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国際特許分類[G01N24/08]の内容

国際特許分類[G01N24/08]に分類される特許

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【課題】半結晶性樹脂、より具体的にはポリフェニレンスルフィド(PPS)樹脂について、溶融後熱履歴の異なる試料を作製し、これらの試料についてのパルスNMR(Nuclear Magnetic Resonance)測定から、分子運動性および高次構造の評価方法を提供する。
【解決手段】半結晶性樹脂、とりわけPPS樹脂について、溶融後熱履歴の異なる試料に対して、パルスNMR測定を行い、得られる1Hのスピン−スピン緩和減衰曲線に対して緩和時間の異なる二成分減衰曲線で解析を行うことにより、半結晶性樹脂の分子運動性および高次構造解析が可能となる。このことから、試料の結晶性評価および直前熱履歴の推定が可能となり、試料の機械特性および成形加工性を予測するための知見を得ることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】呼吸器の障害又は疾患、慢性心不全のような心肺の障害又は疾患をスクリーニング及び/又は診断するための方法、並びに/或いはこの障害又は疾患を処置するために被験体に投与された治療剤の有効性をモニタリングするための方法を提供する。
【解決手段】選択された構造、環境又は系において、偏極129XeのNMR分光光学的シグナルの動的データセットを獲得し、このシグナルデータを用いて、以下を評価する:(a)膜又は組織の生理学:(b)身体系又はその部分の操作条件又は機能(休息時、又は刺激下の場合)、及び/又は(c)診断された障害、疾患、又は状態を処置するために用いた治療処置の有効性。 (もっと読む)


【課題】持ち運びおよび/または埋め込みおよび/または一回きりの使用が可能な、小型かつ安価な磁気共鳴システム用のプローブヘッド、および当該プローブヘッドを組み立てる方法を提供する。
【解決手段】本発明の磁気共鳴システム用のプローブヘッドは、磁場を生成する磁石または磁場生成手段、サンプル領域が収まり得る空間、対応する検出領域が励起可能領域と少なくとも部分的に重複するように構成かつ位置決めされたRFコイルを備えている。磁場は不均一であり、サンプル領域が収まる空間およびRFコイルは、サンプル領域の位置に対応した磁場分布にとって最適であるRFパルスの周波数帯域幅に応じて、構成かつ位置決めされる。このようにして、検出領域またはサンプル領域に送入されたサンプルから、緩和測定パラメータを得る。 (もっと読む)


【課題】実験中のマジックアングルのずれを短時間で修正することのできるNMR装置におけるマジックアングル調整機構を提供する。
【解決手段】NMR装置におけるMAS法でのマジックアングル調整機構であって、セットしたサンプルに対する静磁場の傾斜角度を段階的に変更調整する角度調整手段と、前記傾斜角度の段階的な変更毎にNMRパルスを前記サンプルに印加するパルス印加手段と、前記NMRパルスの印加後、サンプル由来の信号を検出する検出手段と、前記NMRパルスの印加によるサンプル由来の信号をそのときの前記傾斜角度とともに記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されたデータより、前記信号が最大となる傾斜角度を抽出して、その傾斜角度により静磁場を照射するようにする静磁場角設定手段とによりなる。 (もっと読む)


【課題】高分子由来のピークを低減させることで、より正確なDOSY測定を行なえるようなNMR測定方法を提供する。
【解決手段】DOSY法のパルスシーケンスにおいて、最初の90°パルスと、最初の磁場勾配パルスとの間に、T2緩和時間に依存して磁化が減衰する時間を設けることでT2緩和時間の短い磁化を減衰させるT2フィルターを挿入した。 (もっと読む)


