説明

ウェーハレベルのイメージセンサーモジュール及びその製造方法

【課題】デジタル器機等に用いられるウェーハレベルのイメージセンサーモジュール及びその製造方法が提供される。
【解決手段】本発明は、上記イメージセンサーに流入される光から特定波長を除去させる光学フィルター、上記光学フィルターに付着されてフィルターコーティング層を保護し、その後面にはパッド電極らが形成されるガラス層、上記ガラス層のパッド電極に付着され、上記パッド電極からその後面に再分配パッドが形成されるイメージセンサー、及び上記イメージセンサーの後面側に配置され、上記パッド電極に電気的に連結されるソルダボール、とを含むウェーハレベルのイメージセンサーモジュールとその製造方法を提供する。
本発明によれば、大きさを最小限に減らし、良好な品質のイメージセンサーモジュールのみを選別して使用可能にすることにより、製作原価の節減を達することができ、大量生産に有利な効果が得られる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はデジタル光学器機に用いられるウェーハレベルのイメージセンサーモジュール及びその製造方法に関するもので、より詳しくはCMOSあるいはCCDと呼ばれるイメージセンサーを具備したモジュールの大きさを小型化するためにその大きさを最小化し、良好な品質のイメージセンサーのみを選別して使用可能にすることにより、良好な品質のパッケージを生産して製作原価の節減を達することができ、大量生産に有利なウェーハレベルのイメージセンサーモジュール及びその製造方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、ポータブルまたは家庭用ビデオカメラとデジタルカメラのみならず、携帯電話のカメラ機能の採用によって超小型、高画質のイメージセンサーモジュールに対する要求が増えている。このようなイメージセンサーモジュールは優れた色再現性と微細な表現等の消費者要求による画素数増大のみならず、携帯電話の適用による軽薄短小の小型化及び高密度パッケージのイメージセンサーモジュールの必要性が高まっている状況である。
【0003】
図1には、従来の技術によるウェーハレベルのイメージセンサーモジュール300の前面を表す。このような従来のウェーハレベルのイメージセンサーモジュール300は基本型構造として、携帯電話用カメラモジュールに適用される方式は大きく次の三種類の形態で、金ワイヤボンディング技術を利用したCOB(Chip On Board)、またはACF(Anisotropic Conductive Film)あるいは、NCP(Non−Conductive Paste)を利用したCOF(Chip On FPC)方式、そしてCSP(Chip Scale Package)方式に分類することができる。この中で最も注目を浴びているものは現在サイズが小さく、大量生産に適したCSPパッケージング方式である。
【0004】
このような従来のウェーハレベルのイメージセンサーモジュール及びその製造方法は様々な方式がある。その中でウェーハレベルのイメージセンサーモジュールで製造する方式はシェルケース社(SHELLCASE Ltd。)のSHELL-OPC方式が最も多く使用されている。
【0005】
図1には、このような従来のSHELL−OPC方式のウェーハレベルのイメージセンサーモジュール300を示している。このような従来のウェーハレベルのイメージセンサーモジュール300は、WO99/40624号に記載されたもので、外部環境から保護され機械的な強度が補強された比較的薄く且つ稠密な構造を有するものであり、そのエッジ表面314に沿って多数の電気的接点312がメッキされている。
【0006】
上記接点312は、エッジ表面全体にイメージセンサーモジュール300の平坦面316上に延長される。このような接点の配列を通してイメージセンサーモジュール300の平坦面と、エッジを回路基板に付着させることが可能となる。上記のような従来のウェーハレベルのイメージセンサーモジュール300は、融着性バンプ電極ら317が各接点312の端部に形成されているものを表す。上記融着性バンプ電極ら317は所定の隊形で配列される構造である。
【0007】
図2には、上記と類似な従来のウェーハレベルのイメージセンサーモジュール350を示している。これはWO99/40624号に記載された内容として、上記ウェーハレベルのイメージセンサーモジュール350は、光放出機と光受信機中で少なくとも一つを具備し、上面と下面が電気的絶縁及び機械的保護物質から形成されており、その上面と下面中で少なくとも一つには保護膜357が光を透過し、電気的絶縁性であるエッジ表面364らがパッドを具備する集積回路ダイ372を含んでいる。
【0008】
そこで、このような従来のウェーハレベルのイメージセンサーモジュール350は、そのエッジ表面364に沿って多数の電気的接点382がメッキされており、選別フィルター及び/又は反射防止コーティング膜395が透明保護膜357の外部接合面356に形成されている構造である。
【0009】
