説明

キノキサリン系のLXRモジュレーター

キノキサリン系の肝X受容体(LXR)モジュレーターおよび関連方法を開示する。これらのモジュレーターは式(I)の化合物を含む:
【化1】


式中:LおよびLはそれぞれ、独立して、結合、−O−または−NH−であり;Rは、C−C10アリール、または5〜10個の環原子を含むヘテロアリールであり、これらはそれぞれ(i)1個のRで置換されており、かつ(ii)場合によりさらに1〜4個のRで置換されており;RおよびRはそれぞれ、独立して下記のものであり:(i)水素;または(ii)ハロ;または(iii)C−CアルキルもしくはC−Cハロアルキル:これらはそれぞれ場合により1〜3個のRで置換されている;R、R、R、R、RおよびRは明細書中に定められている。一般に、これらの化合物はLXRにより仲介される1以上の疾患、障害、状態または症状を治療または予防するために使用できる。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I)を有する化合物:
【化1】

[式中:
およびLはそれぞれ、独立して、結合、−O−または−NH−であり;
は下記のものであり:
(i)水素;または
(ii)C−CアルキルもしくはC−Cハロアルキル:これらはそれぞれ場合により1〜3個のRで置換されている;または
(iii)C−CアルケニルもしくはC−Cアルキニル:これらはそれぞれ場合により1〜3個のRで置換されている;または
(iv)C−Cシクロアルキル:場合により1〜3個のRで置換されている;または
(v)NR:ここでRおよびRはそれぞれの場合、独立して、水素、C−CアルキルもしくはC−Cシクロアルキルである;
は、C−C10アリール、または5〜10個の環原子を含むヘテロアリールであり、これらはそれぞれ:
(i)1個のRで置換されており、かつ
(ii)場合によりさらに1〜4個のRで置換されている;ここで:
はWAであり、ここで:
Wは、それぞれの場合、独立して、結合;−O−;−NR10−(ここでR10は、水素、C−Cアルキル、またはC−Cシクロアルキルである);C1−6アルキレン、C2−6アルケニレン、もしくはC2−6アルキニレン;または−(C1−6アルキレン)W−であり;
は、それぞれの場合、独立して、−O−、−NH−または−N(C1−6アルキル)−であり;
Aは、それぞれの場合、独立して、C−C10アリール、または5〜10個の環原子を含むヘテロアリールであり、それらはそれぞれ:
(i)1個のR11で置換されており、かつ
(ii)場合によりさらに1〜4個のRで置換されている;
11は、それぞれの場合、独立して下記のものであり:
(i)−W−S(O)12もしくは−W−S(O)NR1314;または
(ii)−W−C(O)OR15;または
(iii)−W−C(O)NR1314;または
(iv)−W−CN;または
(v)C−CアルキルもしくはC−Cハロアルキル:これらはそれぞれ:
(a)1個のRで置換されており、かつ
(b)場合によりさらに1〜3個のRで置換されている;または
(vi)−NR1617
ここで:
は、それぞれの場合、独立して、結合;C1−6アルキレン;C2−6アルケニレン;C2−6アルキニレン;C3−6シクロアルキレン;−O(C1−6アルキレン)−;−NH(C1−6アルキレン)−;または−N(C−Cアルキル)(C1−6アルキレン)−であり;
nは、それぞれの場合、独立して、1または2であり;
12は、それぞれの場合、独立して下記のものであり:
(i)C−CアルキルもしくはC−Cハロアルキル:これらはそれぞれ場合により1〜3個のRで置換されている;または
(ii)C−CアルケニルもしくはC−Cアルキニル:これらはそれぞれ場合により1〜3個のRで置換されている;または
(iii)C−Cシクロアルキル、C−Cシクロアルケニル、C−C11アラルキル、もしくは6〜11個の原子を含むヘテロアラルキル:これらはそれぞれ場合により1〜3個のRで置換されている;または
(iv)C−C10アリール、もしくは5〜10個の環原子を含むヘテロアリール:これらはそれぞれ場合により1〜3個のRで置換されている;
13およびR14はそれぞれ、独立して、水素;R12、または3〜8個の原子を含むヘテロサイクリル、または3〜10個の原子を含むヘテロシクロアルケニルであり、これらはそれぞれ場合により1〜3個のRで置換されており;あるいは
13とR14は、それらが結合している窒素原子と一緒に、3〜8個の原子を含むヘテロサイクリル、または3〜8個の原子を含むヘテロシクロアルケニルを形成し、これらはそれぞれ場合により1〜3個のRで置換されており;
15は、それぞれの場合、独立して、水素またはR12であり;
16およびR17のうち一方は水素またはC−Cアルキルであり;R16およびR17のうち他方は下記のものであり:
