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国際特許分類[G21C15/18]の内容

物理学 (1,541,580) | 核物理;核工学 (13,075) | 原子炉 (5,406) | 炉心を有する圧力容器内の冷却系;特定の冷却材の選択 (522) | 緊急冷却系;原子炉停止後に発生する熱を除去するもの (154)

国際特許分類[G21C15/18]に分類される特許

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【課題】RCICの蒸気タービンの蒸気加減弁の全開保持用ばねのばね力を強化することなく、タービン停止過程において、確実に蒸気加減弁を全開保持させることのできる蒸気タービン制御装置を提供する。
【解決手段】蒸気加減弁駆動用アクチュエータ10によって蒸気加減弁6を駆動制御する蒸気タービン制御装置において、前記蒸気タービン2の回転状態量を検知する回転状態量検知手段12,13と、前記回転状態量検知手段12,13で検知した前記蒸気タービン2の回転状態量を取込み、前記蒸気タービン2の停止過程において、前記蒸気タービン2の回転状態量が予め設定した規定値以下を検知したときに、前記蒸気加減弁駆動用アクチュエータ10が全開状態となる指令を前記電油変換器9へ出力する制御手段20とを備えた。 (もっと読む)


【課題】炉心燃料の崩壊熱の減衰に合わせて、原子炉を構成する材料を保護し、より短時間で原子炉内の水の温度を下げる。
【解決手段】原子炉圧力容器と、原子炉圧力容器から蒸気を抜き取る蒸気引き込み管と、蒸気引き込み管から導入された蒸気を凝縮する蒸気凝縮伝熱管と、蒸気凝縮伝熱管に接続されて蒸気凝縮伝熱管内の凝縮水を原子炉圧力容器に戻す凝縮水戻し管と、内部に水を貯蔵し蒸気凝縮伝熱管をその水中に設置する伝熱管冷却プールを有する原子力プラントの非常用復水システムにおいて、蒸気凝縮伝熱管を複数のユニットに分けてそれぞれの蒸気凝縮伝熱管ユニットに直列に復水弁を設置し、復水弁は独立して機械的に開閉する機械式弁で構成するとともに、復水弁の開閉は原子炉圧力容器の圧力または水位に応じて個別に設定されている。 (もっと読む)


【課題】トリウム溶融塩炉による発電原子炉は液体燃料を使っているため従来の固体燃料の軽水炉などと比べて数々の安全性、効率、プルトニウムサイクルなど数多くの魅力的な利点が知られている。しかしながら、放射能レベルの高い液体燃料が格納容器で大きな場所をしめていて、放射能線源が非局所的なことから運転を止めた状態においても格納容器室の放射能レベルが極めて高いため、営業運転等での検査、修理などのメンテナンス性に支障を来たし運転保守の困難さが避けられないのを解決する。
【解決手段】トリウム溶融塩発電原子炉におけるメンテナンス性の向上を作業時に液体燃料を一時的に貯蔵する専用のチャンバータンクシステムの設置によって解決する。 (もっと読む)


【課題】電源無しに動作する原子炉冷却システムにおいて、同一の水量での動作時間を延長すること。
【解決手段】原子炉圧力容器1から蒸気を抜き取る蒸気供給配管2と、原子炉格納容器3の外部に設置された第1チャンバ21と、第1チャンバ内に設置された第1熱交換器4と、第1チャンバの下方に設置され冷却水が貯蔵される第2チャンバ22と、第2チャンバ内に設置された第2熱交換器5と、第1チャンバと第2チャンバを連通するための連通孔9と、第2熱交換器5で凝縮した水を原子炉圧力容器内に戻すための水戻し配管7を備える。 (もっと読む)


【課題】炉心で発生した残留崩壊熱の除去時に十分な除熱を実現できること。
【解決手段】ヒートコレクタ34とサイロ31との間に下降流通路35が、ヒートコレクタとガードベッセル19との間に上昇流通路36がそれぞれ形成され、これらの通路を備えて冷却用通路33が構成され、外部空気を下降流通路内に導入して流下させ、サイロ底部で空気の流れを上昇流に変えた後に上昇流通路内を上昇させて外部へ排出する間に、液体金属冷却材13、原子炉容器11及びガードベッセルを冷却する液体金属冷却原子炉用受動冷却システム32において、原子炉容器11内の上部に、液体金属冷却材13に浸漬した状態で配置された吸熱部材41と、原子炉容器の上方に配置され、吸熱部材と熱的に連結または遮断可能に設けられたヒートシンク42とを有し、ヒートシンクは、吸熱部材との熱的な連結時に、この吸熱部材の熱を原子炉容器外へ放熱するよう構成されたものである。 (もっと読む)


