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国際特許分類[G01N24/08]の内容

国際特許分類[G01N24/08]に分類される特許

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【課題】実験条件の設定が容易で、自動的にスペクトル編集が行なえるような固体NMRスペクトルの解析方法を提供する。
【解決手段】接触時間τを変化させながら測定を繰り返し、13C-NMR信号の変化を、接触時間τを変数軸とする指数関数型曲線で表わし、この曲線を線形フィッティング法、逆ラプラス変換法、または最大エントロピー法によって解析することにより、13C-NMR信号群をCH2基由来の13C-NMR信号、CH基由来の13C-NMR信号、およびCH3基または四級炭素由来の13C-NMR信号に分離して帰属させる。 (もっと読む)


本発明は、バリン、ロイシンおよびイソロイシンアミノ酸の特異的同位体標識化のための方法に関する。本発明の方法は、2−アルキル−2−ヒドロキシ−3−オキソブタン酸(2位のアルキル置換基は、エチルまたはメチルである)を使用する。本発明は、特にNMRによるタンパク質の分析に使用することができる。 (もっと読む)


【課題】CP法やNSE法では達成できない四極子核のMQMAS測定の高感度化を図る。
【解決手段】分極が大きな第1の核の共鳴周波数と、分極が小さな第2の核のサテライト遷移に当たる共鳴周波数との差、または和に相当する周波数の飽和高周波磁場パルスを試料に照射することにより、第1の核の大きな分極を第2の核に移動させた上で、多量子マジック・アングル・スピニング(MQMAS)測定を行なう (もっと読む)


【課題】燃料油中の含酸素化合物を迅速に、且つ高精度で定量可能な、燃料油の分析方法。
【解決手段】燃料油のH−NMRスペクトルを測定する工程と、上記H−NMRスペクトルにおける、酸素原子のα位の炭素原子に結合した水素原子を有する含酸素化合物由来のピークの積分値に基づき、上記燃料油中の上記含酸素化合物の含有割合を求める工程と、を有する、燃料油の分析方法。 (もっと読む)


本発明は、実質的に一様な静止主磁界中に配される身体10の少なくとも一部の磁気共鳴(MR)イメージング方法に関する。方法は、前記身体の一部を、少なくとも1つのRFパルスα及び切り替えられる磁界勾配GX/GYを含むイメージングシーケンスIMGに曝すことによって、空間的に制限された関心ボリューム20内の核磁化を選択的に励起するステップと、関心ボリューム20から少なくとも1つのMRイメージング信号を取得するステップと、前記身体の一部を、少なくとも1つのRFパルス及び切り替えられる磁界勾配を含むナビゲータシーケンスNAVに曝すことによって、関心ボリュームと少なくとも部分的に重なり合う、空間的に制限されたナビゲータボリューム21内の核磁化を励起するステップと、前記ナビゲータボリューム21から少なくとも1つのMRナビゲータ信号を取得するステップと、取得されたMRイメージング信号からMR画像を再構成するステップと、を含む。本発明の目的は、信頼できる動き検出及び高い画像品質を伴うMRイメージングを可能にすることである。この目的のために、本発明は、前記身体の一部を少なくとも1つのRFパルス−αを含む非標識化シーケンスUNLBLに曝すことによって、関心ボリューム20内の核磁化が、ナビゲータシーケンスNAVの印加の前に縦磁化に戻るように変化されることを提案する。
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【課題】ロータを破壊する可能性がある不平衡を防止すること。
【解決手段】NMR用のマジック角回転アセンブリにおける各NMRロータ軸受は、多孔質セラミック材料から構成され、インレットチャネルまたはノズルを有さない。その代わりに、加圧されたガスが、前記軸受のセラミック材料内の孔を通じて、前記軸受の周辺部における環状溝から中心開口まで圧入される。前記孔は、小さく且つ非常に数が多いので、前記ガスの圧力は、前記中心開口の周辺部の周りで実質的に平衡化される。さらに、動作中に汚染物質が1つまたは2つ以上の孔をふさぐ場合、前記孔は、非常に数が多いので、前記加圧されたガスを前記中心開口内に引き続き保持することができる。 (もっと読む)


【課題】燃料油中の共役ジエン構造の含有割合を迅速に測定することが可能な燃料油の分析方法を提供すること。
【解決手段】燃料油のH−NMRスペクトルを測定する工程と、上記H−NMRスペクトルにおける、テトラメチルシランを基準として6.1〜6.6ppmに観測される全ピークαの積分値の合計に基づいて、上記燃料油における共役ジエン構造の含有割合を求める工程と、を有する、燃料油の分析方法。 (もっと読む)


【課題】本発明はNMRにおけるマジック角精密調整方法及び装置に関し、マジック角の調整を手作業ではなくシムコイル(鞍型コイル)のように電流の数値によって行なうことができるNMRにおけるマジック角精密調整方法及び装置を提供することを目的としている。
【解決手段】試料のNMR検出を行なう固体NMRプローブにおいて、外部磁場B0の方向をZ軸とし、該Z軸に対して角度θになるように配置され、その中に試料が入った試料管と、前記Z軸に対して試料管のZ軸に対する垂直平面へ投影した方向をY軸とし、該Y軸方向に均一磁場Hを発生させるように配置された均一磁場コイルと、を有し、前記均一磁場コイルに流す電流を制御することによって、均一磁場Hを発生させ、前記外部磁場B0と前記均一磁場Hとのベクトル合成を求め、該ベクトル合成により求まった角度を新たな外部磁場B0’としてNMR検出を行なうように構成する。 (もっと読む)


【課題】分散剤吸着量の測定方法において、未吸着の分散剤の沈降や固体に吸着した分散剤の脱離といった問題が生じないようにする。
【解決手段】分散剤吸着量の測定方法では、NMRスペクトルを用いて分散媒中に分散した固体に対する分散剤の吸着量を測定する。測定対象物について、分散媒のNMRシグナルと重複しない分散剤由来の所定のNMRシグナルの強度から分散剤の測定濃度を求める。レファレンスについて、分散剤由来の前記所定のNMRシグナルの強度から求められる測定濃度が前記測定対象物の測定濃度に一致するときの分散剤の実含有濃度を求める。測定対象物の実含有濃度とレファレンスの実含有濃度との差に基づいて、測定対象物における固体に対する分散剤の吸着量を定量する。 (もっと読む)


【課題】ゴム製品の使用現場においても、簡便かつ精度良く架橋状態(劣化の状態)を評価することのできるゴム材料の非破壊検査方法を提供する。
【解決手段】パルス法核磁気共鳴(P−NMR)装置を用いるゴム材料の非破壊検査方法であって、
CPMG法によりゴムのスピン−スピン緩和時間T2を測定し、得られたT2緩和曲線(自由誘導減衰曲線)を、下記式(1)により緩和時間の短いT2M成分と、緩和時間の長いT2L成分とに分割し、上記T2M成分とT2L成分それぞれの緩和時間及び成分量比率を解析してゴム材料の状態を評価することを特徴とするゴム材料の非破壊検査方法。


(式中、T2Mは緩和時間の短い成分の緩和時間、T2Lは緩和時間の長い成分の緩和時間、A2Mは緩和時間の短い成分のt=0時の強度、A2Lは緩和時間の長い成分のt=0時の強度、tは観測時間である。) (もっと読む)


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