説明

アンドロゲン受容体関連状態の治療に使用の二環系誘導体

本発明は、式(I)


[式中、整数のX、X、X、環A、R、R、及びmは、明細書に定義される通りである]の二環系化合物に関する。本発明はまた、そのような化合物の製造の方法、それらを含有する医薬組成物、並びにアンドロゲン受容体関連状態の予防又は治療に使用の医薬品の製造におけるそれらの使用に関する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
医薬品として使用のための式(Ic):
【化1】

[式中:
は、CH又はNを表し;
は、ハロC1−4アルキルを表し;
Yは、CH、COH、又はNを表し;
14は、それぞれの出現時に同一であるか又は異なって、水素又はメチルを表し;
nとpは、独立して、1又は2を表し;
は、直接結合、−(CR10−、−(CR10−O−(CR10−、−N(R11)−(CH−、又は−S−、−S(O)−又は−S(O)−を表し;
とR10は、それぞれの出現時に同一であるか又は異なって、水素又はメチルを表し;
qは、それぞれの出現時に同一であるか又は異なって、0、1、2又は3を表し;
tは、1、2又は3を表し;
vは、それぞれの出現時に同一であるか又は異なって、0、1又は2を表し;
Jは:
アリール;
完全に飽和した単環系の3〜6員炭素環式環;
O、N又はSより独立して選択される1、2、3又は4のヘテロ原子を含む単環系の4、5、6又は7員複素環式環;
O、N又はSより独立して選択される1、2、3又は4のヘテロ原子を含む単環系の5若しくは6員ヘテロアリール環;又は
O、N又はSより独立して選択される1、2、3、4又は5のヘテロ原子を含む二環系の9若しくは10員ヘテロアリール環系を表し;
は、直接結合、−(CR10−、−C(O)N(R11)−(CH−、−C(O)N(R11)−(CH−S(O)−、−NR11C(O)−(CH−、−C(O)−(CH−、−O−(CH−、−O−(CH−NR11−(CH−、−O−(CH−C(O)NR11−(CH−、−S−、−S(O)−、又は−S(O)−を表し;
11は、水素又はメチルを表し;
12は:
ハロ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、カルボキシ、C1−6アルコキシ、シアノ、オキソ、フルオロC1−6アルキル、ヒドロキシ、アミノ、N−C1−4アルキルアミノ、又はN,N−ジC1−4アルキルアミノ;
アリール(ここで該アリール環は、R13より選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい);
O、N又はSより独立して選択される1、2、3又は4のヘテロ原子を含む単環系の5若しくは6員ヘテロアリール環(そしてここで該ヘテロアリール環は、R13より選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい);又は
O、N又はSより独立して選択される1、2、3又は4のヘテロ原子を含む単環系の4、5、6又は7員複素環式環(そしてここで該複素環式環は、R13より選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい)を表し;
13は、アミノ、ハロ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−6アルコキシ、C2−6アルカノイル、C1−6アルコキシC1−6アルキル、カルボキシ、シアノ、オキソ、フルオロC1−6アルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシC1−6アルキル、C1−6アルキルスルファニル、C1−6アルキルスルフィニル、C1−6アルキルスルホニル、N−C1−4アルキルアミノ、N,N−ジC1−4アルキルアミノ、又は−C(O)NR1415(ここでR14とR15は、独立して、水素又はメチルを表す)を表し;及び
rは、0、1、2又は3を表す]の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項2】
前立腺癌の治療に使用のための式(Ic):
【化2】

