説明

かみ合わせセパレータパッド及びディスペンサを備える完全閉鎖型パック

各層に3列に並べた2層の物品又は容器を搬送するためのカートンが提供されている。カートンは、一方の側部パネル内にディスペンサフラップ(70A、70B)を有することができ、これらを開き、それにより、ディスペンサ開口に近接した端部を下にしてカートンを設置したとき、容器を小出しすることができる。その小出し中、2層の容器はかみ合わせセパレータ(110)パッドによって分離状態に保持され、かみ合わせセパレータパッドは、パンチロック(50A〜D)をセパレータパッドに取り付けられた前フラップ(112)の主雌開口(118A、118B)に通すことにより、カートンの一方の端部の側部端フラップにかみ合わされる。カートンのかみ合わせ端部の各側部端フラップ(42、44)内の旋回ロック(54A〜D)であって、セパレータパッドの補助雌開口(120C、120D)内に挿入される補助雄ロック(56A〜D)をはまるように取り付けた旋回ロック(54A〜D)によって、補助ロッキングシステムが設けられている。各補助雄ロック(56A〜D)は、補助フェルール開口(120C、120D)のロッキング縁部(E”)に係合するロッキングスロット(58A〜D)を有することができる。セパレータパッドの補助雌開口のロッキング縁部に係合するロッキングスロットを有する補助雄ロックを取り付けた旋回ロックを有する側部端フラップによって、カートンの他方の端部に補助ロッキングシステムを設けることができる。これらのロッキングシステムは、容器をカートンから取り出すとき、かみ合わせセパレータパッドを適当な位置に保持する。


【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[発明の背景]
1.発明の分野
本発明は包括的には、各層に3列に並べた2層の円筒形容器又は他の形式の物品を搬送するためのカートンに関する。カートンのかみ合わせ(interlocking)端部上の側部端フラップに取り付けられたパンチロック及び補助雄ロックを受け取るための雌開口を有するかみ合わせセパレータパッドが設けられている。このカートンは、カートン内の容器に手が届いてそれを取り出すことを容易にするために、側部パネル内にディスペンサを有することができる。
【背景技術】
【0002】
2.発明の背景
缶を搬送することができ、且つ一度に1つずつ缶を小出しする機構を備える完全閉鎖型カートンが従来より使用されてきた。缶を2層にして搬送するとき、これらのディスペンサの多くは満足に動作しない。一定の製品の缶を、特に缶の寸法が小さい場合、2層にして搬送することが望ましい。2層の缶を収容しているカートン内の各層から缶を小出しすることができるディスペンサを設けることが望ましいであろう。カートン内のディスペンサが適正に動作するために、2層の缶を分離するデバイダ又はセパレータパッドを有することが望ましいであろう。そうでなければ、一方の層の缶が他方の層の缶の小出しを妨害する可能性がある。カートン内のすべての缶の小出し中、所定位置に留まろうとするデバイダ又はセパレータパッドを有することも望ましいであろう。カートンの側部パネル内のディスペンサとともに動作するデバイダ又はセパレータパッドを有することも望ましいであろう。
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0003】
[発明の概要]
簡単に説明すると、本発明は、2層の缶又は他の物品を搬送することができ、2層の缶又は他の物品を分離するかみ合わせセパレータ又はデバイダパッドを有する完全閉鎖型カートンに関する。このカートンは、底部パネル、上部パネル、及び折り曲げ可能に取り付けられた側部パネルを有する。好ましくは、カートンの各端部は、1対の側部端フラップに上部端フラップ及び底部端フラップを、好ましくは接着によって固定することによって閉鎖される。カートンの少なくとも一方の端部がかみ合わせ端部である。カートンのかみ合わせ端部上の各側部端フラップは、その端部内にリセス部分を有し、このリセス部分内に、2つの肩部を有するパンチロックと旋回ロックとが設けられ、これらのロックは、側部端フラップに折り曲げ可能に取り付けられている。旋回ロックは、パンチロックとカートンの上部パネルとの間に位置し、また旋回ロックは、旋回ロック及びパンチロックを側部端フラップに取り付けている折り曲げ線に垂直である折り曲げ線によって取り付けられた補助雄ロックを有する。
【0004】
カートンのかみ合わせ端部に近接した位置に少なくとも1つのかみ合わせ端部を有するかみ合わせセパレータパッドが設けられている。このパッドは、2つの容器層の間に位置する。パッドのかみ合わせ端部は、カートンの底部又はパネル上部に向かって延びる前フラップを有する。かみ合わせパッドは、かみ合わせ端部の近接位置に2つの雌開口を有し、これらは、旋回ロックをカートンの側部パネルに平行な位置に折り曲げるとき、旋回ロックに取り付けられる補助雄ロックを受け取る。前フラップにも2つの雌開口が設けられ、これらにパンチロックが所定位置まで押し込まれ、各パンチロックの肩部がそのロックを雌開口のロッキング縁部に当接したロック位置に保持する。
【0005】
セパレータパッドが各端部にかみ合わせ端部を有し、カートンの各端部もかみ合わせ端部であることができる。
【0006】
カートンの一方の端部だけがセパレータパッドの前フラップとかみ合わせられる場合、カートンの他方の端部は、旋回ロックを備えるリセス部分を有する側部端フラップを有し、セパレータパッドの他方の端部の近接位置の雌開口内に延びる補助雄ロックを旋回ロックに取り付けることができる。カートンの各端部の補助雄ロックは、容器をカートンからディスペンサ開口を通して取り出しているときでも、セパレータパッドを2つの容器層の間の所定位置に保持する。側部端フラップの補助雄ロックは、パッドの雌開口のロッキング縁部と重なって、パッドを所定位置にしっかり保持するスロットを有することができる。
【0007】
好ましくは、このカートン内の容器は3列に配置され、カートンの各端部のロック及び雌開口は、第1容器列と第2容器列の間、及び第2容器列と第3容器列の間に配置される。
【0008】
カートンの両端部は好ましくは、側部端フラップを折り曲げ、それらをセパレータパッド及び前フラップでロックし、次に底部端フラップを上向きに折り曲げて側部端フラップに接着し、上部端フラップを下向きに折り曲げて側部端フラップに接着し、その上に底部端フラップを重ねることによって閉鎖される。
【0009】
このカートンは好ましくは、開放時に、容器を各層から取り出すためのディスペンサ開口を形成するディスペンサフラップを有する。ディスペンサフラップは、カートンの端部に基本的に平行である、側部パネル内の底部引裂き線と平行な上部引裂き線とによって形成される。好ましくは、上部引裂き線及び底部引裂き線の両方は、隣接した底部パネル及び上部パネル内に延びて、相互接続される。
【0010】
このカートンは、ディスペンサに近接した端部を下にして設置され、容器を小出しするためにディスペンサフラップが切り開かれる。底部引裂き線は、容器が転がり出ることを防止するようにカートンの端部から十分に離れている必要があり、容器を取り出すために容易に手が届くようにする必要もある。底部引裂き線及び上部引裂き線は、容器の直径にほぼ等しい距離だけ離れている。
