説明

カートンおよびそのブランク

2つのパネル(50、60)を繋止するための配置であって、該配置は、第1および第2雄型タブ(39a、39b)と、第1および第2雌型タブ(43)とを備え、第1および第2雄型タブは、それぞれ第1および第2折り曲げ可能結合部(41)によって第1パネルに対して折り曲げられ、第1雌型タブは第3折り曲げ可能結合部によって第2パネルに対して折り曲げられ、第1および第2折り曲げ可能結合部は、互いに対して分岐している。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、カートンの重複パネルなどの一対のパネルを連結するためのパネル結合手段に関する。ある状況では、これらのパネルは、両端が引き合わされ連結される、板紙梱包ブランクの両端から成る。
【背景技術】
【0002】
1つのパネルから打ち出される固定タブを使用する一対のパネルを連結することは既知である(例えば、カートン包装紙の一端)。固定タブは、別のパネルから打ち出される保持タブによって画定される対応する孔を通過して押し進められる、または、突かれるように配置される(例えば、カートン包装紙の一端)。このような「パンチ・ロック(punch-locks)」は、例えば、特許文献1および特許文献2において既知であり、図示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】米国特許第4、093、116号
【特許文献2】米国特許第5、131、588号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
経費削減および環境上の理由のため、特に、板紙およびプラスッチク梱包のためにより軽い重さの材質を使用すること、また、結合機構の位置決めの観点からより高い可撓性を有することが望ましい。これら、および別の理由から、本発明は、パネルの連結機構の分野における改善を実現することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第1の態様によると、本発明は、2つのパネル(50、60)を繋止するための配置を提供し、該配置は、第1および第2雄型タブ(39a、39b)と、第1および第2雌型タブ(43)とを備え、第1および第2雄型タブは、それぞれ第1および第2折り曲げ可能結合部(41)によって第1パネルに対して折り曲げられ、第1雌型タブは第3折り曲げ可能結合部によって第2パネルに対して折り曲げられ、第1および第2折り曲げ可能結合部は、互いに対して分岐している。
【0006】
好ましくは、雄型タブは、第1および第2折り目が第1パネルの自由端に対して傾斜した関係で配置される
【0007】
好ましくは、第1および第2折り目は、90度より小さな傾斜、または、90度より大きな傾斜で配置される。好ましくは、第1および第2折り目は、第1パネルの自由端に対して略45°傾斜して配置される。
【0008】
好ましくは、第1および第2折り目は、互いに略垂直に配置される
【0009】
好ましくは、第1および第2折り目は、第1パネルの自由端に向けて分岐する。
【0010】
好ましくは、第1および第2折り目は、第1パネルの自由端から離れるように分岐する。
【0011】
好ましくは、第3雄型タブが、第1パネルに対して第3折り目に沿って折り曲げられ、第1、第2および第3折り目が、それぞれ互いに対して分岐して配置される。
【0012】
好ましくは、第1および第2折り目は、頂点を形成するように互いに接触している。好ましくは、第4折り曲げ可能結合部に沿って第2パネルに対して折り曲げられる第2雌型タブが備えられる。
【0013】
好ましくは、第3折り曲げ可能結合部は、第2パネルの自由端に対して傾斜した関係で配置される。
【0014】
好ましくは、第3および第4折り目は、互いに、かつ/または、第2パネルの自由端に対して傾斜した関係で配置される。好ましくは、各雌型タブの自由端または側端は、雌型タブまたは対応する雄型タブが、第1パネルの自由端に対して傾斜した関係で折り曲がることを促すように形成され配置されている。
【0015】
好ましくは、雄型タブの幅は、雌型タブより短かくされる。
【0016】
第2の態様によると、本発明は、2つのパネルを繋止する配置を提供し、該配置は、第1パネルに形成される雄型タブ、および、第2パネルに形成される雌型タブを備え、該配置は、2つのパネルを重ねて、雄型タブと雌型タブとを一緒に変位することによって、2つのパネルを繋止するように操作可能であり、雄型タブおよび前記雌型タブそれぞれは、それぞれが形成された前記パネルと離間した側端とに対して押し曲げられる基部を備え、雌型タブは、変位したタブを繋止し、それにより第1および第2パネルを繋止するために雄型固タブの一側端と係合する手段を備える。
【0017】
第3の態様によると、本発明は、2つのパネルを繋止する配置を提供し、該配置は、第1パネルに形成される雄型タブ、および、第2パネルに形成される雌型タブを備え、該配置は、2つのパネルを重ねて、雄型タブと雌型タブとを一緒に変位することによって、2つのパネルを繋止するように操作可能であり、雄型タブおよび前記雌型タブそれぞれは、それぞれが形成された前記パネルと離間した側端とに対して押し曲げられる基部を備え、雄型タブは2つの雄型タブに分離可能であり、前記雌型タブは、それらの2つの雄型ラブを分離し、変位した雌型および雄型タブを繋止するために、それらの2つの雄型タブの間に挿入可能であり、これにより第1および第2パネルを繋止する。
【0018】
付随的に、雄型タブは、2つの雄型タブに分離可能であり、雌型タブは、それら2つの雄型タブが離間するようにそれら2つの雄型タブの間に挿入可能であり、変位したタブを繋止し、これにより、第1および第2パネルを繋止する。
【0019】
付随的に、雌型タブは、雄型タブが係合可能である引っ掛かりを形成するように配置される肩部および頭部を備える。
【0020】
付随的に、肩部は、前記雌型タブの傾斜端であり、雄型タブが、雄型タブがその下面がこの傾斜端に当接するように、変位される。
【0021】
付随的に、雄型タブは、雌型タブが第2パネルの面から出るように変位されるとき第2パネルに形成される傾斜端で折り曲げられる。
【0022】
付随的に、雄型タブは、雄型タブの一側端の効力によって傾斜端で自然に折れ曲がることを促され、雄型タブは、もう一方の離間した側端の終点からオフセットした点で終結する。
【0023】
付随的に、雄型タブは、雄型タブの概念的な中心線に対して傾斜した1つ以上の折り目で折り曲げ可能である。
【0024】
雄型タブは、雄型タブを2つの雄型タブに分離する切れ目を備え、前記2つの雄型タブそれぞれは、前記雄型タブが互いから離れるように折れ曲がることを促されるように、前記切れ目に対して傾斜した折り目で折れ曲がり、雌型タブは、2つの傾斜した肩部と頭部とを備え、頭部は、前記2つの雄型タブそれぞれの離間した端が、前記雌型タブの前記頭部と対応する前記傾斜した肩部との間に形成される引っ掛かり内で係合可能なように、これら2つの雄型タブの会い差に配置可能である。付随的に、雄型タブの折り目と雌型タブの傾斜端とは、同様に傾斜しており、これにより、雄型タブがその折り目と、雌型タブが第2パネルの面から出るように変位したときに、第2パネルに形成される端とで折れ曲がり、前記折り目および端は、実質的に平行な関係で重ねられる。
【0025】
付随的に、雄型タブは、端(E)に近い第2パネルの一部に係合するような形状およびサイズにされた膨隆肩部を備え、端(E)は、雌型タブが第2パネルの面から出るように変位されたときに、第2パネルに形成される。
