説明

インモールドラベル容器の製造方法及びその製造装置

【課題】
ラベルを金型に挿入して射出成形するインモールドラベル容器の製造方法及びその製造装置に関し、薄いラベル材料であっても金型内における正確な位置決めが可能であると共にラベルを確実に1枚ずつ取り上げて金型に貼着することを可能とする。
【解決手段】
ロール状のラベル用材料を供給して1枚ずつ打抜形成したラベルを保持した後、該ラベルを金型に挿入貼着してから射出成形するようにしたインモールドラベル容器の製造方法とし、その製造装置として、ラベル61aが複数印刷されたロール状のラベル用材料6aを打抜形成機構4aへ供給すると共にラベル61aの図柄に合わせて打抜形成し、該打抜形成したラベル61aを疑似コア3aで保持した後、該疑似コア3aでラベル61aを金型のキャビティ21aに挿入貼着してから金型のコア3aをキャビティ21aに挿入して射出成形するようにした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ラベルを金型に挿入して射出成形するインモールドラベル容器の製造方法及びその製造装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、プラスチックの容器等を射出成形する段階で、フィルム或いは紙、或いは合成紙で形成したラベルを同時に巻き付けて容器を製造するインモールドラベル容器の製造方法やその製造装置において、一般的にはこのような製造装置をIML装置やラベルインサート装置、またはインモールドラベル装置等と呼ばれ、また、これらの装置によって作成された容器類をIML容器やラベルインサート容器、またはインモールドラベル容器と呼ばれている。(明細書では、製造装置を「インモールドラベル容器製造装置」、容器を「インモールドラベル容器」とする。)
【0003】
このような現行のインモールドラベル容器の製造について、まず、ラベル用材料から打抜形成されたラベルをラック或いはマガジンに積み重ねておき、次いでこれを一枚ずつ掴む、または吸引すると共に金型内に貼着させ、その後、金型を閉じる時にラベルの縁が押されてラベルが最終的に金型内の正確な位置に納まるようにし、最後に成形樹脂を注入するという工程を踏んでいる。
【0004】
また、このようなインモールドラベル容器を比較的薄肉で形成する場合は、その容器及びラベルの各材料における収縮量率の異差が変形を招くため、比較的薄いラベル材料を使用することが望ましいとされている。
【0005】
例えば、図14に示すものは、この種における従来の「ラベル付き容器を製造する方法と装置」であるが、事前に形成されるラベル100が平坦に積層して縦側壁14及び底部壁15でなるマガジンに保管され、該ラベル100がマガジンから吸引カップ19により抽出されて金型に挿入するように構成している。また、ラベル100は、50ミクロン以下の厚さのものを使用したものとしている。
【特許文献1】特表2001−521456号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、このような比較的薄いラベル材料をインモールドラベル容器に使用する場合、材料の腰がないため、金型を閉じてその縁が押し出される時に、簡単にその縁が折れ曲がってしまい、金型内における正確な位置決めを行うことが出来なかった。
【0007】
また、ラベル用材料から打抜形成されたラベルは、ラック或いはマガジンに積層しているため、静電気或いはブロッキングにより相互に密着して離れにくくなる現象が生じ易く、ラベルを2枚以上掴む、または吸引して金型に挿入されてしまうという問題があった。
【0008】
そこで、本発明は、上記問題点を解消する為に成されたものであり、薄いラベル材料であってもラベルの金型内における正確な位置決めが可能であると共に、該ラベルを確実に1枚ずつ取り上げて金型に貼着することを可能とした、インモールドラベル容器製造装置を提供する事を目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
すなわち、本発明のインモールドラベル容器の製造方法は、ラベルを金型に挿入して射出成形するインモールドラベル容器の製造方法であって、ロール状のラベル用材料を供給して1枚ずつ打抜形成したラベルを保持した後、該ラベルを金型に挿入貼着してから射出成形するようにしたものとしている。
【0010】
また、本発明のインモールドラベル容器の製造装置は、ラベルが複数印刷されたロール状のラベル用材料を打抜形成機構へ供給すると共にラベルの図柄に合わせて打抜形成し、該打抜形成したラベルを疑似コアで保持した後、該疑似コアでラベルを金型のキャビティに挿入貼着してから金型のコアをキャビティに挿入して射出成形するようにしたものとしている。
【0011】
さらに、本発明のインモールドラベル容器の製造方法またはその製造装置は、前記金型における前記ラベルの位置を、前記打抜形成後のラベルを保持した時点で決定するようにしている。
