説明

カメラシステム

【課題】どのようなカメラヘッドがカメラ本体に装着されても円滑な動作が保証されるカメラシステムを提供する。
【解決手段】 撮像光学系(レンズ)11aと撮像素子(CCD)12aとを備えるカメラヘッド1aがカメラ本体1bに装着されたときに、カメラヘッド1a側のCPU10aとカメラ本体1b側のCPU10bとが双方の動作可能周波数情報の情報交換を行なって、その交換した情報に基づいて相互に同一の動作周波数となるように双方の動作周波数切替部15a,12bを切り替える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮影光学系と撮像素子を備えたカメラヘッドと、そのカメラヘッドが着脱自在に装着されそのカメラヘッドから画像信号を受け取って信号処理を行なうカメラ本体とを備えたカメラシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
最近のデジタルカメラは高機能化の一途を辿っており、このような高機能化に対処するため、マルチタスク処理を行なうことが自在なプロセッサがデジタルカメラ内部に配備されるようになってきている。このようにプロセッサによりマルチタスク的に処理が行なわれるようになってくると、撮影処理であるとか記録処理であるとかの1プロセスの処理が1タスクごとに割り当てられて、各タスクの処理が時系列的に実行されていくようになる。
【0003】
このようなプロセッサが配備された場合には、すべてのタスクの中で最も高負荷であって高速処理を必要とするタスクの命令サイクルにあわせてクロック信号の周波数が定められる。このようにしておくと、さほど高速の処理を行なわなくても良いタスクの処理を行なう場合には、そのクロック信号を分周して低速にしてから処理を行なうこともできる。またこのように低速処理が行なえると、消費電力の低減を図ることもできるという効果も引き出される(例えば特許文献1、特許文献2参照)。
【0004】
ところで、撮像素子と撮影光学系が一体的になったプラグインユニットがカメラ本体に装着されると、そのプラグインユニットの情報がカメラ本体側に伝達されて、そのプラグインユニットが備える撮影光学系で撮影を行なうことができるようになるカメラシステムが提案されている(特許文献3参照)。このようにプラグインユニットがカメラ本体に装着されるだけで撮影光学系つまり撮影レンズの交換が行なわれるカメラシステムが実現されると、カメラシステムの取り扱いが非常に簡単になり、専門的な知識を持たない人にでも簡単に撮影レンズの交換を行なわせることができる。
【0005】
同様なものに、撮影光学系と撮像素子を備えたカメラヘッドと、カメラヘッドが着脱自在に装着されカメラヘッドから画像信号を受け取って信号処理を行なうカメラ本体とを備えたカメラシステムがある(例えば特許文献4参照)。
【0006】
上記のようなカメラシステムを構成するカメラヘッドやプラグインユニットに配備される撮像素子として最近多種多様なものが発表されてきており、画素数やCFA(Color Filter Array)配列などの異なる撮像素子が各カメラヘッドに配備される可能性が出てき始めている。
【0007】
このように撮像素子の種類が増えてきて画素数やCFAの異なる撮像素子が各カメラヘッドに配備されるとなると、カメラヘッドごとに動作周波数や駆動パターン(画素数やCFAが異なると、いままでの読出し方とは異なる読み出し方をしなければならない場合がある)が異なってくる。そうするとカメラヘッドの動作周波数や撮像素子の駆動パターンに応じてカメラ本体側のプロセッサ部(CPUや信号処理部)の動作周波数をカメラヘッドごとにあわせるようにしないと、カメラヘッド側から供給されてくる画像信号の信号処理がカメラ本体側で行なえなくなる可能性がある。
【特許文献1】特開2003−60964号公報
【特許文献2】特開2002−320136号公報
【特許文献3】特開平8−172561号公報