【0011】
ディスペンサフラップを形成する底部引裂き線及び上部引裂き線は好ましくは、中間の1つ又は複数のフィンガフラップに接続され、それにより、ディスペンサフラップを二分して取り除きやすくしている。底部パネル内で底部引裂き線と端部との間に引裂き線を、また、上部パネル内で底部切り取りと端部との間に引裂き線を設け、それにより、底部引裂き線とカートンの端部との間に形成されたレッジを前方に移動させ、それにより、ディスペンサ開口内の容器を容易に取り出すことができるようにしてもよい。人が底部パネル及び上部パネル内に延びたディスペンサ開口から容器の端部を把持して、その容器をディスペンサ開口から引き出すことにより、容器をカートンから取り出すことができる。
【0012】
このカートンは好ましくは、端フラップ同士を接着することによって構成されるが、テープ留め、ステープル留め等によって構成することもできる。
【0013】
以下の図面を参照することにより、本発明の多くの態様をより十分に理解することができる。図面の構成要素は必ずしも同一縮尺ではなく、代わりに本発明の原理を明確に説明することに重点を置いている。さらに、図面において、幾つかの図を通して同様の参照符号が対応部品を示している。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
[好適な実施形態の詳細な説明]
本発明は主に、肉製品、野菜、魚及びスープを収容するために使用されるタイプの物品又は缶に使用される。本発明のカートンは主に、カートン内で各層に3列に並べた2層に積み重ねられた缶に有用である。これらの缶は一般的に、5.08〜7.62cm(2〜3インチ)の高さしかなく、カートン内で各層に12個の缶を並べて2層に積み重ねられる。
【0015】
図1に示されているように、本発明のカートンを形成するためのブランク10は、板紙等の折り曲げ可能なシート状材料から形成される。図2に示されているようなかみ合わせセパレータパッドを形成するためのブランク110も、板紙等の折り曲げ可能なシート状材料から形成される。
【0016】
本発明のカートンを形成するためのブランク10は、側部パネル12を有し、これは折り曲げ線16によって上部パネル14に取り付けられ、次に折り曲げ線20によって対向側部パネル18に、また折り曲げ線24によって底部パネル22に接続され、最終的に折り曲げ線28で接着フラップ26に接続されている。側部パネル12は、折り曲げ線32によって側部端フラップ30に、また折り曲げ線36によって側部端フラップ34に折り曲げ可能に取り付けられている。上部パネル14は、折り曲げ線32によって上部端フラップ38に、又は折り曲げ線36によって上部端フラップ40に折り曲げ可能に取り付けられている。対向する側部パネル18は、折り曲げ線32によって側部端フラップ42に、また折り曲げ線36によって側部端44に折り曲げ可能に取り付けられている。底部パネル22は、折り曲げ線32によって底部端フラップ46に、又は折り曲げ線36によって底部端フラップ48に折り曲げ可能に取り付けられている。
【0017】
側部端フラップ30、34、42及び44は、フラップの遠位端のリセス部分66A〜D内に形成された主パンチロック50A〜Dを有する。パンチロックは、カートンの一方のかみ合わせ端部だけに形成されればよいことを理解されたい。パンチロックを各側部端フラップ内に設けることが好ましい。カートンによっては、カートンのかみ合わせ端部に単一のパンチロックを設けるだけで十分であろう。図3に示された側部端部フラップ30の拡大図に50Aで示されているような各パンチロックは、底部ロッキング肩部S及び上部ロッキング肩部S’と、パンチロックの基部及びパンチロックの肩部を形成するための切れ目Cとを有する。これらのパンチロック50A〜Dは、折り曲げ線52A〜Dによって側部端フラップに取り付けられている。同リセス部分66A〜Dは好ましくは、カートンのかみ合わせ端部上の各側部端フラップ上に設けられる。このリセス部分66A〜Dは、それぞれロックヒンジ55A〜Dによってそれぞれの側部端フラップ30、34、42及び44に取り付けられた旋回ロック54A〜Dも有する。図3の側部端フラップ30のリセス部分の拡大図にもっともわかりやすく示されているように、補助雄ロック56A〜Dが、ロックヒンジ60A〜Dによって各旋回ロック54〜Dに取り付けられている。各補助雄ロックは、図3の拡大図に58Aで示されているロッキングスロット58A〜Dを有することができる。
【0018】
カートンの本実施形態では、ディスペンサを設けて、カートンから缶を便利に取り出せるようにすることができる。たとえば、上部パネル内に延びて、相互接続引裂き線68Cによって相互接続されることができる底部引裂き線68A及び上部引裂き線68Bを設けることにより、図8に示されているようなディスペンサ開口Bを側部パネル18に形成することができる。底部引裂き線68A及び上部引裂き線68Bは、底部パネル22内に延びて、相互接続引裂き線68Dによって相互接続されることができる。単一のディスペンサフラップを形成することができるが、開きやすくするために、70A及び70Bで示されているような2つのディスペンサフラップを設けることが好ましい。底部引裂き線68Aと上部引裂き線68Bとの間に中間引裂き線72を設けることができる。ディスペンサフラップ70A及び70Bを開き始めるために、中間引裂き線72に沿ってフィンガフラップ74A及び74Bを設けてもよい。フィンガフラップ74Aは折り曲げ線76Aによってディスペンサフラップ70Aに折り曲げ可能に取り付けられ、フィンガフラップ74Bは折り曲げ線76Bによってディスペンサフラップ70Bに折り曲げ可能に取り付けられている。上部パネル14及び底部パネル22内に設けられた引裂き線80A及び80Bが、底部引裂き線68Aを折り曲げ線32に接続する。
【0019】
かみ合わせセパレータ用のブランク110が、図2に示されている。ブランク110は、折り曲げ線116によってセパレータパッド114に取り付けられた前フラップ112を有する。前フラップ112は、2つの主雌開口118A及び118Bを有し、その各々がロッキング縁部Eを有することができる。セパレータパッド114のこの端部は2つの補助雌開口120A及び120Bを有し、その各々が、折り曲げ線116の近接位置にロッキング縁部E’を有する。セパレータパッド114の他方の端部は、各々がセパレータパッド114の端部124の近接位置にロッキング縁部E”を有する1つ又は2つの補助雌開口120C及び120Dによってカートンにロックされることができる。2つの補助雌開口120C及び120Dが好ましい。セパレータパッド114は、図7に示されているように、ディスペンサ開口Bを通して各層の容器に手が届きやすくする切り欠き部122を有する。
【0020】
セパレータパッド114の長さLPは、カートンの上部パネル14の長さLTとほぼ同じか、それよりわずかに短い。セパレータパッド114の幅WPは、上部パネル14の幅WTよりわずかに狭くなければならない。前フラップ112の高さHは、カートン内に収容される容器の高さより低くなければならない。フラップ112は、カートンのかみ合わせ端部上の側部端フラップとかみ合うのに十分な高さHを有するだけでよい。
