説明

アンテナ装置

【課題】誤組み付けを抑制することができるアンテナ装置を提供する。
【解決手段】車両のステアリングコラムに設けられるキーシリンダホルダ11と、同キーシリンダホルダ11に対して相対移動可能とされた状態で支持されて走行用の駆動源を始動させる際に操作されるキーシリンダ本体12と、キーシリンダ本体12を外部操作可能に露出させた状態で、キーシリンダホルダ11に取り付けられるとともに各種の電子機器を接続する基板40が外部に露出した状態で設けられる第1のカバー13Aと、基板40を覆う第1のカバー13Aに取り付けられるとともに基板40の少なくとも一部分と対向する部分は透明樹脂材料により形成される第2のカバー13Bと、を備えるアンテナ装置。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子キーとの間で無線通信を行うアンテナ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、自動車には、エンジンが始動されて盗難されることを防止するために、イモビライザシステムが搭載されている。この種のイモビライザシステムは、特許文献1に示されるように、イグニッションキーに内蔵されたトランスポンダと、キーシリンダ装置内に埋設されたコイルアンテナと、車両(ステアリングコラム)内に搭載されたコンピュータとから構成されている。
【0003】
そして、運転手がキーシリンダ装置にイグニッションキーを挿入すると、そのイグニッションキーのトランスポンダからIDコードが送信される。すると、キーシリンダ装置内に埋設されたコイルアンテナは、そのトランスポンダからのIDコードを受信するとともに、そのIDコードをコンピュータに出力する。そして、コンピュータは、入力されたIDコードと予め記憶した識別コードとを比較し、入力されたIDコードが識別コードと一致した場合はエンジンの始動を可能にする。この状態において、イグニッションキーを操作するとエンジンを始動させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2007−303171号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
イモビライザシステムのIDコードは、1台1台自動車毎に異なる。このため、電子部品を内蔵するキーシリンダ装置を自動車に組み付ける際に間違わないようにしなければならない。そのため、ラベルを貼る等することにより誤組み付けを抑制していた。しかしながら、誤組み付けは、組み上がったキーシリンダ装置を自動車に組み付ける際に限らず、電子部品をキーシリンダ装置に組み付ける際にも起こりうる。けれども、電子部品をキーシリンダ装置に組み付けた後、この組み付けが正しいか否かをキーシリンダ装置の外観だけで判断することは困難であり、この点において改善の余地を残すものであった。
【0006】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、誤組み付けを抑制することができるアンテナ装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、電子キーとの間で無線通信を行うためのアンテナ及び外部に露出した状態で前記アンテナを接続される基板が設けられる筐体と、前記基板を覆う態様で前記筐体に取り付けられるとともに前記基板の少なくとも一部分と対向する部分は透明材料により形成されるカバーと、を備えることを要旨とする。
【0008】
同構成によれば、アンテナ装置が組み上がった状態、すなわち、筐体とカバーとが取り付けられた状態において、カバーに形成された透明な部分から基板を視認することができる。このため、アンテナ装置を組み立てるとき、或いは、アンテナ装置を車両に組み付けるとき等、基板の色彩や、同基板に記載されている認可ナンバー等の法規要件を確認しながら組み立て、組み付け作業を行うことができる。従って、このアンテナ装置の誤組み付けを抑制することができる。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のアンテナ装置において、前記筐体又は前記基板には、光源が設けられ、前記カバーは、前記光源からの光を導くライトガイドとしても機能することを要旨とする。
【0010】
同構成によれば、カバーがライトガイドとし機能する分、ライトガイドを別体として設ける必要がないので、部品点数の増加を抑制することができる。ひいては、アンテナ装置の組み付け工数を抑制することができる。
【0011】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のアンテナ装置において、前記カバーにおいて、前記基板と対向する部分には、凸レンズが形成されることを要旨とする。
基板には、認可ナンバー等の法規要件が文字、数字によって記載されているが、同構成によれば、凸レンズを通じて、記載された文字、数字を拡大して視認することができる。従って、記載されている情報を読みとりやすくなる。換言すれば、換言すれば、文字、数字が小さい場合であっても、これを読みとることが可能となるため、基板に記載できる情報量を増やすことができる。
