説明

オーディオ再生装置

【課題】少ない容量でリズム音源を格納して再生する。
【解決手段】リズム音源をオーディオデータと同一のMP3方式でエンコードしてROM10に記憶し、オーディオデータをデコードするMP3デコード部70でデコードして出力する。リズム音源は繰り返し使用されるので、装置の起動時にROM10に記憶されたリズム音源のいずれか、あるいは全てをMP3デコード部70で予めデコードしてRAM12に記憶しておく。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はオーディオ再生装置に関し、特にリズム音源の再生に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、音源装置では、音源用のPCMオーディオデータがMP3やAAC、TwinVQ、ATRAC、ADPCM等の方法で圧縮されてROMに記憶されている。ところが、リズム音源を内蔵したマルチトラックレコーダでは、リズム音源用のPCMデータがDPCM(差分パルス符号変調)等の圧縮方法によりROMに格納されることが多い。その理由は、デコードが簡単だからである。MP3のような高圧縮率にもかかわらず高音質を維持できる方式を用いるためには専用のデコーダが必要となり、CPUやDSPとソフトウエアにより処理する場合には処理能力の高いプロセッサが必要となるためコスト増加となる。DPCMでは処理能力の高いプロセッサは不要である反面、圧縮率が低いため多くのリズム音源を記憶する場合には大容量のROMが必要となる。
【0003】
下記の特許文献1には、PCMオーディオデータをROMに記憶することが開示されている。
【0004】
また、下記の特許文献2には、CDに記憶されたオーディオデータを再生し、入力端子から入力した外部オーディオデータと合成して出力するデジタルオーディオ装置が開示されている。図2及び図3に、特許文献2に開示されたデジタルオーディオ再生装置の構成図を示す。デジタルオーディオ再生装置は、CD再生部21、デジタルデータ処理回路22、操作部23、表示部24、入力アンプ25、アナログデジタルコンバータ(ADC)26、デジタルアナログコンバータ(DAC)27、アナログ信号合成部28、ミュートスイッチ29、出力アンプ30を含む。
【0005】
CD再生部21は、スピンドルモータ31、ピックアップ32、CD再生処理部33を含み、音楽CD11を再生してデジタルデータ処理回路22に供給する。一方、エレキギター等の電子楽器は入力端子Tin1に接続され、電子楽器からアナログオーディオ信号が入力される。入力アンプ25で調整されたアナログオーディオ信号は、ADC26でデジタルデータに変換してデジタルデータ処理回路22に供給される。
【0006】
デジタルデータ処理回路22は、操作部23から各種操作信号が入力され、CD再生部21から供給された再生データに各種処理を施し、また、入力端子Tin1から供給された電子楽器のデジタルデータに対してエフェクトをかけて再生データと合成して出力する。デジタルデータ処理回路22からの出力はDAC27でアナログオーディオ信号に変換され、入力端子Tin2から入力された他のアナログオーディオ信号と適宜、合成部28で合成されてミュートスイッチ29に供給される。ミュートスイッチ29には操作部23からのミュート指示が供給される。ミュートスイッチ29からのオーディオ信号は出力アンプ30を介して外部に出力される。表示部24には、CD再生部21で再生されている音楽CD11の曲数や再生時間、残り時間、動作モード等が表示される。
【0007】
デジタルデータ処理回路22は、図3に示すように、インタフェース51、メモリ52、デエンファシス処理部53、キー/ピッチ/テンポ制御部54、バランス制御部55、バッファメモリ56、入力処理部57、バッファメモリ58、エフェクト処理部59、出力切替部60、チューニング制御部61、レベル制御部62、デジタルデータ合成部63、バッファメモリ64を含む。メモリ52は、インタフェース51を介してCD再生部21で再生された再生データを所定量記憶する。メモリ52から読み出されたデータはデエンファシス処理部53でデエンファシス処理(高域レスポンスの低減)を施され、キー/ピッチ/テンポ制御部54で操作部23からの操作信号に応じてキー/ピッチ/テンポ制御される。キー/ピッチ/テンポ制御された再生データは、バランス制御部55で再生レベルが調整され、バッファメモリ56に蓄積される。