【0012】
また、本発明のインモールドラベル容器の製造方法またはその製造装置は、前記ラベルを樹脂フィルムとし、その厚さを40ミクロン以下としたことを特徴としている。
【発明の効果】
【0013】
よって、本発明のインモールドラベル容器の製造方法及びその製造装置は、ラベル用材料をロール状にて供給して1枚ずつ打抜形成したラベルを保持して金型に挿入貼着したものとしているため、打抜形成されたラベルをラック或いはマガジンに積み重ねていたために生じていたラベルの複数枚取りという従来の問題が解消され、これを起因とした不良品が出ることを極力抑えることができて費用節減につながる。
【0014】
また、本発明のインモールドラベル容器の製造方法及びその製造装置は、前記金型における前記ラベルの位置を、前記打抜形成後のラベルを保持した時点で決定するようにしているため、従来のように金型を閉じる時にラベルの縁を押し出して位置決め調整をする必要はなり、その分、製造工程の短縮化及び費用節減を図れる。
【0015】
さらに、本発明のインモールドラベル容器の製造方法及びその製造装置は、前記ラベルを樹脂フィルムとし、その厚さを40ミクロン以下としたことを特徴としているため、インモールドラベル容器を比較的薄肉で形成する場合でも、その容器及びラベルの各材料における収縮量率の異差による容器の変形を極力抑えられる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下に、本発明のインモールドラベル容器製造装置を、図面に示す一実施形態に基づきこれを詳細に説明する。
図1は本発明のインモールドラベル容器の製造方法及びその製造装置の一実施形態を示す斜視図であり、図2はインモールドラベル容器の一実施形態を示す斜視図であり、図3はインモールドラベル容器の容器体の一実施形態を示す斜視図であり、図4はインモールドラベル容器のラベルの一実施形態を示す平面図であり、図5及び図6は打抜形成機構及び受け渡し機構の一実施形態を示す側面図であり、図7は疑似コアにラベルを貼着する一実施形態を示す説明図であり、図8はキャビティにラベルを挿入する一実施形態を示す説明図であり、図9はキャビティにコアを挿入する一実施形態を示す説明図であり、図10は成形されたインモールドラベル容器を運搬機構の吸着部で取り上げる一実施形態を示す説明図であり、図11は打抜形成機構の構造の一実施形態を示す分解図であり、図12は受け渡し機構の一実施形態を示す斜視図であり、図13は打抜形成機構を縦型にした一実施形態を示す斜視図であり、図14は従来技術を示す参考図である。
【0017】
すなわち、本発明のインモールドラベル容器の製造方法は、まず、ラベル用材料をロール状にて供給するようにしている。次いで、この供給されたラベル用材料を1枚ずつ打抜形成する。その後、打抜形成したラベルを取り上げて一旦保持するようにし、続いて、保持したラベルを金型に挿入貼着し、最後に該金型にて射出成形を実施するようにしている。
【0018】
このような本発明のインモールドラベル容器の製造方法を実施するインモールドラベル容器の製造装置について図1に示す。すなわち、ラベル61aが複数印刷されたロール状のラベル用材料6aを打抜形成機構4aへ供給すると共にラベル61aの図柄に合わせて打抜形成し、該打抜形成したラベル61aを受け渡し機構5aを介して疑似コア3aで保持した後、該疑似コア3aでラベル61aを金型のキャビティ21aに挿入貼着してから金型のコア22aをキャビティ21aに挿入して射出成形し、インモールドラベル容器7aを製造するインモールドラベル容器製造装置1aである。尚、図1の実施形態は、図2に示すインモールドラベル容器7aの収容物(図示せず)を入れるための容器体71aの製造を示している。
【0019】
前記インモールドラベル容器7aは、図2では前記容器体71aと、該容器体71aの蓋である蓋体72aとからなる略四面体の形状のものを示しているが、これに限らず、例えば多面体のものや湾曲面を形成するものなどであってもよい。
【0020】
前記インモールドラベル容器7aの形状に応じて、前記ラベル61aの形状は決定されるが、インモールドラベル容器7aの形状が前記のような略四面体であり、且つ前記容器体71aの外側全面にラベリングする場合、図4に示すようにラベル61aは略十字型として前記打抜形成機構4aにて打抜形成される。
【0021】
前記ラベル61aの材料となる前記ロール状のラベル用材料6aについて、特に限定しないが、例えばフィルム或いは紙、或いは合成紙などを適用できる。尚、図1に示す形態の場合、二連式としてロール状のラベル用材料6a・6aが供給されるようにしている。
【0022】
前記打抜形成機構4aについて、図11に示すように、基台41aの中央上部において進退歯用駆動部45aにより上下に進退する進退歯部42aを設けると共に、該進退歯部42aの上部に押さえ部材44aを介して固定歯部43aを設けている。
【0023】
