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国際特許分類[G01T1/167]の内容

物理学 (1,541,580) | 測定;試験 (294,940) | 原子核放射線またはX線の測定 (7,738) | X線,ガンマ線,微粒子線または宇宙線の測定 (6,349) | 放射線強度の測定 (5,456) | 物体の放射能含有量,例.汚染,の測定 (290)

国際特許分類[G01T1/167]に分類される特許

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【課題】福島原発事故では、放射性ヨウ素による放射線障害とは別に、ヨウ素分子自身の化学作用による弊害が非常に懸念されているが、これまで空気中のガス状ヨウ素分子を高感度に検知できるヨウ素モニターがなかった。
【解決手段】新規水溶性キトサン誘導体を合成し、その透明なフィルムを得る方法を確立した。このフィルムがガス状ヨウ素分子を強く吸着する(ヨウ素分子の保持率160という世界最高値を示す)ことを見出し、このフィルムを利用して高感度簡易型ヨウ素モニターを製造した。これを使用すれば、どんな場所でも簡単にヨウ素を検出し、結果に対して直ちに対策がとれるようになる。 (もっと読む)


【課題】被測定試料中に含まれる元素および放射性物質をそれぞれ特定することができる、蛍光X線分析装置を提供する。
【解決手段】
本発明の蛍光X線分析装置は、X線領域(1keV〜50keV)を計測する蛍光X線検出器と、γ線領域(50keV〜1.5MeV)を計測するγ線検出器と、分析処理手段とを備える。励起X線管が、被測定試料に対してX線を照射する。蛍光X線検出器は被測定試料に含まれる元素固有の蛍光X線を検出し、γ線検出器は核種固有のγ線を検出する。分析処理手段が、蛍光X線のスペクトルとγ線のスペクトルとを求める。
必要に応じて、分析処理手段は、蛍光X線のスペクトルに基づいて試料に含まれる元素を特定してその含有量を求め、γ線のスペクトルに基づいて試料に含まれる放射性物質の核種を特定してその含有量を求める。 (もっと読む)


【課題】物体の放射能濃度を、精度良く測定でき、かつ、低コストで簡単に実施することが可能な物体の放射能濃度測定方法を提供する。
【解決手段】物体の単位重量当りの放射能量を測定する物体の放射能濃度測定方法であって、前記物体の測定試料の厚さを変化させるとともに、放射能表面汚染密度計を用いて、各厚さにおける前記測定試料の表面からの透過放射線数を測定して、前記測定試料の各厚さにおける見かけの放射能量を算出し、前記測定試料の厚さと前記見かけの放射能量との関係を1次減衰式で近似し、前記測定試料の厚さと前記見かけの放射能量のデータから、前記測定試料の放射能濃度を推定することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】測定対象物から放射される放射線量の空間的な分布を測定可能な放射線測定装置および放射線測定方法を提供する。
【解決手段】放射線測定装置は、イオン検出手段18と、送風手段17と、イオン検出手段側へ送風された気体の風速ν、イオン検出手段側へ送風された気体中に含まれ測定対象物15から放射される放射線によって電離されたイオン16が測定対象物15をn個に分割して得られる各メッシュからイオン検出手段まで移動する時間t,…t,…,tと、イオン検出手段がイオンを検出して生じる電流Iと、電流Iを各メッシュの放射線量R,…R,…,Rに換算する換算係数Sとの関係を規定した式(1)


と、風速ν、移動時間t,…t,…,t、電流Iおよび換算係数Sを用いて測定対象物15の放射線量分布を算出する演算手段19を具備する。 (もっと読む)


【課題】ろ紙集塵部からのバイパスリーク量を高精度で算出することにより、ダスト放射線濃度を正確に測定する。
【解決手段】サンプリング気体をダスト放射線モニタの本体部1内に導くサンプリング配管9と、前記サンプリング配管9に設けられサンプリング気体中のダストを捕集するろ紙集塵部7a及び放射線検出器8と、前記ろ紙集塵部7aの上流側のサンプリング配管9aに設置された三方切換弁10と、前記ろ紙集塵部7aの下流側のサンプリング配管9bに設置された第1の流量計と、前記本体部1内の空気を第2の流量計を介して前記三方切換弁10に導く本体部内配管16と、前記第1の流量計と第2の流量計の測定値に基づいてバイパスリーク量を算出し前記ろ紙集塵部に捕集されたダストの放射線濃度を求める演算部13と、を有する。 (もっと読む)