【0008】
一方、電子楽器からのデジタルデータは入力処理部57を介してバッファメモリ58に蓄積され、エフェクト処理部59に供給される。エフェクト処理部59は、操作部23からの操作信号に応じて各種エフェクト処理を実行する。例えば、エレキギター等のエフェクタに設定されている処理が可能であり、ディストーション、コンプレッサ、トーンコントロール、フランジャ、リバーブ、ディレイ、フェイザ、エキサイタ等である。エフェクト処理されたデジタルデータはレベル制御部62でレベル調整された後、出力切替器60を介してデジタルデータ合成部63に供給される。デジタルデータ合成部63は、バッファメモリ56に蓄積された再生データと、エフェクト処理されたデジタルデータとを合成してバッファメモリ64に蓄積し、外部に出力する。
【0009】
【特許文献1】特開2002−169564号公報
【特許文献2】特開2004−220708号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
図2及び図3に示すデジタルオーディオ装置においても、リズム音源をROMに記憶させておくことができるが、既述した如くリズム音源をデコード容易なDPCMデータとして記憶させるとROMの大容量化を招いてしまう。
【0011】
本発明の目的は、簡易な構成でリズム音源を再生可能なオーディオ装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明は、所定方法でエンコードされたオーディオ信号をデコードして再生する再生手段と、前記所定方法でエンコードされたリズム音源を記録する記録媒体とを有し、前記再生手段は、前記オーディオ信号をデコードして再生し、かつ、前記リズム音源をデコードして再生することを特徴とする。
【0013】
本発明において、前記再生手段は、装置起動時に前記リズム音源の少なくとも一部をデコードしてメモリに記録しておき、操作信号に応じて前記メモリに記録されたデコード済みリズム音源を読み出して再生することが好適である。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、共通の再生手段でオーディオデータとリズム音源をデコードして再生するので、簡易な構成でリズム音源を再生できる。また、装置起動時に予めリズム音源をデコードしておくため、迅速な再生が可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、図面に基づき本発明の実施形態について説明する。なお、本実施形態のオーディオ装置は図2及び図3におけるデジタルオーディオ装置と略同一構成であり、図2及び図3に示すデジタルオーディオ装置と同一部材については同一符号を付してその説明を省略する。
【0016】
図1に、本実施形態におけるオーディオ装置の構成ブロック図を示す。図2に示すデジタルオーディオ装置のCD再生部21を有さず、MP3でエンコードされ圧縮されたオーディオデータを記憶するフラッシュメモリ16を有する。フラッシュメモリ16に記憶されたMP3オーディオデータはメモリコントローラ18で読み出されてデジタルデータ処理回路22に供給される。MP3でエンコードされたオーディオデータを再生する装置はMP3プレーヤとして公知である。
【0017】
デジタルデータ処理回路22は、ROM10、RAM12及びCPU14を有する。CPU14は、図3に示すようにインタフェース51やデエンファシス回路53、キー/ピッチ/テンポ制御部54、エフェクト処理部59、デジタルデータ合成部63等を有するが、本実施形態ではさらにMP3デコード部70及びMP3エンコード部72を有する。MP3デコード部70及びMP3エンコード部72は専用のハードウェア回路で構成してもよく、ソフトウェアで構成してもよい。本実施形態ではソフトウェアで構成する場合を説明する。
【0018】