図3には、さらに他の構造の従来ウェーハレベルのイメージセンサーモジュール400を示している。これはWO01/43181号に記載された内容として、結晶質のシリコン基材に形成されたマイクロレンズアレイ410を具備する。上記シリコン基材412の下には通常ガラスから形成されたパッケージ層416がエポキシ414によって密封されているが、該パッケージ層416のエッジに沿って電気コンタクト428が形成され、該電気コンタクト428は通常バンプ電極430を形成する。そして、導電性パッド432は上記シリコン基材412を電気コンタクト428に連結させる。
【0010】
このような従来のウェーハレベルのイメージセンサーモジュール400は、通常ガラス層444とこれに係わるスペーサ要素436らがシリコン基材412の上部にエポキシ438などの接着剤で密封されてマイクロレンズアレイ410とガラス層444の間に空間446が形成できるようになる。上記パッケージ層444は好ましくは透明なものである。
【0011】
一方、図4には上記とは異なる方式のウェーハレベルのイメージセンサーモジュール450を示している。これは日本国特許出願第2002-274807号に記載された内容として、複数のイメージセンサーモジュールに対応するサイズのガラス基板459上に透明接着層458が付着され、その上には下面に光電変換デバイス領域452を有するシリコン基板451が互いに間隙を形成しながら接着されている。このような従来の構造は、シリコン基板451の下面周辺部及びその周りに接続用配線457がシリコン基板451の接続パッド453に接続されている。
【0012】
そして、絶縁膜456、再配線461、柱状電極462、封止膜463及び溶接ボール464を形成した後に、シリコン基板451の間を切断し、光電変換デバイス領域452を具備したウェーハレベルのイメージセンサーモジュール450を複数個得る。しかしながら、このようなウェーハレベルのイメージセンサーモジュール450はその構造が複雑なため製作しにくい問題点がある。
【0013】
一方、図5には上記とはさらに異なる従来のウェーハレベルのイメージセンサーモジュール500が示している。これは日本国特許公開第2004-153260号に記載された内容として、半導体チップ510上に形成されるパッド電極511と、上記半導体チップ510の表面に接着される支持基板513を具備し、上記半導体チップ510の裏面から上記パッド電極511の表面に到達するようビアホール517が形成され、上記ビアホール517内に上記パッド電極511と接続される柱状端子520が形成される。
【0014】
さらに、上記柱状端子520には再配線層521が形成され、その再配線層521上にはソルダマスク522が被覆され、バンプ電極523が上記再配線層521に電気的に連結される構造である。
【0015】
このような従来の技術は、その独特な構造によって断線やステップカバレージの劣化を防止し、信頼性の高いBGAを有するウェーハレベルのイメージセンサーモジュール500を提供しようとしたのである。
【0016】
しかし、上記のような従来のイメージセンサーモジュールらは装着されるイメージセンサーの収率が著しく低い時に問題点を有するもので、このような方式はウェーハレベルのイメージセンサーモジュールを生産する過程において不良品であるアウトダイ(Out Die)のイメージセンサーまでパッケージングをするようになるので、アウトダイのイメージセンサーらをパッケージングする費用も良品のグットダイ(Good Die)のイメージセンサーらをパッケージングする費用に含まれ生産原価が高くなる問題点を有する。
【0017】
さらに、図6のa、bにはさらに他の従来のウェーハレベルのイメージセンサーモジュール600が図示している。これはガラス層(Glass)を使用してガラス基板605にして、その上に金属配線610とこれを保護するための絶縁膜612を形成し、イメージセンサーチップ(Image Sensor Chip)620とガラス基板605をソルダボールジョイント(Solder ball Joint)630を利用して電気的に連結したものである。
【0018】
また、上記金属配線610には外側ソルダボール(Outer Solder Ball)640らが形成されて外部のPCB基板(図示せず)に電気的に連結可能になるよう構成される。
【0019】
従って、イメージセンサーチップ(Image Sensor Chip)620からの電気的信号がガラス基板605上の金属配線610と外側ソルダボール(Outer Solder Ball)を通して外部PCB基板に伝達される方式である。
【0020】
しかし、上記のような従来のイメージセンサーモジュールはその構造が複雑で、製作しにくい問題点を有するのである。
【0021】
また、上記のような従来のウェーハモジュールのイメージセンサーモジュールらが受光する光はその波長が赤外線領域、可視光線領域、紫外線領域などその以外の領域らもあるが、人が物を見て認識する波長領域の可視光線領域を含む。
【0022】
従って、上記のような従来のイメージセンサーモジュールを装着するカメラモジュールは光学フィルターを内蔵しているが、このような光学フィルターがIRフィルターの場合は赤外線透過率を下げる。上記赤外線領域の光は熱を含んでいるので上記光学フィルターを通してその透過率を下げ、反射率を上げて上記光を受光するイメージセンサーを保護し、人が認識する可視光線領域の透過率を上げる役割をするようになる。
