【課題】紫外線又は加齢が原因となる皮膚の乾燥又は皮膚の老化を予防・改善するため、重要なファクターであるアクアポリンの産生を増強する新規製剤の提供。
【解決手段】特定の植物抽出物（クレマチス抽出物、サンザシ抽出物、セイヨウノコギリソウ抽出物、ブドウ抽出物）を有効成分とする製剤。
【効果】皮膚細胞内におけるアクアポリンのタンパク発現量を産生させ増強する作用を有する。又、この産生増強作用により、皮膚の乾燥、弾力の低下、肌荒れ、創傷治癒の遅延等の改善効果や加齢等による皮膚機能の低下を予防、改善することが可能である。

【特許請求の範囲】
【請求項１】
アクアポリンの産生を増強するために使用する製剤であって、クレマチス、サンザシ、セイヨウノコギリソウ、ブドウから選ばれる少なくとも１種以上の植物抽出物を有効成分とすることを特徴とする製剤。
【請求項２】
アクアポリン３の産生を増強するために使用する製剤であって、クレマチス、サンザシ、セイヨウノコギリソウ、ブドウから選ばれる少なくとも１種以上の植物抽出物を有効成分とすることを特徴とする製剤。
【請求項３】
紫外線又は加齢が原因となる皮膚の乾燥又は皮膚の老化を予防・改善するために使用されることを特徴とする、請求項１乃至２記載の製剤。
【請求項４】
製剤の剤形が内用又は外用の形態であることを特徴とする請求項１乃至３記載の製剤。

【図１】

【公開番号】特開２０１３−８７０５８（Ｐ２０１３−８７０５８Ａ）
【公開日】平成２５年５月１３日（２０１３．５．１３）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２０１１−２２５５７６（Ｐ２０１１−２２５５７６）
【出願日】平成２３年１０月１３日（２０１１．１０．１３）
【出願人】（０００１１９４７２）一丸ファルコス株式会社 (78)
【Ｆターム（参考）】