【課題】
電源喪失時などで冷却ポンプが作動しない場合でも、原子炉を長時間有効に冷却できる非常用復水器を提供すること。
【解決手段】
上記課題を解決するために、本発明の非常用復水器は、非常用水タンクを複数有すると共に、それぞれの該各非常用水タンクにはバッファタンクを有し、該各非常用水タンクと各バッファタンクは、それぞれの気相部が気相部配管で連結され、かつ、前記各非常用水タンクの気相部間は連結配管で連結され、この連結配管で連結された少なくとも2つの前記非常用水タンクの液相部は、それぞれ気相部が気相部配管で連結されていない前記バッファタンクの液相部に、それぞれ液相部クロス配管で連結されて形成され、前記2つの非常用水タンクの圧力差を利用して前記バッファタンクの水を前記液相部クロス配管を介して前記非常用水タンクに注水することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 事故発生の際に電力供給が中断されても炉心崩壊熱(または残熱)を除去するように被動型で補助給水系統で稼動できる原子力発電所の被動型冷却システムを提供する。
【解決手段】 水冷用用水が内部に貯蔵された水冷用用水貯蔵タンク;前記水冷用用水貯蔵タンクに連結され、水冷用用水が供給され、供給された水冷用用水を加熱して蒸気を発生させる蒸気発生部;前記蒸気発生部に連結され、前記水冷用用水貯蔵タンクの内部に備えられた水冷式熱交換部;及び前記蒸気発生部に連結され、前記水冷用用水貯蔵タンクの外部に備えられた空冷式熱交換部;を含む。 (もっと読む)


【課題】動力がなくても燃料棒の崩壊熱で温度上昇した炉心の冷却水から放熱し、原子炉容器の外部へ崩壊熱を逃がして炉心冷却を行う緊急炉心冷却装置を備えた水冷式原子力発電装置を提供する。
【解決手段】炉心冷却機能を喪失した非常事態時に原子炉圧力容器12内の冷却水を循環放熱して冷却する緊急炉心放熱装置10が、原子炉圧力容器12内で冷却水が加熱されて発生した蒸気を蒸気出口12aから導入して大気との熱交換により冷却し、蒸気の凝縮水を冷却水として凝縮水入口12bから原子炉内へ再度供給するように形成した冷却水循環流路14を備え、この冷却水循環流路14には、蒸気出口開閉弁18、蒸気を大気の自然対流による熱交換で凝縮させる熱交換器30、凝縮水を貯留する凝縮水タンク16及び逆止弁20及び凝縮水入口開閉弁22が順に設けられており、熱交換器30及び凝縮水タンク16を圧力容器頂部より高所に配置した。 (もっと読む)


【課題】 事故発生の際に電力供給が中断されても炉心崩壊熱(または残熱)を被動型で除去する過程で蒸気発生器に再流入する水に蒸気が混合することを防止することにより、振動や衝撃波の発生を防止する原子力発電所の被動型補助凝縮装置を提供する。
【解決手段】 供給される水を原子炉の稼動時に発生する熱で加熱して蒸気化させる蒸気発生部;前記蒸気発生部に連結され、前記蒸気発生部から供給される蒸気が冷却凝縮するように内部に冷却水が貯蔵された水冷式熱交換部;及び一側が前記水冷式熱交換部に連結され、他側が前記蒸気発生部に連結され、前記水冷式熱交換部から水と蒸気が混合されて流入しても、水と蒸気を分離して前記蒸気発生部に水だけ供給することができるように備えられた蒸気−水分離タンクを含む。 (もっと読む)


【課題】 原子力発電所への電源供給が遮断される事故が発生し、非常用ディーゼル発電機に故障が発生するなど、原子炉内の炉心の冷却のための非常用炉心冷却装置に円滑な電源供給ができない場合に、非常用炉心冷却装置の冷却機能を維持するために電源を供給する非常用バッテリーを原子炉で発生する熱を用いて充電する装置を提供する。
【解決手段】 電気ポンプまたはスチームポンプを備えた非常用炉心冷却装置に非常用電源を供給する非常用バッテリー充電装置であって、原子力発電所内で発生する崩壊熱及び残熱を感知し、前記感知された熱を電気エネルギーに変化させる熱電発電素子;前記熱電発電素子に連結され、前記熱電発電素子で発生した電流を一定電圧で出力するための電気エネルギー変換部;及び前記変換部から出力された電源を貯蔵する非常用バッテリー;を含む。 (もっと読む)


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