【0023】
従来には光学フィルターを四角のガラスにコーティングしてこれをばらにカッティングし、これをそれぞれのイメージセンサーモジュールに付着する方式である。
【0024】
従って、従来にはカメラモジュールに上記のようなイメージセンサーモジュールを装着することとは別に光学フィルターを装着するものであるので、その作業工程は多段階に行なわれるものであり、それによって工程改善が必要な問題点を有したのである。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0025】
上記のような従来の問題点を解消するために、本発明はガラスウェーハに良品のイメージセンサーのみ実装してパッケージングするようになることによりイメージセンサーモジュールの収率を画期的に上げることができ、それによる生産原価の節減は勿論、大量生産に有利なウェーハレベルのイメージセンサーモジュール及びその製造方法を提供することに目的がある。
【0026】
本発明の他の目的は、その製造工程において光学フィルターを一体で形成することができるのでカメラモジュールに別途の光学フィルターを付着しなくても良いことから、作業工程の改善による作業生産性の向上を達することができるウェーハレベルのイメージセンサーモジュール及びその製造方法を提供することに目的がある。
【0027】
また、本発明のさらに他の目的はPCBに装着する工程において、従来の実装方式であるリフローを通じても簡単に実装することができるので、カメラモジュールの組み立て作業の生産性を著しく向上させることが可能であるイメージセンサーモジュール及びその製造方法を提供することに目的がある。
【課題を解決するための手段】
【0028】
上記のような目的を成し遂げるために本発明は、デジタル器機等に用いられるウェーハレベルのイメージセンサーモジュールにおいて、上記イメージセンサーに流入される光から特定波長を除去させる光学フィルター、上記光学フィルターに付着されてフィルターコーティング層を保護し、その後面にはパッド電極らが形成されるガラス層、及び上記ガラス層のパッド電極に付着され、上記パッド電極からその後面に再分配パッドが形成されるイメージセンサー、及び上記イメージセンサーの後面側に配置され、上記パッド電極に電気的に連結されるソルダボール、らを含むことを特徴とするウェーハレベルのイメージセンサーモジュールを提供する。
【0029】
さらに、本発明はデジタル器機等に用いられるウェーハレベルのイメージセンサーモジュールの製造方法において、上記イメージセンサーに流入される光から特定波長を除去させるウェーハ状光学フィルターとウェーハ状ガラス層を互いに接着してガラスウェーハを形成する段階、上記ガラスウェーハのガラス層にパッド電極を形成する段階、上記パッド電極にバンプ電極を接合させ多数のイメージセンサーをガラスウェーハに付着する段階、上記ガラスウェーハのパッド電極を各々のイメージセンサーの後面に形成して再分配パッドを形成する段階、上記イメージセンサーの再分配パッドの上に各々ソルダボールを形成する段階、及び上記ガラスウェーハを多数のイメージセンサーモジュールらで切断する段階、を含むことを特徴とするウェーハレベルのイメージセンサーモジュール製造方法を提供する。
【発明の効果】
【0030】
本発明によれば、COBのワイヤボンディングやCOFのACF(Anisotropic Conductive Film)あるいは、NCP(Non−Conductive Paste)を利用したフリップチップバンプ電極連結を代替する方式であり、従来とは違ってイメージセンサー40のパッド電極30を再分配(Redistribution)してソルダボール70を付着することができるバンプ電極を形成するウェーハレベルのイメージセンサーモジュール1が提供される。
【0031】
そして、本発明はガラスウェーハ100を使用したイメージセンサーモジュール方式として、グットダイのみのイメージセンサー40らを選択し、これらをガラスウェーハ100にフリップチップボンディングして製作する方式である。従って、本発明ではグットダイのイメージセンサー40らのみを実装するので、イメージセンサー40らの不良によるウェーハレベルのイメージセンサーモジュール1の不良が生じられる問題点を解決することができる。
【0032】
また、ウェーハ状のガラス層20と光学フィルター10を付着したガラス100を使用して製作され、ガラスウェーハ100にイメージセンサー40をボンディングした後、樹脂で埋め込んで完全に密封をした後、ビアホール52らを樹脂に形成してソルダバンプ電極を形成して製作されるので、本発明によるウェーハレベルのイメージセンサーモジュール1をカメラモジュールに組み立てる場合、別途の光学フィルター10を付着する必要がない。従って、カメラモジュールの組み立て段階を画期的に単純化させることができ、大量生産が有利であり、生産原価の節減を達することができる效果が得られる。
【0033】
そして、本発明によればイメージセンサー40の大きさを最小化してカメラモジュールの大きさをより小さくすることができ、ウェーハレベルのイメージセンサーモジュール1の製作をウェーハレベル段階で行うので大量生産や生産原価の節減を達することができる長所がある。
【0034】