メモリコントローラ18でフラッシュメモリ16から読み出されたMP3オーディオデータはCPU14のMP3デコード部70に供給される。MP3デコード部70はMP3オーディオデータをデコードしてデジタルデータ合成部63に供給する。MP3デコード部70でのデコード処理は、ROM10に予め記憶されているシステムプログラムにサブルーチンとして含まれるMP3デコードプログラムに従って実行される。デコードされたオーディオデータは、さらに操作部23からの操作信号に応じ、図3のキー/ピッチ/テンポ制御部54で制御され、バランス制御部55でバランス制御された後にデジタルデータ合成部63に供給される。
【0019】
また、エレキギター等の電子楽器あるいはマイクロフォンからの外部オーディオデータはADC26でデジタルデータに変換された後、デジタルデータ処理回路22に供給される。デジタルデータ処理回路22のCPU14は、操作部23からの操作信号に応じ、エフェクト処理部59でエフェクト処理を施してデジタルデータ合成部63に供給する。デジタルデータ合成部63は、デコードしたオーディオデータとエフェクト処理されたデジタルデータとを合成してDAC27に供給し、DAC27でアナログ信号に変換して外部に出力する。図3に示すようにミュートスイッチ29を介して出力してもよい。これにより、MP3オーディオデータに、外部オーディオデータが合成されて出力されることとなり、ユーザは例えば再生オーディオ信号に併せてエレキギターを演奏し、ミキシングして再生することができる。デジタルデータ合成部63からの合成データは、DAC27に出力するとともにMP3エンコード部72に供給してもよい。合成データをMP3エンコード部72にも供給するか否かは操作部23からの操作信号に応じて決定される。MP3エンコード部72は合成データをMP3方式でエンコードし、エンコードしたデータをフラッシュメモリ16に記憶する。MP3エンコード部72でのエンコード処理は、MP3デコード部70と同様にROM10に予め記憶されているシステムプログラムにサブルーチンとして含まれるMP3エンコードプログラムに従って実行される。
【0020】
また、本実施形態のオーディオ装置は、リズム音源も再生可能に構成される。但し、リズム音源は従来のようにDPCM方式でROM10に記憶されているのではなく、より圧縮率が高くオーディオデータと同一のMP3方式でエンコードされてROM10に記憶される。リズム音源をMP3方式でエンコードして圧縮することで、ROM10の必要容量を低減することができる。ROM10に記憶されたMP3リズム音源は読み出されてデジタルデータ処理回路22に供給され、フラッシュメモリ16に記憶されたMP3オーディオデータをデコードするMP3デコード部70でデコードされる。リズム音源をデコードするデコード部と、MP3オーディオデータをデコードするデコード部を共通化することで、回路構成を簡易化してコストを低減することができる。MP3デコード部70でデコードされたリズム音源は、オーディオデータと同様にデジタルデータ合成部63を経てDAC27でアナログ信号に変換され、外部に出力される。リズム音源は、ベース、ドラム、ピアノ等、公知のリズム音源を用いることができる。
【0021】
但し、リズム音源はその用途から繰り返し再生され出力されるものであるから、操作部23からの操作信号に応じてその都度、ROM10から指示されたリズム音源を読み出してMP3デコード部70でデコードして出力するのは効率的でない。
【0022】
そこで、本実施形態では、ユーザが操作部23を操作してリズム音源の再生を指示する前の所定タイミング、好適にはオーディオ装置の起動時において、ROM10に記憶されたリズム音源のいずれか、あるいは全てをROM10から読み出してMP3デコード部70でデコードしてRAM12に予め記憶させておき、操作部23からの操作信号に応じてユーザに指示されたリズム音源をRAM12から読み出してDAC27に供給し、外部に出力する。装置の起動時には、ROM10からシステムプログラムを読み出してRAM12上に展開するが、システムプログラムとともにリズム音源も読み出してデコードした上でRAM12上に展開しておくということができる。RAM12上に展開したリズム音源は装置の電源をオフとしない限りデコード済みの状態でRAM12に存在するため、ユーザからの指示に応じて繰り返し迅速に出力できる。どのリズム音源を予めデコードしてRAM12に記憶しておくかは、例えばCPU14が過去の使用頻度を検出し、使用頻度の高いリズム音源を自動選択すればよい。起動時にデコードしてRAM12に記憶させておくリズム音源の数を一定数に制限してもよい。一度自動選択して起動時にデコードしてRAM12に記憶させたものの、一度も出力されずに装置の電源が再びオフされた場合には、次回の起動時には当該リズム音源をデコードしないことで起動時の無駄な処理とRAMの容量低減を図ることができる。