(i)−S(O)12;または
(ii)−C(O)R12;または
(iii)−C(O)OR13;または
(iv)−C(O)NR1314;または
(v)C−CアルキルもしくはC−Cハロアルキル:これらはそれぞれ:
(a)1個のRで置換されており、かつ
(b)場合によりさらに1〜3個のRで置換されている;
およびRはそれぞれ、独立して下記のものであり:
(i)水素;または
(ii)ハロ;または
(iii)C−CアルキルもしくはC−Cハロアルキル:これらはそれぞれ場合により1〜3個のRで置換されている;または
(iv)ニトロ;ヒドロキシ;C−Cアルコキシ;C−Cハロアルコキシ;C−Cチオアルコキシ;C−Cチオハロアルコキシ;シアノ;もしくはS(O)(C−Cアルキル)(ここでzは1または2である);
およびRはそれぞれ、独立して下記のものであり:
(i)水素;または
(ii)ハロ;または
(iii)C−CアルキルもしくはC−Cハロアルキル:これらはそれぞれ場合により1〜3個のRで置換されている;
は、それぞれの場合、独立して下記のものであり:
(i)NR;ヒドロキシ;C−CアルコキシもしくはC−Cハロアルコキシ;または
(ii)C−Cシクロアルキル:場合により、独立してNR;ヒドロキシ;C−Cアルキル、C−CアルコキシおよびC−Cハロアルコキシから選択される1〜3個の置換基で置換されている;
は、それぞれの場合、独立して下記のものであり:
(i)ハロ;NR;ヒドロキシ;C−CアルコキシもしくはC−Cハロアルコキシ;または
(ii)C−Cシクロアルキル:場合により、独立してNR;ヒドロキシ;C−Cアルキル、C−CアルコキシおよびC−Cハロアルコキシから選択される1〜3個の置換基で置換されている;
は、それぞれの場合、独立して下記のものであり:
(i)ハロ;NR;ヒドロキシ;C−CアルコキシもしくはC−Cハロアルコキシ;または
(ii)C−CアルキルもしくはC−Cハロアルキル;または
(iii)C−CアルケニルもしくはC−Cアルキニル;
は、それぞれの場合、独立して下記のものであり:
(i)ハロ;NR;ヒドロキシ;C−CアルコキシもしくはC−Cハロアルコキシ;もしくはシアノ;または
(ii)C−CアルキルもしくはC−Cハロアルキル:これらはそれぞれ場合により1〜3個のRで置換されている;または
(iii)C−CアルケニルもしくはC−Cアルキニル:これらはそれぞれ場合により1〜3個のRで置換されている;
は、それぞれの場合、独立して、C−Cアルキル;C−Cハロアルキル;ハロ;ヒドロキシ;NR;C−Cアルコキシ;C−Cハロアルコキシ;シアノ;またはフェニル(場合により1〜4個のRで置換されている)であり;
は、それぞれの場合、独立して、C−Cアルキル;C−Cハロアルキル;ハロ;ヒドロキシ;NR;C−Cアルコキシ;C−Cハロアルコキシ;またはシアノであり;
は、それぞれの場合、独立して、ヒドロキシル、C−Cアルコキシ、もしくはC−Cハロアルコキシ;C−CシクロアルコキシもしくはC−Cシクロアルケニルオキシ(これらはそれぞれ場合により1〜3個のRで置換されている);またはC−C10アリールオキシ、もしくは5〜10個の環原子を含むヘテロアリールオキシ(これらはそれぞれ場合により1〜3個のRで置換されている)であり;
およびRはそれぞれ、それぞれの場合、独立して水素、C−Cアルキル、またはC−Cハロアルキルである]
あるいはそのN−オキシドおよび/または医薬的に許容できる塩。
【請求項2】
およびLはそれぞれ結合である、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
およびLのうち一方は結合であり、LおよびLのうち他方は−O−である、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
はC−CアルキルまたはC−Cハロアルキルである、請求項1〜3のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項5】
はC−Cアルキルである、請求項4に記載の化合物。
【請求項6】
はCHである、請求項5に記載の化合物。
【請求項7】
はC−C10アリールであり、これは(a)1個のRで置換されており;かつ(b)場合によりさらに1〜4個のRで置換されている、請求項1〜6のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項8】
はフェニルであり、これは(a)1個のRで置換されており;かつ(b)場合によりさらに1〜4個のRで置換されている、請求項1〜7のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項9】
は、式(A−2):
【化2】