のみならず、本発明はイメージセンサー40の後面(Back Side)を利用するので全体的なパッケージサイズを最小限に減らすことができ、連結リード(Connection Lid)をソルダボール70で形成するので異方性伝導性フィルムあるいは接着剤を使用しなくても通常のリフロー実装技術を通じて簡単にPCBに実装して軽薄短小のカメラモジュールを構成することが可能である。
【0035】
上記においては本発明の好ましき特定実施例に関して詳しく説明されたが、本発明はそれに限定されるわけではない。本明細書または図面の記載内容を通じて当業者らは上記実施例とは異なる本発明の変形構造または均等構造らを多様に構成することができるが、これらは全て本発明の技術思想内に含まれるものである。とりわけ、本発明の構成要素らの材質変更、単純機能の付加、単純形状変更または寸法変更等が様々に提示されることができるが、これらは全て本発明の権利範囲内に含まれるものであることは明らかである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0036】
以下、本発明を図面を参照してより詳しく説明する事にする。
【0037】
本発明によるウェーハレベルのイメージセンサーモジュール1は図7に示すように、イメージセンサーに流入される光から特定波長を除去させる光学フィルター10を一体で具備する。
【0038】
上記光学フィルター10は通常のIRフィルターからなることができるが、本発明はそれに限定されるものではない。上記光学フィルター10はそのコーティング層10aが上、下の両面に形成され得るが、好ましくは以後に説明されるガラス層20に向い合うように形成される。
【0039】
そして、本発明によるウェーハレベルのイメージセンサーモジュール1は上記光学フィルター10に付着されフィルターコーティング層10aを保護し、その後面にはパッド電極30らが形成されるガラス層20を具備する。
【0040】
上記ガラス層20は光学フィルター10を透明な接着剤を使用して接着したり、空気中の水分を利用してH基とOH基でボンディングするフュージョンボンディング(Fusion Bonding)によって成ることができる。後者のフュージョンボンディングはガラス層20と光学フィルター10の間に何にもなしにボンディングが可能であるので、光の透過率が100%保障される。従って、透明な接着剤を使用する時よりもより良い光の透過特性を得ることができる。ここで、上記光学フィルター10のコーティング層10aは上記ガラス層20との間に形成されることが好ましい。
【0041】
そして、上記ガラス層20はその外面にパッド電極30が形成されている。上記パッド電極30はPVD方式を利用してスパッタリングにTiW、 Al、Cu及びNiなどのような金属をシードメタルで使用可能であり、無電解メッキ方式にはPdのような金属が使用可能である。そして、シードメタル上の本メタルにはNiの上にAuが一般的であり、Cu、Sn及びSnの合金メッキが可能である。
【0042】
メッキ方式にはシードメタルのようにPVD方式のスパッタリングが可能であるが、電気メッキを行った方が量産性の側面や大量生産に適する。また、上記パッド電極30は上記ガラス層20にコーティングされたメタルをパターニング(Paterning)して得るようになり、このように得られたパッド電極30は以後に説明されるイメージセンサー40とフリップチップ(Flip Chip)をボンディングするための対応フリップチップパッド32と、再分配のための拡張パッド34を含む。
【0043】
また、本発明によるウェーハレベルのイメージセンサーモジュール1は上記ガラス層20のパッド電極30に付着され、そのパッド電極30から再分配パッド42が後面に形成されるイメージセンサー40を具備する。
【0044】
上記イメージセンサー40はグットダイ(Good Die;良品のイメージセンサー)のみをフリップチップボンディングして結合されたものである。上記フリップチップボンディング方式のイメージセンサー40にはAuバンプ電極44を適用してACF(Antisotropic Conductive Film)でボンディングするのが一般的である。ここで、ACFをACP(Antisotropic Conductive Paste)、 NCP(Non−Conductive Paste)及びNCF(Non-Conductive Film)などでボンディングすることも可能である。また、イメージセンサー40のバンプ電極44をAuバンプ電極ではないソルダボールバンプ電極を適用することも可能である。
【0045】
そして、本発明によるウェーハレベルのイメージセンサーモジュール1は上記イメージセンサー40の後面に形成される再分配パッド42が上記ガラス層20に形成されたパッド電極30の拡張パッド34に電気的に連結されるもので、上記拡張パッド34と再分配パッド42との間には絶縁樹脂層50が形成されて、上記絶縁樹脂層50を貫通するビアホール52らが形成され、その内部にメタルをメッキして上記拡張パッド34と再分配パッド42らが電気的に連結されるのである。
【0046】
また、本発明は上記イメージセンサー40の後面側に配置され、上記パッド電極30に電気的に連結されるソルダボール70らを含む。
【0047】