【特許文献4】特開2000−175089号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、上記事情に鑑み、どのようなカメラヘッドがカメラ本体に装着されても円滑な動作が保証されるカメラシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成する本発明の第1のカメラシステムは、撮影光学系と撮像素子を備えたカメラヘッドと、そのカメラヘッドが着脱自在に装着され該カメラヘッドから画像信号を受け取って信号処理を行なうカメラ本体とを備えたカメラシステムにおいて、
上記カメラヘッドと前記カメラ本体が、互いの動作可能周波数の情報を交換する情報交換手段と、
上記情報交換手段で交換された情報に基づいて、上記カメラヘッドと上記カメラ本体それぞれを相互に同一の動作周波数に設定する周波数設定手段を備えたことを特徴とする。
【0010】
上記本発明の第1のカメラシステムによれば、上記情報交換部が交換した情報に基づいて相互に同一の動作周波数が上記周波数設定手段によって上記カメラヘッドおよび上記カメラ本体の双方に設定される。
【0011】
そうすると、上記カメラヘッドが上記カメラ本体に装着されてこのカメラシステムが構成されて撮影が行なわれるときには、例えばいずれか遅い方の動作周波数に同期してカメラヘッドおよびカメラ本体内のプロセッサ等が動作して撮影処理が円滑に行なわれるようになる。
【0012】
このようにしてどのようなカメラヘッドがカメラ本体に装着されても円滑な動作が保証されるカメラシステムが実現される。
【0013】
上記の如く、上記カメラヘッドと上記カメラ本体のうちのいずれか遅い方の動作周波数にあわせるようにしても良いが、上記カメラ本体が、カメラヘッドが備える撮像素子のうちの最高周波数で動作するものであれば、カメラ本体とカメラヘッドとが相互に情報交換を行なうまでもなく、カメラ本体が、カメラヘッド側の動作周波数の情報を取得すれば良い。
【0014】
そこで、上記目的を達成する本発明の第2のカメラシステムは、撮影光学系と撮像素子を備えたカメラヘッドと、そのカメラヘッドが着脱自在に装着され該カメラヘッドから画像信号を受け取って信号処理を行なうカメラ本体とを備えたカメラシステムにおいて、
上記カメラヘッドが、自分の動作可能周波数の情報を上記カメラ本体に伝達する情報伝達手段を有し、
上記カメラ本体が、上記カメラヘッドから伝達されたそのカメラヘッドの動作可能周波数の情報を受け取る情報受取手段と、
上記情報受取手段で受け取った情報に基づいて動作周波数を上記カメラヘッドの動作周波数と同一の動作周波数に設定する周波数設定手段とを備えたことを特徴とする。
【0015】
そうすると、上記情報伝達手段から伝達されたカメラヘッドの動作周波数の情報に基づいて上記周波数設定手段によりカメラヘッドの動作周波数と同一の動作周波数がカメラ本体に設定される。
【発明の効果】
【0016】
以上、説明したように、どのようなカメラヘッドがカメラ本体に装着されても円滑な動作が保証されるカメラシステムが実現される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
【0018】
図1は、本発明の一実施形態であるカメラシステムを示す図である。
【0019】
本発明のカメラシステムを説明するにあたって、カメラヘッドが複数の種類1a〜naの製品を備えたものであって、その複数の種類のうちのいずれかの種類のカメラヘッド1aが共通のカメラ本体1bに交換自在に装着されてカメラシステム1が構成されるものとして以降説明する。この複数の種類の各カメラヘッドの中にはそれぞれ異なる撮像素子が配備されているものとする。
【0020】
図1には、その複数の種類の中の一つであるカメラヘッド1aと、そのカメラヘッド1aが着脱自在に装着されカメラヘッド1aから画像信号を受け取って信号処理を行なうカメラ本体1bとがそれぞれ別々に示されている。
【0021】
