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国際特許分類[F16J15/48]の内容

国際特許分類[F16J15/48]に分類される特許

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【課題】自動変速機に用いられるシール装置において、シールリングにオイル圧のかからない状況においてもオイル漏れがなく、また、従来技術では困難であった組立工程の効率を低下させることなく組み付けを可能とするシール装置を提供する。
【解決手段】合口のある摺動性の良好な外リングと外リングを外側部材に押圧可能な弾力性のある内リングを用い、シールリングにオイル圧のかからない状態においては、外リング外周面と外側部材の内周面の間、及び内リング内周面とシールリング溝底面の間にてシールし、且つ、少なくとも外リングの合口を意図的に突き当てることによって、オイル漏れ量ゼロを実現する。また、外リングと内リングとを接合一体化し、組合せリングとしても合口をもつ位置関係を維持して、組立工程の高い作業効率を実現する。 (もっと読む)


【課題】少ない部品点数で、かつバックアップリングの材料として硬度の高い硬質材を用いても、より確実にパッキンのはみ出しを抑制することのできる密封構造を提供する。
【解決手段】バックアップリング10における環状溝71のテーパ面71aに摺動する側の面はテーパ面で構成されており、バックアップリング10におけるテーパ面のテーパ角度の方が、環状溝71におけるテーパ面71aのテーパ角度よりも大きく設定され、バックアップリング10におけるテーパ面の高圧側の環状端縁部分Eが、環状溝71におけるテーパ面71aに対して摺動自在に構成されることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】蒸気タービンにおいて、互いに異なる圧力の空間同士を仕切る静止部同士のシール部の蒸気漏洩を抑制して、効率向上を図る。
【解決手段】蒸気タービンは、互いに圧力が異なる第1、第2および第3の空間13,14,15と、第1および第2の空間13,14の間を仕切る第1のシール部21と、第2および第3の空間の間を仕切る第2のシール部22と、を形成する、互いに固定されていない第1および第2の静止部材101,102を有する。第1のシール部21は、第1および第2の空間13,14内の圧力の違いによって第1および第2の静止部材101,102を互いに押し付ける力によって互いに押し付けられてシールされるように構成される。第2のシール部22には、第1および第2の静止部材101,102が互いに近接する間隙にシール部材30が配置されている。 (もっと読む)


【課題】密封機能を維持しつつ、装着性の向上を図った密封装置を提供する。
【解決手段】高圧となる側の側面に環状の溝102が形成された環状の密封装置において、周方向の一箇所にて切断された切断部を有すると共に、該切断部の一方の切断端部120には、高圧となる側の側面側のうち、内周側に第1凸部121が設けられ、かつ高圧となる側の側面側のうち、外周側に第1凹部122が設けられ、前記切断部の他方の切断端部130には、高圧となる側の側面側のうち、内周側に第1凸部121が嵌まる第2凹部132が設けられ、かつ高圧となる側の側面側のうち、外周側に第1凹部122に嵌まる第2凸部131が設けられており、第1凸部121と第2凹部132、及び第2凸部131と第1凹部は122、いずれも側面同士と周面同士がそれぞれ摺動自在なシール面を形成することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】蒸気タービン、蒸気タービンシステム及びその運転方法に関し、より具体的には、圧力低下制限シールを有しかつ中間パッキン及び/又は端部パッキン漏洩の減少を示す高圧−中圧(HPIP)蒸気タービン構成に関する。
【解決手段】複合高圧−中圧(HPIP)蒸気タービン200を提供し、本複合HPIP蒸気タービンは、高圧セクション210と、高圧セクションと共通ロータ234を共有する中圧セクション250と、ロータの長さに沿ってかつ高圧セクション及び中圧セクション間に配置された少なくとも1つのパッキンリング240A−Cと、パッキンリング240Cに隣接して配置された第1の端部264A及び高圧セクションの蒸気通路段212Eに隣接して配置された第2の端部264Bを有する少なくとも1つの導管264とを含む。 (もっと読む)