(式中:
23およびR24のうち一方はRであり、R23およびR24のうち他方は水素であり、R22、R25、およびR26はそれぞれ独立して水素またはRである)
を有する、請求項1〜8のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項10】
23およびR24のうち一方はRであり、他方は水素である、請求項9に記載の化合物。
【請求項11】
は、式(A−2):
【化3】

[式中:
23およびR24のうち一方は式(C−1):
【化4】

(式中:RA2、RA3、RA4、RA5、およびRA6のうち1つはR11であり、他はそれぞれ独立して水素またはRである)を有し、
23およびR24のうち他方は水素であり;
22、R25、およびR26は、それぞれ独立して水素またはRである]
を有する、請求項1〜8のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項12】
23は式(C−1)を有し、R24は水素である、請求項11に記載の化合物。
【請求項13】
A3およびRA4のうち一方はR11であり、RA3およびRA4のうち他方は水素であり;RA2、RA5、およびRA6はそれぞれ独立して水素またはRである、請求項11または請求項12に記載の化合物。
【請求項14】
A3はR11であり、RA4は水素である、請求項13に記載の化合物。
【請求項15】
A2、RA5およびRA6はそれぞれ水素である、請求項11〜14のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項16】
A5はRであり、RA2およびRA6はそれぞれ水素である、請求項13または請求項14に記載の化合物。
【請求項17】
A5はハロである、請求項16に記載の化合物。
【請求項18】
11は−W−S(O)12である、請求項11〜17のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項19】
は結合であり、nは2である、請求項18に記載の化合物。
【請求項20】
12はC−Cアルキルであり、場合により1〜2個のRで置換されている、請求項18または請求項19に記載の化合物。
【請求項21】
12はC−Cアルキルである、請求項20に記載の化合物。
【請求項22】
12はCHである、請求項20に記載の化合物。
【請求項23】
12は1個のRで置換されたC−Cアルキルであり、ここでRはヒドロキシルまたはNRである、請求項20に記載の化合物。
【請求項24】
11は−W−S(O)NR1314である、請求項11〜23のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項25】
は結合であり、R13およびR14のうち一方はC−Cアルキルであり、R13およびR14のうち他方は水素である、請求項24に記載の化合物。
【請求項26】
22、R25およびR26はそれぞれ水素である、請求項9〜25のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項27】
22、R25およびR26のうち1つはRであり、他の2つは水素である、請求項9〜25のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項28】
26はRであり、R22およびR25はそれぞれ水素である、請求項27に記載の化合物。
【請求項29】
26はハロである、請求項28に記載の化合物。
【請求項30】
26はクロロである、請求項29に記載の化合物。
【請求項31】
Wは−O−である、請求項1〜30のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項32】
Wは結合である、請求項1〜30のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項33】
AはC−C10アリールであり、これは(a)1個のR11で置換されており;かつ(b)場合によりさらに1〜4個のRで置換されている、請求項1〜31のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項34】
Aはフェニルであり、これは(a)1個のR11で置換されており;かつ(b)場合によりさらに1〜4個のRで置換されている、請求項1〜31のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項35】
Aは、式(B−1):
【化5】