【0023】
本実施形態のオーディオ装置は、このような構成を有することで、MP3プレーヤ、MP3リズム音源、及びMP3レコーダとして機能できる。以下、これらについて個別に説明する。
【0024】
<MP3プレーヤ>
ユーザは、フラッシュメモリ16をPCにUSB接続し、PCからMP3オーディオデータをフラッシュメモリ16に記憶する。フラッシュメモリ16を本実施形態のオーディオ装置に接続し、操作部23から再生を指示すると、CPU14はメモリコントローラ18を介してフラッシュメモリ16からMP3オーディオデータを読み出し、MP3デコード部70でデコードする。デコードされたオーディオデータはDAC27でアナログ信号に変換されて外部に出力される。ユーザは操作部23を操作して再生信号のキーやピッチ、テンポを調整する。CPU14のキー/ピッチ/テンポ制御部54は、操作部23からの操作信号に応じ、デコードされたオーディオデータのキー/ピッチ/テンポのいずれか、あるいは全てを制御して出力する。
【0025】
ユーザがエレキギター等の電子楽器を演奏すると、そのアナログオーディオ信号が入力端子Tin1入力アンプ41を経てADC26に供給される。ADC26は入力された外部アナログ信号をデジタルデータに変換し、CPU14に供給する。CPU14は、操作部23からの指示に応じてエフェクト処理部59でエフェクト処理を実行する。デコードされキー/ピッチ/テンポ調整されたオーディオデータとエフェクト処理されたデジタルデータはともにデジタルデータ合成部63に供給され、デジタルデータ合成部63で合成されてDAC27に供給され、外部に出力される。
【0026】
<MP3リズム音源>
ROM10に各種リズム音源が予めMP3方式でエンコードされ圧縮されて記憶される。オーディオ装置の電源をオンすると、CPU14はROM10に記憶されたシステムプログラムを読み込む。次に、ROM10に記憶されたリズム音源のいずれか、あるいはRAM12の容量が許す限りの全てのリズム音源を読み込み、MP3デコード部70でデコードしてRAM12に記憶する。フラッシュメモリ16が接続されている場合、MP3方式でエンコードされ圧縮されたリズム音源をROM10ではなくフラッシュメモリ16から読み出してもよく、デコードしたリズム音源をRAM12ではなくフラッシュメモリ16に記憶してもよい。すなわち、
(1)ROM10から読み出してデコードしたデータをRAM12に記憶する
(2)ROM10から読み出してデコードしたデータをフラッシュメモリ16に記憶する
(3)フラッシュメモリ16から読み出してデコードしたデータをRAM12に記憶する
(4)フラッシュメモリ16から読み出してデコードしたデータをフラッシュメモリ16に記憶する
のいずれでもよい。過去の再生履歴をROM10あるいはフラッシュメモリ16に記憶しておき、リズム音源をROM10あるいはフラッシュメモリ16から読み出す際に、過去に再生されたことのあるリズム音源、あるいは過去に再生された回数が所定値以上であるリズム音源のみを選択してデコードし、RAM12あるいはフラッシュメモリ16に記憶してもよい。ユーザが操作部23を操作してリズム音源を選択すると、CPU14は指示されたリズム音源が既にデコードされてRAM12あるいはフラッシュメモリ16に記憶されているか否かを判定する。そして、指示されたリズム音源が既にデコードされてRAM12あるいはフラッシュメモリ16に記憶されていれば当該メモリから読み出して出力する。指示されたリズム音源がデコードされていない場合、CPU14はROM10あるいはフラッシュメモリ16から対応するリズム音源を読み出してデコードし、DAC27に供給して外部に出力する。起動時にデコードしてRAM12あるいはフラッシュメモリ16に記憶されているリズム音源を表示部24にハイライト表示してもよい。ユーザの嗜好を分析する種々のツールが知られており、起動時にデコードしておくリズム音源の自動選択に利用することが可能である。ユーザは操作部23を操作してリズム音源のキーやピッチ、テンポも調整できる。CPU14のキー/ピッチ/テンポ制御部54は、操作部23からの操作信号に応じ、デコードされたリズム音源のキー/ピッチ/テンポのいずれか、あるいは全てを制御して出力する。