【0012】
請求項4に記載の発明は、請求項1又は2に記載のアンテナ装置において、前記カバーにおいて、前記基板と対向する部分は、レンチキュラーレンズと、このレンチキュラーレンズと、前記基板との間に設けられる2つ以上の画像を短冊状にするとともにこの画像をインターレース状に並べてなるレンチキュラー画像とを設け、この2つ以上の画像のうち、1つの画像が透明であることを要旨とする。
【0013】
レンチキュラーレンズを視認する角度により、2つ以上のレンチキュラー画像のうちの1つを視認することができる。このため、同構成によれば、レンチキュラー画像を構成する画像のうち1つの画像が透明であるため、レンチキュラーレンズを視認する角度によって、基板と、透明でない部分のレンチキュラー画像とを視認することができる。従って、透明でない部分のレンチキュラー画像に文字、数字等の各種情報を記載する場合には、レンチキュラーレンズを視認する角度により、この情報を視認することができる。
【発明の効果】
【0014】
本発明では、誤組み付けを抑制することができるアンテナ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本実施形態のキーシリンダ装置を示す斜視図。
【図2】本実施形態のキーシリンダ装置を示す分解斜視図。
【図3】本実施形態の変形例を示す端面図。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明のアンテナ装置をキーシリンダ装置に具体化した一実施形態を図1、及び図2に従って説明する。
<キーシリンダ装置の構成>
図1に示されるように、キーシリンダ装置10は、円筒状のキーシリンダホルダ11と、同キーシリンダホルダ11に嵌挿状態で保持されるキーシリンダ本体12と、これらキーシリンダホルダ11、及びキーシリンダ本体12を覆うカバー13とを備える。キーシリンダホルダ11は、連結部11aを介して、自動車のステアリングコラムCに固定されている。
【0017】
図2に示されるように、キーシリンダ本体12は、円筒状の胴部12aと、筒の開口部を閉塞する円盤状のつば部12bとから構成されている。つば部12bの直径(外径)は、胴部12aの直径(外径)よりも若干大きく設定されている。つば部12bの中央部には、このつば部12bに対して回動可能とされたキー差し込み部12cが突設されている。このキー差し込み部12cは、胴部12aに内設されて駆動源としてのエンジン(内燃機関)の始動と停止との切り替えを行う図示しないロータと一体回転可能に連結されている。操作部材としてのキー差し込み部12cには、イグニッションキーKを差し込むためのキー差し込み口12dが形成されている。イグニッションキーKをキー差し込み口12dに差し込んで回動操作すると、ロータは、キー差し込み部12cの回動に同期して回動する。
【0018】
図1に示されるように、カバー13は、キーシリンダ本体12の上部及び前面を覆う筐体としての第1のカバー13Aと、この第1のカバー13Aを更に外側から覆う第2のカバー13Bとから構成されている。
【0019】
図2に示されるように、第1のカバー13Aは、キー差し込み口12dが挿入される面を外部に露出させた態様でつば部12bを覆う環状に形成された第1のつば部カバー20と、同第1のつば部カバー20の前面において、第1のつば部カバー20の開口部に沿って形成された環状のアンテナコイル設置部21とを有する。アンテナコイル設置部21には、イグニッションキーK(正確には、イグニッションキーKに内蔵されたトランスポンダ)と無線通信を行うための図示しない電子機器としてのアンテナコイルが設置(巻回)される。また、第1のカバー13Aは、第1のつば部カバー20の上部からアンテナコイル設置部21が突設する方向とは反対側に向かって延びる板状の電装部22を有する。電装部22には、図示しないLED等の各種電子素子を固定して配線するための基板40が搭載される。基板40の背面(上面)には、無線認証システムに必要とされる認可ナンバー等の法規要件が記載されている。さらに、第1のカバー13Aにおいて、第1のつば部カバー20と電装部22との中間部における左右両側部には、それぞれ突起23が形成されている。第1のカバー13Aは、図示しない係合構造を介して、キーシリンダホルダ11及びキーシリンダ本体12に係止される。
【0020】
第2のカバー13Bは、透明樹脂材料により一体形成されてなる。第2のカバー13Bは、キー差し込み部12cにおけるキー差し込み口12dが形成される面を外部に露出させた態様で第1のつば部カバー20を覆う環状の第2のつば部カバー30と、同第2のつば部カバー30の前面において、第2のつば部カバー30の開口部に沿って形成された円筒部31とを有する。円筒部31の突出量は、第2のカバー13Bを第1のカバー13Aに取り付けたときに、アンテナコイル設置部21における前面と面一となるように設定されている。なお、第2のつば部カバー30は、第1のカバー13Aに搭載される光源としてのLEDからの光を導くライトガイドとしても作用する。また、第2のカバー13Bは、第2のつば部カバー30の上部からアンテナコイル設置部21の突出する方向とは反対側に向かって延びる板状の電装部カバー32を有する。