(式中:
A3およびRA4のうち一方はR11であり、RA3およびRA4のうち他方は水素であり;
A2、RA5およびRA6はそれぞれ独立して水素またはRである)
を有する、請求項34に記載の化合物。
【請求項36】
11は−W−S(O)12である、請求項35に記載の化合物。
【請求項37】
は結合であり、nは2である、請求項36に記載の化合物。
【請求項38】
12はC−Cアルキルであり、場合により1〜2個のRで置換されている、請求項36または請求項37に記載の化合物。
【請求項39】
12はCHである、請求項38に記載の化合物。
【請求項40】
およびRのうち一方は下記のものであり:
(i)ハロ;または
(ii)C−CアルキルもしくはC−Cハロアルキル:これらはそれぞれ場合により1〜3個のRで置換されている;または
(iii)ニトロ;ヒドロキシ;C−Cアルコキシ;C−Cハロアルコキシ;C−Cチオアルコキシ;C−Cチオハロアルコキシ;シアノ;もしくはS(O)(C−Cアルキル)(ここでzは1または2である);
およびRのうち他方は下記のものである:
(i)水素;または
(ii)ハロ;または
(iii)C−CアルキルもしくはC−Cハロアルキル:これらはそれぞれ場合により1〜3個のRで置換されている;または
(iv)ニトロ;ヒドロキシ;C−Cアルコキシ;C−Cハロアルコキシ;C−Cチオアルコキシ;C−Cチオハロアルコキシ;シアノ;もしくはS(O)(C−Cアルキル)(ここでzは1または2である);
請求項1〜39のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項41】
およびRのうち一方は下記のものであり:
(i)ハロ;または
(ii)C−CアルキルもしくはC−Cハロアルキル:これらはそれぞれ場合により1〜3個のRで置換されている;または
(iii)ニトロ;ヒドロキシ;C−Cアルコキシ;C−Cハロアルコキシ;C−Cチオアルコキシ;C−Cチオハロアルコキシ;シアノ;もしくはS(O)(C−Cアルキル)(ここでzは1または2である);
およびRのうち他方は水素である、
請求項1〜39のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項42】
およびRのうち一方は下記のものであり:
(i)ハロ;または
(ii)C−Cハロアルキル;または
(iii)C−Cアルコキシ;C−Cハロアルコキシ;もしくはシアノ;
およびRのうち他方は水素である、
請求項1〜39のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項43】
およびRのうち一方はハロであり、RおよびRのうち他方は水素である、請求項1〜39のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項44】
およびRのうち一方はクロロであり、RおよびRのうち他方は水素である、請求項43に記載の化合物。
【請求項45】
およびRのうち一方はC−Cハロアルキルであり、RおよびRのうち他方は水素である、請求項1〜39のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項46】
およびRのうち一方はC−Cペルフルオロアルキルであり、RおよびRのうち他方は水素である、請求項45に記載の化合物。
【請求項47】
およびRのうち一方はCFであり、RおよびRのうち他方は水素である、請求項46に記載の化合物。
【請求項48】
およびRはそれぞれ水素である、請求項1〜47のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項49】
化合物が式(VI):
【化6】

[式中:
は下記のものであり:
(i)水素;または
(ii)C−CアルキルもしくはC−Cハロアルキル;または
(iii)NR
およびRのうち一方は下記のものであり:
(i)ハロ;または
(ii)C−Cハロアルキル;または
(iii)C−Cアルコキシ;C−Cハロアルコキシ;もしくはシアノ;
およびRのうち他方は水素であり;
およびRはそれぞれ水素であり;
23およびR24のうち一方は式(C−1):
【化7】