このような構造を備えることにより、本発明によるウェーハレベルのイメージセンサーモジュール1は従来の方式で提起された問題点らを解決する。すなわち、従来方式のイメージセンサーモジュールにおいては、イメージセンサーがウェーハ状で製作完了(FAB OUT) されると、不良なイメージセンサーらを多量含んだ収率の低いイメージセンサーウェーハがイメージセンサーモジュールに生産される。このような場合、不良なイメージセンサーらが不良なイメージセンサーモジュールらを発生させ、結果的にこのような不良な多量のイメージセンサーモジュールらが廃棄され、それによってその費用がそっくりそのままイメージセンサーの品質が優れたグットダイの量品イメージセンサーモジュールに転嫁される。
【0048】
従って、従来には良好な品質のグットダイのイメージセンサーらを有する良好なイメージセンサーモジュールの生産費用が不可避的に上昇されるが、本発明においてはこれとは関係なく品質の優れたイメージセンサーのグットダイのみを選別して使用するので、このような問題点らを完全に解決することができるのである。
【0049】
そして、本発明によるウェーハレベルのイメージセンサーモジュール製造方法は先ず、図8a、bに示すように、上記イメージセンサー40に流入される光から特定波長を除去させるウェーハ状光学フィルター10とウェーハ状ガラス層20を互いに接着してガラスウェーハ100を形成する段階が行なわれる。
【0050】
本発明の一番目の段階はガラスをウェーハ状に加工して一方のガラス層20を形成し、他方のウェーハ状ガラスには光学フィルター用コーティング層10aを形成してウェーハ状の光学フィルター10を形成した後、これら二つをボンディングしてガラスウェーハ100を形成する段階である。
【0051】
従来には四角のガラスにコーティング層を形成して光学フィルターをばらにカッティングし、それをカメラモジュールにそれぞれ付着して使用した。
【0052】
しかし、本発明においては従来の技術とは違って、光学フィルター10をウェーハ形態に構成して、ガラスウェーハ100を製作した後、上記ガラスウェーハ100をウェーハレベルとして製作段階らを進めパッケージングし、これをイメージセンサー40別に切断(Dicing)してそれぞれの多数個のウェーハレベルのイメージセンサーモジュール1を完成する。
【0053】
上記ガラスウェーハ100を形成する段階ではウェーハ形態のガラス層20とウェーハ型の光学フィルター10を付着する段階として、これらを図8bに示すような透明な接着剤16を使用して接着する方法があり、空気中の水分を利用してH基とOH基でボンディングするフュージョンボンディング(Fusion Bonding)がある。後者のフュージョンボンディングは上記ガラス層20と光学フィルター10の間に何もなしにボンディングが可能であるので光の透過率が100%保障される。従って、透明な接着剤16を使用する時よりもより良い光の透過特性を得ることができる。このようにガラス層20とウェーハ状光学フィルター10を接着してガラスウェーハ100を形成する。
【0054】
そして、本発明によるウェーハレベルのイメージセンサーモジュール製造方法は上記ガラスウェーハ100のガラス層20にパッド電極30を形成する段階を含む。
【0055】
この段階は上記一番目の段階で製作されたガラスウェーハ100にパターニングを形成するためにメタルを被い段階を含む。このようにガラスウェーハ100のガラス層20にメタル102を形成する段階は図9に示すように、上記ガラス層20にシードメタルを被い、本メタルを被う。上記シードメタルはPVD(Physical Vapor Deposition)方式を利用してスパッタリングにTiW、Al、Cu及び Niなどのようなメタルをシードメタル(Seed Metal)で使用可能であり、無電解メッキ方式にはPdのようなメタルが使用可能である。上記本メタルにはNiの上にAuが一般的であり、Cu、Sn及びSnの合金メッキが可能である。メッキ方式にはシードメタルのようにPVD方式のスパッタリングが可能であるが、電気メッキを行う方が量産性側面や大量生産に適する。
【0056】
そして、上記ガラスウェーハ100のガラス層20にパッド電極30を形成する段階はガラスウェーハ100のガラス層20にコーティングされたメタル102をパターニングする段階である。上記パターニング段階は図10に示すように、ガラス層20に形成されたメタル102層にパターンを形成してイメージセンサー40とフリップチップボンディングしてイメージセンサー40を装着するためのフリップチップパッド32を形成し、以後に説明される再分配パッド42を形成するための拡張パッド34を形成する。
【0057】
これは図10に示すように、それぞれガラスウェーハ100のガラス層20にはイメージセンサー40が位置される領域110と、各々の上記領域110を包囲するようにフリップチップパッド32と拡張パッド34らが形成されるのである。
【0058】
また、本発明によるウェーハレベルのイメージセンサーモジュール製造方法は上記パッド電極30にバンプ電極44を接合させ多数のイメージセンサー40らをガラスウェーハ100に付着する段階を含む。
【0059】