図1に示すようにカメラ本体1bの中央には、多数のマウント接点を持つヘッドマウントが設けられ、またカメラヘッド1a〜na側にも同様のマウント部が設けられている。多数のカメラヘッド1a〜naのうちのカメラヘッド1aが例えば選択され選択されたカメラヘッド1aが図中の一点鎖線に沿ってカメラ本体1bに機械的に装着されると、双方のマウント接点同士が各々接続されてカメラヘッド1aとカメラ本体1bとが電気的にも接続される。
【0022】
このカメラシステム1は、カメラ本体1bにバッテリが配備され、そのバッテリから、カメラヘッド1aおよびカメラ本体1bが備える多数のマウント接点の中の電力用接点を通して電力が供給される構成になっている。その電力用の接点を通してカメラ本体のバッテリの電力がカメラヘッド1aに供給されると、カメラヘッド1aとカメラ本体1bとの双方がともに動作状態になる。
【0023】
また、多数のマウント接点の中には、電力用接点のほかに制御用の接点もあり、その制御用の接点を通してカメラヘッド1aとカメラ本体との間で情報交換が行なわれるようになっている。またカメラ本体1b側のレリーズ操作を示す信号がカメラ本体側からカメラヘッド1a側へ伝えられたり、逆にAEモードであるとか、AFモードであるとかを知らせるモード通知信号がカメラヘッド1a側からカメラ本体側1bへ伝えられたりもしている。
【0024】
なお、カメラ本体1bのボディ上面にはレリーズ釦100bとモードダイヤル101bが配備されている。このモードダイヤル101bによって電源の投入が行なわれるとともに撮影モードや再生モードなどの切替が行なわれる。また図2に示すカメラ本体の背面側には撮影モードにあってはファインダ代わりとなり、再生モードにあっては再生画像表示用となるLCDパネルなどが配備されている。
【0025】
ここで図2を参照して図1に示すカメラシステムの内部の構成を簡単に訪朋する。
【0026】
図2はカメラヘッド1aがカメラ本体1bに装着された状態にあるときのカメラシステムの内部構成を示すブロック図である。
【0027】
まず、カメラヘッド1a側の構成を簡単に説明する。
【0028】
図2に示すようにカメラヘッド1aの動作は、統括的にCPU10aによって制御されている。このカメラシステム1を構成するカメラヘッド1aには、レンズ11aと撮像素子(ここではCCD固体撮像素子が用いられているので以下CCDという)12aとが備えられていて、上記CPU10aはそのCCD12aに対して露光開始を知らせる信号と露光終了を知らせる信号との双方を供給させるべくタイミングジェネレータ(以降TGという)16aを制御して露光開始時刻に応じたタイミング信号と露光終了時刻に応じたタイミング信号との双方をCCD12aに対して出力させている。したがって、その露光終了信号の供給のタイミングに同期してCCD12aで生成された被写体を表す画像信号がCDS/AD部13aに出力されることとなる。そのCDS/AD部13aによってCCD12aで生成された画像信号がCCD12aから出力されたときに乗ったノイズが低減され、さらにアナログ信号の画像信号がデジタル信号の画像信号に変換された後、デジタル信号になった画像信号がカメラ本体1bへ供給される。
【0029】
カメラ本体1bではそのデジタル信号になった画像信号の供給を受けてカメラ本体1b内部の信号処理部14bにより信号処理が行なわれる。
【0030】
図2に示すカメラ本体1bもカメラヘッド1aと同様、CPU10bにより統括的に制御されていて、そのCPU10bがROM11b内のプログラムの手順にしたがってカメラ本体1b内部の信号処理部14bの信号処理動作、LCD表示部15bの表示動作、記録媒体16bへの記録動作等を制御する。
【0031】
例えばCPU10bによりスルー画用の画像処理パラメータが信号処理部14bにセットされると、画像信号に所定の信号処理が施されてスルー画を表わすYC信号等に変換される。スルー画の表示にあってはこの信号処理部14bでYC信号への変換が行なわれた後、LCD表示部15bにそのYC信号が供給されそのYC信号に基づく画像がLCDパネル上に表示される。またレリーズ操作に応じてはCPU10bにより圧縮パラメータなどが信号処理部14bにセットされて信号処理部14bで圧縮処理が行なわれた後、圧縮された画像信号であるJPEG信号が記録媒体16bに記録される。