【0026】
任意の上記段落で定義された配置によって連結された2つのパネルを備えるカートン。
【0027】
複数の物品と前の段落で定義されたカートンとを備える梱包。
【0028】
本発明の例示的実施形態を、添付図の参照とともに以下に説明する。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】組立状態において巻きカートンを固定するためのブランクの底面パネルを合わせて連結するためのパネル連結手段を有する、巻きカートンを形成するブランクの平面図である。
【図2】本発明の第1実施形態のパネル連結手段の「全面型」および「半面型」を示す、図1のブランクの一部の拡大図である。
【図3】図1のブランクから形成される巻きカートンの斜視図であり、「半面型」パネル連結手段がカートンの底にあることが分かる。
【図4】(図1に示すものに似た)ブランクの一部の拡大図であり、本発明の第2実施形態におけるパネル連結手段の「全面型」および「半面型」が示される。
【図5】外観が破線の輪郭線で示された、普段は隠れて見えない下部パネルの外観が見られるように、透視図で示す上端パネルで互いの上に重ねられた図4の2つのパネルの概略図である。
【図6】本発明の第2実施形態のパネル連結手段の2つの変形の斜視図であり、連結手段はパネルを繋止するように展開されている。
【図7】本発明の第2実施形態のパネル連結手段の2つの変形の斜視図であり、連結手段はパネルを繋止するように展開されている。
【図8】本発明の第2実施形態のパネル連結手段の2つの変形の斜視図であり、連結手段はパネルを繋止するように展開されている。
【図9】図1に示すものと同類のブランクの一部の拡大図であり、本発明の第3実施形態におけるパネル連結手段の「全面型」および「半面型」を示す。
【図10】固定された形態で示される図9の「全面型」パネル連結手段の斜視図である。
【図11】本発明の第4実施形態におけるパネル連結手段を有するカートンを形成するためのブランクの平面図である。
【図12A】本発明の第4実施形態におけるパネル連結手段の雌型要素の拡大平面図である。
【図12B】本発明の第4実施形態におけるパネル連結手段の雄型要素の拡大平面図である。
【図13】展開された形態での図11〜図12Bのパネル連結手段の平面図である。
【図14】展開された位置での図11のパネル連結手段を有するカートンの内部の右上からの斜視図である。
【図15】展開された位置での図11のパネル連結手段を有するカートンの内部の左上からの斜視図である。
【図16】図11のブランクから形成さあれるカートンの上からの斜視図である。
【図17】本発明の第5実施形態におけるパネル連結手段を有するカートンを形成するためのブランクの平面図である。
【図18】本発明の第5実施形態におけるパネル連結手段の雄型および雌型要素の拡大図である。
【図19】本発明の第5実施形態におけるパネル連結手段を有するカートンの内部の右上からの斜視図である。
【図20】本発明の第5実施形態におけるパネル連結手段を有するカートンの内部の左上からの斜視図である。
【図21】本発明の第6実施形態におけるパネル連結手段を有するカートンを形成するためのブランクの平面図である。
【図22】図21のパネル連結手段の雄型および雌型要素の拡大図である。
【図23a】本発明の第6実施形態における雌型要素の拡大平面図である。
【図23b】本発明の第6実施形態における雄型要素の拡大平面図である。
【図24】本発明の第6実施形態におけるパネル連結手段を有するカートンの内部の上からの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0030】
本発明の特定の実施形態がここから記載される。実施形態は例であり、本発明が実施され得る全ての方法の包括的な記録を示すようなものではない。本発明が実施され得る方法の全ての可能な変形や組合せを記載し、図示することを法律は要求しないし、それは不可能であろう。例示的な実施形態それぞれの詳細な説明は、本発明を理解することが読者にできるように特定の詳細を含むが、本発明はこれらの特定な詳細なしで実施可能である。説明される様々な例示的な実施形態では、図示される実施形態それぞれにおいて、同様の符号が、可能な場合、同様の形態を示すように使用されるが、互いの異なる実施形態を区別するために前に付く固定数「100」および「200」が使用される。
【0031】
図1を参照すると、図3に図示する巻きスタイルカートン30を形成するための、板紙またはプラスチック材などの折り曲げ可能なシート材のブランク10が示される。ブランク10は、2×3の配置で6個のボトルBをしっかり保持するようなサイズ、形状、および構成にされる。後術の説明を読むことで、説明されるパネル連結手段が、多くの用途に利用可能であることが理解されるだろう。パネル連結手段は、梱包の分野において有利な用途を有するが、梱包のスタイル、梱包が形成される素材、梱包される物品および梱包される物品の数は、多くの様々な選択肢から選択されてもよく、明細書で形成されるブランク10およびカートン30などは、本発明が実施され得る多くの様々な方法の1つを示すに過ぎない。
【0032】
ブランク10は、第1底面パネル12、第1側面パネル14、上面パネル16、第2側面パネル18、および、第2底面パネル20を含む、連続して隣接するパネルに折り曲げ可能に連結された複数のパネルを備える。ブランク10は、形成されたカートン30において物品Bを固定するための、複数の完全に随意的な造作をさらに備え、これらの造作は、ヒール固定孔22、切れ目アクセス開梱手段28、ボトル上部固定孔24、および把持手段26を含む。これらの造作は、本発明の一部を形成せず、より詳細に説明されない。
【0033】
ブランク10の第1および第2底面パネル12、20には、本発明の第1実施形態におけるパネル連結手段が設けられる。第1実施形態の2つの変形が、それぞれ「反面型(IM1)」および「全面型(IM2)」として示される。両変形(IM1、IM2)の「雄型」要素M1、M2は、第1底面パネル12から打ち出され、一方、両変形(IM1、IM2)の「雌型」要素F1、F2は、第2底面パネル20から打ち出される。
【0034】
第1および第2底面パネル12、20の拡大図を図2に示す。パネル連結手段の第1変形は、雄型要素M1および雌型要素F1を備える。雄型要素M1は、弓形切れ目34および直線切れ目32によって画定される。弓形切れ目34の第1終点は直線切れ目32の終点に一致する。この点から、弓形切れ目34および直線切れ目32は、両者の間に領域を有して分岐し、この領域が雄型要素M1の雄型タブ39を意味する。弓形切れ目34の他方の終点は、直線切れ目32と弓形切れ目34との間に延在する随意的な折り目または折り曲げ可能線41に一致する。好ましくは、弓形切れ目34および直線切れ目32の一致しない終点は、互いからオフセットしており、パネル12の水平および垂直軸の両方において互いに離間する。このようなものとして、随意的な折り曲げ可能線41が曲げられる。
【0035】
雄型タブ39は、第1底面パネル12の面から出るように、折り曲げ可能線41で折り曲げ可能である。雄型タブ39は、第2底面パネル20の面から出るようにメス型要素F1を変位する雄型タブによって作られた孔に挿入可能である。雌型要素F1は、直線切れ目42、頭部44、傾斜肩部48、および、2つ目の直線切れ目53によって画定される。頭部44は、円形端部によって画定される。
【0036】