【課題】可変ノズル内における排気ガスの流れに生じていた乱れを減少させることによって、タービン効率を向上させることができるターボチャージャを提供する。
【解決手段】ターボチャージャ1は、スクロール流路21が形成されたタービンハウジング2と、スクロール流路21からタービンハウジング2内に設けられた回転翼6に導入される排気ガスの流量を可変とする可変ノズル8とを備え、可変ノズル8は、タービンハウジング2側に設けられる第1導入壁81と、第1導入壁81に対向して設けられる第2導入壁82と、第1導入壁81及び第2導入壁82の間に設けられる複数のノズルベーン83とを有する可変容量型のターボチャージャであって、タービンハウジング2と第1導入壁81との間に形成される隙間23のスクロール流路21側の開口部26に、排気ガスから付勢されて上記開口部26を遮蔽するシール部10を有するという構成を採用する。 (もっと読む)


常に厳しくなる要求及び規定に基づいて、往復圧縮機においては、作業媒体の漏れをピストンロッドをシールすることによって減少させることが益々重要となっている。パッキンリング若しくはパッキンリング組み合わせより成る従来のシールは、運転中及び停止中常にある程度の漏れを有しており、従って所定の使用のために適していないか、又はこのようなシールのためのコストは著しく高くなる。ピストンロッドシールにおけるその他の問題は、場合によっては発生するピストンロッドの横方向運動であり、そのためにピストンロッドの下側でシールのシール作用を維持する必要がある。従って、シール媒体バリアの原理に基づくシール装置が提案されており、このシール装置においては、シールエレメント8,9が、これらのシールエレメント8、9を収容する切欠10の半径方向端部から半径方向で間隔を保って配置されている。
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【課題】2個の構造要素が隙間を空けた状態で互いにはめ合わされる部位を備えて静止して配置され、前記隙間を漏れ止めするシール要素が配置されている好適な部品配置構造を提供する。
【解決手段】2個の両構造要素(8、11)の一方(11)が漏れ止めすべき隙間(1)の領域で他方の構造要素(8)に向けて開いた側壁面(23)付き溝(7)を有している。シール要素(4)が両側面(第1側面(31a)と第2側面(31b))を備えた保持要素(6)を有し、少なくとも部分的に溝(7)の中に配置されている。保持要素(6)の第1側面(31a)が、この第1側面(31a)に作用する圧力と第2側面(31b)に作用する圧力との圧力差によって溝(7)の側壁面(23)に押し付けられる。溝(7)の側壁面(23)および/又は保持要素(6)の第1側面(31a)が少なくとも1つの圧力バランス窪み(25)を有している。 (もっと読む)


【課題】軟質材料を用いたハウジング又は軸の摩耗を抑制できる密封構造を提供する。
【解決手段】軟質材料からなるハウジング2の軸孔20に設けられた環状溝22に装着された軟質樹脂材料からなるシールリング3が、密封対象領域側Oからの圧力Pによって軸1の表面10と環状溝22の側壁面23にそれぞれ密着することでハウジング2と軸1との間の隙間を密封し、シールリング3とハウジング2との間の各接触面31、23には、山部と谷部とが交互に設けられてなる凹凸を設け、シールリング3の凹凸とハウジング2の凹凸は、シールリング3とハウジング2との相対回転を抑制せしめるべく互いにかみ合うことが可能に山部と谷部が各接触面上31、23を延び、密封対象領域側Oからの圧力Pによって各接触面31、23が押圧されたときの変形によって互いの隙間を埋めることが可能な微小な高さで山部が形成される。 (もっと読む)


【課題】タービンブレード先端のクリアランス制御のための装置及び方法を提供する。
【解決手段】回転機械用の内側シェル(10)は、1以上のセグメントと、該1以上のセグメントと作動可能に連絡した1以上の相補形セグメントとを含み、両セグメント(24)は、シュラウドリングのための支持構造体を形成し、1以上のセグメント及び1以上の相補形セグメントは、個々に移動して、該1以上のセグメント及び1以上の相補形セグメントによって形成された寸法の組を変化させる。回転機械におけるシュラウドリングの寸法を制御する方法(80)もまた、開示している。 (もっと読む)


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