【0021】
本実施形態のブランク10は、接着フラップ26を側部パネル12に接着することによってカートンスリーブの形にされる。セパレータパッド114が、2層の容器(たとえば缶)の間に配置されて、図4に示されているように、カートンスリーブ内に挿入される。C1〜C3で表される缶は、1層に3列の缶を構成する。円筒形容器は通常、それらの軸をセパレータパッド114に垂直にして、それらの端部を下にして積み重ねられる。代替として、セパレータパッド114を上に載せた下層の容器をカートンスリーブ内に挿入することができる。次に、上層の容器をセパレータパッド114の上に挿入することができる。前フラップ112は、上部パネル14に向かって上向きに、又は底部パネル22に向かって下向きに折り曲げられることができる。次に、側部端フラップ34及び44をパンチロック50B及び50Dで、図3の拡大図に最もわかりやすく示されているようなパンチロックの肩部S及びS’を主雌開口118A及び118Bのロッキング縁部Eに係合させるようにして閉鎖させることができる。カートンのかみ合わせ端部上のこれらのパンチロック50B及び50Dが、セパレータパッド114を側部端フラップ34及び44にしっかり当てて保持して、図8に示されているように容器をディスペンサ開口Bから取り出しているとき、セパレータパッド114のこの端部がカートン内で横方向に移動することも防止する。
【0022】
側部端フラップ34及び44を閉鎖するとき、図6に示されているように、旋回ロック54B及び54Dを内向きに押し込み、そこでそれぞれの補助雄ロック56B及び56Dを補助雌開口120A及び120Bに押し込む。旋回ロック54B及び54Dは、パンチロック50B及び50Dと上部パネル14との間に位置し、補助雄ロック56B及び56Dは、それぞれのパンチロック50B及び50Dの上側ロッキング肩部S’に近接し、したがって、セパレータパッド114のこの端部をパンチロックと補助雄ロックとの間でロックする。図2及び図3に示されているように、ロッキングスロット58B及び58Dは、補助雌開口120A及び120Bのロッキング縁部E’上にロックされる。ロッキングスロットは、図3の拡大図に58Aとして最もわかりやすく示されている。これらのロッキングスロット58B及び58Dが、セパレータパッド114を側部端フラップ34及び44にしっかり当てて保持する。これらの補助雄ロック56B及び56Dは、図8に示されているようなディスペンサ開口Bから缶を取り出す間に、セパレータパッド114が側部端フラップ34及び44から移動することを防止する。このことは、ディスペンサ開口B又はカートンの何らかの他のタイプの開口のいずれか一方から缶を取り出す間の缶の移動を防止する。
【0023】
図6に示されているように、底部端フラップ48を上向きに折り曲げて、側部端フラップ34及び44に接着することができる。上部端フラップ40を下向きに折り曲げて、側部端フラップ34及び44に接着し、それにより、カートンのこの端部を密封して閉鎖することができる。上部端フラップ40を底部端フラップ48の上に重ねて接着することができる。図7に示されているように、側部端フラップ30及び42を折り曲げ、旋回ロック54A及び54Cを内向きに押し込み、それにより、補助雄ロック56A及び56Cを補助雌開口120C及び120D内にロックすることにより、カートンの他方の端部が閉鎖される。各補助雄ロックのロッキングスロット58A及び58Cがロッキング縁部E”に係合し、それにより、セパレータパッド114を側部端フラップ30及び42にしっかり当てて保持して、容器をディスペンサ開口Bから取り出すとき、セパレータパッド114が移動するのを防止する。本実施形態では、カートンのこの端部には、セパレータパッド114に取り付けられた前フラップがないので、パンチロック50A及び50Cは使用されない。前フラップ112のような前フラップをセパレータパッドのこの端部に配置して、前フラップ112をかみ合わせるのと同様にして、カートンのこの端部とかみ合わせることができる。カートンの他方の端部と同様に、底部端フラップ46を上向きに折り曲げ、上部端フラップ38を下向きに折り曲げて、側部端フラップ30及び42に接着することができる。
【0024】
図8に示されているように、端部を下にしてカートンを設置し、フィンガフラップ74A及び74Bを押し込み、ディスペンサフラップ70A及び70Bを切り開くことにより、ディスペンサ開口Bを形成することができる。必要ならば、引裂き線80A及び80Bを切り開いて、ディスペンサレッジ78を前方に移動させ、それにより、ディスペンサ開口Bから容器を取り出しやすくすることができる。底部引裂き線68Aと折り曲げ線32との間の距離を缶の直径より短くし、それにより、ディスペンサ開口Bが開いているとき、缶がカートンから自動的に転がり出ることを防止するべきであるが、カートンのこの端部からの直近の缶の取り出しを妨げるほど高くてはならない。好ましくは、底部引裂き線68Aと折り曲げ線32との間の距離は、多くの寸法の缶の場合で約2.54cm(1インチ)である。
【0025】
主雌開口118A及び118Bが、容器列C1及びC2の間、及び容器列C2及びC3の間に位置し、それにより、パンチロック50B及び50Dを挿入しやすくしていることは理解されるであろう。このことは、旋回ロック54B及び54Dを折り曲げ、それにより、補助雄ロック56B及び56Dを補助雌開口120A及び120Bとかみ合わせる場合にも重要である。
【0026】
前フラップ112のような前フラップをセパレータパッド114の他方の端部に配置して、カートンの両端部をセパレータパッドの前フラップにかみ合わせることができることも理解されたい。
【0027】
パンチロック50A及び50Dは、セパレータパッド114を側部端フラップ34及び44にしっかり当てて保持する。図8から確認することができるように、補助雄ロック56A〜Dは、缶の取り出し中にセパレータパッド114が横方向に移動して、それらの取り出しを妨害することも防止する。言い換えると、補助雄ロック56A〜Dは、缶を缶の一方又は両方の層から取り出すとき、セパレータパッド114が上部パネル14と底部パネル22との間で前後に移動することを防止する。
【0028】
以下の図面及び詳細な説明を吟味することにより、当業者には本発明の他のシステム、方法、特徴及び利点が明らかであり、又は明らかになるであろう。そのような追加的なシステム、方法、特徴及び利点のすべてが本明細書に含まれ、本発明の範囲に入り、添付の特許請求の範囲によって保護されるものとする。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】本発明のカートンを形成するためのブランクの平面図である。
【図2】図1のブランクによって形成されたカートン内の2層の容器を分離するためのかみ合わせセパレータパッドの平面図である。
【図3】図1に示された側部端フラップ30上のパンチロック、及び折り曲げ可能に取り付けられた補助雄ロックを設けた旋回ロックの拡大図である。