本発明の第1実施形態におけるパネル連結手段の第2変形(IM2)は、図2に拡大図でも示される。事実上、雄型要素M2は、左右対称形状で互いに隣接して配置された、2つのM1型の雄型要素を有する。このようにして、雄型要素M2は、隣り合わせに配置され、2つの連続した弓形切れ目34によって画定された一対の雄型タブ39a、39bを備える。直線切れ目32aの1つ目の終点は、2つの連続した弓形切れ目34の中点と一致する。直線切れ目32aの2つ目の終点は、弓形切れ目34の両端点から、第1底面パネル12の水平および垂直軸の両方からオフセットし、離間している。随意的な傾斜折り目41は、直線切れ目32aの2つの目の終点を各弓形切れ目34の隣接する終点と連結する。第1実施形態の両変形の雄型要素M1およびM2の折り目41は、第1底面パネル12の面から出る雄型タブ39、39a、39bの変位方向に制御に役立つ。
【0037】
本発明の第1実施形態におけるパネル連結手段の第2変形(IM2)において、雌型要素F2は、事実上、中央に切れ目はないが、左右対称形状で互いに隣接して配置される一対の雌型要素F1である。雌型要素F2は、1つの頭部44、2つの傾斜肩部48、および、点46で終端する2つのさらなる切れ目53を備える。このように画定された雌型タブ43は、第2底面パネル20に折り曲げ可能に結合されたままの単一片として、第2底面パネル20の面から出るように変位可能である。
【0038】
パネル連結手段の第2実施形態を図4に示す。ここでも、第2実施形態の連結要素の2つの変形(IM3およぼIM4)が存在し、それぞれが「反面型」(IM3)および「全面型」(IM4)に相当する。第2実施形態の変形は、第1実施形態のそれと、随意的な折り目41が雄型要素M101およびM102に設けられないことのみにおいて異なる。
【0039】
本明細書では、パネルを連結する第1の方法は、図示された第2実施形態の「全面型」(IM4)に関して、次いで、「半面型」(IM3)に関して説明される。
【0040】
第1および第2底面パネル112、120を連結する第1のステップは、第1底面パネル112の上に第2底面パネル120を位置決めすることである。この第1のステップを図5に示す。第1底面パネル112の雄型要素M101およびM102が見えるように、第2底面パネル120は透明なものとして示される(そうしなければ視界を遮る)。雄型要素M101およびM102は、破線外形線で示される。
【0041】
第1および第2底面パネル112、120を連結する第2のステップは、雌型タブ143に対して雄型タブ130を押圧する、かつ、第2底面パネル120の面から出るように雌型タブ143を押圧する力を加えることである。雌型タブ143が第2底面パネル120の面から出るように変位されると、自然折れ目162が端点146間に形成され、隙間「G」が、雌型タブ143の頭部144と第2底面パネル120との間に形成される。雄型タブ139a、139bに加えた力が、これらの雄型タブ139a、139bを隙間「G」に押し通させる。雄型タブ139a、139bが第1底面パネル112の面から出るように折り曲げられると、自然折り目164a、164bが、各弓形切れ目134の終点136と直線切れ目132aの端との間の想定線に沿って形成される。雌型タブ143の頭部144の円形状およびサイズは、雄型タブ139a、139bが離間するまたは分岐することを促す。雄型タブ139a、139bは、雌型タブ143の変位によって作られた孔の端(「E」)で折れ目164a、164bで折り曲げられる。同様に、各弓形切れ目134の終点136と直線切れ目132aの端とのオフセット性は、雌型要素F102の傾斜肩部148で、傾斜した容で、かつ、実質的に平行な配列において形成されることを意味する。また、このことは、雄型タブ139a、139bが中央の頭部144の両側に移動することを促す。
【0042】
上方へ押す力が加えられなくなると、折り曲げられたタブ143、139a、139bは弛緩しようとする。自然に形成された折り目162、164a、164bに沿って板紙の自然な復元力が、変位したタブ143、139a、139bが、それらの折り曲げられる前の平面状態に戻ろうとする。しかしながら、雄型タブ139a、139bが雌型タブ143の端を通り超えて押され、雌型タブ143が弛緩し、雄型タブ139a、139bの間でくさびになると、雄型タブ139a、139bは互いからさらに離れるように押されるために、変位したタブ143、139a、139bがそれらの折り曲げられる前の平面状態に戻ることは不可能であり。雄型タブ139a、139bは、雌型タブ143が動こうとしている方向の反対方向である、それらの平面位置に弛緩して戻ろうとしている。従って、雌型タブ143および雄型タブ139a、139bは、互いに反して行動し、互いがそれらの折り曲げ前の状態に戻ることを防ぐ。タブ143、139a、139bの相反する力が、雄型タブ139a、139bとの固定係合にける雌型タブ143を維持することに役立つ。雄型タブ139a、139bの折り曲げられる角度は、端「E」によって案内され、かつ、好ましくは、雌型タブ143の傾斜肩部148に対する各雄型タブ139a、139bの固定係合をさらに助力する傾斜肩部148と実質的に平行な状態で配列される。これらの要因は、第1および第2底面パネル112、120の強固な連結に貢献する。さらに、雄型タブ139a、139bの直線端132は、頭部144と傾斜肩部148との間の引っ込んだ箇所に引っ掛けられてもよく、タブ143、139a、139bの固定された相互係合をさらに安定化する。図6は、雄型タブ139a、139bの雌型タブ143との固定係合を図示する。
【0043】
次に、第2実施形態の「半面型」(IM3)の連結に移る。雄型タブ139は、(外力によって)上方向に押し進められる。上述と同様に、雄型タブ139は、雌型タブ143の傾斜した肩部端148を通り過ぎるように押される。その力がなくなると、雌型タブ143それぞれが、それらの平面位置に戻ろうとする。これを達成するために、雌型および雄型タブ143、139は相反する方向に移動しようとする。雌型タブ143がその平面位置に弛緩しようとすると、頭部144が、雄型タブ139がその平面位置に弛緩して戻ることを防ぐ。同様に、雄型タブ139の存在と、その折り曲げ連結の角度が、雌型タブ143がその元の平面状態に完全に弛緩することを防ぎ、タブ143、139の相反する要求が、雄型タブ139が雌型タブ143の傾斜肩部148に当接する、連結された均衡をもたらす。図7は、雄型タブ139の雌型タブ143との固定係合を図示する。
【0044】
図8は、雄型タブ139a、139bの「全面型」(IM4)の雌型タブ143との固定係合と、雄型タブ139の「全面型」(IM3)の雌型タブ143との固定係合とを図示する。
【0045】
第1実施形態の固定配置の「全面型」(IM2)および「半面型」(IM1)の連結は、上述と同様に実施可能である。特定の画された折り目41は、端「E」に対する雄型タブ39、39a、39bの傾斜した折り曲げを促し、雄型タブ139、139a、139bが雌型タブ43の同じように傾斜した肩部48に当接することを促す。
【0046】