この段階においては、上記ガラスウェーハ100にグットダイ(Good Die;良品のイメージセンサー)のみをフリップチップボンディングする段階を含む。この段階は図11に示すように、予め形成されられたガラスウェーハ100のフリップチップパッド32にグットダイのイメージセンサー40に形成されたバンプ電極(bumps)44をボンディングする。上記フリップチップボンディング方式のイメージセンサー40にはAuバンプ電極を適用してACFでボンディングすることが一般的である。
【0060】
しかし、本発明はそれに限定されず、上記ACFをACP、NCP及びNCFなどに代替してボンディングすることができることは勿論である。また、イメージセンサー40のバンプ電極44をAuバンプ電極ではないソルダボールバンプ電極に代替して適用することも可能である。
【0061】
上記のように本発明は、このような製造段階を含むことにより、不良なイメージセンサー40らを除去し、イメージセンサー40の品質が優れたグットダイ良品のイメージセンサー40のみを選別して装着することにより結果的にイメージセンサー40において不良が発生しない良好な品質のウェーハレベルのイメージセンサーモジュール1を得ることができる。
【0062】
従って、良好な品質のグットダイのイメージセンサー40らを有する良好なウェーハレベルのイメージセンサーモジュール1の生産費用が下がる效果を得ることができる。
【0063】
そして、本発明によるウェーハレベルのイメージセンサーモジュール製造方法は上記ガラスウェーハ100のパッド電極30を各々のイメージセンサー40の後面(Back Side)に形成して再分配パッド42を形成する段階を含む。
【0064】
このように再分配パッド42を形成する段階は、先ず上記イメージセンサー40がフリップチップボンディングされたガラスウェーハ100にイメージセンサー40とセンサー40らの間の空間を樹脂層50で埋め込む段階を含む。上記樹脂層50を埋め込む段階は図12a、bに示すようにイメージセンサー40とセンサー40の間の空間を樹脂で均一に埋め込み、ベーキングして硬化させる。上記樹脂はエポキシ、BCB(Benzocyclobutene)などがある。
【0065】
そして、上記段階は図13に示すように、硬化された樹脂にビアホール52をエッチングする段階を含む。ここで、ビアホール52をエッチングする方法には様々な方法があり得る。例えば、フォトリソグラフィ段階としてマスクを利用して露光し、現像する方式でビアホール52をエッチングすることができ、レーザーやドライエッチング方法でビアホール52らをエッチングすることができる。
【0066】
また、上記段階は上記のように硬化された樹脂層50に形成されたビアホール52らの内部にメタルをコーティングしたり、埋める方式を適用して拡張パッド34から電気的に連結されるようにイメージセンサー40の後面に再分配パッド42を形成するのである。
【0067】
この段階は図14に示すように、拡張パッド34をイメージセンサー40の後面に延長させ再分配パッド42を形成するもので、シードメタル(Seed Metal)をPVD方式やCVD(Chemical Vapor Deposition)方式または無電解方式で形成し、PVD方式や電気メッキ、コンダクティング材料等でメタルをビアホール52の内部に塗たり、埋め込むことができる。このように再分配パッド42を形成する段階はシリコーンウェーハをエッチングする方式より樹脂層50をエッチングする方式がはるかに容易であり、良い品質を得ることができる。
【0068】
また、本発明によるウェーハレベルのイメージセンサーモジュール製造方法は上記イメージセンサー40の再分配パッド42上に各々ソルダボール70を形成する段階を含む。
【0069】
この段階は図15に示すように、上記イメージセンサー40の後面に形成された再分配パッド42上にソルダボール70を形成する段階である。このような段階は例えば、プリンティング方式でソルダボール70を上記再分配パッド42上に作ることができ、ソルダボール70のピッチの大きい場合はマスクを使用することができ、ピッチの微細な場合は感光性フィルムレジストを使用する方法にすることができる。
【0070】
本発明では電子機器の軽薄短小化の傾向でソルダボール70のピッチが継続して小さくなっており感光性フィルムレジストを使用するようになる。
【0071】
上記のようにソルダボール70を形成する方法は一般的に広く知られた技術であり、様々な方法があるので、ここではより詳しくは記述しない。
【0072】
また、本発明によるウェーハレベルのイメージセンサーモジュールの製造方法は最後に上記のような段階らを経て生産された上記ガラスウェーハ100を多数のウェーハレベルのイメージセンサーモジュール1らで切断する段階を含む。
【0073】
この切断段階は図16に示すように、上記製造方法を通して完成されたガラスウェーハ100を多数個のばらのウェーハレベルのイメージセンサーモジュール1らでダイシング(Dicing)する段階である。このようなダイシング段階はイメージセンサーら毎に形成された拡張パッドらの間と間を切断し多数個の良好なウェーハレベルのイメージセンサーモジュール1らを生産するのである。
【0074】