【課題】従来技術では測定が困難であった低濃度の放射性ガスを放出する廃棄体から漏洩する放射性ガスの濃度および漏洩量についても測定可能な技術を提供する。
【解決手段】第1の放射性ガス漏洩量測定装置10Aは、吸気ライン13と弁V3を介して接続され廃棄体2を収容する容器12と、容器12と弁V2を介して接続される容器16と、容器16と弁V4を介して接続される容器17と、容器17と弁V1を介して接続され容器17を真空引きする真空ポンプ18とを接続して形成される流路と、この流路内圧力を測定する圧力伝送器21と、容器16に貯まったガスから放射線を検出する放射性ガス検出器23の出力信号を信号処理して測定値を得る装置43と、装置43が得た測定値を演算処理して廃棄体容器2bから漏洩する放射性ガスの漏洩量を測定する計算機45を具備する。 (もっと読む)


【課題】本検出器システムは,放射能を有する物質を測定する。
【解決手段】流体経路が少なくとも1つの放射性医薬品のアリコートを受け入れ、凹面型の構成を有するように形成されたポジショナにアリコートを配置する。凹面からある軸方向距離だけ隔たって検出器が配置され、アリコートの放射能レベルを決定する。代わりに、流体経路は凹まずに、流体経路と検出器の間に可変式の減衰器が設置されてもよい。可変式減衰器はある凹度を有していてよく、その凹度は、放射能強度を読み取る検出器の能力が最適化されるように流体経路の凹度に基づいたものであってよい。凹面型の流体通路内放射性医薬品のアリコートを形成するための方法は、アリコートが発するスペクトルエネルギと放射能の読み取りを最適化し、その通路におけるアリコートの位置に拘わらず、放射能強度を決定するように、検出器をその凹面からある距離だけ離れた位置に配置することを含む。 (もっと読む)


【課題】サンプルを収容した容器を昇降させる機構を備えたサンプル処理装置において、容器のヘッドに装着されるキャップ部材の機能性を高める。
【解決手段】キャップ部材200は、キャップ本体204と可動部材としての接触体206とを含む。接触体206は、重りとして機能し、且つ、押さえとして機能する。接触体206は自然状態ではキャップ本体204に対してぶら下がった状態にあり、それが容器202に載せられると、起立しながら上昇端まで到達する。その状態では正立状態が形成されて、容器が安定的に保持され、つまりその倒れ込みが防止される。接触体206の自然状態では、キャップ部材200それ全体の重心が下がって、キャップ本体200が筒状の案内部材の内部へ運動する際においてその姿勢の安定化が図られる。これにより、筒状の案内部材の内部でキャップ部材200が傾いて止まってしまう問題を回避可能である。 (もっと読む)


【課題】運転員の操作負担を軽減しつつ、排気されるガスに含まれる監視対象成分の濃度を確実に規制値の範囲内に調整可能な排気装置を提供すること。
【解決手段】原子力施設100内に設置された原子炉容器102の内部に貯留するガスを排気させる排気装置1であって、ガスを吸引するための圧縮空気が供給され原子力施設100における排気流路107に排気側が接続されたエゼクタ2と、原子炉容器102の内部と連通しているとともにエゼクタ2の吸引側に接続され、エゼクタ2によって吸引されるガスが流れる吸引配管3と、吸引配管3に設けられ、ガスの流量を調整するコントロールバルブ4と、エゼクタ2より下流側の流路の内部におけるガスに含まれる監視対象成分の濃度を検出する仮設モニタ112あるいは排気筒側モニタ111によって検出された濃度情報iA、iBに基づいてコントロールバルブ4を制御する制御盤5を備える。 (もっと読む)


【課題】試料ガスに含まれるダストをサクションヘッド上の濾紙で捕集する際に、サクションヘッドから離れたところで試料ガスを噴出するため、ダストがサクションヘッドに至るまでに飛散することが無視できず、試料の代表性に問題があった。
【解決手段】放射性ダストモニタにおいて、ダストを含む試料ガスを導入管12を通じて気密ボックス70内に取り込み、そのガス噴出口16をダスト捕集手段20であるサクションヘッド22の上面に吸入細孔222と近接して配置し、ガス噴出口16から噴出した試料ガスに含まれるダストをサクションヘッド22上を移動する濾紙21で捕集し、ダストに含まれる放射性物質から放出される放射線を放射線検出器31で検出して、放射能濃度を算出するようにした。 (もっと読む)


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