【0027】
ユーザがエレキギター等の電子楽器を演奏すると、そのアナログオーディオ信号が入力端子Tin1から入力アンプ41を介してADC26に供給される。ADC26は入力された外部アナログ信号をデジタルデータに変換し、CPU14に供給する。CPU14は、操作部23からの指示に応じてエフェクト処理部59でエフェクト処理を実行する。デコードされたリズム音源とエフェクト処理されたデジタルデータはデジタルデータ合成部63で合成されてDAC27に供給され、外部に出力される。
【0028】
<MP3レコーダ>
ユーザが操作部23から録音を指示すると、デジタルデータ合成部63から出力された、MP3オーディオデータ+外部デジタルデータ、あるいはMP3リズム音源+外部デジタルデータはMP3エンコード部72にも供給され、MP3方式でエンコードされ圧縮される。エンコードされたデータはメモリコントローラ18を介してフラッシュメモリ16に記憶され、あるいはUSB接続されたPCに記憶される。
【0029】
このように、本実施形態では、リズム音源をオーディオデータと同一のMP3方式でエンコードして圧縮することで、容量を低減できるとともに、オーディオデータを再生するためのMP3デコーダを援用してリズム音源を再生して出力することができる。また、リズム音源を再生する場合、ユーザからの指示に応じてその都度デコードして再生するのではなく、繰り返し使用されるものであることを考慮して、ユーザからの指示がある前に、予めデコードしてRAM12に記憶させておくことで、リズム音源を迅速に出力できるとともにCPU14の負荷を軽減して他の処理に振り分けることができ、装置全体のパフォーマンスが向上する。
【0030】
なお、本実施形態では、リズム音源をMP3方式で圧縮してROM10あるいはフラッシュメモリ16に記憶しているが、MP3以外の方式、例えばAACやATRAC、ADPCM、WMA等でエンコードしてもよい。但し、デコーダを共有化するために、オーディオデータと同一の方式でエンコードしておくのが好ましい。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】実施形態の構成ブロック図である。
【図2】従来装置の構成図である。
【図3】従来装置のデジタルデータ処理回路の構成ブロック図である。
【符号の説明】
【0032】
10 ROM、12 RAM、14 CPU、16 フラッシュメモリ、18 メモリコントローラ、22 デジタルデータ処理回路、23 操作部、24 表示部、63 デジタルデータ合成部、70 MP3デコード部、72 MP3エンコード部。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
所定方法でエンコードされたオーディオ信号をデコードして再生する再生手段と、
前記所定方法でエンコードされたリズム音源を記録する記録媒体と、
を有し、前記再生手段は、前記オーディオ信号をデコードして再生し、かつ、前記リズム音源をデコードして再生することを特徴とするオーディオ再生装置。
【請求項2】
請求項1記載の装置において、
前記再生手段は、装置起動時に前記リズム音源の少なくとも一部をデコードしてメモリに記録しておき、操作信号に応じて前記メモリに記録されたデコード済みリズム音源を読み出して再生することを特徴とするオーディオ再生装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2008−123591(P2008−123591A)
【公開日】平成20年5月29日(2008.5.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−305102(P2006−305102)
【出願日】平成18年11月10日(2006.11.10)
【出願人】(000003676)ティアック株式会社 (339)
【Fターム(参考)】