このようにばらのチップ(Chip)に切られたウェーハレベルのイメージセンサーモジュール1らはカメラモジュールの組み立て段階において、予めイメージセンサー40の後面にソルダボール70らが形成されているので、一般的なリフロー段階を経て容易に組み立てが可能であり、それによってカメラモジュールを製作する段階において多数の段階を省くことができる。
【0075】
また、本発明によるウェーハレベルのイメージセンサーモジュール1はイメージセンサー40と共に光学フィルター10を一体で構成しているので、従来のカメラモジュールの製作段階に比して除去され得る段階は、光学フィルター10の準備段階として、光学フィルター10のばらカッティング、カッティング後の検査、そしてボンドディスぺンシング、光学フィルター10付着、及びUV硬化等の段階らを除去または省略することができる。
【図面の簡単な説明】
【0076】
【図1】従来の技術によるウェーハレベルのイメージセンサーモジュールを示す構成図として、図1aは正面図、図1bは背面図、図1cはソルダボールらを具備した斜視図である。
【図2】従来の技術によるウェーハレベルのイメージセンサーモジュールの他の構造を示す縦断面である。
【図3】従来の技術によるさらに他のレベルのイメージセンサーモジュール構造を示す縦断面である。
【図4】従来の技術によるさらに他のウェーハレベルのイメージセンサーモジュールにおいてソルダボールを具備した構造を示す縦断面である。
【図5】従来の技術によるさらに他のウェーハレベルのイメージセンサーモジュールにおいてビアホール(Via Hole)を形成した構造を示す縦断面である。
【図6】図6a、図6bは従来の技術によるさらに他のウェーハレベルのイメージセンサーモジュールを示す縦断面である。
【図7】本発明によるウェーハレベルのイメージセンサーモジュールを示す断面図である。
【図8】図8a、図8bは本発明によるウェーハレベルのイメージセンサーモジュール製造方法においてガラス層と光学フィルターを結合してガラスウェーハを形成する工程を示す説明図である。
【図9】本発明によるウェーハレベルのイメージセンサーモジュール製造方法においてガラスウェーハ上にメタル層を形成する工程を示す説明図である。
【図10】本発明によるウェーハレベルのイメージセンサーモジュール製造方法においてガラスウェーハ上のメタル層にパッド電極を形成する工程を示す説明図である。
【図11】本発明によるウェーハレベルのイメージセンサーモジュール製造方法においてガラスウェーハ上のパッド電極にイメージセンサーを付着させる工程を示す説明図である。
【図12】本発明によるウェーハレベルのイメージセンサーモジュール製造方法においてガラスウェーハ上のイメージセンサーの間に樹脂層を形成させる工程を示す説明図である。
【図13】本発明によるウェーハレベルのイメージセンサーモジュール製造方法においてガラスウェーハ上の樹脂層にビアホールを形成させる工程を示す説明図である。
【図14】本発明によるウェーハレベルのイメージセンサーモジュール製造方法において樹脂層のビアホールを通して再分配パッドを形成させる工程を示す説明図である。
【図15】本発明によるウェーハレベルのイメージセンサーモジュール製造方法において再分配パッド上にソルダボールらを形成させる工程を示す説明図である。
【図16】本発明によるウェーハレベルのイメージセンサーモジュール製造方法において得られたガラスウェーハを切断して多数個のウェーハレベルのイメージセンサーモジュールを形成させる工程を示す説明図である。
【符号の説明】
【0077】
1 本発明によるウェーハレベルのイメージセンサーモジュール
10 光学フィルター
10a コーティング層
20 ガラス層
30 パッド電極
32 フリップチップパッド
34 拡張パッド
40 イメージセンサー
42 再分配パッド
44 Auバンプ電極
50 絶縁樹脂層
52 ビアホール
70 ソルダボール
100 ガラスウェーハ
102 メタル
110 イメージセンサー位置領域
300、350、400、450、500、600 従来のウェーハレベルのイメージセンサーモジュール
312 電気的接点
317 融着性バンプ電極
357 保護膜
364 エッジ表面
372 集積回路ダイ
382 電気的接点
395 反射防止コーティング膜
410 マイクロレンズアレイ
412 シリコン基材
416 パッケージ層
428 電気コンタクト
430 バンプ電極
432 導電性パッド
436 スペーサ要素
438 エポキシ
444 ガラス層
446 空間
451 シリコン基板
452 光電変換デバイス領域
453 接続パッド
456 絶縁膜
458 透明接着層
459 ガラス基板
461 再配線
462 柱状電極
463 封止膜
464 溶接ボール
510 半導体チップ
511 パッド電極
513 支持基板
517 ビアホール
520 柱状端子
521 再配線層
522 ソルダマスク
523 バンプ電極
605 ガラス基板
610 金属配線
612 絶縁膜
620 イメージセンサーチップ(Image Sensor Chip)
630 ソルダボールジョイント(Solder ball Joint)
640 外側ソルダボール(Outer Solder Ball)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