【図4】図1のブランクから形成されたカートン及び各層に缶を3列に並べてカートン内に挿入される位置にあるセパレータパッドの端部斜視図である。カートンのこの端部をロックする準備として、セパレータパッドの前フラップが下向きに折り曲げられている。
【図5】缶が2層に入っている図4のカートンの、セパレータパッドを側部端フランジとかみ合わせる方法を示す端部斜視図である。
【図6】図5に示されたカートンであって、カートンの一方の端部の側部端フラップにおいて、パンチロックが前フラップ内の主雌開口内にロックされ、旋回ロックがカートンに押し込まれ、補助雄ロックがかみ合わせセパレータパッドの補助雌開口内にロックされている、カートンの端部斜視図である。
【図7】側部端ロックに取り付けられた旋回ロック上の補助雄ロックをセパレータパッドの補助雌開口内にロックすることによってロックされたセパレータパッドを示す、カートンの他方の端部の端部斜視図である。
【図8】缶を満載したカートン内にセパレータパッドを配置し、ディスペンサフラップを取り除いて、缶の取り出し用のディスペンサ開口を露出させているカートンの斜視図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の物品を詰め込んだ、2つの端部を有する物品搬送カートンであって、
(a)底部パネル、上部パネル、及び折り曲げ可能に取り付けられて隣接した側部パネルを有し、少なくとも一方の端部が、前記上部パネルに折り曲げ可能に取り付けられた上部端フラップ、前記底部パネルに折り曲げ可能に取り付けられた底部端フラップ、及び各側部パネルに折り曲げ可能に取り付けられた側部端フラップによって閉鎖されるかみ合わせ端部であり、少なくとも1つの側部端フラップが、該側部端フラップを取り付けた前記側部パネルから遠位の端部を有し、前記側部端フラップは、前記遠位端部内にリセス部分を有し、該リセス部分内に、2つの肩部を有するパンチロックと旋回ロックとが位置し、各ロックは折り曲げ線によって前記側部端フラップに取り付けられており、該折り曲げ線は前記側部端フラップを前記側部パネルに取り付けている該折り曲げ線に少なくともほぼ平行であり、前記旋回ロックは、前記パンチロックと該カートンの前記上部パネルとの間に位置し、前記旋回ロックの各々は、前記旋回ロックを前記側部端フラップに取り付けている前記折り曲げ線に少なくともほぼ垂直である折り曲げ線によって取り付けられた補助雄ロックを有し、該補助雄ロックは、前記パンチロックの肩部に近接した位置にあり、前記端フラップは、固定手段によって合わせて保持されている、該カートンと、
(b)各層に物品を少なくとも2列に並べた2つの物品層と、
(c)2つの端部を有するかみ合わせセパレータパッドであって、その少なくとも一方の端部が、該カートンのかみ合わせ端部に近接して位置するかみ合わせ端部であり、該パッドは、前記2つの物品層の間に位置し、該パッドの各かみ合わせ端部は、折り曲げ可能に取り付けられて該カートンの前記底部パネルに向かって延びる前フラップを有し、前記パッドは、前記かみ合わせ端部の近接位置に少なくとも1つのロッキング縁部を有する少なくとも1つの雌開口を有し、前記前フラップは、2つのロッキング縁部を有する少なくとも1つの雌開口を有する、かみ合わせセパレータパッドとを備えており、
(d)該カートンの前記かみ合わせ端部上の側部端フラップの少なくとも1つのパンチロックが、前記パッドの前記前フラップの雌開口を通って突出し、前記パンチロックの各肩部が前記開口のロッキング縁部に係合し、また、各補助雄ロックが前記パッドの雌開口を通って突出し、各補助雄ロックは、前記雌開口のロッキング縁部に係合し、それにより、前記パッドを該カートンの前記かみ合わせ端部上の前記側部端フラップにかみ合わせることができ、また、
(e)該カートンの前記他方の端部を固定するための手段を備える、物品搬送カートン。
【請求項2】
各層の前記物品は、3列に並べられており、前記セパレータパッド内及び前記前フラップ内の雌開口が、第1物品列と第2物品列との間に位置し、前記パッド及び前記前フラップ内の別の雌開口が、第2物品列と第3物品列との間に位置している、請求項1に記載の複数の物品を詰め込んだカートン。
【請求項3】
前記物品は2つの端部を有する円筒形容器であり、軸が該2つの端部間に延在し、該円筒形容器の該軸は、前記セパレータパッドに垂直である、請求項2に記載の複数の物品を詰め込んだカートン。
【請求項4】
前記カートンの各端部がかみ合わせ端部であり、前記かみ合わせセパレータパッドの各端部がかみ合わせ端部である、請求項1に記載の複数の物品を詰め込んだカートン。
【請求項5】
前記物品は2つの端部を有する円筒形容器であり、軸が該2つの端部を通って延在し、該円筒形容器の該軸は、前記セパレータパッドに垂直である、請求項4に記載の複数の物品を詰め込んだカートン。
【請求項6】
前記カートンの前記かみ合わせ端部上の前期端フラップを固定するための前記手段は、それらを接着して合わせることであり、前記カートンの他方の端部は、前記上部パネルに折り曲げ可能に取り付けられた上部端フラップ、前記底部パネルに折り曲げ可能に取り付けられた底部端フラップ、及び各側部パネルに折り曲げ可能に取り付けられた側部端フラップによって閉鎖され、前記固定手段は、前記上部端フラップ、前記底部端フラップ及び前記側部端フラップを接着して合わせることである、請求項3に記載の複数の円筒形容器を詰め込んだカートン。
【請求項7】
前記カートンの前記他方の端部は、前記上部パネルに折り曲げ可能に取り付けられた上部端フラップ、前記底部パネルに折り曲げ可能に取り付けられた底部端フラップ、及び各側部パネルに折り曲げ可能に取り付けられた側部端フラップによって閉鎖され、各側部端フラップは、該側部端フラップを取り付けた前記側部パネルから遠位の端部を有し、各側部端フラップは、前記遠位端部内にリセス部分を有し、該リセス部分内で、旋回ロックが、前記側部端フラップを前記側部パネルに取り付けている前記折り曲げ線に少なくともほぼ平行である折り曲げ線によって前記側部端フラップに取り付けられており、前記旋回ロックは、該旋回ロックを前記側部端フラップに取り付けている前記折り曲げ線に少なくともほぼ垂直である折り曲げ線によって取り付けられた補助雄ロックを有し、前記旋回ロックは、前記カートンの前記上部パネルと前記補助雄ロックとの間に位置し、前記セパレータパッドは、該パッドの前記他方の端部の近接位置に2つの雌開口を有し、各雌開口は、少なくとも1つのロッキング縁部を有し、各補助雄ロックは、前記パッドの前記他方の端部内の雌開口を通って突出して、前記雌開口のロッキング縁部に係合し、それにより、前記パッドと前記カートンとのかみ合わせを強化するようにした、請求項1に記載の複数の物品を詰め込んだカートン。
【請求項8】