この電装部カバー32には、凸レンズ50が形成されている。さらに、第2のカバー13Bにおいて、第2のつば部カバー30と電装部カバー32との中間部における左右両側部には、それぞれ係止孔部33が形成されている。これら係止孔部33が形成される位置は、第2のつば部カバー30と第1のつば部カバー20、及び電装部カバー32と電装部22との位置を対応させて第2のカバー13Bを第1のカバー13Aに取り付けたときに突起23と対応する位置とされる。すなわち、係止孔部33と突起23とが係合することにより、第2のカバー13Bは第1のカバー13Aに対して係止される。このとき、第1のつば部カバー20は第2のつば部カバー30に、アンテナコイル設置部21は円筒部31に、電装部22は電装部カバー32にそれぞれ覆われる。なお、このとき、凸レンズ50は、基板40に対して対向して位置する。
【0021】
<キーシリンダ装置の作用>
次に、このように構成されたキーシリンダ装置の作用について説明する。
第2のカバー13Bは、透明樹脂材料により構成されるため、第2のカバー13Bを第1のカバー13Aに組み付けた状態において、第1のカバー13Aに搭載される各種電子部品等を視認することができる。すなわち、基板40の色彩や、同基板40に記載されている認可ナンバー等の法規要件を示す文字、数字等を確認しながら、キーシリンダ装置10を組み立て、このキーシリンダ装置10をステアリングコラムCに組み付けることができる。従って、キーシリンダ装置10の車両への誤組み付けが抑制される。
【0022】
また、基板40が搭載される電装部22を覆う電装部カバー32には、凸レンズ50が形成されている。従って、基板40に記載されている文字、数字は、凸レンズ50を介して視認することになる。このため、視認できる文字の大きさは、実際に記載されている文字よりも大きくなるので、記載されている情報を読みとりやすい。換言すれば、基板40に記載する文字、数字を小さくしても、これらを読みとることが可能である。すなわち、基板40に記載できる情報量を増やすことができる。
【0023】
以上詳述したように、本実施形態によれば、以下に示す効果が得られる。
(1)第2のカバー13Bは、透明樹脂材料により構成した。これにより、基板40に記載されている認可ナンバー等の法規要件を示す文字、数字等を確認しながら、キーシリンダ装置10を組み立て、このキーシリンダ装置10をステアリングコラムCに組み付けることができる。従って、キーシリンダ装置10の車両への誤組み付けが抑制される。
【0024】
(2)第2のカバー13Bにおいて、電装部カバー32に凸レンズ50を形成した。このため、基板40に記載する文字、数字を小さくしても、これらを読みとることが可能である。このため、基板40に記載できる情報量を増やすことができる。また、この構成に伴い、キーシリンダ装置10の外部に貼り付けられる認証ラベル等を省略することが可能となる。
【0025】
(3)第2のつば部カバー30、円筒部31、及び電装部カバー32を一体形成した。この構成とすることにより、キーシリンダ装置10における部品点数の増大及び組み立て工数の増大が抑制される。
【0026】
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態において、凸レンズ50に代えてレンチキュラー60としてもよい。図3に示されるように、レンチキュラー60は、2つの画像を短冊状にするとともにこの画像をインターレース状に並べてなるレンチキュラー画像61,62と、このレンチキュラー画像61,62の基板40とは反対側の表面に設けられて微細なかまぼこ状の凸レンズが無数に並んだシート状のレンチキュラーレンズ63とにより構成される。そして、一方のレンチキュラー画像61は透明とし、他方のレンチキュラー画像62は、文字、数字を記載した情報画像とする。このように構成すれば、レンチキュラーレンズ63を視認する角度によって、2つのレンチキュラー画像61,62のうちの1つを視認することができる。レンチキュラー画像61が視認できるときは、この画像が透明とされているので、基板40を視認することになる。従って、この構成を採用することによって、レンチキュラー画像62の分だけ多くの情報を記載することができる。
【0027】
・上記実施形態において、凸レンズ50は形成されていなくてもよい。このように構成しても、基板の色彩や、文字、数字を確認しながらキーシリンダ装置の組み立て、組み付け作業を行うことができる。従って、このキーシリンダ装置の誤組み付けを抑制することができる。
【0028】
・上記実施形態において、第2のカバー13Bにおいて、必ずしも全体が透明樹脂材料で形成されている必要はなく、電装部カバー32が透明樹脂材料で形成されていればよい。このように構成しても、基板の色彩や、文字、数字を確認しながらキーシリンダ装置の組み立て、組み付け作業を行うことができる。従って、このキーシリンダ装置の誤組み付けを抑制することができる。また、電装部カバー32における基板40に対応する部分のみを透明としてもよい。さらに、電装部カバー32における基板40の一部分に対応する部分のみを透明としてもよい。この構成とすれば、外部から基板40が全く見えない場合に比べて基板40の色等の情報量を確保することができる。