また、進退歯部42aにおいて、前記押さえ部材44aが押さえ部材用駆動部46a・46aにより上下に進退するようにしている。
【0024】
前記進退歯用駆動部45a及び前記押さえ部材用駆動部46aについて、図示しないが、例えば駆動モータの動力で進退軸を進退させるよう構成するシリンダーまたはアクチュエーター等を適用できる。
【0025】
このような前記打抜形成機構4aにおいて、前記ラベル用材料6aを前記固定歯部43aと前記押さえ部材44aとの間に供給するようにし、該押さえ部材44aを上方へ進出させてラベル用材料6aを固定歯部43a及び押さえ部材44aの間にて挟圧固定すると共に、前記進退歯部42aを上方へ進出させてラベル用材料6aから前記ラベル61aを打ち抜くようにしている。尚、図示しないがこのラベル用材料6aの供給について、該ラベル用材料6aに印刷された前記ラベル61aの図柄に応じて打ち抜かれるようにその供給量を位置センサー等を備えた電子制御手段で制御する。
【0026】
前記受け渡し機構5aについて、図12に示すように、アーム51aの先端に吸着部53aを設け、該吸着部53aの前面に進退枠52aを設けて構成している。
【0027】
前記吸着部53aは、中央に多数の吸気孔531a・531a・・を形成し、エア吸気装置(図示せず)により前記打抜形成機構4aで打ち抜かれた前記ラベル61aを吸着する。
【0028】
また、前記進退枠52aが前記吸着部53aの前面において進退するよう進退枠用駆動部54a・54aを設けている。該各進退枠用駆動部54aは、図示しないが、例えば駆動モータの動力で進退軸を進退させるよう構成するシリンダーまたはアクチュエーター等を適用することができる。
【0029】
さらに、前記進退枠52aの四辺付近において、前記ラベル61aを前記疑似コア3aに押さえ付けるための押さえローラー55a・55a・55a・55aを配設している。
【0030】
すなわち、図6及び図7に示すように、前記ラベル61aを吸着した前記吸着部53aが疑似コア3aに当接すると共に前記エア吸気装置の吸気を停止し、次いで、吸着部53aから前記進退枠52aが進出する際、前記各押さえローラー55aは疑似コア3aの四方側面にラベル61aが適正に貼着するようラベル61aの表面を押さえながら移動するようにしている。
【0031】
次に、本発明のインモールドラベル容器製造装置1aにおける、前記インモールドラベル容器7aの製造工程について説明する。
【0032】
まず、図1に示すように、前記ロール状のラベル用材料6a・6aを前記打抜形成機構4aへ供給する。(尚、ロール状のラベル用材料6aは二連式としている。)
【0033】
次いで、図5及び図6に示すように前記打抜形成機構4aで打ち抜かれて形成した前記ラベル61a・61aは、前記受け渡し機構5a・5aで前記疑似コア3a・3aへ受け渡される。
【0034】
すなわち、前記受け渡し機構5aは前記アーム51a・51aの基端に設けた回動駆動部511a・511aの下方回動により前記吸着部53a・53aが倒伏して打ち抜かれた前記各ラベル61aの表面に当接すると共にこれを吸着し、その状態で各回動駆動部511aの上方回動により各吸着部53aは起上する。
【0035】
次いで、図6及び図7に示すように、前記受け渡し機構5aの前記各吸着部53aは、前記各疑似コア3aに当接すると共に前記進退枠52aの進出と前記各押さえローラー55aにより前記各ラベル61aを各疑似コア3aに貼着させる。
【0036】
その後、図1に示す運搬機構8aにより前記各ラベル61aを貼着した前記各疑似コア3aは射出成形部2aに運搬され、次いで、図8に示すように金型の前記各キャビティ21aに各疑似コア3aを挿入して、各ラベル61aが各キャビティ21aに貼着されるようにしてから各疑似コア3aを各キャビティ21aから退出させる。
【0037】
次に、図9に示すように、前記各ラベル61aが貼着された前記各キャビティ21aと前記各コア22aが合体し、射出成形を実施して前記容器体71a・71aを形成する。
【0038】
射出成形後、前記各キャビティ21aと前記各コア22aは離間し、図10に示すように各コア22a側に着する前記各容器体71aを、前記運搬機構8aにおいて前記各疑似コア3aと反対側に設けた吸着部81a・81aで吸着して各コア22aから取り外し、次いで、運搬機構8aは射出成形部2aから退出する。
【0039】
続いて、図1に示す吸着運搬アーム9aで、前記運搬機構8aにより運搬されてきた前記各容器体71aを吸着運搬して所定の場所に積重安置し、一連の製造工程を完了する。
【0040】
本発明は、上記のようなインモールドラベル容器の製造方法またはその製造装置としたので、前記金型における前記ラベルの位置を前記打抜形成後のラベルを保持した時点で決定することができる。
【0041】
また、前記ラベル61aを樹脂フィルムとした場合、その厚さが40ミクロン以下であっても本発明において採用することが可能となる。
【0042】