説明された固定機構を使用して第1および第2底面パネル12;112、20;120を併せて連結する第2の別の方法において、第1底面パネル12;112は、第2底面パネル20;120の上に配置される。第2底面パネル20;120の面から出るように、雌型タブ43;143を上向きに押す外力が加えられる。雄型要素M1、M2m、M101、M102は、雌型要素F1、F2、F101、F102の上に配置される。また、外力が使用され、第1底面パネル12;112の面から出るように雄型タブ39;39a、39b、139;139a、139bを変位する。雌型タブ43、143は、第2底面パネル20;120の面から押し出され、かつ、変位した雄型タブ39;39a、39b、139;139a、139bによって作られた隙間に押し通される。頭部44;144は、雌型タブも第1底面パネル12;112の面から出るように変位されるように、直線切れ目32、32a、132、132aに押し通される。これにより、雌型タブ43;143および各雄型タブ39;39a、39b、139;139a、139bが、第1底面パネル12;112から立ち上がっている。外力が除かれると、固定タブ43;143、39;39a、39b、139;139a、139bは、(板紙材の自然な復元力のために)それらの自然な平面位置に弛緩しようとする。
【0047】
均衡した位置まで弛緩を達成するために反対方向に動こうとする固定タブ43;143、39;39a、39b、139;139a、139bは、雌型タブ43;143または雄型タブ39;39a、39b、139;139a、139bのどちらも互いがあるために動けない位置に達する。この位置において、雌型タブ43;143の傾斜肩部48;148が、隣接する雄型タブ39;39a、39b、139;139a、139bの下面に当接する。追加的に、雌型タブ43;143の頭部44;144と隣接する傾斜肩部48;148とが、直線切れ目32、32a;132、132aによって画定される端が引っ掛かる引っ込んだ箇所を作る。
【0048】
「全面型」(IM2、IM4)では、雌型固定頭部44;144は、雄型タブ39a、39b;139a、139bを押し分ける役割も果たし、これにより、これらの雄型タブ39a、39b;139a、139bがそれらの平面位置に弛緩することをさらに制限し、これにより、連結された配置での高い張力を増幅する。このことは、より強固な固定機構を作り出すことを助力する。連結手段(IM1、IM2、IM3、IM4)を係合する第2の方法は添付図には示されない。
【0049】
連結手段(IM1、IM2、IM3、IM4)を係合する第2の方法は添付図には示されない。
【0050】
パネル連結手段の第3実施形態を図9に示す。ここでも、第3実施形態の連結要素の2つの変形(IM5およびIM6)が、「半面型」(IM5)および「全面型」(IM6)に相当する。第3実施形態の変形は、雄型タブ239、239a、239bがより大きく膨らむ方式で形成される点で、第1実施形態の変形と異なる。さらに、雄型タブ239、239a、239bは、短い直線側端237を備える。膨隆部236は、膨隆部236が、雄型タブ239、239a、230bが挿入され、これにより、折り目241で分かれて開く若しくは曲げられると、(雌型タブ243が第2底面パネル220の面から出るように変位する際に形成される)固定孔の外に向けていくらか動くように、対応する傾斜折り目241(および中央切れ目232c)と協働する。雄型タブ239、239a、239bのこのような外向きの動きは、固定孔内の雄型タブ239、239a、239bの係合を深く、または強くする。これは、膨隆部236が、特に、短い直線側端237に隣接する領域で、固定孔の側端「E」の一部と係合するからである。実際、膨隆部236は、第2底面パネル220の上にかかり、雄型タブ239、239a、239bが、平面状態へ戻ろうとする雌型タブ243へのより強い対立をもたらし、これにより、連結配置の強固な固定能力を高めるように、雄型タブ239、239a、239bのさらなる後向きの動きを完全に制限する。
【0051】
好ましくは、雄型タブ239、239aの折り目は、雌型タブ243の傾斜端、結果的には固定孔の対応する部分と同じように傾斜し、これにより、雄型タブ239、239a、239bがこれらの折り目241で折れ曲がることを促す。
【0052】
雄型タブの折り目241と固定の孔の端(E)の傾斜端(E)の少なくとも一部とが、実質的に平行関係において重ねられる。
【0053】
雄型タブは、固定孔の両側端に係合するような形状およびサイズにされた膨隆肩部を備える。
【0054】
固定孔の側端は、雌型タブが第2底面パネルの面から出るように変位されると、第2底面パネルに形成される。
【0055】
本発明の範囲から逸脱することなく、様々な変形が施されることが望ましく、例えば、固定タブ43;143、39;39a、39b、139;139a、139bのサイズおよび形状が、異なるサイズまたは形状のパネルに適合するように調整されてもよい。
【0056】
さらに、切れ目32、32a;132、132aが上述のように、他の実施形態で直線なのに対して、切れ目が成形され、かつ、直線でない。切れ目32、32a;132、132aは、頭部44;144と隣接する傾斜肩部48;148との間の引っ込んだ箇所に対して有利な容で形成される。このようにして、切れ目32、32a;132、132aによって画定される雄型タブ39;39a、39b、139;139a、139bは、この引っ込んだ箇所に引っ掛けられ、連結機構の強固な係合を改善することができる。本発明のいくつかの実施形態では、雄型タブ39;39a、39b、139;139a、139bには、グローブ(grove)、切り欠きまたは裂け目が設けられ、雄型タブ39;39a、39b、139;139a、139bと、雌型タブ43;143の頭部44;144と隣接する肩部48;148との間に設けられた引っ掛かり、引っ込んだ箇所、または切り目との係合を強くする。
【0057】
折り目41;141は、完全に付随的なものとして説明され、図示されてきた。ある環境では、折り目を画することが、第1底面パネル12;112の面から出る、雄型タブ39;39a、39b、139;139a、139bの制御された変位を容易にすることが理解されるだろう。このことは、折り目41;141が、雌型タブ43;143の傾斜肩部48;148によって作り出される、第2底面パネル20;120内の端「E」とそろえられる点で特に有利である。そのため、折り目41;141が存在する場合、雌型タブの傾斜肩部48;148と同じように作られ、形成れる端Eとそろえられることが望ましい。他の実施形態では、雌型タブの肩部48;148は、直線端でなく、図示し、説明したように異なる角度で傾斜していてもよいことが想定される。このような配置では、形成された肩部48;148とそろえた状態で雄型タブ39;39a、39b、139;139a、139bの折り曲げを容易にすることが有利であり、また、設けられる場合は付随的な折り目41;141が、そこに有利な容で形成されるだろう。このようにして、雄型タブ39;39a、39b、139;139a、139bの下面は、雌型タブ43;143の形成された肩部48;148と係合し、当接した状態で保持されることが可能である。ある環境では、第1底面パネル12;112の面から出す雄型タブ39;39a、39b、139;139a、139bの変位を容易にするために折り目を画することは、その平面位置に戻ろうとする板紙の自然な復元力を弱めることができる。このことは、折り曲げの第2の方法が考慮される点で特に重要、または有利である。このような配置では、切れ目32、32a;132、132aの終点と、弓形切れ目34の終点36とのオフセット配置が有利になり得る。雄型タブ39;39a、39b、139;139a、139bは、これらの終点間に折り目を付けることが推奨され、また、このようなものとして、このオフセット配置が、2つのタブが固定当接状態で保持され得るように、雌型タブの肩部48;148の形状に合う方法での雄型タブの傾斜した折り曲げを容易にする。
【0058】