【0032】
ところで図1にも示したように多数の種類のカメラヘッド1a〜naがあり、それぞれが異なる動作周波数や駆動パターンを持つCCDを備えているため、カメラ本体1b側はそのCCDの駆動パターンや動作周波数にあわせてカメラ本体1bのCPU10bや信号処理部14bの動作周波数を設定しないと、信号処理部14bでの信号処理が円滑に行なわれなくなってしまう恐れがある。
【0033】
そこで、カメラヘッド1a側のCPU10aとカメラ本体1b側のCPU10bとが、互いの動作可能周波数の情報交換を例えばインタフェースユニット(不図示)を介して行なって、カメラヘッド側のCPU10aとカメラ本体側のCPU10bとが交換した情報に基づいて相互に同一の動作周波数となるように動作周波数切替部15a,12bをそれぞれ切り替えるようにしている。ここでは、カメラヘッド1a側のCCD情報記憶部14aにCCD12aの動作可能周波数や駆動パターンに関する情報を記憶しておき、カメラ本体1b側の動作周波数記憶部17bにCPU10bおよび信号処理部10bの動作可能周波数などを記憶しておいて、カメラヘッド1aがカメラ本体1bに装着されたときに、双方のCPU10a,10b間で動作可能周波数についての情報交換を行なうようにしている。
【0034】
そうすると、カメラヘッド1aとカメラ本体1bの各CPU10a,10bが、例えばシリアルインタフェースを介して情報交換を行なった後、いずれか遅い方の動作周波数に合わせるように双方の動作周波数切替部14a,17bを切り替えて相互に同一の動作周波数となる動作周波数をカメラヘッドの内部とカメラ本体の内部との双方にそれぞれ設定した後、このカメラシステムを確実に動作させることができる。
【0035】
この例においては、上記カメラヘッド1a側のCPU10aと上記カメラ本体1b側のCPU10bとインターフェース(不図示)とが本発明にいう情報交換部に該当し、上記カメラヘッド1a側のCPU10aと動作周波数切替部14a、カメラ本体1b側のCPU10bと動作周波数切替部17bとが本発明にいう周波数設定手段に該当する。
【0036】
第1の実施形態では、上記カメラヘッド1aと上記カメラ本体1bのうちのいずれか遅い方の動作周波数を双方とも設定するようにしたが、カメラヘッド1aが備えるCCDの動作周波数として現存する周波数のうち最も速い動作周波数に応じたクロックを発信することができるような動作周波数切替部を予めカメラ本体側に配備しておけば、カメラヘッドとカメラ本体との間で情報交換を行なうまでもなく、カメラヘッド1a側の動作周波数の情報をカメラ本体1b側へ伝達するだけで済む。
【0037】
図3は第2の実施形態を示す図である。
【0038】
図3には、カメラ本体1bが、現存するカメラヘッド(図1に示す1a〜na)が有する撮像素子のうちの最も速い動作周波数に対応する信号を出力可能な動作周波数切替部120bを備えた場合の例が示されている。
【0039】
図3に示す例では、カメラヘッドnaが、自分の動作可能周波数の情報をカメラ本体1bに伝達する情報伝達手段であるCCD情報記憶部14naを有していてカメラ本体1bのCPU10bがカメラヘッドから伝達されたカメラヘッド1aの動作周波数の情報を受け取ってRAM13bにその情報を記憶するようにしている。
【0040】
カメラ本体1bの動作周波数切替部17bが、現存するカメラヘッド1aの動作周波数を必ず上回る周波数まで切替自在なものであるとすると、図3に示す構成であってもカメラヘッドの動作周波数にあわせてカメラ本体側のCPU10bがカメラヘッド側の動作周波数と同一の動作周波数を動作周波数切替部120bに設定することができる。図3に示すCPU10bとRAM13bが本発明にいう情報受取手段に該当し、CPU10bと動作周波数切替部120bとが本発明にいう周波数設定手段に該当する。
【0041】
