説明

国際特許分類[H01J35/06]の内容

電気 (1,674,590) | 基本的電気素子 (808,144) | 電子管または放電ランプ (32,215) | X線管 (1,066) | 細部 (880) | 電極 (586) | 陰極 (190)

国際特許分類[H01J35/06]に分類される特許

1 - 10 / 190


【課題】電界放出型冷陰極素子を用いたX線発生装置において、冷陰極素子を収容しているガラス管とその外側に位置している筐体間の放電を防止して、冷陰極素子、X線発生装置の寿命を従来よりも延ばし、安定した動作を実現する。
【解決手段】筐体2は接地されている。直流電源7からの電圧の印加によって電子を放出する冷陰極素子5は、ガラス管4内に収容され、ガラス管4の下端部4aは、筐体2内で絶縁材3で支持されている。ガラス管4の上端部側に、ターゲット8と、ターゲット8で発生したX線を外部に放出する窓部9とが設けられている。ガラス管4における、下端部4aの周縁部4bは、絶縁材3で覆われ、絶縁材3の表面は、接地された導体で被覆されている。 (もっと読む)


【課題】 扇形状をスライス方向に連ねた形状のX線を照射する際に、断層面内のX線強度分布に偏りを生じさせないX線管装置を提供する。
【解決手段】 スライス方向と平行な中心軸を有する円柱形状部を有する陽極と、前記陽極に電子線を照射する陰極と、照射された前記電子線が衝突することで形成されるX線焦点から放射されたX線が透過するX線照射窓と、を備えたX線管装置であって、前記陰極は、前記中心軸と直交する面内において、前記X線照射窓の中心と前記中心軸とを通る直線である基準線に対し、線対称となる位置に設けられた陰極対を含むことを特徴とするX線管装置である。 (もっと読む)


【課題】小型で取り扱いが簡単なステレオX線放射装置を提供する。
【解決手段】X線管装置は、アノード4の後端よりも更に外側には配置した電磁石7に通電すると瞬時にアノード4の後端を吸着する機構を備える。これにより左右のアノード4,4は軸方向外方に移動する。その結果2つのX線発生源間の距離が瞬時に拡大したことになる。 (もっと読む)


【課題】回転管球型X線放射器の特にビーム品質を改善する。
【解決手段】回転可能な真空容器(2)を備え、この容器(2)の内部に、電子ビームを放出する陰極(5)とこの陰極と協働する陽極(4)とが配置され、さらに、その容器(2)の外側に配置され電子ビームに影響を及ぼすために設けられた第1の4極子磁石系(8)を備えているX線管において、このX線管が、第1の4極子磁石系(8)から電子ビームのビーム方向に隔てられた第2の4極子磁石系(9)を有する。 (もっと読む)


【課題】小さい分析領域への高い強度のX線の照射を図ること。
【解決手段】電子ビーム2の衝突によりX線5を放出するアノードターゲット4と、アノードターゲット4に対向する位置に配置され、電子ビーム2を放出する複数のカソード電極1と、電子ビーム2の照射方向を制御する電子光学系と、アノードターゲット4とカソード電極1と電子光学系とを収容する外囲器と、を有するX線管を提供する。 (もっと読む)


【課題】電極への密着性に優れ、電極の耐電圧を簡易に向上させることができるウェネルト電極、電子銃並びにX線管を提供することを目的とする。
【解決手段】DLC膜Fをウェネルト電極(ここではフォーカスカップ電極13)の表面に成膜することで、放電エネルギにも耐えることができる密着性の優れた絶縁膜でフォーカスカップ電極13を覆う。このように、DLC膜Fをフォーカスカップ電極13に成膜すると電極間の絶縁特性が改善され耐電圧を簡易に向上させることができるので、例えば、コンディショニング時の放電が減りコンディショニングを短時間で終わらせることができ、装置使用前の準備時間が短く済む。また、放電が減ると高電圧電源へのダメージも軽減されるので、損傷事故の防止にもなる。 (もっと読む)


【課題】人手を使った電子銃の交換作業に支障を来たすこと無く、モノクロメータによるX線の集光効率を向上できるX線発生装置を提供する。
【解決手段】フィラメント11から出た電子が回転対陰極4に衝突する領域であるX線焦点FからX線を発生するX線発生装置1である。X線発生装置1は、フィラメント11を取り囲むウエネルト電極12と、ウエネルト電極12と一体である取付部13と、取付部13が取り付けられる台座20と、台座20及び対陰極4を収容しているケーシング2とを有している。ケーシング2が対陰極4を収容している空間K2の幅W32は、ケーシング2が台座20を収容している空間K1の幅W31よりも狭い。ウエネルト電極12は、取付部13が台座20に取り付けられた状態で、ケーシング2が対陰極4を収容している空間K2内へ延び出ている。 (もっと読む)


【課題】ノイズX線が放出されるのを低減できる軟X線源を提供する。
【解決手段】軟X線源11は、透過ターゲット32を備えた真空容器12、およびこの真空容器12に収納された電子銃13を備える。電子銃13は、電子ビーム26を発生する電子源16、この電子源16から電子ビーム26を引き出す引出電極18、この引出電極18により引き出された電子ビーム26を加速する加速電極19、およびこの加速電極19で加速された電子ビーム26を収束させるレンズ電極20を有する。引出電極18の少なくとも電子ビームが入射する部分を炭素材料で形成する。 (もっと読む)


【課題】X線を発生する際に対陰極から放出される正イオン(矢印B)が陰極に衝突して陰極の寿命に悪影響が及ぶことを防止でき、しかもそれを実現するための構成が非常に簡単であるX線発生装置を提供する。
【解決手段】電子を発生する陰極2と、円筒形状の電子衝突面を有しており電子が電子衝突面に衝突した領域がX線焦点Fとなる回転対陰極4と、陰極2から出た電子に電界Eを付与するウエネルト電極7とを有するX線発生装置である。ウエネルト電極7は、電界Eを形成する電界形成面7aと、電界形成面7aによって形成されている電子通過用の開口14とを有している。ウエネルト電極7の電界形成面7aは、X線焦点Fの中心における回転対陰極4の外周面の接線面S2に対して傾斜している。電子放出用の開口14の中心を通り電界形成面7aに直交する面S3上に陰極2の中心がある。 (もっと読む)


【課題】特殊な電子放出素子を用いることなく、長寿命の電界放出型X線発生装置を得る。
【解決手段】電界放出型X線管10は、電子放出素子となる冷陰極12を備えている。冷陰極12に対しては、直流電源21から、高圧ケーブル22を介して、数十kVの負電圧が印加される。直流電源21近傍に設けた第1の電流制御抵抗31の他に、冷陰極12近傍には、第2の電流制御抵抗41が設けられている。
高圧ケーブル22に寄生しているインダクタンスLやキャパシタンスCに起因する過電流が発生して冷陰極12に流れようとしても、第2の電流制御抵抗41によって当該過電流がそのまま冷陰極12に流れることを防止でき、冷陰極12の長寿命化が図れる。 (もっと読む)


1 - 10 / 190