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国際特許分類[G21F1/04]の内容

国際特許分類[G21F1/04]に分類される特許

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【課題】従来よりも流動性に優れて施工が容易であり、且つ高い放射線遮蔽能を有するコンクリートを実現するコンクリート骨材を提供する。
【解決手段】本発明のガラス球骨材Aは、放射線遮蔽コンクリートに使用されるコンクリート用骨材であって、エネルギーが0.3MeVのγ線の質量吸収係数が0.10cm2/g以上の高い放射線遮蔽能を有するガラスよりなり、粒径が5mmから100mmの略球状を呈するものである。 (もっと読む)


【課題】加速器室あるいは測定室における室内の低エネルギー中性子束を下げるため低エネルギー中性子束の反射が極めて少ない中性子遮蔽体を提供すること。
【解決手段】中性子遮蔽体12は、コンクリート壁14と、コンクリート壁14にモルタルが塗られて形成されたモルタル壁16とを含んで構成されている。床、天井、壁に対応した複数の中性子遮蔽体12により加速器室あるいは測定室18が形成され、加速器室あるいは測定室18の床面全域、天井面全域、壁面全域にモルタル壁16が臨んでいる。モルタルは、B4Cをボロン換算量で5×1020/ccから5×1022/cc含有している。 (もっと読む)


【課題】放射線によるコンクリートの放射化を抑制することができ、コンクリート廃棄物を、より低いクリアランスレベルの区分に属する低レベル放射性廃棄物として処理することの可能な、低放射化セメント及びその製造方法、低放射化コンクリートを提供する。
【解決手段】本発明の低放射化セメントは、Co,Eu,Csの元素の含有量の合計が、セメント全量に対して15mg/kg以下である。また、本発明の低放射化コンクリートは、Co,Eu,Csの元素の含有量の合計が、コンクリート全量に対して30mg/kg以下である。 (もっと読む)


【課題】 比較的狭小なスペースにおいても、組立時及び解体時における施工が容易であり、かつ、解体後も廃棄物を発生させることなく再使用が可能であり、破損しにくい、放射線遮蔽用プレキャストブロック、及び該ブロックからなる放射線遮蔽構造体を提供する。
【解決手段】放射線遮蔽用プレキャストブロック1は、外枠となる金属枠2内に、ホウ素化合物と骨材と樹脂バインダーとを含むレジン層3と、コンクリート層4とを形成してなる。放射線遮蔽構造体は、中性子等の放射線を吸収または減速させるための構造体であって、複数の放射線遮蔽用プレキャストブロック1を積層し連結してなる側壁部と、この側壁部の上部に、複数の放射線遮蔽用プレキャストブロック1を水平方向に並列に連結してなる天井部とからなる。側壁部と天井部によって、放射線発生源を有する内部空間を囲んでいる。 (もっと読む)


【課題】放射線を遮蔽するための遮蔽体の材質として、一般には汎用的な普通ポルトランドセメントを結合材として、単位水量を通常のコンクリートよりも増大させたコンクリートが用いられているが、このような放射線遮蔽体が中性子に曝されると、誘導放射能をもつようになってしまい、放射線発生源の保守、点検等に携わる作業員に対して放射線被曝の危険性がある。
【解決手段】コンクリートまたはモルタルに、ホウ素含有化合物を配合し、中性子遮蔽低放射化コンクリートまたはモルタルとする。該中性子遮蔽低放射化コンクリートまたはモルタルは、例えばサイクロトロンを備えた照射室の床面部1における、表面床面部20に利用可能である。 (もっと読む)


周囲温度で放射線遮蔽部材を形成する組成物および方法であって、前記組成物が「低温焼成」化学結合性酸化物−リン酸塩セラミックセメントマトリクスを含み、1種以上の放射線遮蔽材料が好適に調製され、前記「低温焼成」化学結合性酸化物−リン酸塩セラミックセメント材料中に分散されている、組成物および方法。この放射線遮蔽材料は、バライト、酸化バリウム、硫酸バリウム、酸化セリウム、酸化タングステン、酸化ガドリニウム、劣化ウラン酸化物、焼きなました40%〜75%の有鉛ガラスの粉末および繊維、ゼオライト、クリノプチロライト、ならびにセレスタイトからなる群から選択される。 (もっと読む)


【課題】普通骨材を用いたコンクリートと同程度の圧縮強度を示し、コンクリートの壁厚を厚くすること無く、優れた中性子遮蔽能を発揮することができ、従って、中性子遮蔽を必要とする施設建設時において広範囲に渡る空間設計を可能にしうる中性子遮蔽用コンクリートを提供すること。
【解決手段】本発明の中性子遮蔽用コンクリートは、セメント、水、粗骨材及び細骨材を含み、前記粗骨材としてかんらん岩採石を含み、前記細骨材としてかんらん岩砕砂及び灰ホウ石を含み、且つ前記灰ホウ石の含有割合が、コンクリート全量基準で5〜20重量%であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】放射線遮蔽性能のみならず、残留放射能低減機能を兼ね備えた低放射化セメントコンクリート構造物が得られる低放射化セメントの提供。
【解決手段】CaOを40〜55部、Alを16〜40部、SiOを10〜34部含有してなり、Eu含有量が0.3mg/kg未満、Co含有量が15mg/kg未満である低放射化セメント。該低放射化セメント70〜95部とCaO5〜39部、Al41〜95部、SiO0〜6部からなるカルシウムアルミネート5〜30部を混合してなり、Eu含有量が0.3mg/kg未満、Co含有量が15mg/kg未満である低放射化セメント。ガラス化率が45%以上であることを特徴とする該低放射化セメント。 (もっと読む)


【課題】 放射線を遮蔽するための遮蔽体の材質として、一般には汎用的な普通ポルトランドセメントを結合材として、単位水量を通常のコンクリートよりも増大させたコンクリートが用いられているが、このような放射線遮蔽体が中性子に曝されると、誘導放射能をもつようになってしまい、放射線発生源の保守、点検等に携わる作業員に対して放射線被曝の危険性がある。
【解決手段】 ハイアルミナセメント、電融アルミナからなる細骨材および粗骨材、コレマナイトのようなホウ素含有化合物、必要に応じて減水剤等を配合して混練することにより、放射線遮蔽用コンクリートを得る。該放射線遮蔽用コンクリートは、放射線遮蔽効果に優れ、中性子等の放射線が照射されても放射化し難いものである。 (もっと読む)


【課題】放射線源の設置された部屋内から部屋外への中性子線漏洩防止効果が高く、安価な中性子線遮蔽構造体及びその構築方法を提供する。
【解決手段】放射線源2の設置された部屋3を区画する内側コンクリート4の外面5にボロンを含有した外側コンクリート6が設けられた構成の中性子線遮蔽構造体1とした。中性子線遮蔽構造体1は、例えば、コンクリート板の板面を部屋の内面位置に対応させて配置し、ボロンを含有したコンクリート板の板面を部屋の外面位置に対応させて配置し、コンクリート板とボロンを含有したコンクリート板との間に生コンクリートを打設して生コンクリートを固化させることによって、生コンクリートの固化により形成されたコンクリートとコンクリート板とにより内側コンクリートを形成し、ボロンを含有したコンクリート板により外側コンクリートを形成した。 (もっと読む)


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