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国際特許分類[G01N24/08]の内容

国際特許分類[G01N24/08]に分類される特許

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【課題】LC−NMR分析システムにおいて、質の高い核磁気共鳴スペクトルを取得する。
【解決手段】混合物試料を注入した液体クロマトグラフィー装置から順次溶出する試料分画を核磁気共鳴分析装置に送液し、送液された各試料分画の核磁気共鳴スペクトルを前記核磁気共鳴分析装置により取得する液体クロマトグラフ−核磁気共鳴分析システムであって、前記液体クロマトグラフィー装置による分析が、二種類以上の溶媒を除々にその比率が変えて試料分離用移動相とするグラジエント溶離法が用いられる分析であり、且つ、前記液体クロマトグラフィー装置と前記核磁気共鳴分析装置とを連結する流路上に、前記各試料分画を均一化するためのオンラインによる連続操作が可能である混合装置を具備する。 (もっと読む)


【課題】大きい一次の四極子相互作用または超微細相互作用から生じる異なる化学シフトを伴う多数のスピニングサイドバンドおよびスピニングサイドバンドのファミリーの均一な励起を可能にする、MASを使用する磁気共鳴分光法を実施するための方法。
【解決手段】試料を静磁場に曝すことと、試料をマジック角でスピニングさせることと、対象とする核の横方向磁化の広帯域励起とを含む、スピン量子数Iを有する対象とする核を含有する固体試料に対して磁気共鳴分光法を実施するための方法は、広帯域励起が、パルス持続時間0.1μs<τ<2μsを用いて対象とする核に搬送周波数を有する第1のトレインのローター同期rfパルスを印加することによって実施され、第1のトレインのrfパルスは、1ローター回転周期τrot当たりnパルスでkローター回転周期τrotにわたって及ぶk・nパルスを含み、nは、n>1の整数であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】従来の分配係数の測定法は、水相中及び有機相中の化合物の定量のために検量線の作成が必要である。しかしながら、検量線の作成には多量の化合物が必要であるため、環境への負荷が大きい。また、作業負荷が大きいことから簡便性、迅速性に欠ける点も課題である。また、UV検出器を備えたHPLC又は紫外可視吸光光度計で測定する場合、紫外吸収が弱い若しくは全くない化合物には使用できない点も課題である。
【解決手段】本発明は、水相中及び有機相中の化合物の定量にNMRを用いることで上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】低磁場パルスNMRにより分散の解析のための小型で統合された携帯可能なデバイス、および、表面積、固体/液体比率、粒径、および元素分析など分散を含む相または粒子の1つまたは2つ以上の性質を測定するデバイスを用いるための方法を提供する。
【解決手段】NMRプローブモジュール、高周波および磁界勾配パルスを起こすための手段、シグナルプロセッサ、および主制御装置を含み、相対的に軽量な構成要素であって、効率的でコンパクトであるが多様なシグナルの生成、処理および制御をおこなう比較的低い全体的な電力需要しか有さない手段を含む統合されたシステムとして構成される。 (もっと読む)


【課題】迅速かつ簡便にゴムの架橋状態(劣化の状態)を評価することができるゴム材料の検査方法を提供する。
【解決手段】パルス法核磁気共鳴(P−NMR)装置を用いるゴム材料の検査方法であって、CPMG法によりゴムのスピン−スピン緩和時間T2を測定し、得られたT2緩和曲線(自由誘導減衰曲線)を、下記式(1)により緩和時間の短いT2M成分と緩和時間の長いT2L成分とに分割し、上記T2L成分の値から破断伸びEbを、上記T2M成分の値から硬度Hdを予測することを特徴とするゴム材料の検査方法。


(式中、T2Mは緩和時間の短い成分の緩和時間、T2Lは緩和時間の長い成分の緩和時間、A2Mは緩和時間の短い成分のt=0時の強度、A2Lは緩和時間の長い成分のt=0時の強度、tは観測時間である。) (もっと読む)


