用部2および反作用部3の両者から、ディスクロータ6に摺接可能に配置した一対の摩擦部材4,5と、摩擦部材4,5をディスクロータ6に押圧する押圧部材7,8と、作用部2側に設けるとともに押圧部材7,8に押圧力を発生させる駆動モータ14とを備えた電動式ブレーキ装置である。そして、作用部2側には、キャリパ本体1の軸方向に、駆動モータ14の駆動力を押圧部材7,8に伝達する一対の駆動シャフト12,13を設け、この一対の駆動シャフト12,13を互いに作用方向が異なる逆ネジ形状に形成し、この一対の駆動シャフト12,13により駆動モータ14の駆動力をディファレンシャルギア11を介して作用部2及び反作用部3にそれぞれ伝達可能とするよう構成する。 (もっと読む)


【課題】 駐車ブレーキとして作動させる際の除圧時に、除圧に伴う駐車ブレーキ力の低下を避けることが可能な常用兼駐車ブレーキ装置を提供する。
【解決手段】 当該ブレーキ装置Aでは、ネジ軸27の雄ネジ部27a(第2固定ネジ要素)とナット29の雌ネジ部29a(第2移動ネジ要素)の螺合部におけるリードがシリンダ17aの雌ネジ部17c(第1固定ネジ要素)と第2のピストン25の雄ネジ部25a(第1移動ネジ要素)の螺合部におけるリードに比して小さくされている。このため、第2のピストン25とナット29が摩擦クラッチFCを介して一体的に回転しながら制御室R2に向けて移動することにより、第2のピストン25とナット29が摩擦クラッチFCを介して一体で、雄ネジ部27aのネジ面と雌ネジ部29aのネジ面の当接部と、雌ネジ部17cのネジ面と雄ネジ部25aのネジ面の当接部を突っ張った状態となる。 (もっと読む)


【課題】 電動駐車ブレーキ装置の電動モータの消費電力を最小限に抑えながらブレーキパッドの位置を短時間で推定できるようにする。
【解決手段】 電動駐車ブレーキ装置の作動中に一時的に電動モータに通電し、そのとき電流センサにより検出された電流値Iaに基づいてブレーキパッドの実位置Paを推定し、その実位置Paから非制動時のブレーキパッドの初期位置Pcを算出する。従って、電動駐車ブレーキ装置が非作動状態から作動状態になるまで電動モータに通電してブレーキパッドの実位置Paを推定する場合に比べて、電動モータの消費電力を最小限に抑えるとともに推定に必要な時間を短縮することができ、しかもブレーキパッドを常に一定のパッドクリアランスLbを有する適切な初期位置Pcに停止させ、高い作動応答性を確保しながらブレーキパッドの引きずりを防止することができる。 (もっと読む)


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