さらなる図示しない実施形態では、雌型タブ43;143には、第2底面パネル20;120の面から出す雌型タブ43;143の変位を容易にするために折り目を画することが行われる。折り目は、「全面型」では終点46;146の間、また、終点46;146と直線切れ目42;142の終点との間に設けられる。また、固定頭部44;144の形状およびサイズは、説明し、図示したように様々であってよい。他の実施形態では、固定頭部44;144は、円形よりむしろ四角く、例えば、正方形形状または台形形状、あるいは三角形形状である(他の形状の例を限定するものではない)。固定頭部は、付随的に、雄型タブ39;39a、39b、139;139a、139bの端を引っ掛けるための引っ込んだ箇所をそれぞれもたたすことが想定され、2つの個別要素を備え、好ましくは、前記個別要素は、雄型タブ39;39a、39b、139;139a、139bが互いから離れるように折り曲げられる手段をもたらすように離間する。このような固定頭部44;144は、「馬蹄」型の形状を有してもよい。このような固定頭部は、「全面型」連結配置においてより有利に設けられ、切れ目32a;132aが、一対の雄型タブ39a、39b;139a、139b間に配置される。
【0059】
他の変形も、本発明の範囲内で実施可能である。例えば、連結手段のサイズ、形状、位置、および数は変わってもよい。雌型タブ43;143の両側は、他の実施形態では直線端ではない。
【0060】
また、2つ以上の連結手段がパネル連結用途で利用される用途において、連結手段の「全面型」のみが使用されるかもしれず、連結手段の「半面型」のみが使用されるかもしれず、または、「全面型」と「半面型」の組合せが使用される。任意の前述の組み合わせにおいて、連結手段には、全ての雌型要素が1つのパネル上に設けられ、全ての雄型要素がもう1つのパネル上に設けられてもよく、あるいは、それぞれのパネル上に雄型および雌型要素が混在して設けられてもよい(1つのパネル上の雌型要素がもう1つのパネル上の雄型要素とそろえられる場合では)。このような状態では、いくつかのパネル連結要素は、雌型要素が雄型要素の上に重ねられて開始する、第1の連結手段を使用して連結されるだろう。一方、他のパネル連結手段は、雄型要素が雌型要素の上に重ねられて開始する、第2の連結手段を使用して連結されるだろう。
【0061】
2つ以上の連結手段がパネル固定用途において利用される用途では、隣接するパネル連結手段は、パネルの同一の縦軸に沿って配置される必要はない。実際に、本発明の有利な態様の1つは、連結手段が、小型(小さな占有面積を有する)な、特に、連結されたパネルの小さな面積において配置可能な「半面型」(IM1、IM3)である。図3に示すように、巻き型キャリアの複合底面壁は、物品を支持しており、立ち上がったタブ39;39a、39b、139;139a、139bは、これらの物品間の隙間に配置される必要がある。効率的な梱包では、これらの隙間は小さく、困った場所に位置し得る。しかしながら、本発明の連結手段は、このような配置においても使用可能である。
【0062】
本発明のさらなる図示された実施形態を、図11〜図16に示す。
【0063】
ブランク310の第1および第2底面パネル312、320には、図示した第4実施形態におけるパネル連結手段IM7が設けられる。
【0064】
第1および第2底面パネル312、320の拡大図を図12Aおよび図12Bに示す。
【0065】
パネル連結手段IM7は、雄型要素M302および雌型要素F302を備える。雄型要素M302は、3つの雄型タブ339a、339b、339cを備える。
【0066】
第1雄型タブ339aは、第1折り目314aに沿って第1底面パネル312に対して折り曲げられ、第2雄型タブ339bは、第2折り目314bに沿って第1底面パネル312に対して折り曲げられ、第3雄型タブ339cは、第3折り目314cに沿って第1底面パネル312に対して折り曲げられる。
【0067】
第1、第2および第3折り目341a、341b、341cは、互いに対して傾斜して配置される。
【0068】
好ましくは、第1および第3折り目341a、341cは、互いに対して垂直であり、より好ましくは、第1および第3折り目は、互いに対して45°の角度で配置される。
【0069】
第1、第2および第3折り目341a、341b、341cは、互いに隣接して、第1底面パネル312から連続して打ち出され、これにより、第1および第2雄型タブ339a、339bは、共通の分離線を少なくとも部分的に共有し、第2および第3雄型タブ339b、339cは、共通の分離線を少なくとも部分的に共有する。
【0070】
第1雄型タブ339aは、第2雄型タブ339bに隣接する第2の側端に対向する第1側端に沿って配置される、肩部および腰部を備える。
【0071】
第3雄型タブ339cは、第2雄型タブ339bに隣接する第2の側端に対向する第1の側端に沿って配置される、肩部および腰部を備える。
【0072】
第2雄型タブ339bは、その両側端に沿った、第2雄型タブの両側端に沿って向かい合って配置された、一対の肩部および腰部を備える。
【0073】
雌型要素F302は、3つの雌型タブ343a、343b、343cを備える。
【0074】
第1雌型タブ343aおよび第2雌型タブ343bは、互いに隣接して配置され、実質的に五角形形状である。
【0075】
第1および第2雌型タブ343a、343bは、それぞれ第1折り目347aおよび第2折り目347bで第2底面パネルに対して折り曲げられる。
【0076】
第1および第2折り目347a、347bは、第2底面パネル320の自由端350に対して傾斜して配向される。第1および第2折り目347a、347bは、互いに対して傾斜して配置され、好ましくは、頂点を形成する一端で互いに接触する。
【0077】
第3雌型タブ343cは、実質的に長方形形状である。
【0078】
第3雌型タブ343cは、折り目347cに沿って第2底面パネル320に対して折り曲げられる。
【0079】
第3雌型タブ343cは、第1および第2雌型タブの折り曲げ方法と反対方向に折れ曲がるように第2底面パネル320に対して折り曲げられる。第3折り目341cは、第3雌型タブ343cの自由端より、第2底面パネル320の自由端350により近くに配置される。
【0080】
第3雌型タブ343cは、第1および第2雌型タブ343a、343bが、第3雌型タブ343cの自由端に配置された凹部を備えるように、第1および第2雌型タブ343a、343bの両方からある程度打ち出される。
【0081】
図13は、図示した第4実施形態のパネル連結手段を組み立てた状態で示す。第2底面パネル320は、第1底面パネル312と少なくとも部分的に重なるように配置される。
【0082】
雄型タブ339a、339b、339cは、第1底面パネル312の面から出るように、かつ、第2底面パネル320の面から出るように雌型タブ343a、343b、343cを変位することによって形成された、第2底面パネル320の孔を通すように折り曲げられる。
【0083】
第1雌型タブ343aの一側端は、第1雄型タブ339aの外面と接触する。
【0084】
第2雌型タブ343bの一側端は、第3雄型タブ339cの外面と接触する。このようにして、第1および第2雌型タブ343a、343bは、第1および第3雄型タブ339a、339cを折り曲げられた位置で維持する。第2雄型タブ339bは、第1および第2雌型タブ343a、343bの両方によって折り曲げられた位置で保持される。
【0085】
第2雄型タブ339bは、第3雌型タブ343cが、第1雌型タブ343aと同一の面から出るように折り曲げられる際に、第1雌型タブ343aに形成された凹部に受容される。
【0086】