【0029】
・上記実施形態では、第1のカバー13Aにアンテナコイル設置部21と電装部22とが設けられたが、これらは、必ずしも一体のものに設ける必要はない。すなわち、アンテナコイル設置部21と電装部22とが別体のものであってもよい。この場合、電装部22を覆う部材が透明樹脂材料で形成されていればよい。このように構成しても、基板の色彩や、文字、数字を確認しながらキーシリンダ装置の組み立て、組み付け作業を行うことができる。従って、このキーシリンダ装置の誤組み付けを抑制することができる。
【0030】
・上記実施形態において、第2のつば部カバー30と電装部カバー32とを別体としてもよい。この場合、電装部カバーが第2のカバーに相当する。この様に構成しても、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0031】
・上記実施形態では、イグニッションキーKをキー差し込み口12dに差し込んで、キー差し込み部12cを回動させることによって、エンジンを始動させる構造が採用されたが、この構造のキーシリンダ装置に限るものではない。例えば、電子キーと車両との電子認証とが成立した状態において、スイッチ操作(プッシュ操作又は回転操作)することで、エンジンが始動される始動操作装置であってもよい。このようにしても、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0032】
・上記実施形態では、車両に搭載される駆動源がエンジン(内燃機関)とされていたが、これに代えてモータを駆動源とする電動車両であってもよいし、モータとエンジンとの両方を駆動源とするハイブリッド車両であってもよい。
【0033】
・上記実施形態において、筐体として第1のカバー13Aも第2のカバー13Bと同様に透明樹脂材料により形成してもよい。このように構成すれば、基板40は、第1のカバー13A側からも視認可能となる。このようにすれば、第1のカバー13Aが透明樹脂材料により形成されていない場合と比較して基板40を視認しやすくなる。従って、よりキーシリンダ装置10の車両への誤組み付けが抑制される。
【0034】
・上記実施形態では、アンテナ装置としてキーシリンダ装置に具体化して説明したが、適用先は、キーシリンダ装置以外であってもよい。例えば、車両ドアに設けられて電子キーとの間で無線通信を行うアンテナ装置であってもよい。このように構成すれば、無線通信を通じて車両ドアの施錠状態を切り替えるシステム等を構築することが可能である。また、アンテナ装置の適用先は車両に限らない。例えば、住宅の玄関ドア近傍に設けられて、電子キーとの間の無線通信を通じて玄関ドアのロックアンロックを切り替えるアンテナ装置に適用してもよい。
【符号の説明】
【0035】
C…ステアリングコラム、K…イグニッションキー、10…キーシリンダ装置、11…キーシリンダホルダ、11a…連結部、12…キーシリンダ本体、12a…胴部、12b…つば部、12c…キー差し込み部、12d…キー差し込み口、13…カバー、13A…第1のカバー、13B…第2のカバー、20…第1のつば部カバー、21…アンテナコイル設置部、22…電装部、23…突起、30…第2のつば部カバー、31…円筒部、32…電装部カバー、33…係止孔部、40…基板、50…凸レンズ、60…レンチキュラー、61,62…レンチキュラー画像、63…レンチキュラーレンズ。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
電子キーとの間で無線通信を行うためのアンテナ及び外部に露出した状態で前記アンテナを接続される基板が設けられる筐体と、
前記基板を覆う態様で前記筐体に取り付けられるとともに前記基板の少なくとも一部分と対向する部分は透明材料により形成されるカバーと、を備えるアンテナ装置。
【請求項2】
請求項1に記載のアンテナ装置において、
前記筐体又は前記基板には、光源が設けられ、
前記カバーは、前記光源からの光を導くライトガイドとしても機能するアンテナ装置。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のアンテナ装置において、
前記カバーにおいて、前記基板と対向する部分には、凸レンズが形成されるアンテナ装置。
【請求項4】
請求項1又は2に記載のアンテナ装置において、
前記カバーにおいて、前記基板と対向する部分は、レンチキュラーレンズと、このレンチキュラーレンズと、前記基板との間に設けられる2つ以上の画像を短冊状にするとともにこの画像をインターレース状に並べてなるレンチキュラー画像とを設け、この2つ以上の画像のうち、1つの画像が透明であるアンテナ装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2012−172377(P2012−172377A)
【公開日】平成24年9月10日(2012.9.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−34815(P2011−34815)
【出願日】平成23年2月21日(2011.2.21)
【出願人】(000003551)株式会社東海理化電機製作所 (3,198)
【Fターム(参考)】