[式中:
は、CH又はNを表し;
は、ハロC1−4アルキルを表し;
Yは、CH、COH、又はNを表し;
14は、それぞれの出現時に同一であるか又は異なって、水素又はメチルを表し;
nとpは、独立して、1又は2を表し;
は、直接結合、−(CR10−、−(CR10−O−(CR10−、−N(R11)−(CH−、又は−S−、−S(O)−又は−S(O)−を表し;
とR10は、それぞれの出現時に同一であるか又は異なって、水素又はメチルを表し;
qは、それぞれの出現時に同一であるか又は異なって、0、1、2又は3を表し;
tは、1、2又は3を表し;
vは、それぞれの出現時に同一であるか又は異なって、0、1又は2を表し;
Jは:
アリール;
完全に飽和した単環系の3〜6員炭素環式環;
O、N又はSより独立して選択される1、2、3又は4のヘテロ原子を含む単環系の4、5、6又は7員複素環式環;
O、N又はSより独立して選択される1、2、3又は4のヘテロ原子を含む単環系の5若しくは6員ヘテロアリール環;又は
O、N又はSより独立して選択される1、2、3、4又は5のヘテロ原子を含む二環系の9若しくは10員ヘテロアリール環系を表し;
は、直接結合、−(CR10−、−C(O)N(R11)−(CH−、−C(O)N(R11)−(CH−S(O)−、−NR11C(O)−(CH−、−C(O)−(CH−、−O−(CH−、−O−(CH−NR11−(CH−、−O−(CH−C(O)NR11−(CH−、−S−、−S(O)−、又は−S(O)−を表し;
11は、水素又はメチルを表し;
12は:
ハロ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、カルボキシ、C1−6アルコキシ、シアノ、オキソ、フルオロC1−6アルキル、ヒドロキシ、アミノ、N−C1−4アルキルアミノ、又はN,N−ジC1−4アルキルアミノ;
アリール(ここで該アリール環は、R13より選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい);
O、N又はSより独立して選択される1、2、3又は4のヘテロ原子を含む単環系の5若しくは6員ヘテロアリール環(そしてここで該ヘテロアリール環は、R13より選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい);又は
O、N又はSより独立して選択される1、2、3又は4のヘテロ原子を含む単環系の4、5、6又は7員複素環式環(そしてここで該複素環式環は、R13より選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい)を表し;
13は、アミノ、ハロ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−6アルコキシ、C2−6アルカノイル、C1−6アルコキシC1−6アルキル、カルボキシ、シアノ、オキソ、フルオロC1−6アルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシC1−6アルキル、C1−6アルキルスルファニル、C1−6アルキルスルフィニル、C1−6アルキルスルホニル、N−C1−4アルキルアミノ、N,N−ジC1−4アルキルアミノ、又は−C(O)NR1415(ここでR14とR15は、独立して、水素又はメチルを表す)を表し;及び
rは、0、1、2又は3を表す]の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項3】
式(Ic):
【化3】

