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国際特許分類[G01N21/65]の内容

国際特許分類[G01N21/65]に分類される特許

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【課題】ラマン分光分析を使用して、多岐にわたる各種の分析対象物質を検出、同定、および/または定量する。
【解決手段】開示される方法および装置は、金属被覆ナノ結晶多孔質シリコン基体210を使用したラマン分光分析に関する。希フッ化水素酸中での陽極エッチングによって、多孔質シリコン基体210を形成することができる。多孔質シリコンには、陰極エレクトロマイグレーションまたは任意の公知の方法で、ラマン活性金属、たとえば金または銀の薄い皮膜をコーティングすることができる。金属被覆基体は、SERS、SERBS、ハイパーラマンおよび/またはCARSラマン分光分析を実施するにあたっての広範な金属リッチ環境を提供するものである。特定の別の手段では、金属ナノ粒子を金属被覆基体に加えて、ラマン信号をさらに増強することができる。 (もっと読む)


【課題】高速で予め定められた間隔の波長分解能で分光可能な顕微鏡用分光分析装置を実現すること。
【解決手段】 光源から試料に励起光が照射されると、顕微鏡に入射される前記試料が発する広い波長範囲に亘る多数の散乱光を分析する顕微鏡用分光分析装置において、前記散乱光を平行光束にする第1の光学手段と、入射した光を透過させる透過波長帯域が可変であって、入射した平行光束の前記散乱光のうち予め定められた前記透過波長帯域の光を透過する第1の可変バンドパスフィルタ手段と、前記透過波長帯域の前記散乱光を撮像する2次元アレイ光検出手段と、前記2次元アレイ光検出手段の撮像のタイミングを制御し、このタイミングに合わせて前記第1の可変バンドパスフィルタ手段の前記透過波長帯域を変更する制御手段を、備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】レーザ光の波長の変動に関わらず、正確にプラスチックの識別を行うこと。
【解決手段】レーザ光が照射された識別対象物から散乱されたラマン散乱光を検出してラマン散乱情報を得るラマン散乱情報取得手段31と、レーザ光を検出してレーザ情報を得るレーザ情報取得手段32と、レーザ情報に基づいてラマン散乱情報を補正する補正手段33と、補正後のラマン散乱情報に基づいて識別対象物を識別する識別手段35とを有する。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、皮膚表面での反射光および妨害成分による精度の低下が抑制された、生体に含まれる生体成分の濃度測定方法を提供することである。
【解決手段】皮膚に埋め込まれた微粒子チップに、直線偏光光を、偏光方向を連続的に変調させながら照射する。当該微粒子チップ上で発生した生体成分の表面増強ラマン散乱光が観測される。観測された受光信号に基づいて、生体成分濃度を算出する。受光信号は、等式3を満たす。
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【課題】手間やコストをかけずに、微量のサンプル、もしくは二次元情報を含む組織切片等の同一サンプルを、複数の分析方法で高感度に分析することができる分析用基板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】光学的に平坦な基板1の上に、金属付着微粒子10が、一様に形成されている。金属付着微粒子10は、微粒子2と微粒子2に付着した金属層3とで構成されている。基板1上に微粒子2が固相化されており、微粒子2の表面の一部が金属層3で被覆されている。基板1上の領域によって、金属層3の組成、厚さ、微粒子2の粒径が異なるように構成される。 (もっと読む)


【課題】表面増強ラマン散乱の研究用の基板を提供する。
【解決手段】基板は、銀、金、白金、銅及び/又はそれらの合金から成る群から選択された金属により被覆されている、ウィスカーを含む半導体表面を含んでおり、半導体はガリウム含有窒化物であり、本質的に各ウィスカーは内部に線状欠陥を含んでいる。ウィスカーは、半導体表面から離れた末端を介して互いに接続されて、円錐状の束を形成している。被覆金属の膜厚は50nm〜150nmであり、好ましくは70nm〜80nmである。 (もっと読む)


【課題】検体の各種分子に関する高精度の分析を行う。
【解決手段】自発ラマン分光法とp-CARS分光法を併用し、さらに、これら異なる種類の分光法の両方に関連して多変量解析法を用いて検体の分析を行う。ここで、検体の分析とは、検体に含まれる目的分子種の同定/定量を多変量解析手法を用いて行うこともしくは目的分子種と同一の分類に属する分子群(以下、目的分子群と表記する)の分類を多変量解析手法を用いて行うことを意味する。さらに、目的分子種の同定を行うことは、検体に目的分子種が含有されるかどうかを明らかにすることを意味し、目的分子種の定量を行うことは、検体中に含まれる目的分子種の存在量を明らかにすることを意味する。また、目的分子群の分類は主成分分析に基いてこの目的分子群をさらに細分化した分類を行うこと、もしくは、主成分分析に基いて目的分子群の情報から検体の状態を分類することを意味する。 (もっと読む)


【課題】試料の形態的診断に影響を与えることなく、迅速に分子レベルの情報に基づく検査を行う。
【解決手段】試料を複数の部分的な小領域に区画して、各小領域の拡大明視野画像を取得するとともに、取得された各小領域の拡大明視野画像を貼り合わせて全体画像を生成するバーチャルスライドを用いた検査方法において、1以上の拡大明視野画像内の1以上の位置を指定する位置指定ステップS9と、該位置指定ステップS9において指定された位置にレーザ光を入射させて、試料の振動スペクトルを取得する分光ステップS12と、該分光ステップS12において取得された試料の振動スペクトルを解析する解析ステップS13とを含むバーチャルスライド検査方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】多光子蛍光観察専用のレーザ顕微鏡に当該レーザ顕微鏡の構成を変更することなくアドオンされてCARS光観察の機能を追加する。
【解決手段】レーザ光源3から発せられたパルスレーザ光に周波数分散を付与する光源光周波数分散手段4と、顕微鏡本体6とを備える多光子蛍光顕微鏡2の光源光周波数分散手段4と顕微鏡本体6との間の光路に挿入可能に構成され、パルスレーザ光の一部を光路から分岐する光路分岐手段15と、パルスレーザ光に周波数分散を付与する分岐光周波数分散手段17と、パルスレーザ光の周波数を変換する周波数変換手段18と、光路に挿入可能に構成され、周波数変換手段18によって周波数を変換されたパルスレーザ光を、光路を通過してきたパルスレーザ光に合波させる合波手段16とを備えるCARS光用ユニット1を提供する。 (もっと読む)


【課題】高周波処置により生体組織の吻合等を行った後に行われる加熱処置を適切に行う。
【解決手段】生体組織Aを把持する一対の保持部材8,9と、該保持部材8,9の少なくとも一方に設けられ、把持した生体組織Aを変性させるための高周波エネルギを供給する高周波エネルギ出力部11と、保持部材8,9の少なくとも一方に設けられ、把持した生体組織Aに熱エネルギを供給する発熱部14と、保持部材8,9間に把持した生体組織Aのインピーダンス情報を取得する第1のセンサ11と、保持部材8,9間に把持した生体組織A内の分子振動情報を光学的に取得する第2のセンサ12,13と、これら第1,第2のセンサ11,12,13により取得された情報に基づいて高周波エネルギ出力部11および発熱部14を制御する制御部とを備える治療用処置システムを提供する。 (もっと読む)


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