説明

国際特許分類[G01N24/08]の内容

国際特許分類[G01N24/08]に分類される特許

61 - 70 / 177


【課題】測定時にマジックアングルのずれを生じにくいマジックアングル調整機構と、それに用いて好適な固体NMR用試料管を提供する。
【解決手段】(1)両端に開口部を備えた筒体の側壁と、(2)該筒体の筒内空間を2つに仕切る仕切り壁と、(3)前記2つの開口部にそれぞれ螺合または圧入により固定密栓される2つの蓋体とによって形作られる2つの密封空間を備え、その一方の密封空間には固体NMR測定時にマジックアングルを調整するために使用される標準試料、他方の密閉空間には固体NMR測定を行ないたい未知試料をそれぞれ封入できる固体NMR用試料管を使用するようにした。 (もっと読む)


【課題】キセノン核磁気共鳴法による多孔質材料のポア解析方法及び解析装置を提供する。
【解決手段】ポア解析装置1は、各種多孔質シリカを密閉型反応室5内へ搬入する作業腕6と、密閉型反応室を真空引きし、水分等の吸着物を除く真空引き手段7と、密閉型反応室を少なくともXeの沸点直上の168Kに冷却する冷却手段8と、Xeガスを光ポンピング法により超偏極状態にするXeガス偏極手段10と、超偏極状態にしたXeガスを密閉型反応室内へ大気圧状態で導入するXeガス供給手段9と、導入後にその温度で129XeNMRスペクトルを複数個測定し、時間依存性を計測するリアルタイム計測手段11と、平衡に達した後に測定温度を上昇しながら129XeNMRスペクトルを計測する温度依存性計測手段12と、計測した温度依存性に基づいて129Xe化学シフト、線幅、面積強度を計測する計測手段13、およびこれらを制御する制御手段4を備える。 (もっと読む)


【課題】皮膚感作性の検定方法を提供すること。
【解決手段】ペプチド又はたんぱく質と被験物質を混合し一定時間反応させた後、混合物を核磁気共鳴スペクトル(NMR)法を用いて、それらの相互作用の有無を測定することを特徴とする被験物質の皮膚感作性の検定方法。
例えば、ペプチド又はたんぱく質が、システイン残基を含むペプチドである。 (もっと読む)


【課題】四極子核のNMRスペクトルの帰属において、標準試料を測定することなく、量子化学的計算手法によって実験値を精度良く予測し、より短時間の構造帰属を可能にすると共に、複数サイトについても構造帰属を可能とする、NMR帰属法を提供する。
【解決手段】測定対象試料に含まれる四極子核の核磁気共鳴(NMR)で得られるNMRスペクトルを帰属させる方法であって、測定されたNMRスペクトルのピークが示す指標値と、測定対象試料に含有が想定される四極子核を有する物質の分子構造を基に量子化学的計算手法により得られる理論指標値とを対比することで、四極子核を有する物質の構造を同定することを特徴とする核磁気共鳴スペクトルの帰属方法。 (もっと読む)


【課題】NMR法を用いて試料中のプロトン性溶媒から発生する局所的なエコー信号を安定的に取得し、また当該プロトン性溶媒の量を高精度に計測する技術を提供する。
【解決手段】核磁気共鳴法を用いて試料中の特定箇所のプロトン性溶媒から発生する局所的なエコー信号を計測する装置にて、試料に対して静磁場を印加する静磁場印加部と、試料に印加される静磁場の強度を制御する静磁場強度制御部と、試料の一部に対して励起用振動磁場を印加するとともに励起用振動磁場に対応するエコー信号を取得するRFコイルと、を備え、静磁場強度制御手段が、RFコイルの内径D、勾配磁場強度変化量ΔG、プロトン性溶媒の核磁気回転比γ、励起間隔τを用いて下記式(400≧D[m]・ΔG[gauss/m]・γ[Hz/T]・10-4[T/gauss]・τ[sec]≧4)で表される所定の勾配磁場強度変化量ΔGの静磁場を、静磁場印加部より印加させる。 (もっと読む)