前記物品は、それぞれ2つの端部を有する円筒形容器であり、軸が該2つの端部間に延在し、該円筒形容器の該軸は、前記セパレータパッドに垂直であり、該セパレータパッド内で前記カートンの前記他方の端部は、前記上部パネルに折り曲げ可能に取り付けられた上部端フラップ、前記底部パネルに折り曲げ可能に取り付けられた底部端フラップ、及び各側部パネルに折り曲げ可能に取り付けられた側部端フラップによって閉鎖され、各側部端フラップが、該側部端フラップを取り付けた前記側部パネルから遠位の端部を有し、各側部端は、前記遠位端部内にリセス部分を有し、該リセス部分内で、旋回ロックが、前記側部端フラップを前記側部パネルに取り付けている前記折り曲げ線に少なくともほぼ平行である折り曲げ線によって前記側部端フラップに取り付けられており、前記旋回ロックは、該旋回ロックを前記側部端フラップに取り付けている前記折り曲げ線に少なくともほぼ垂直である折り曲げ線によって取り付けられた補助雄ロックを有し、前記旋回ロックは、前記カートンの前記上部パネルと前記補助雄ロックとの間に位置し、前記セパレータパッドは、該パッドの前記他方の端部の近接位置に2つの雌開口を有し、該雌開口の各々は、少なくとも1つのロッキング縁部を有し、各補助雄ロックは、前記パッドの前記他方の端部内の雌開口を通って突出して、前記雌開口のロッキング縁部に係合し、それにより、前記パッドと前記カートンとのかみ合わせを強化するようにした、請求項2に記載の複数の物品を詰め込んだカートン。
【請求項9】
前記カートンの各端部上の各側部端フラップの各補助雄ロックは、該補助雄ロックを前記旋回ロックに取り付けている前記折り曲げ線の近接位置にスロットを有し、該スロットは、前記セパレータパッドの端部に最も近い雌開口の前記ロッキング縁部に係合する、請求項8に記載の複数の円筒形容器を詰め込んだカートン。
【請求項10】
前記カートンの各端部を閉鎖する前記手段は、前記カートンの各端部で前記上部端フラップ及び前記底部端フラップを前記側部端フラップに接着することによる、請求項9に記載の複数の円筒形容器を詰め込んだカートン。
【請求項11】
除去時に各層から前記容器を取り出すことができるようにするディスペンサフラップを有し、該ディスペンサフラップは、前記カートンの端部に少なくともほぼ平行である、側部パネル内の底部引裂き線と、該底部引裂き線から間隔をおいてそれに少なくともほぼ平行である上部引裂き線とによって形成され、前記底部引裂き線及び前記上部引裂き線は、前記隣接した上部パネル内に延びて互いに相互接続し、且つ前記隣接した底部パネル内に延びて互いに相互接続しており、前記平行な引裂き線は、人が前記開口から容器を取り出すことができるようにするのに十分な距離だけ離れている、請求項5に記載の複数の円筒形容器を詰め込んだカートン。
【請求項12】
前記カートンの前記側部パネルの前記底部引裂き線は、前記最も近い端側部フラップから、前記側部端フラップが位置する前記端部を下にして前記カートンを置いているとき、前記最も近い側部端フラップに近接した容器が前記ディスペンサフラップを取り除いたときに形成される前記開口から転がり出ることを防止するのに十分な距離にあるが、前記底部引裂き線は、前記最も近い側部端フラップに近接した容器を前記開口から取り出すのを妨げるほど前記最も近い側部端フラップから遠い位置にない、請求項11に記載の複数の円筒形容器を詰め込んだカートン。
【請求項13】
前記カートンの前記隣接した底部パネル及び前記隣接した上部パネル内に延びた前記引裂き線は、前記ディスペンサフラップを取り除いたときに形成される前期開口から人が容器の近接端部を把持できるようにするのに十分に前記パネルの各々の内部に延びている、請求項12に記載の複数の円筒形容器を詰め込んだカートン。
【請求項14】
前記カートンの前記側部パネルの前記底部引裂き線及び前記上部引裂き線を引裂き線が相互接続し、それにより、前記ディスペンサフラップを開きやすくしている、請求項13に記載の複数の円筒形容器を詰め込んだカートン。
【請求項15】
前記ディスペンサフラップ内で、前記側部パネルの前記上部引裂き線及び前記底部引裂き線を相互接続する前記引裂き線の近接位置に少なくとも1つのフィンガフラップを有し、それにより、前記ディスペンサフラップを切り開きやすくしている、請求項14に記載の複数の円筒形容器を詰め込んだカートン。
【請求項16】
前記底部パネルの、前記底部引裂き線と前記最も近い底部端フラップとの間の引裂き線、及び前記上部パネルの、前記底部引裂き線と前記最も近い上部端フラップとの間の引裂き線を有し、それにより、人が前記側部パネルの、前記底部引裂き線と前期最も近い側部端フラップとの間の部分を、前記ディスペンサフラップを取り除くことによって形成された前記開口から容器を容易に取り出すことができるようにするのに十分な距離だけ移動させることができるようにした、請求項15に記載の複数の円筒形容器を詰め込んだカートン。
【請求項17】
除去時に各層から前記容器を取り出すことができるようにする開口を提供するディスペンサフラップを有し、該ディスペンサフラップは、前記カートンの端部に少なくともほぼ平行である、側部パネル内の底部引裂き線と、該底部引裂き線から間隔をおいてそれに少なくともほぼ平行である上部引裂き線とによって形成され、前記底部引裂き線及び前記上部引裂き線は、前記隣接した上部パネル内に延びて互いに相互接続し、且つ前記隣接した底部パネル内に延びて互いに相互接続しており、前記平行な引裂き線は、人が前記開口から容器を取り出すことができるようにするのに十分な距離だけ離れている、請求項8に記載の複数の円筒形容器を詰め込んだカートン。
【請求項18】
前記カートンの前記側部パネルの前記底部引裂き線は、前期最も近い側端部フラップから、前記側部端フラップが位置する前記端部を下にして前記カートンを置いているとき、前記最も近い側部端フラップに近接した容器が前記ディスペンサフラップを取り除いたときに形成される前記開口から転がり出ることを防止するのに十分な距離にあるが、前記底部引裂き線は、前記最も近い側部端フラップに近接した容器を前記開口から取り出すのを妨げるほど前記最も近い側部端フラップから遠い位置にない、請求項17に記載の複数の円筒形容器を詰め込んだカートン。
【請求項19】
前記カートンの前記隣接した底部パネル及び前記隣接した上部パネル内に延びた前記引裂き線は、前記ディスペンサフラップを取り除いたときに形成される前期開口から人が容器の近接端部を把持できるようにするのに十分に前記パネルの各々の内部に延びている、請求項18に記載の複数の円筒形容器を詰め込んだカートン。
【請求項20】
前記カートンの前記側部パネルの前記底部引裂き線及び前記上部引裂き線を引裂き線が相互接続し、それにより、前記ディスペンサフラップを開きやすくしている、請求項19に記載の複数の円筒形容器を詰め込んだカートン。
【請求項21】
前記ディスペンサフラップ内で、前記側部パネルの前記上部引裂き線及び前記底部引裂き線を相互接続する前記引裂き線の近接位置に少なくとも1つのフィンガフラップを有し、それにより、前記ディスペンサフラップを切り開きやすくしている、請求項20に記載の複数の円筒形容器を詰め込んだカートン。
【請求項22】
前記底部パネルの、前記底部引裂き線と前記最も近い底部端フラップとの間の引裂き線、及び前記上部パネルの、前記底部引裂き線と前記最も近い上部端フラップとの間の引裂き線を有し、それにより、人が前記側部パネルの、前記底部引裂き線と前記最も近い側部端フラップとの間の部分を、前記ディスペンサフラップを取り除くことによって形成された前記開口から容器を容易に取り出すことができるようにするのに十分な距離だけ移動させることができるようにした、請求項21に記載の複数の円筒形容器を詰め込んだカートン。