第2雄型タブ339bは、第3雌型タブ343cが、第1雌型タブ343aと同一の面から出るように折り曲げられる際に、第2雌型タブ343bに形成された凹部にも受容される。このように、第1および第2雌型タブ343a、343bは、各凹部に第2雄型タブ339bの一部をそれぞれ受容し、展開された位置で保持する
【0087】
第3雌型タブ343cは、好ましくは、第2雄型タブ339bを第1底面パネル312の面から出るように折り曲げるのと同時に、第2底面パネル320の面から出るように折り曲げられる。
【0088】
外力および/または第3雌型タブ343cの自由端が、第2雄型タブ339bの内面と係合する。このように、第3雌型タブ343cは、第2雄型タブ339bが、好ましくは第2雌型タブ343a、343bの凹部内の第1および第2雌型タブ343a、343bとの係合を維持するように促す。
【0089】
図14および図15は、パネル連結手段IM7が展開された状態であるカートン330の内部を図示する。付随的なキール構造体323が、2列の物品(図示せず)の間に展開されてもよい。付随的に、キール構造体323は、1つ以上の雄型または雌型タブ339a、339b、339c、343a、343b、343cと係合し、所定位置にキール構造体を保持し、かつ/または、連結位置における雄型タブ339a、339b、339cを保持するための追加的な固定手段を提供してもよい。
【0090】
図17は、本発明の図示する第5実施形態におけるカートン530を形成するためのブランク510を図示する。
【0091】
ブランク510の第1および第2底面パネル512、520には、図示する第5実施形態におけるパネル連結手段IM8が設けられる。
【0092】
第1および第2底面パネル512、520の拡大図を図18に示す。
【0093】
パネル連結手段IM8は、雄型要素M502および雌型要素F502を備える。雄型要素M502は2つの雄型タブ539a、539bを備える。第1雄型タブ539aは、第1折り目541aに沿って第1底面パネル512に対して折り曲げられ、第2雄型タブ539bは、第2折り目541bに沿って第1底面パネル512に対して折り曲げられる。
【0094】
第1および第2折り目541a、541bは、互いに傾斜してそれぞれ配置される。第1および第2雄型タブ539a、539bは、第1および第2雄型タブ539a、539bが、共通の分離線を少なくとも部分的に共有するように、互い隣接して第1底面パネル512から連続して打ち出される。
【0095】
第1雄型タブ529aは、第2雄型タブ539bに隣接する第2の側端に対向する第1の側端に配置される、肩部および腰部を備える。
【0096】
第2雄型タブ539bは、第1雄型タブ539aに隣接する第2の側端に対向する第1の側端に配置される、肩部および腰部を備える。
【0097】
各雄型タブ539a、539bは、折り目546a、546bに沿って雄型タブ539a、539bの対応する1つに対してそれぞれ折り曲げられ、かつ、第2側端に沿って配置される、折り曲げ可能な固定要素537a、537bを備える。
【0098】
雌型タブF502は、2つの雌型タブ543a、543bを備える。第1雌型タブ543aおよび第2雌型タブ543bは、互いに近接して、かつ離間して配置され、また、実質的に台形形状である。第1および第2雌型タブ543a、543bは、それぞれ第1折り目547aおよび第2折り目547bで第2底面パネルに対して折り曲げられる。
【0099】
第1および第2折り目547a、547bは、第2底面パネル520の自由端550に傾斜して配向される。
【0100】
第1および第2折り目547a、547bは、互いに対して傾斜して配向される。
【0101】
図19および図20は、ボトルBが図示する上の目的のために除かれた、カートン530の内部を図示する。パネル連結手段IM8は展開された状態である。
【0102】
雄型タブ539a、539bは、第1底面パネル512の面から出るように折り曲げられており、第2底面パネル520の面から出るようになされる第1および第2雌型タブ543a、543bの変位によって形成される、第2底面パネル520の孔を通過して受容される。好ましくは、雌型タブ543a、543bは、雄型タブ539a、539bと同時に折り曲げられる。
【0103】
折り曲げ可能固定要素537a、537bは、折り目546cで折り曲げられ、各雄型タブ539a、539bを各雌型タブ543a、543bによって画定される孔に通過可能させる。
【0104】
次いで、折り曲げ可能固定要素537a、537bは、部分的に曲げ戻される、または、カートン530が形成される素材の固有の復元力のために雄型タブ539a、539bの面に戻る。
【0105】
折り曲げ可能固定要素537a、537bの固定端は、対応すえる雄型タブ539a、539bが対応する雌型タブ543a、543bによって画定される孔を通過することを防ぐために第2底面パネル520と係合し、これにより、雄型タブ539a、539bを展開された位置で固定する。
【0106】
第6実施形態を図21〜図24に示す。
【0107】
図21は、巻き型カートンを形成するための、板紙またはプラスチックなどの折り曲げ可能なシート材から成るブランク710を示す。
【0108】
ブランク710は、連続配置され、かつ連続して折り曲げられる複数のパネルを備え、この複数のパネルは、第1底面パネル712、第1側面パネル714、上面パネル716、第2側面パネル718、および、第2底面パネル720を含む。ブランク710は、さらに、形成されたカートン730内に物品Bを固定するための完全に付随的な造作を複数備え、これらの造作は、ヒール固定孔722、切れ目アクセス開梱手段728、ボトル上部固定孔724、および把持手段726を含む。
【0109】
ブランク710の第1および第2底面パネル712、720には、本発明の第6実施形態におけるパネル連結手段IM9が設けられる。
【0110】
図22は、さらに詳細にパネル連結手段IM9を図示する。パネル連結手段IM9は、雌型要素F701と結合する雄型要素M701を有する第1パンチ固定を備える。雌型要素F701は、「U」形分離線によって少なくとも部分的に画定される、実質的に長方形形状タブを備える。雄型要素M701は、第1底面パネル712の自由端に向けて指す矢印形状タブを備える。
【0111】
また、パネル連結手段IM9は、本発明の第6実施形態における第2パンチ固定を備え、第2パンチ固定は、雄型要素M702および雌型要素F702を備える。雌型要素F702は、図23aにより詳細に図示され、一対の雌型タブ743a、743bを備え、これらの雌型タブ743a、743bは、「H」形分離線によって少なくとも部分的に画定される、長方形または実質的に台形形状である。一対の雌型タブ743a、743bはそれぞれ、第2底面パネル720に対して折り曲げ可能結合部747a、747bを備える。
【0112】
好ましくは、各雌型タブ743a、743bの両側端は弓形形状である。雌型タブ743a、743bは、Xfの長さを有する。
【0113】
好ましくは、雌型タブ743a、743bは、それらが第2底面パネル720に対する折り曲げ可能結合部の点でYf1の幅を有し、自由端でYf2を有し、幅Yf2が好ましくは幅Yf1より小さくなるように、先細形状である。
【0114】
雄型タブM302は図23Bに示しめされ、「H」型分離線によって部分的に画定される、一対の雄型タブ739a、739bを備える。各雄型タブ739a、739bは、折り目741a、741bに沿って第1底面パネル712に対して折り曲げられる。
【0115】