(式中:RA2、RA3、RA4、RA5、およびRA6のうち1つはR11であり、他はそれぞれ独立して水素またはRであり;Wは結合または−O−である)を有し;
23およびR24のうち他方は水素であり;
22、R25、およびR26はそれぞれ、独立して、水素またはRである]
を有する、請求項1に記載の化合物。
【請求項50】
はCHである、請求項49に記載の化合物。
【請求項51】
23は式(C−1)を有し、R24は水素である、請求項49または請求項50に記載の化合物。
【請求項52】
22、R25およびR26はそれぞれ水素である、請求項49〜51のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項53】
22、R25およびR26のうち1つはRであり、他の2つは水素である、請求項49〜51のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項54】
26はRであり、R22およびR25はそれぞれ水素である、請求項53に記載の化合物。
【請求項55】
26はハロである、請求項54に記載の化合物。
【請求項56】
26はクロロである、請求項55に記載の化合物。
【請求項57】
A3およびRA4のうち一方はR11であり、RA3およびRA4のうち他方は水素であり;RA2、RA5およびRA6はそれぞれ独立して水素またはRである、請求項49〜56のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項58】
A2、RA5およびRA6はそれぞれ水素であり;あるいはRA5はRであり、RA2およびRA6はそれぞれ水素である、請求項57に記載の化合物。
【請求項59】
A3はR11であり、RA4は水素である、請求項57または請求項58に記載の化合物。
【請求項60】
11は−W−S(O)12である、請求項49〜59のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項61】
は結合であり、nは2であり、R12はC−Cアルキルであり、これは場合により1〜2個のRで置換されている、請求項60に記載の化合物。
【請求項62】
12はCHである、請求項49〜61のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項63】
11は−W−S(O)NR1314であり、ここでWは結合であり、R13およびR14のうち一方はC−Cアルキルであり、R13およびR14のうち他方は水素である、請求項49〜59のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項64】
は水素であり、RはCFである、請求項49〜63のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項65】
はCFであり、Rは水素である、請求項49〜63のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項66】
化合物が実施例1〜42および44〜83の表題化合物;あるいはその医薬的に許容できる塩および/またはN−オキシドから選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項67】
請求項1〜66のいずれか1項に記載の式(I)の化合物あるいはその医薬的に許容できる塩および/またはN−オキシド、ならびに医薬的に許容できるキャリヤーを含む、組成物。
【請求項68】
肝X受容体仲介による疾患または障害、アテローム硬化症、心血管疾患、X症候群、肥満症、下記のものから選択される1以上の脂質障害:異脂肪血症、高脂血症、高トリグリセリド血症、高コレステロール血症、低HDLおよび/または高LDL、アルツハイマー病、I型またはII型糖尿病、あるいは炎症性疾患を予防または治療する方法であって、その処置を必要とする対象に、有効量の請求項1〜66のいずれか1項に記載の式(I)の化合物あるいはその医薬的に許容できる塩および/またはN−オキシドを投与することを含む方法。
【請求項69】
心血管疾患が急性冠動脈症候群または再狭窄である、請求項68に記載の方法。
【請求項70】
心血管疾患が冠動脈疾患である、請求項69に記載の方法。
【請求項71】
炎症性疾患がリウマチ性関節炎である、請求項68に記載の方法。
【請求項72】
結合組織疾患を処置する方法であって、それを必要とする哺乳動物に、有効量の請求項1〜66のいずれか1項に記載の式(I)の化合物あるいはその医薬的に許容できる塩および/またはN−オキシドを投与することを含む方法。
【請求項73】
式(I)の化合物が軟骨分解を阻害し、軟骨再生を誘導する、請求項72に記載の方法。
【請求項74】
式(I)の化合物がアグリカナーゼ活性を阻害する、請求項73に記載の方法。
【請求項75】
式(I)の化合物が、骨関節炎病変における炎症性サイトカインの産生を阻害する、請求項73に記載の方法。
【請求項76】
結合組織疾患が骨関節炎または腱炎である、請求項73に記載の方法。
【請求項77】
皮膚の老化を処置する方法であって、それを必要とする哺乳動物に、有効量の請求項1〜66のいずれか1項に記載の式(I)の化合物あるいはその医薬的に許容できる塩および/またはN−オキシドを投与することを含む方法。
【請求項78】
皮膚の老化が、暦年齢老化、光老化、ステロイド誘発性皮膚菲薄化、またはその組合わせにより誘導される、請求項77に記載の方法。
【請求項79】
式(I)の化合物を局所投与する、請求項77または請求項78に記載の方法。
【請求項80】
哺乳動物がヒトである、請求項72〜79のいずれか1項に記載の方法。

【公表番号】特表2012−508250(P2012−508250A)
【公表日】平成24年4月5日(2012.4.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−535700(P2011−535700)
【出願日】平成21年11月6日(2009.11.6)
【国際出願番号】PCT/US2009/063596
【国際公開番号】WO2010/054229
【国際公開日】平成22年5月14日(2010.5.14)
【出願人】(309040701)ワイス・エルエルシー (181)
【Fターム(参考)】