【請求項23】
除去時に各層から前記容器を取り出すことができるようにする開口を提供するディスペンサフラップを有し、該ディスペンサフラップは、前記カートンの前記他端部に最も近い前記側部パネル内に位置する底部引裂き線であって、前記カートンの端部に少なくともほぼ平行である、底部引裂き線と、該底部引裂き線から間隔をおいてそれに少なくともほぼ平行である上部引裂き線とによって形成され、前記底部引裂き線及び前記上部引裂き線は、前記隣接した上部パネル内に延びて互いに相互接続し、且つ前記隣接した底部パネル内に延びて互いに相互接続しており、前記平行な引裂き線は、人が前記開口から容器を取り出すことができるようにするのに十分な距離だけ離れている、請求項10に記載の複数の円筒形容器を詰め込んだカートン。
【請求項24】
各層に少なくとも2列に並べた2層の複数の円筒形容器を搬送するための、2つの端部を有するカートンであって、
(a)底部パネル、上部パネル、及び折り曲げ可能に取り付けられて隣接した側部パネルを有し、少なくとも一方の端部が、前記上部パネルに折り曲げ可能に取り付けられた上部端フラップ、前記底部パネルに折り曲げ可能に取り付けられた底部端フラップ、及び各側部パネルに折り曲げ可能に取り付けられた側部端フラップによって閉鎖されるかみ合わせ端部であり、各側部端フラップが、該側部端フラップを取り付けた前記側部パネルから遠位の端部を有し、各側部端フラップは、前記遠位端部内にリセス部分を有し、該リセス部分内に、2つの肩部を有するパンチロックと旋回ロックとが位置し、各ロックは折り曲げ線によって前記側部端フラップに取り付けられており、該折り曲げ線は前記側部端フラップを前記側部パネルに取り付けている該折り曲げ線に少なくともほぼ平行であり、前記旋回ロックは、前記パンチロックと該カートンの前記上部パネルとの間に位置し、該旋回ロックは、該旋回ロックを前記側部端フラップに取り付けている前記折り曲げ線に少なくともほぼ垂直である折り曲げ線によって取り付けられた補助雄ロックを有し、該補助雄ロックは、前記パンチロックの肩部に近接した位置にあり、前記端フラップは、固定手段によって合わせて保持されている、該カートンと、
(b)2つの端部を有するかみ合わせセパレータパッドであって、その少なくとも一方の端部が、該カートンのかみ合わせ端部に近接して位置するかみ合わせ端部であり、該パッドは、前記2つの容器層の間に位置するように構成され、該パッドの各かみ合わせ端部は、折り曲げ可能に取り付けられて該カートンの前記底部パネルに向かって延びる前フラップを有し、前記パッドは、各々に少なくとも1つのロッキング縁部を有する2つの雌開口を前記かみ合わせ端部の近接位置に有し、前記前フラップは、各々に2つのロッキング縁部を有する2つの雌開口を有する、かみ合わせセパレータパッドとを備えており、
(c)各側部端フラップのパンチロックが、前記パッドの前記前フラップの雌開口を通って突出し、該パンチロックの各肩部が前記開口のロッキング縁部に係合し、また、各補助雄ロックが前記パッドの雌開口を通って突出して、該雌開口のロッキング縁部に係合し、それにより、前記パッドを該カートンの前記かみ合わせ端部上の前記側部端フラップにかみ合わせることができ、また、
(d)該カートンの前記他方の端部を固定するための手段を備えるカートン。
【請求項25】
前記カートンの前記かみ合わせ端部を固定する前記手段は、前記上部端フラップ及び前記底部端フラップを前記側部端フラップに接着することによるものであり、また、前記カートンの前記他方の端部は、前記上部パネルに折り曲げ可能に取り付けられた上部端フラップ、前記底部パネルに折り曲げ可能に取り付けられた底部端フラップ、及び各側部パネルに折り曲げ可能に取り付けられた側部端フラップによって閉鎖され、前記カートンの前記他方の端部は、前記上部端フラップ及び前記底部端フラップを前記側部端フラップに接着することによって閉鎖される、請求項24に記載のカートン。
【請求項26】
前記カートンの前記他方の端部の各側部端フラップは、該側部端フラップを取り付けた前記側部パネルから遠位の端部を有し、各側部端フラップは、前記遠位端部内にリセス部分を有し、該リセス部分内で、旋回ロックは、折り曲げ線によって前記側部端フラップに取り付けられており、該折り曲げ線は前記側部端フラップを前記側部パネルに取り付けている該折り曲げ線に少なくともほぼ平行であり、前記旋回ロックは、折り曲げ線によって取り付けられた補助雄ロックを有し、該折り曲げ線は、前記旋回ロックを前記側部端フラップに取り付けている該折り曲げ線に少なくともほぼ垂直であり、前記旋回ロックは、前記補助雄ロックと前記カートンの前記上部パネルとの間に位置し、前記セパレータパッドは、該パッドの前記他方の端部の近接位置に2つの雌開口を有し、各雌開口は、少なくとも1つのロッキング縁部を有し、各補助雄ロックは、前記パッドの前記他方の端部内の雌開口を通って突出して、前記雌開口のロッキング縁部に係合し、それにより、前記パッドと前記カートンとのかみ合わせを強化するようにした、請求項25に記載のカートン。
【請求項27】
前記カートンの各端部上の各側部端フラップの各補助雄ロックは、前記補助雄ロックを前記旋回ロックに取り付けている前記折り曲げ線の近接位置にスロットを有し、該スロットは、前記セパレータパッドの端部に最も近い雌開口の前記ロッキング縁部に係合する、請求項26に記載のカートン。
【請求項28】
除去時に各層から容器を取り出すことができるようにするディスペンサフラップを有し、該ディスペンサフラップは、前記カートンの前記他方の端部に最も近く、且つ前記カートンの一方の端部に少なくともほぼ平行である、側部パネル内の底部引裂き線と、該底部引裂き線から間隔をおいてそれに少なくともほぼ平行である上部引裂き線とによって形成され、前記底部引裂き線及び前記上部引裂き線は、前記隣接した上部パネル内に延びて互いに相互接続し、且つ前記隣接した底部パネル内に延びて互いに相互接続しており、前記平行な引裂き線は、人が前記開口から容器を取り出すことができるようにするのに十分な距離だけ離れている、請求項27に記載のカートン。
【請求項29】
複数の円筒形容器を詰め込んだ、2つの端部を有する容器搬送カートンであって、
(a)底部パネル、上部パネル、及び折り曲げ可能に取り付けられて隣接した側部パネルを有し、一方の端部が、前記上部パネルに折り曲げ可能に取り付けられた上部端フラップ、前記底部パネルに折り曲げ可能に取り付けられた底部端フラップ、及び各側部パネルに折り曲げ可能に取り付けられた側部端フラップによって閉鎖されるかみ合わせ端部であり、各側部端フラップは、側部端フラップを取り付けた前記側部パネルから遠位の端部を有し、各側部端フラップは、前記遠位端部内にリセス部分を有し、該リセス部分内に、2つの肩部を有するパンチロックと旋回ロックとが位置し、各ロックは、折り曲げ線によって前記側部端フラップに取り付けられており、該折り曲げ線は、前記側部端フラップを前記側部パネルに取り付けている該折り曲げ線に少なくともほぼ平行であり、前記旋回ロックは、前記パンチロックと該カートンの前記上部パネルとの間に位置し、該旋回ロックは、折り曲げ線によって取り付けられた補助雄ロックを有し、該折り曲げ線は、前記旋回ロックを前記側部端フラップに取り付けている該折り曲げ線に少なくともほぼ垂直であり、該補助雄ロックは、前記パンチロックの肩部に近接した位置にあり、前記端フラップは、接着によって合わせて保持されている、該カートンと、