好ましくは、雄型タブ739a、739bは、長方形形状であり、長さXmおよび幅Ymを有する。
【0116】
好ましい実施形態では、雄型タブ739a、739bの長さXmは、雌型タブ743a、743bのXfより大きい。
【0117】
好ましい実施形態では、第1底面パネル712に対する雄型タブ739a、739bの折り曲げ可能結合部741a、741bは、エンボス線または折り線によって画定され、好ましくは、エンボス線は、折り曲げ可能結合部747a、747bより長い。
【0118】
雌型タブ743a、743bと第2底面パネル720との間の折り曲げ可能結合部747a、747bも、エンボス線または折り線によって画定され、好ましくは、折り線は、折り曲げ可能結合部より短い。
【0119】
図22を参照すると、雄型および雌型タブ739a、739b、743a、743bは対応する第1および第2底面パネル712、720の自由端750、760に対して角度α傾斜して配置されることが分かる。
【0120】
好ましい実施形態では、一対の固定手段は、互いに近接して、かつ互いに角度β傾斜して配置され、好ましくは、この一対の固定手段は互いに垂直に配置され、さらに好ましくは、両固定手段が、一対の隣接する物品受容手段722によって部分的に画定される、対応する底面パネル712、720の領域内に設けられる。
【0121】
組み立てられた梱包品では、一対の固定手段は、物品Bの第1列内の隣接する2つの物品Bと、物品Bの第2列内の隣接する2つの物品Bとの間で画定されるくぼみ(void)を有する所定位置に位置する。
【0122】
ここで、ブランク710からのカートンの構造を参照すると、カートンが、まっすぐなライン装置での一連の連続折り曲げ作業によって形成され得、これにより、カートンがその構成を完成するのに回転されたり、引っくり返されたりする必要がないことが想定される。折り曲げ工程は、下記のものに限定されず、特有の製造要求によって変えられてもよい。
【0123】
カートンは、一群の物品Bを中心に図21のブランク710を巻いて、パネル連結手段IM9の雄型要素M701、M702を雌型要素F701、F702と係合することによって形成される。
【0124】
図24は、図示目的のために物品Bが除いて、図21のブランク710から形成されるカートンの底の内部を示す。
【0125】
第2底面パネル720は、第1底面パネル712に重なるように第1底面パネル712の内側に折り曲げられている。
【0126】
雄型および雌型要素M701、M702、F701、F702は互いに結合する。雄型タブ739a、739bは、第1底面パネルの面から出るように折り曲げられており、第2底面パネル720を貫いて、すなわち、第2底面パネル720の面から出るように雌型タブ743a、743bを折り曲げることによって形成された第2底面パネル720の穴を通して挿入されている。
【0127】
雌型タブ743a、743bは、雌型タブ743a、743bの側端が雄型タブ739a、739bの外面と係合して、雄型タブ739a、739bが折り曲げられた位置で維持され、好ましくは、雄型タブ739a、739bの内面と、第2底面パネル720の内面との間で弓形の角度を形成するように折り曲げられる。言い換えると、雄型タブ739a、739bは、90°より大きく、第1底面パネル712の面から出るように折り曲げられ、雌型タブ743a、743bによってその位置を維持される。第2底面パネル720に形成された孔の両側端の弓形性は、雄型タブ739a、739bに作用し、雄型タブ739a、739bが孔の両側端で折り曲げられるようにする。
【0128】
雌型タブ743a、743bの先細形状は、雄型タブ739a、739bに作用し、雌型タブ743a、743bと第2底面パネル720が、第2底面パネル720の孔の側端と雌型タブ743a、743bの側端との間で雄型タブ739a、739bを把持して、雄型タブ739a、739bを締め付ける。このことは、カートン730が構成される素材の固有の復元力の性質によって自然に起こることが想定され、雌型タブ743a、743bは、第2底面パネル720の面に戻るように弾性的に付勢されるだろう。雌型タブ743a、743bと第2底面パネル720との間の折り曲げ可能結合部の長さに部分的に沿ってエンボス線または折り線を設けることによって、より大きな自然な素材の復元力が保持される。
【0129】
また、本発明の固定機構が様々なカートンに応用可能であり、その用途が巻き型カートンに限定されないことは明らかであろう。また、連結切れ目およびタブが単一のブランクの両端から、または、2つの分離したパネルから形成され得ることは明確である。
【0130】
本明細書で使用されたように、折り曲げ可能結合部の参照物は、1つの折り目のみを必ず参照したものとして構成されるべきではなく、実際は、折り曲げ可能結合部は、引っかき線(score line)、折れやすい線、または、折り目(fold line)から構成され得ることが想定される。
【符号の説明】
【0131】
10 ブランク
12、112、212 第1(底面)パネル
12 第1底面パネル
14 第1側面パネル
16 上面パネル
18 第2側面パネル
20、120、220 第2(底面)パネル
22 ヒール固定孔
28 切れ目アクセス開梱手段
24 ボトル上部固定孔
26 把持手段
30 カートン
32 直線切れ目
34 弓形切れ目
39、39a、39b、139、139a、139b、239、239a、239b 雄型タブ
41 折り目、折り曲げ可能線
42 直線切れ目
43、143、243 雌型タブ
44、144、244 頭部
48、148、248 肩部
M1 雄型要素
F1 雌型要素
E 固定孔の両側端

【特許請求の範囲】
【請求項1】
2つのパネルを繋止するための配置であって、当該配置は、第1および第2雄型タブと少なくとも1つの雌型タブを備え、前記第1および第2雄型タブは、第1および第2折り目で第1パネルに対してそれぞれ折り曲げられ、前記少なくとも1つの雌型タブは折り曲げ可能に第2パネルに結合され、前記第1および第2折り目は、互いに対して分岐していることを特徴とする配置。
【請求項2】
前記第1および第2雄型タブは、前記第1および第2折り目が前記第1パネルの自由端に傾斜した関係で配置されることを特徴とする請求項1に記載の配置。
【請求項3】
前記第1および第2折り目は、90度より小さな傾斜、または、90度より大きな傾斜で配置されることを特徴とする請求項2に記載の配置。
【請求項4】
前記第1および第2折り目は、前記第1パネルの自由端に対して略45°傾斜して配置されることを特徴とする請求項2に記載の配置。
【請求項5】
前記第1および第2折り目は、互いに略垂直に配置されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の配置。
【請求項6】
前記第1および第2折り目は、前記第1パネルの自由端に向けて分岐して延在することを特徴とする請求項1に記載の配置。
【請求項7】
前記第1および第2折り目は、前記第1パネルの自由端から離れるように分岐して延在することを特徴とする請求項1に記載の配置。
【請求項8】
前記第1パネルに対して第3折り目に沿って折り曲げられる第3雄型タブをさらに備え、前記第1、第2および第3折り目が、それぞれ互いに対して分岐して配置されることを特徴とする請求項1に記載の配置。
【請求項9】
前記第1および第2折り目は、頂点を形成するように互いに接触する関係であることを特徴とする請求項1に記載の配置。
【請求項10】
前記少なくとも1つの雌型タブは、前記第2パネルに折り曲げ可能に結合された第1および第2雌型タブを備えることを特徴とする請求項1に記載の配置。
