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国際特許分類[H01J49/40]の内容

電気 (1,674,590) | 基本的電気素子 (808,144) | 電子管または放電ランプ (32,215) | 粒子分光器または粒子分離管 (1,755) | 質量分光器または質量分離管 (888) | 動的分光器 (671) | 飛行時間型分光器 (314)

国際特許分類[H01J49/40]に分類される特許

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【課題】フライトチューブを内包する真空チャンバの周囲の雰囲気温度が急激に変化したときでも、それに起因する質量スペクトルの質量軸のずれ量を的確に把握し、装置仕様上の精度を外れる場合にユーザが知ることができるようにする。
【解決手段】真空チャンバ1の温度をステップ状に変化させたときの質量軸のずれ量のステップ応答を予め測定し、その応答に基づく伝達関数を表すパラメータを伝達関数記憶部21に格納しておく。分析実行時に質量ずれ演算部22は、第2温度センサ24により得られる現時点での真空チャンバ1の温度と、記憶部21に格納されている伝達関数とから、現時点での質量軸のずれ量を推算する。異常判定部23はそのずれ量が許容範囲内であるか否かを判定し、許容範囲を超えると報知部25によりユーザの注意を喚起する。 (もっと読む)


【課題】質量分析計
【解決手段】連続的な軸方向電場を印加することによってイオンをそれらのイオン移動度にしたがって時間的に分離するための第1の動作モードで動作することができる装置(2)を含む質量分析計が開示される。装置(2)は、印加される軸方向電場をONとOFFとでパルス切り替えすることによってイオンをそれらの質量電荷比にしたがって時間的に分離する第2の動作モードでも動作可能である。 (もっと読む)


長手軸と、長手軸の両端に第一及び第二イオンミラーを備える同軸飛行時間型質量分析装置。イオンは長手軸からずれた入射軌道に沿って該分析装置に入射し、前記イオンミラーの間を一又は複数回通過した後、イオンは長手軸からずれた出射軌道に沿って出射し、イオン検出器によって検出される。入射及び出射軌道は長手軸から式(I)の角度以下だけずれる。ここで、Dminはイオンミラーの最小横軸寸法であり、Lはイオンミラーの入射口間の距離である。
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直交加速飛行時間質量分析器を含む質量分析計が開示される。イオンパルスまたはイオンパケットが、飛行時間質量分析器の一部を形成する直交加速電極2の上流に配置されるイオントラップ7または進行波イオンガイドのいずれか一方から放出される。放出されるイオンパルスまたはイオンパケット中のイオンは時間とともに分散し、直交加速電極2が、後続するイオンパルスまたはイオンパケットの放出前に複数回励振される。 (もっと読む)


飛行時間型質量分析装置(1)が、イオン源と、該イオン源から供給される試料イオンを受容する分割線形イオンデバイス(10)と、該分割デバイスから排出されたイオンを分析する飛行時間型質量分析器を備える。最初にイオンを二以上の隣接するセグメントグループの中に捕捉し、次いでイオンをセグメントグループよりも短い分割デバイスの領域に捕捉するための捕捉電圧が分割デバイスに印加される。捕捉電圧はデバイス(10)の全長に沿って一様な捕捉場を供給するのにも有効である。
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生体分子を分析するための方法および装置について説明する。本方法は、一方の種のイオン化分子を線形イオントラップに注入および貯蔵するステップと、第2の種類の反対極性のイオン化分子を注入し、貯蔵された第1の種を第2の種が透過するステップとを含む。結果として生じた反応生成物は、残りの電荷値を考慮して質量分析器によって分析され得る。ある側面において、線形イオントラップは、反応容積として使用されてもよく、イオン化された種は、実質的に共線的にトラップの軸に沿って注入されてもよい。質量分析は、質量選択的軸方向射出または質量分析計によって実行されてもよい。
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【課題】簡単な構成で温度ドリフトを阻止でき、かつ軽量な飛行時間型質量分析装置を提供する。
【解決手段】外部イオン源と、外部イオン源で発生したイオンを滞在させる空間と、該空間からイオンをパルス的に加速して取り出すために該空間を挟んで対向配置されるイオン押し出しプレートと、グリッドとにより構成されるイオン溜と、グリッドを介して取り出されたイオンが内部を飛行する飛行管を含む飛行時間型分光部と、飛行時間型分光部を出射したイオンを検出するイオン検出器とを備えた飛行時間型質量分析装置において、前記飛行管を第1の金属で作り、該飛行管の少なくとも一端を構成する壁部を摺動可能な嵌め合い構造にして、温度変化に伴う飛行管の軸方向の伸縮を吸収できる構造にするとともに、該飛行管を保持して該飛行管内のイオンの飛行距離を規定する型枠部材を第1の金属よりも線膨張係数の小さい第2の金属で構成した。 (もっと読む)


【課題】質量分析計
【解決手段】飛行時間型質量分析器(7)を含む質量分析計が開示される。飛行時間型質量分析器(7)は、分圧器を形成する一連の抵抗器(2)によって相互接続される複数の電極(1)を含むイオンガイドを含む。イオンは、電極(1)に対する二相RF電圧の印加によって、イオンガイド内において径方向に閉じ込められる。イオンガイドの長さに沿って不均一な擬ポテンシャル力が維持されるように、分圧器に跨って付加的な単相RF電圧が印加される。 (もっと読む)


【課題】排出効率が高く、排出エネルギーの低いリニアトラップを実現する。
【解決手段】イオン源で生成したイオンを導入し、RF電圧が印加された四重極ロッド電極および排出されたイオンを検出する検出機構よりなる質量分析計及び質量分析装置で1) ロッド軸方向に質量依存的なポテンシャルを形成する手段を有し、該ポテンシャルの極小点付近からイオンを軸方向に質量選択的に排出すること2) また、その質量選択的なポテンシャル形成手段がポテンシャルを形成する手段がロッド電極間に挿入された挿入電極に静電電圧およびRF電圧を印加することを特徴とする。
【効果】従来技術に比べ、感度が大幅に向上する。 (もっと読む)


【解決手段】イオン移動度分析計(8)と、イオンゲート(9)とを含む質量分析計が開示される。イオンゲート(9)の下流に、衝突セル(10)が配置される。イオン移動度分析計(8)及びイオンゲート(9)の動作は、特定の質量電荷比と、所望の荷電状態とを有するイオンのみが衝突セル(10)へと前方に伝送されるように、同期化される。 (もっと読む)


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