(b)各層に3列に並べた2層の円筒形容器と、
(c)2つの端部を有するかみ合わせセパレータパッドであって、その一方の端部が、該カートンの前記かみ合わせ端部に近接して位置するかみ合わせ端部であり、該パッドは、前記2つの容器層の間に位置し、該パッドの前記かみ合わせ端部は、折り曲げ可能に取り付けられて該カートンの、側部パネル以外のパネルに向かって延びる前フラップを有し、前記パッドは、各々にロッキング縁部を有する2つの雌開口を前記かみ合わせ端部の近接位置に有し、前記前フラップは、各々に2つのロッキング縁部を有する2つの雌開口を有する、かみ合わせセパレータパッドとを備えており、
(d)各側部端フラップのパンチロックが、前記パッドの前記前フラップの雌開口を通って突出し、前記パンチロックの各肩部が前記開口のロッキング縁部に係合し、各補助雄ロックが前記パッドの雌開口を通って突出し、各補助雄ロックは、前記雌開口のロッキング縁部に係合し、それにより、前記パッドを該カートンの前記かみ合わせ端部上の前記側部端フラップにかみ合わせることができ、また、
(e)該カートンの前記他方の端部は、前記上部パネルに折り曲げ可能に取り付けられた上部端フラップ、前記底部パネルに折り曲げ可能に取り付けられた底部端フラップ、及び各側部パネルに折り曲げ可能に取り付けられた側部端フラップによって閉鎖され、各側部端フラップは、該側部端フラップを取り付けた前記側部パネルから遠位の端部を有し、各側部端フラップは、前記遠位端部内にリセス部分を有し、該リセス部分内で、旋回ロックが、折り曲げ線によって前記側部端フラップに取り付けられており、該折り曲げ線は、前記側部端フラップを前記側部パネルに取り付けている該折り曲げ線に少なくともほぼ平行であり、前記旋回ロックは、折り曲げ線によって取り付けられた補助雄ロックを有し、該折り曲げ線は、該旋回ロックを前記側部端フラップに取り付けている該折り曲げ線に少なくともほぼ垂直であり、前記旋回ロックは、該カートンの前記上部パネルと前記補助雄ロックとの間に位置し、前記セパレータパッドは、各々にロッキング縁部を有する2つの雌開口を該パッドの前記他方の端部の近接位置に有し、各補助雄ロックは、前記パッドの前記他方の端部内の雌開口を通って突出して、前記雌開口のロッキング縁部に係合し、それにより、前記パッドと前記カートンとのかみ合わせを強化するようにし、また、該カートンの前記他方の端部は、前記上部端フラップ及び前記底部端フラップを前記側部端フラップに接着することによって固定される、容器搬送カートン。
【請求項30】
前記カートンの各端部上の各側部端フラップの各補助雄ロックは、前記補助雄ロックを前記旋回ロックに取り付けている前記折り曲げ線の近接位置にスロットを有し、該スロットは、前記セパレータパッドの端部に最も近い雌開口の前記ロッキング縁部に係合する、請求項29に記載の複数の円筒形容器を詰め込んだカートン。
【請求項31】
除去時に各層から前記容器を取り出すことができるようにするディスペンサフラップを有し、該ディスペンサフラップは、前記カートンの一方の端部に少なくともほぼ平行である、側部パネル内の底部引裂き線と、該底部引裂き線から間隔をおいてそれに少なくともほぼ平行である上部引裂き線とによって形成され、前記底部引裂き線及び前記上部引裂き線は、前記隣接した上部パネル内に延びて互いに相互接続し、且つ前記隣接した底部パネル内に延びて互いに相互接続しており、前記平行な引裂き線は、人が前記開口から容器を取り出すことができるようにするのに十分な距離だけ離れている、請求項30に記載の複数の円筒形容器を詰め込んだカートン。
【請求項32】
前記セパレータパッドの前記かみ合わせ端部の雌開口、前記パッドの前記他方の端部の前記雌開口及び前フラップ内の雌開口は、前記第1容器列と前記第2容器列との間に位置し、前記セパレータパッドの前記かみ合わせ端部及び前記パッドの前記他方の端部上の前記他方の雌開口、並びに前記前フラップ内の前記他方の雌開口は、前記第2容器列と前記第3容器列との間に位置している、請求項31に記載の複数の円筒形容器を詰め込んだカートン。
【請求項33】
各層に3列に並べた2層の複数の円筒形容器を搬送するためのカートンであって、
(a)底部パネル、上部パネル、及び折り曲げ可能に取り付けられて隣接した側部パネルを有し、一方の端部が、前記上部パネルに折り曲げ可能に取り付けられた上部端フラップ、前記底部パネルに折り曲げ可能に取り付けられた底部端フラップ、及び各側部パネルに折り曲げ可能に取り付けられた側部端フラップによって閉鎖されるかみ合わせ端部であり、各側部端フラップは、側部端フラップを取り付けた前記側部パネルから遠位の端部を有し、各側部端フラップは、前記遠位端部内にリセス部分を有し、該リセス部分内に、2つの肩部を有するパンチロックと旋回ロックとが位置し、各ロックは、折り曲げ線によって前記側部端フラップに取り付けられており、該折り曲げ線は、前記側部端フラップを前記側部パネルに取り付けている該折り曲げ線に少なくともほぼ平行であり、前記旋回ロックは、前記パンチロックと該カートンの前記上部パネルとの間に位置し、前記旋回ロックは、折り曲げ線によって取り付けられた補助雄ロックを有し、該折り曲げ線は、前記旋回ロックを前記側部端フラップに取り付けている該折り曲げ線に少なくともほぼ垂直であり、該補助雄ロックは、前記パンチロックの肩部に近接した位置にあり、前記端フラップは、接着によって合わせて保持されている、該カートンと、
(b)2つの端部を有するかみ合わせセパレータパッドであって、その一方の端部が、該カートンの前記かみ合わせ端部に近接して位置するかみ合わせ端部であり、該パッドは、前記2つの容器層の間に位置するように構成され、該パッドの前記かみ合わせ端部は、折り曲げ可能に取り付けられて該カートンの、側部パネル以外のパネルに向かって延びる前フラップを有し、前記パッドは、各々にロッキング縁部を有する2つの雌開口を前記かみ合わせ端部の近接位置に有し、前記前フラップは、各々に2つのロッキング縁部を有する2つの雌開口を有する、かみ合わせセパレータパッドとを備えており、
(c)前記カートンの前記かみ合わせ端部上の各側部端フラップのパンチロックが、前記パッドの前記前フラップの雌開口を通って突出し、前記パンチロックの各肩部が前記開口のロッキング縁部に係合し、また、各補助雄ロックが前記パッドの雌開口を通って突出するとともに、前記雌開口のロッキング縁部に係合し、それにより、前記パッドを該カートンの前記かみ合わせ端部上の前記側部端フラップにかみ合わせることができ、また、