デジタル器機等に用いられるウェーハレベルのイメージセンサーモジュールにおいて、
上記イメージセンサーに流入される光から特定波長を除去させる光学フィルター、
上記光学フィルターに付着されてフィルターコーティング層を保護し、その後面にはパッド電極らが形成されるガラス層、及び
上記ガラス層のパッド電極に付着され、上記パッド電極からその後面に再分配パッドが形成されるイメージセンサー、及び
上記イメージセンサーの後面側に配置され、上記パッド電極に電気的に連結されるソルダボール、とを含むことを特徴とするウェーハレベルのイメージセンサーモジュール。
【請求項2】
上記光学フィルターのコーティング層はガラス層に向かい合うように形成されることを特徴とする請求項1に記載のウェーハレベルのイメージセンサーモジュール。
【請求項3】
上記ガラス層のパッド電極はイメージセンサーとフリップチップボンディングしてイメージセンサーを装着するためのフリップチップパッドを形成し、その外側に拡張パッドを形成したことを特徴とする請求項1に記載のウェーハレベルのイメージセンサーモジュール。
【請求項4】
上記イメージセンサーの外側には樹脂層が形成されることを特徴とする請求項1に記載のウェーハレベルのイメージセンサーモジュール。
【請求項5】
上記樹脂層にはビアホールらが形成され、上記ビアホールには導電性材料らが充填またはメッキ処理されて上記パッド電極と再分配パッドを電気的に連結することを特徴とする請求項4に記載のウェーハレベルのイメージセンサーモジュール。
【請求項6】
デジタル器機等に用いられるウェーハレベルのイメージセンサーモジュールの製造方法において、
上記イメージセンサーに流入される光から特定波長を除去させるウェーハ状光学フィルターとウェーハ状ガラス層を互いに接着してガラスウェーハを形成する段階、
上記ガラスウェーハのガラス層にパッド電極を形成する段階、
上記パッド電極にバンプ電極を接合させ多数のイメージセンサーをガラスウェーハに付着する段階、
上記ガラスウェーハのパッド電極を各々のイメージセンサーの後面に形成して再分配パッドを形成する段階、
上記イメージセンサーの再分配パッドの上に各々ソルダボールを形成する段階、及び
上記ガラスウェーハを多数のイメージセンサーモジュールらで切断する段階、を含むことを特徴とするウェーハレベルのイメージセンサーモジュール製造方法。
【請求項7】
上記ガラスウェーハを形成する段階はウェーハ状のガラス層とウェーハ状の光学フィルターを透明な接着剤を用いて接着したり、空気中の水分を利用してH基又はOH基でボンディングするフュージョンボンディング(Fusion Bonding)方式より行われることを特徴とする請求項6に記載のウェーハレベルのイメージセンサーモジュール製造方法。
【請求項8】
上記ガラスウェーハのガラス層にパッド電極を形成する段階は上記ガラスウェーハにメタルを被う段階と、上記メタルをパターニングする段階を含み、上記ガラスウェーハにイメージセンサーを装着するためのフリップチップパッドと拡張パッドを形成することを特徴とする請求項6に記載のウェーハレベルのイメージセンサーモジュール製造方法。
【請求項9】
上記イメージセンサーをガラスウェーハに付着する段階はグッドダイ(Good Die)の良品のイメージセンサーのみをフリップチップボンディングすることを特徴とする請求項6に記載のウェーハレベルのイメージセンサーモジュール製造方法。
【請求項10】
上記再分配パッドを形成する段階は上記イメージセンサーがフリップチップボンンディングされたガラスウェーハにイメージセンサーとセンサーらの間空間を樹脂層で埋める段階、上記樹脂層にビアホールをエッチングする段階及び、ビアホール内部にメタルをコーティングしたり、埋めて拡張パッドから再分配パッドを電気的に連結する段階を含むことを特徴とする請求項6に記載のウェーハレベルのイメージセンサーモジュール製造方法。
【請求項11】
上記ソルダボールを形成する段階は感光性フィルムレジストを用いるプリンティング方式で行われることを特徴とする請求項6に記載のウェーハレベルのイメージセンサーモジュール製造方法。
【請求項12】
上記切断段階はイメージセンサーら毎に形成された拡張パッドらの間と間を切断してイメージセンサーモジュールらを生産することを特徴とする請求項6に記載のウェーハレベルのイメージセンサーモジュール製造方法。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate

【図11】
image rotate

【図12】
image rotate

【図13】
image rotate

【図14】
image rotate

【図15】
image rotate

【図16】
image rotate


【公開番号】特開2006−216935(P2006−216935A)
【公開日】平成18年8月17日(2006.8.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−351388(P2005−351388)
【出願日】平成17年12月6日(2005.12.6)
【出願人】(594023722)サムソン エレクトロ−メカニックス カンパニーリミテッド. (1,585)
【Fターム(参考)】