【課題】核磁気共鳴法(NMR)及び磁気共鳴画像法(MRI)を用いた骨梁強度を測定するための方法を提供する。
【解決手段】インビトロまたはインビボの核磁気共鳴及び/または磁気共鳴画像により骨試料内部の分子拡散の効果を測定することによって骨梁の構造に関するパラメータを導出する。分子拡散の効果を測定にはDDIF(Decay from diffusion inthe internal field(内部磁場中での拡散による減衰))および/またはパルス磁場勾配(PFG)法を利用する。本手順は、骨梁骨の構造の完全な高解像度画像を必要とすることなく骨梁骨についてトポロジカルな情報を与える非侵襲的な検査法であって、臨床での使用に適合したものである。 (もっと読む)


【課題】高い感度を有する磁場測定装置を提供する。
【解決手段】磁場測定装置100は、試料Sから交流磁場を発生させる交流磁場制御手段2と、交流磁場中に位置し、スピンによる磁気共鳴により交流磁場を検出する磁気検出手段4と、磁気検出手段4に静磁場を与える静磁場発生手段6と、磁気検出手段4にスピンを制御するためのパルスシーケンスを与える高周波磁場発生手段8と、磁気検出手段4の磁化を検出するスピン磁化検出手段8と、を含み、交流磁場制御手段2は、交流磁場を制御することによって、第1高周波磁場パルス照射後、第2高周波磁場パルス照射前の間、および第2高周波磁場パルス照射後、第3高周波磁場パルス照射前の間に、スピンの位相をシフトさせる。 (もっと読む)


【課題】複数の緩和信号が重畳した重畳緩和信号の解析にはフーリエ変換に基づく解析手法が用いられている。フーリエ変換は周波数分解能が低いため、複数の緩和信号を周波数軸上で分離するには極めて強い磁場が必要であり、強磁場で高価な装置が必要であった。低磁場、小型装置で重畳緩和信号を高解像度で分析する手段を提供する。
【解決手段】複数の緩和信号が重畳された重畳緩和信号の時系列データSn(nは時系列データのインデックス)を記憶する記憶手段と、重畳緩和信号の時系列データSnの波形を線形近似する式Σm=1MamSn−m(Mは1以上の自然数)を用いて、前記記憶手段から読み出した重畳緩和信号の時系列データSnを解析する解析手段とを有し、前記線形近似式に含まれる係数amを時間依存自己相関行列を用いて計算する。線形近似式に含まれる係数amを時間依存自己相関行列を用いて計算するため、重畳緩和信号を高解像度で分析できる。 (もっと読む)


【課題】 プロトン核磁気共鳴分光法においてキラルな物質を認識するNMR用キラルシフト剤、および、それを用いてキラルな物質の光学純度または絶対配置を決定する方法を提供すること。
【解決手段】 本発明のNMR用キラルシフト剤は、アキラルなポルフィリンからなる。アキラルなポルフィリンは、ジプロトン化されキラルな物質と結合し、錯体となる。それにより、キラルな物質に関するキラルな情報(光学純度または絶対配置)がポルフィリンに転送され得、転送されたキラルな情報は、プロトン核磁気共鳴分光法によって容易に読み出すことができる。 (もっと読む)


【課題】複数の色素化合物を含む色素組成物から、各色素化合物の含量を高精度に定量分析できる方法を提供する。
【解決手段】複数の色素化合物を含有する色素含有組成物中の各色素化合物を定量する方法であって、次の工程(1)ないし(3):(1)色素含有組成物をHPLC分析し、組成物に含まれる一の色素化合物に対する各色素化合物の検出波長における吸光度比を求める工程(2)色素含有組成物をH−NMR分析し、前記一の色素化合物に対する各色素化合物のモル比を求める工程(3)工程(1)で求めた各色素化合物の吸光度比と工程(2)で求めた各色素化合物のモル比から、前記一の色素化合物に対する各色素化合物の前記検出波長における比モル分子吸光係数を求める工程を含むことを特徴とする色素化合物の定量方法。 (もっと読む)


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