(d)該カートンの前記他方の端部は、前記上部パネルに折り曲げ可能に取り付けられた上部端フラップ、前記底部パネルに折り曲げ可能に取り付けられた底部端フラップ、及び各側部パネルに折り曲げ可能に取り付けられた側部端フラップによって閉鎖され、各側部端フラップは、該側部端フラップを取り付けた前記側部パネルから遠位の端部を有し、前記側部端フラップの各々は、前記遠位端部内にリセス部分を有し、該リセス部分内で、旋回ロックが、折り曲げ線によって前記側部端フラップに取り付けられており、該折り曲げ線は、前記側部端フラップを前記側部パネルに取り付けている該折り曲げ線に少なくともほぼ平行であり、前記旋回ロックは、折り曲げ線によって取り付けられた補助雄ロックを有し、該折り曲げ線は、該旋回ロックを前記側部端フラップに取り付けている該折り曲げ線に少なくともほぼ垂直であり、前記旋回ロックは、補助雄ロックと該カートンの前記上部パネルとの間に位置し、前記セパレータパッドは、各々にロッキング縁部を有する2つの雌開口を該パッドの前記他方の端部の近接位置に有し、各補助雄ロックは、前記パッドの前記他方の端部内の雌開口を通って突出して、前記雌開口のロッキング縁部に係合し、それにより、前記パッドと前記カートンとのかみ合わせを強化するようにし、また、該カートンの前記他方の端部は、前記上部端フラップ及び前記底部端フラップを前記側部端フラップに接着することによって固定される、容器搬送カートン。
【請求項34】
前記カートンの各端部上の各側部端フラップの各補助雄ロックは、前記補助雄ロックを前記旋回ロックに取り付けている前記折り曲げ線の近接位置にスロットを有し、該スロットは、前記セパレータパッドの端部に最も近い雌開口の前記ロッキング縁部に係合する、請求項33に記載のカートン。
【請求項35】
除去時に各層から任意の容器を取り出すことができるようにするディスペンサフラップを有し、該ディスペンサフラップは、前記カートンの一方の端部に少なくともほぼ平行である、側部パネル内の底部引裂き線と、該底部引裂き線から間隔をおいてそれに少なくともほぼ平行である上部引裂き線とによって形成され、前記底部引裂き線及び前記上部引裂き線は、前記隣接した上部パネル内に延びて互いに相互接続し、且つ前記隣接した底部パネル内に延びて互いに相互接続しており、前記平行な引裂き線は、人が前記開口から容器を取り出すことができるようにするのに十分な距離だけ離れている、請求項34に記載の複数のカートン。
【請求項36】
各層に少なくとも2列に並べた2層の複数の円筒形容器を搬送するための、2つの端部を有するカートン用のブランク、及び該容器層を分離状態に保持するためのかみ合わせセパレータパッドであって、
(a)底部パネル、上部パネル、及び折り曲げ可能に取り付けられて隣接した側部パネルを有し、前記カートンの一方の端部がかみ合わせ端部であり、前記カートンの各端部は、前記上部パネルに折り曲げ可能に取り付けられた上部端フラップ、前記底部パネルに折り曲げ可能に取り付けられた底部端フラップ、及び各側部パネルに折り曲げ可能に取り付けられた側部端フラップによって閉鎖されるように構成されており、前記カートンの前記かみ合わせ端部上の各側部端フラップは、側部端フラップを取り付けた前記側部パネルから遠位の端部を有し、各側部端フラップは、前記遠位端部内にリセス部分を有し、該リセス部分内に、2つの肩部を有するパンチロックと旋回ロックとが位置し、各ロックは、折り曲げ線によって前記側部端フラップに取り付けられており、該折り曲げ線は、前記側部端フラップを前記側部パネルに取り付けている該折り曲げ線に少なくともほぼ平行であり、前記旋回ロックは、前記パンチロックと前記カートンの前記上部パネルとの間に位置し、前記旋回ロックは、折り曲げ線によって取り付けられた補助雄ロックを有し、該折り曲げ線は、前記旋回ロックを前記側部端フラップに取り付けている該折り曲げ線に少なくともほぼ垂直であり、前記補助雄ロックは、前記パンチロックの肩部に近接した位置にある、該カートンブランクと、
(b)2つの端部を有するかみ合わせセパレータパッドであって、その一方の端部がかみ合わせ端部であり、該パッドは、前記2つの容器層の間に位置するように構成され、該パッドの前記かみ合わせ端部は、折り曲げ可能に取り付けられて該カートンの、側部パネル以外のパネルに向かって延びる前フラップを有し、前記パッドは、各々にロッキング縁部を有する2つの雌開口を前記かみ合わせ端部の近接位置に有し、前記前フラップは、2つの雌開口を有し、前記前フラップの各開口に2つのロッキング縁部を有する、かみ合わせセパレータパッドとを備えており、
(c)前記カートンの前記かみ合わせ端部上の各側部端フラップのパンチロックが、前記パッドの前記前フラップの雌開口を通って突出するように構成され、前記パンチロックの各肩部が、前記開口のロッキング縁部に係合し、また、各補助雄ロックが前記パッドの雌開口を通って突出して、前記雌開口のロッキング縁部に係合し、それにより、前記パッドを前記カートンの前記かみ合わせ端部上の前記側部端フラップにかみ合わせるように構成されている、カートン用のブランク及びセパレータパッド。
【請求項37】
前記カートンの前記他方の端部の各側部端フラップは、該側部端フラップを取り付けた前記側部パネルから遠位の端部を有し、各側部端は、前記遠位端部内にリセス部分を有し、該リセス部分内で、旋回ロックが、折り曲げ線によって前記側部端フラップに取り付けられており、該折り曲げ線は、前記側部端フラップを前記側部パネルに取り付けている該折り曲げ線に少なくともほぼ平行であり、前記旋回ロックは、折り曲げ線によって取り付けられた補助雄ロックを有し、該折り曲げ線は、前記旋回ロックを前記側部端フラップに取り付けている該折り曲げ線に少なくともほぼ垂直であり、前記旋回ロックは、前記カートンの前記上部パネルと前記補助雄ロックとの間に位置し、前記セパレータパッドは、該パッドの他方の端部の隣接位置に2つの雌開口を有し、各雌開口は、少なくとも1つのロッキング縁部を有し、各補助雄ロックは、前記パッドの前記他方の端部内の雌開口を通って突出するように構成されて、前記雌開口のロッキング縁部に係合するようになっている、請求項36に記載のカートン用のブランク及びセパレータパッド。
【請求項38】
前記カートンは、除去時に各層から前記容器を取り出すことができるようにするディスペンサフラップを有し、該ディスペンサフラップは、前記カートンの端部に少なくともほぼ平行である、側部パネル内の底部引裂き線と、該底部引裂き線から間隔をおいてそれに少なくともほぼ平行である上部引裂き線とによって形成され、前記底部引裂き線及び前記上部引裂き線は、前記隣接した上部パネル内に延びて互いに相互接続し、且つ前記隣接した底部パネル内に延びて互いに相互接続しており、前記平行な引裂き線は、人が前記開口から容器を取り出すことができるようにするのに十分な距離だけ離れている、請求項37に記載のカートン用のブランク及びセパレータパッド。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公表番号】特表2007−519579(P2007−519579A)
【公表日】平成19年7月19日(2007.7.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−551339(P2006−551339)
【出願日】平成17年1月24日(2005.1.24)
【国際出願番号】PCT/US2005/002082
【国際公開番号】WO2005/075304
【国際公開日】平成17年8月18日(2005.8.18)
【出願人】(504075588)グラフィック パッケージング インターナショナル インコーポレイテッド (137)
【Fターム(参考)】