【課題】生体への影響を抑制してプローブ剤の代謝等による生体内での挙動、分布、濃度をMRSにより観測する方法を提供すること。
【解決手段】異なる核磁気共鳴周波数を有する互いに結合した少なくとも2つの核を天然同位体存在比より高い比率で同位体標識した同位体標識化合物を測定試料に付与する工程と、測定試料に付与した同位体標識化合物における、同位体標識した少なくとも2つの核を含んだ、互いに結合した核磁気共鳴信号取得可能で異なる核磁気共鳴周波数を有する3つの核の間でのスピンスピン結合に基づく、第1の核から第2の核、第2の核から第3の核、第3の核から第2の核、及び第2の核から第1の核への磁化移動を経由する核磁気共鳴信号を観測可能なパルス系列を用いて、測定試料中の同位体標識化合物に由来する第1の核の核磁気共鳴信号を観測する工程、を有する核磁気共鳴信号測定方法。 (もっと読む)


【課題】本発明は、インビトロ(in-vitro)による核磁気共鳴測定を行なうためのサンプル容器、およびその方法を提供する。
【解決手段】本発明の方法は、(a)磁場の存在下、サンプルおよびこのサンプルを含むサンプル容器に対してRFパルスシーケンスを印加し、前記サンプルと前記サンプル容器に関連するそれぞれのNMRシグナルとを発生させる工程;(b)生データを得るための、一部または全てのNMRシグナルを得る工程;(c)得られたNMRシグナルを加工して、前記サンプルの核磁気共鳴パラメータを得る工程;および(d)サンプル容器に関係するNMRシグナルがサンプルの核磁気共鳴パラメータに対して与える影響を、部分的にまたは完全に除去する工程を含む。前記サンプル容器は、高分子材料を含んでいる。 (もっと読む)


【課題】ゼオライトを含有する触媒中のゼオライトの含有量をより正確に算出する方法を提供すること、特に、FCCプロセスに用いられる触媒中のフォージャサイト型ゼオライトの含有量を正確に分析する方法を提供すること。
【解決手段】ゼオライトを含有する触媒を乾燥処理した後、少なくとも2点の異なる吸着圧でキセノンを触媒に吸着させて129Xe NMRスペクトルを測定し、そのスペクトルのピークの位置(化学シフト)をyとし、キセノン吸着量をxとしてプロットし、そのプロットの直線部分を理論式y=ax+bにフィッティングして求められる該理論式のaの値から、触媒中のゼオライトの含有量を把握することを特徴とする触媒中のゼオライトの分析方法。 (もっと読む)


目的物質中に含まれる予め選択した核種の核磁気共鳴(NMR)によって、試料中の既知の目的物質を検出するための方法が記載される。この方法は、a)目的物質を含有することが分かっているかまたは疑われる出発試料を準備するステップ、b)複合試料を得るために、出発試料に一定量の同位体標識した目的物質を加えるステップであって、該同位体標識した目的物質が、目的物質の少なくとも1つの核を別の同位体に置換することにより目的物質から得ることができ、前記置換により、目的物質の少なくとも1つのNMRシグナルの位置または多重度の変化が引き起こされるステップ、c)複合試料から予め選択した核種のNMRシグナルを取得するステップ、d)同位体標識した目的物質のNMRシグナルの補助セットの実際の位置を決定するステップ、e)シグナルの補助セットの実際の位置、および、同位体標識した目的物質のシグナルの相対位置と目的物質のシグナルの相対位置との間の予め定められた関係から、目的物質のNMRシグナルの主要セットの実際の位置を算出するステップ、f)ステップe)により算出された実際の位置にある目的物質の少なくとも1つのシグナルを検出するステップを含む。
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【課題】緑茶の品質、特に従来困難であった製品緑茶の総合品質を、簡便にかつ精度よく予測する方法を提供すること。
【解決手段】本発明の緑茶の品質予測方法は、緑茶を前処理して分析サンプルを得る工程;該分析サンプルを機器分析に供して分析結果を得る工程;該分析結果を数値データに変換して多変量解析する工程;および得られた解析結果から、品質を予測する工程を含む。好ましくは、品質既知の複数の緑茶の機器分析結果について多変量解析としてPLS回帰分析を行うことにより品質予測モデルが作成され、品質未知の緑茶についての解析結果を品質予測モデルと照合する。 (もっと読む)


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