[式中:
は、CH又はNを表し;
は、ハロC1−4アルキルを表し;
Yは、CH、COH、又はNを表し;
14は、それぞれの出現時に同一であるか又は異なって、水素又はメチルを表し;
nとpは、独立して、1又は2を表し;
は、直接結合、−(CR10−、−(CR10−O−(CR10−、−N(R11)−(CH−、又は−S−、−S(O)−又は−S(O)−を表し;
とR10は、それぞれの出現時に同一であるか又は異なって、水素又はメチルを表し;
qは、それぞれの出現時に同一であるか又は異なって、0、1、2又は3を表し;
tは、1、2又は3を表し;
vは、それぞれの出現時に同一であるか又は異なって、0、1又は2を表し;
Jは:
アリール;
完全に飽和した単環系の3〜6員炭素環式環;
フラニル、イミダゾリル、イソチアゾリル、モルホリニル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、オキセタニル、テトラヒドロ−2H−ピラニル、ピラゾリル、ピリダジニル、ピリジニル、ピロリル、又はチアジアゾリル;又は
1又は2の窒素原子、1又は2の酸素原子、1のイオウ原子、又は1の窒素原子と1のイオウ原子を含む二環系の9員ヘテロアリール環系を表し;
は、直接結合、−(CR10−、−C(O)N(R11)−(CH−、−C(O)N(R11)−(CH−S(O)−、−NR11C(O)−(CH−、−C(O)−(CH−、−O−(CH−、−O−(CH−NR11−(CH−、−O−(CH−C(O)NR11−(CH−、−S−、−S(O)−、又は−S(O)−を表し;
11は、水素又はメチルを表し;
12は:
ハロ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、カルボキシ、C1−6アルコキシ、シアノ、オキソ、フルオロC1−6アルキル、ヒドロキシ、アミノ、N−C1−4アルキルアミノ、又はN,N−ジC1−4アルキルアミノ;
アリール(ここで該アリール環は、R13より選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい);
O、N又はSより独立して選択される1、2、3又は4のヘテロ原子を含む単環系の5若しくは6員ヘテロアリール環(そしてここで該ヘテロアリール環は、R13より選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい);又は
O、N又はSより独立して選択される1、2、3又は4のヘテロ原子を含む単環系の4、5、6又は7員複素環式環(そしてここで該複素環式環は、R13より選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい)を表し;
13は、アミノ、ハロ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−6アルコキシ、C2−6アルカノイル、C1−6アルコキシC1−6アルキル、カルボキシ、シアノ、オキソ、フルオロC1−6アルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシC1−6アルキル、C1−6アルキルスルファニル、C1−6アルキルスルフィニル、C1−6アルキルスルホニル、N−C1−4アルキルアミノ、N,N−ジC1−4アルキルアミノ、又は−C(O)NR1415(ここでR14とR15は、独立して、水素又はメチルを表す)を表し;
rは、Jがアリールを表すとき、1、2又は3を表し;
rは、Jが完全に飽和した単環系の3〜6員炭素環式環を表すとき、0を表し;そして
rは、Jがフラニル、イミダゾリル、イソチアゾリル、モルホリニル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、オキセタニル、テトラヒドロ−2H−ピラニル、ピラゾリル、ピリダジニル、ピリジニル、ピロリル、チアジアゾリル、又は、1又は2の窒素原子、1又は2の酸素原子、1のイオウ原子、又は1の窒素原子と1のイオウ原子を含む二環系の9員ヘテロアリール環系を表すとき、0、1、2又は3を表す]の化合物、又はその医薬的に許容される塩[但し、式(Ic)の化合物は:
4−{4−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル}フェノール;
6−[4−(ピリジン−3−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−(2−フルオロベンジル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−(3,4−ジメトキシベンジル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−(1H−インドール−3−イル)ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−{4−[2−(3,5−ジメトキシフェニル)エチル]ピペリジン−1−イル}−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−(4−メトキシベンジル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−(3−クロロベンジル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−(4−クロロベンジル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−(2−メチルベンジル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−(ピリジン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−(2,6−ジメチルフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−(4−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−(3−クロロフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;又は
6−{4−[(2,6−ジフルオロフェニル)スルホニル]ピペラジン−1−イル}−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン以外である]。
【請求項4】
がNを表す、請求項3に記載の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項5】
が、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、又はクロロ(ジフルオロ)メチルを表す、請求項3又は4に記載の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項6】
がトリフルオロメチルを表す、請求項3又は4に記載の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項7】
14が水素を表す、請求項3〜6のいずれか1項に記載の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項8】
nとpがともに2を表す、請求項3〜7のいずれか1項に記載の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項9】
YがCH又はCOHを表す、請求項3〜8のいずれか1項に記載の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項10】
YがNを表す、請求項3〜9のいずれか1項に記載の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項11】
が直接結合を表す、請求項3〜10のいずれか1項に記載の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項12】
Jが、フェニル、ピリジニル、インドリル、インダゾリル、又はピロロピリジニルを表す、請求項3〜11のいずれか1項に記載の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項13】