核磁気共鳴用途のための種々の遠隔測定方法を説明する。NMR活性粒子は、NMR測定を受ける体系内に導入される。種々の実施形態では、NMR活性粒子は、体系に固有の材料から発生する、いかなるNMR信号も実質的に含まないスペクトル領域中で共鳴ピークを有する。いくつかの実施形態では、NMR活性粒子は、体系内の成分を標的化するように、化学的に官能化される。ある用途では、検出された共鳴ピークの変化は、例えば、検体の濃度、標的化された成分が体系内に存在するかどうかといった、体系に関するある特徴を定量化するために使用することができる。
(もっと読む)


潤滑油基油ブレンドの物性を予測するための方法は少なくとも2つの潤滑油基油のブレンドの試料のNMRスペクトル、HPLC−UVスペクトル、及びFIMSスペクトルを生成するステップと前記スペクトルから試料の少なくとも1つの複合構造分子パラメータを決定するステップとを含む。次いで、試料のSIMDIST及びHPO分析を行って、そのような分析から試料の複合沸点分布及び分子量を決定する。複合構造分子パラメータ、複合沸点分布、及び複合分子量との相関を求めるように学習した学習ニューラルネットワークに、複合構造分子パラメータ、複合沸点分布、及び複合分子量を適用し、それにより試料の複合物性を予測する。これらの物性は、40Cでの動粘度、100Cでの動粘度、粘度指数、曇り点、及び酸化性能を含む。
(もっと読む)


【課題】磁気共鳴シグナルをインビボで測定するための核磁気共鳴システム、およびこのような核磁気共鳴システムを用いた種々の方法を提供する。
【解決手段】本発明の核磁気共鳴システムは、RFコイルを有するRF回路を具備し、埋め込み対象に部分的または完全に埋め込み可能であるプローブヘッド;埋め込み対象の体外に配置され、RF回路と誘導性結合してRF共鳴回路を形成する外部コイル;および埋め込み対象の体外に配置され、かつ、前記外部コイルに接続された制御ユニット;を備える。磁場生成用の磁石または磁場生成手段はプローブヘッドと共に埋め込まれるか、または埋め込み対象の外部に配置される。RFコイルに形成されたサンプル領域は、センサ粒子を収容している。制御ユニットはRF共鳴回路の制御を行い、磁気共鳴シグナルが取得・処理される。 (もっと読む)


【課題】信号が微弱になる連続波HF帯磁気共鳴装置において、重要な課題はあらゆる態様のスプリアスおよび雑音を的確に除去し磁気共鳴信号を抽出することである。
【解決手段】スプリアスはさまざまな態様で現れるが、装置の動作パラメータが一定の時には、静磁界の変調周波数を基本波とする周期関数として定常的に現れ、磁気共鳴信号とは統計的な相関がない。本発明はこの点に着目し、静磁界を強、弱成分に分離し、弱成分を変調磁界に重畳して静磁界をシフトさせ、信号が表示画面から消失した状態でスプリアスを平均化し、その波形を記憶する。静磁界をシフトバックさせ、信号が表示画面に現れたとき、記憶されている平均化されたスプリアス波形を減算する。この除去法を具備したシステムによりどのような態様のスプリアスも確実に除去され正確な信号が抽出される装置を提供する。 (もっと読む)


本発明は、サンプル中の複数の分析物を定量分析するための方法を提供する。また、こうした分析に有用な一般的および特定内部標準も記載する。特定の実施形態において、これらの標準は、本明細書に記載もされる液体クロマトグラフィ/質量分析システムに有用であると記載される。さらに、特定の実施形態において、本発明の定量方法は、未知分析物に対して同時に検出され、比較される既知の分析物誘導体を用いて単一のサンプル混合物中に含有される分析物に関する複数の分析物定量についての精密度および/または正確度を増大させるのに有用である。 (もっと読む)


61 - 70 / 177