【請求項11】
前記第1および第2雌型タブは、それぞれ第3および第4折り目に沿って前記第2パネルに対して折り曲げられ、前記第3および第4折り目それぞれが、前記第2パネルの自由端に対して傾斜した関係で配置されることを特徴とする請求項10に記載の配置。
【請求項12】
前記第3および第4折り目は、互いに傾斜した関係で配置されることを特徴とする請求項11に記載の配置。
【請求項13】
前記少なくとも1つの雌型タブの自由端または側端は、前記第1および第2雄型タブが、それぞれ前記第1および第2折り目に沿って折り曲がることを促すような形状および配置にされていることを特徴とする請求項1〜12のいずれか一項に記載の配置。
【請求項14】
前記第1および第2雄型タブの幅は、前記少なくとも1つの雌型タブより短くされることを特徴とする請求項1〜12のいずれか一項に記載の配置。
【請求項15】
2つのパネル(12;112;212、20;120;220)を繋止するための配置であって、当該配置は、前記第1パネル(12;112;212、)に形成される雄型固定具(39、39a、39b;139、139a、139b;239、239a、239b)、および、前記第2パネル(20;120;220)に形成される雌型タブ(43;143;243)を備え、
当該配置は、前記2つのパネルを重ねて、前記雄型固定具と前記雌型タブとを一緒に変位することによって、前記2つのパネルを繋止するように操作可能であり、
前記雄型固定具および前記雌型タブそれぞれは、それぞれが形成された前記パネルと離間した側端とに対して押し曲げ可能に結合する基部を備え、
前記雌型タブは、前記第1および第2パネルを繋止するために前記雄型固定具の一側端と係合する手段を備えることを特徴とする配置。
【請求項16】
2つのパネル(12;112;212、20;120;220)を繋止するための配置であって、当該配置は、前記第1パネル(12;112;212、)に形成される雄型固定具(39、39a、39b;139、139a、139b;239、239a、239b)、および、前記第2パネル(20;120;220)に形成される雌型タブ(43;143;243)を備え、
当該配置は、前記2つのパネルを重ねて、前記雄型固定具と前記雌型タブとを一緒に変位することによって、前記2つのパネルを繋止するように操作可能であり、
前記雄型固定具は、2つの雄型タブ(39a、39b;139a、139b;239a、239b)に分離可能であり、前記雄型タブおよび前記雌型タブそれぞれは、前記雄型タブおよび前記雌型タブそれぞれは、それぞれが形成された前記パネルと離間した側端とに対して押し曲げ可能に結合する基部を備え、
前記雌型タブ(43;143;243)は、前記2つの雄型タブが離間し、変位した前記雌型および雄型タブを繋止するために、前記2つの雄型タブの間に挿入可能であることを特徴とする配置。
【請求項17】
前記雄型固定具は、2つの雄型タブに分離可能であり、前記雌型タブは、前記2つの雄型タブが離間するように前記2つの雄型タブの間に挿入可能であることを特徴とする請求項15に記載の配置。
【請求項18】
前記雌型タブは、少なくとも1つの雄型タブ(39、39a、39b;139、139a、139b; 239、239a、239b)が係合可能である引っ掛かりを形成するように配置される肩部(48;148;248)および頭部(44;144;244)を備えることを特徴とする請求項16または17に記載の配置。
【請求項19】
前記肩部は、前記雌型タブの傾斜した両端から成り、前記雄型タブが、前記雄型タブが前記傾斜した両端上に、前記雄型タブの下面が当接するように、変位されることを特徴とする請求項18に記載の配置。
【請求項20】
前記雄型タブそれぞれは、前記雌型タブが前記第2パネルの面から出るように変位するとき、前記第2パネルによってもたらされる両側端(E) を係合させることを特徴とする請求項19に記載の配置。
【請求項21】
前記雄型タブは、前記雄型タブそれぞれの一側端の効力によって傾斜した両端で自然に折れ曲がることを促され、前記雄型タブそれぞれが、もう一方の離間した側端の終点からオフセットした点で終結することを特徴とする請求項20に記載の配置。
【請求項22】
前記雄型タブは、前記雄型タブそれぞれの概念的な中心軸に対して傾斜した折り目で折り曲げ可能であることを特徴とする請求項16〜21のいずれか一項に記載の配置。
【請求項23】
前記雄型タブは、前記雄型タブを分離する切れ目(32a;132a;232a)を備え、前記雄型タブそれぞれは、前記雄型タブが互いから離れるように折れ曲がることを促されるように、前記切れ目に対して傾斜した折り目で折れ曲がり、
前記雌型タブは、2つの傾斜した肩部と頭部とを備え、前記頭部は、前記雄型タブそれぞれの離間した端が、前記雌型タブの前記頭部と対応する前記傾斜した肩部との間に形成される引っ掛かり内で係合可能なように、前記2つの雄型タブの間に配置可能であることを特徴とする請求項16に従属する請求項22に記載の配置。
【請求項24】
前記雄型タブの前記折り目は、前記雄型タブはそれらの折り目で折れ曲がるように、前記雌型タブの傾斜した両端と類似する角度が付けられることを特徴とする請求項19に従属する請求項22に記載の配置。
【請求項25】
前記雄型タブの折り目と、固定孔の両側端(E)の少なくとも一部が、実質的に平行な関係で重ねられることを特徴とする請求項24に記載の配置。
【請求項26】
前記雄型タブは、固定孔の両側端に係合するような形状およびサイズにされた膨隆肩部を備えることを特徴とする請求項16〜25のいずれか一項に記載の配置。
【請求項27】
前記固定孔の前記両側端は、前記雌型タブが、前記第2パネルの面から出るように変位するとき、前記第2パネルに形成されることを特徴とする請求項25または26に記載の配置。
【請求項28】
請求項1〜27のいずれか一項に記載の配置によって連結された2つのパネルを備えるカートン。
【請求項29】
複数の物品と、前記複数の物品を収容する、請求項28に記載のカートンと、を備える梱包。
【請求項30】
請求項28に記載のカートンを形成するためのブランク。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12A】
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【図12B】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23A】
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【図23B】
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【図24】
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【公表番号】特表2013−502352(P2013−502352A)
【公表日】平成25年1月24日(2013.1.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−525579(P2012−525579)
【出願日】平成22年7月19日(2010.7.19)
【国際出願番号】PCT/US2010/042386
【国際公開番号】WO2011/022145
【国際公開日】平成23年2月24日(2011.2.24)
【出願人】(503056492)ミードウエストヴェイコ・パッケージング・システムズ・エルエルシー (44)
【Fターム(参考)】