さらに、本発明は、前記ロール状のラベル用材料6aを平面方向に前記打抜形成機構4aへ供給しているため、例えば横方向に供給する場合よりもラベル用材料6aの歪みを可及的に抑えることができる。
【0043】
または、図13に示すように、前記ロール状のラベル用材料6aを縦方向に前記打抜形成機構4aへ供給できる。この場合、ラベル用材料6aは縦方向において一定の張力を保つので、ラベル用材料6aの歪みを極力抑えることが可能となる。
【0044】
このように、本願発明は、前記打抜形成機構4aへの供給におけるラベル用材料6aの歪み問題に特有の構成をもって対処しているため、打抜形成機構4aにて前記ラベル61aを適正な位置で且つ正確な形状に打ち抜くことが可能となり、形成されたラベル61aを前記受け渡し機構5aにて正確な位置で取り上げることができると共に前記疑似コア3aへ該ラベル61aを正確な位置に貼着できるようになる。
【0045】
尚、前記疑似コア3aへの前記ラベル61aの貼着は、前記受け渡し機構5aを介していたが、該受け渡し機構5aを省略できる。すなわち、前記打抜形成機構4aにより打ち抜かれたラベル61aを直接疑似コア3aに吸着させればよい。この場合、前記運搬機構8aにおいて、受け渡し機構5aに設けたものと同様の回動可能な前記アーム51aを取り付け、その先端に疑似コア3aを備えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0046】
【図1】本発明のインモールドラベル容器の製造方法及びその製造装置の一実施形態を示す斜視図である。
【図2】インモールドラベル容器の一実施形態を示す斜視図である。
【図3】インモールドラベル容器の容器体の一実施形態を示す斜視図である。
【図4】インモールドラベル容器のラベルの一実施形態を示す平面図である。
【図5】打抜形成機構及び受け渡し機構の一実施形態を示す側面図である。
【図6】打抜形成機構及び受け渡し機構の一実施形態を示す側面図である。
【図7】疑似コアにラベルを貼着する一実施形態を示す説明図である。
【図8】キャビティにラベルを挿入する一実施形態を示す説明図である。
【図9】キャビティにコアを挿入する一実施形態を示す説明図である。
【図10】成形されたインモールドラベル容器を運搬機構の吸着部で取り上げる一実施形態を示す説明図である。
【図11】打抜形成機構の構造の一実施形態を示す分解図である。
【図12】受け渡し機構の一実施形態を示す斜視図である。
【図13】打抜形成機構を縦型にした一実施形態を示す斜視図である。
【図14】従来技術を示す参考図である。
【符号の説明】
【0047】
1a インモールドラベル容器製造装置
2a 射出成形部
21a キャビティ
22a コア
3a 疑似コア
4a 打抜形成機構
41a 基台
42a 進退歯部
43a 固定歯部
44a 押さえ部材
45a 進退歯用駆動部
46a 押さえ部材用駆動部
5a 受け渡し機構
51a アーム
511a 回動駆動部
52a 進退枠
53a 吸着部
531a 吸気孔
54a 進退枠用駆動部
55a 押さえローラー
6a ラベル用材料
61a ラベル
7a インモールドラベル容器
71a 容器体
72a 蓋体
8a 運搬機構
81a 吸着部
9a 吸着運搬アーム

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ラベルを金型に挿入して射出成形するインモールドラベル容器の製造方法であって、ロール状のラベル用材料を供給して1枚ずつ打抜形成したラベルを保持した後、該ラベルを金型に挿入貼着してから射出成形するようにしたことを特徴とするインモールドラベル容器の製造方法。
【請求項2】
ラベルが複数印刷されたロール状のラベル用材料を打抜形成機構へ供給すると共にラベルの図柄に合わせて打抜形成し、該打抜形成したラベルを疑似コアで保持した後、該疑似コアでラベルを金型のキャビティに挿入貼着してから金型のコアをキャビティに挿入して射出成形するようにしたことを特徴とするインモールドラベル容器の製造装置。
【請求項3】
前記金型における前記ラベルの位置を、前記打抜形成後のラベルを保持した時点で決定するようにしたことを特徴とする請求項1及び請求項2のいずれか記載のインモールドラベル容器の製造方法またはその製造装置。
【請求項4】
前記ラベルを樹脂フィルムとし、その厚さを40ミクロン以下としたことを特徴とする請求項1及び請求項2のいずれか記載のインモールドラベル容器の製造方法またはその製造装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【公開番号】特開2010−162763(P2010−162763A)
【公開日】平成22年7月29日(2010.7.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−6843(P2009−6843)
【出願日】平成21年1月15日(2009.1.15)
【出願人】(300045891)サンプラスチックス株式会社 (4)
【Fターム(参考)】