図4は、カメラ本体1b側のCPU10bが行なう処理の手順を示すフローチャートである。
【0042】
カメラヘッドnaがカメラ本体1bに装着されて電源が投入されたときにこのフローの処理が開始される。
【0043】
ステップS401で、撮像素子(CCD)12naに関する情報をCCD情報記憶部14naから読み出しRAM13bに記憶する。ステップS402へ進み、CCD12naの動作可能周波数や駆動パターンに応じた動作周波数に動作周波数切替部120bを切り替えて次のステップS403で撮影可能状態に遷移する。
【0044】
次のステップS404でカメラヘッドの交換が行なわれたかどうかを判定してカメラヘッドの交換が行なわれていなければ、No側に進み、このフローの処理を終了する。ここでカメラヘッド1aが図1に示す他のカメラヘッド1a〜(n−1)aのうちのいずれかに交換されていたらYes側へ進みステップS410からステップS403の処理を繰り返す。
【0045】
以上説明したように、図1に示す多くの種類のカメラヘッド1a〜naのうちのどのカメラヘッドがカメラ本体1bに装着されても円滑な動作が保証されるカメラシステムが実現される。
【図面の簡単な説明】
【0046】
【図1】本発明の一実施形態であるカメラシステムを示す図である。
【図2】カメラヘッド1aがカメラ本体1bに装着された状態にあるときのカメラシステムの内部構成を示すブロック図である。
【図3】第2の実施形態を示す図である。
【図4】カメラ本体側のCPUが行なう処理の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0047】
1 カメラシステム
1a カメラヘッド
10a CPU
11a 撮影光学系
12a CCD
13a CDS/AD部
14a CCD情報記憶部
15a 動作周波数切替部
16a TG部
1b カメラ本体
10b CPU
11b ROM
12b 動作周波数切替部
13b RAM
14b 信号処理部
15b LCD表示部
16b 記録媒体
17b 動作周波数記憶部
na カメラヘッド
10na CPU
11na 撮影光学系
12na CCD
13na CDS/AD部
14na CCD情報記憶部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
撮影光学系と撮像素子を備えたカメラヘッドと、該カメラヘッドが着脱自在に装着され該カメラヘッドから画像信号を受け取って信号処理を行なうカメラ本体とを備えたカメラシステムにおいて、
前記カメラヘッドと前記カメラ本体が、互いの動作可能周波数の情報を交換する情報交換手段と、
前記情報交換手段で交換された情報に基づいて、前記カメラヘッドと前記カメラ本体それぞれを相互に同一の動作周波数に設定する周波数設定手段を備えたことを特徴とするカメラシステム。
【請求項2】
撮影光学系と撮像素子を備えたカメラヘッドと、該カメラヘッドが着脱自在に装着され該カメラヘッドから画像信号を受け取って信号処理を行なうカメラ本体とを備えたカメラシステムにおいて、
前記カメラヘッドが、自分の動作可能周波数の情報を前記カメラ本体に伝達する情報伝達手段を有し、
前記カメラ本体が、前記カメラヘッドから伝達されてきた該カメラヘッドの動作可能周波数の情報を受け取る情報受取手段と、
前記情報受取手段で受け取った情報に基づいて自分の動作周波数を前記カメラヘッドの動作周波数と同一の動作周波数に設定する周波数設定手段とを備えたことを特徴とするカメラシステム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2006−203292(P2006−203292A)
【公開日】平成18年8月3日(2006.8.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−9976(P2005−9976)
【出願日】平成17年1月18日(2005.1.18)
【出願人】(000005201)富士写真フイルム株式会社 (7,609)
【Fターム(参考)】