が、−C(O)N(R11)−(CH−、−NR11C(O)−(CH−、−C(O)−(CH−、又は−O−(CH−を表す、請求項3〜12のいずれか1項に記載の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項14】
11がメチルを表す、請求項13に記載の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項15】
12が、フルオロ、クロロ、メチル、メトキシ、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、シアノ、ヒドロキシ、メチルスルホニル、ジメチルアミノ、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニル、又はピラゾリルを表す、請求項3〜14のいずれか1項に記載の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項16】
13が、メチル、オキソ、又はヒドロキシを表す、請求項3〜15のいずれか1項に記載の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項17】
rが1を表す、請求項3〜16のいずれか1項に記載の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項18】
Jがアリールを表さず、そしてrが0を表す、請求項3〜16のいずれか1項に記載の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
【請求項19】
4−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]ベンゾニトリル;
3−(トリフルオロメチル)−6−[4−[[3−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]ピペラジン−1−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
4−ピリジン−3−イル−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オール;
3−(ジフルオロメチル)−6−{4−[(1R)−1−(4−フルオロフェニル)エチル]ピペラジン−1−イル}[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
4−(4−フルオロフェニル)−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オール;
N−(2−メトキシエチル)−N−メチル−4−{1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル}ベンズアミド;
N−(2−ヒドロキシエチル)−N−メチル−4−{1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル}ベンズアミド;
6−(4−{4−[(4−メチルピペラジン−1−イル)カルボニル]フェニル}ピペリジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
N−[2−(2−オキソピロリジン−1−イル)エチル]−4−{1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル}ベンズアミド;
6−[4−(1H−インダゾール−3−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
N−(2−メトキシエチル)−N−メチル−3−({1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル}オキシ)ベンズアミド;
2−モルホリン−4−イル−N−(4−{1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル}フェニル)アセトアミド;
6−(4−{4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エトキシ]フェニル}ピペリジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−{4−[2−(ジフルオロメチル)−5−フルオロベンジル]ピペラジン−1−イル}−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−{4−[(6−メチルピリジン−3−イル)メチル]ピペラジン−1−イル}−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−(1H−ピロロ[2、3−b]ピリジン−3−イル)ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−(5−メトキシ−1H−インドール−3−イル)ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
1−[(4−{1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル}フェニル)カルボニル]ピペリジン−4−オール;
N−メチル−N−[2−(メチルスルホニル)エチル]−4−{1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル}ベンズアミド;
6−[3−(4−メトキシフェノキシ)アゼチジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−(4−{4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エトキシ]フェニル}ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;及び
4−[4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エトキシ]フェニル]−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オールより選択される請求項3に記載の化合物、及びその医薬的に許容される塩。
【請求項20】
請求項3〜19のいずれか1項に記載の化合物、又はその医薬的に許容される塩を医薬的に許容される希釈剤又は担体とともに含む医薬組成物。
【請求項21】
式(Ic)の化合物の製造の方法であって、式(IIa)[式中、Gは、ハロゲンを表し、RとXは、式(Ic)に関して上記に定義される通りである]の化合物を式(IIIa)[式中、J、Y、L、L、R12、R14、n、p、及びrは、式(Ic)に関して上記に定義される通りである]のアミンと反応させる工程:
【化4】

と、その後、必要ならば:
(i)本発明の1つの化合物のある官能基を別の官能基へ変換する工程;
(ii)本発明の1つの化合物へ新たな官能基を導入する工程;
(iii)あらゆる保護基を外す工程;
(iv)単一のエナンチオマーの形態である本発明の化合物では、本発明のラセミ化合物を別々のエナンチオマーへ分離する工程;
(v)その医薬的に許容される塩を製造する工程;及び/又は
(vi)その結晶形を製造する工程を含む、前記方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公表番号】特表2011−507824(P2011−507824A)
【公表日】平成23年3月10日(2011.3.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−538919(P2010−538919)
【出願日】平成20年12月18日(2008.12.18)
【国際出願番号】PCT/GB2008/051206
【国際公開番号】WO2009/081197
【国際公開日】平成21年7月2日(2009.7.2)
【出願人】(300022641)アストラゼネカ アクチボラグ (581)
【Fターム(参考)】