説明

クラスタパネルの組付構造

【課題】クラスタパネルの組付作業性に優れるとともに、クラスタパネルの底壁の高温時における浮き上がりを抑制することができるクラスタパネルの組付構造を提供する。
【解決手段】インストルメントパネル11の取付孔にはディスプレイパネル13が取付けられ、該ディスプレイパネル13の前面にはクラスタパネル14が配置され、該クラスタパネル14の上壁及び側壁がインストルメントパネル11に取付けられる。クラスタパネル14の底壁21には、インストルメントパネル11の基材11aに対し下方から係止される係止部22が突設されている。また、ディスプレイパネル13の底部の保持フレーム15に受承されてクラスタパネル14を支持する支持脚部25が設けられている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えばスピードメータ等が組み込まれたディスプレイパネルを装着するために、インストルメントパネルの取付孔に組付けられるメータクラスタパネル等のクラスタパネルの組付構造に関する。
【背景技術】
【0002】
自動車の運転席側のインストルメントパネルにはスピードメータ等の計器類が組み込まれたディスプレイパネルを装着するための取付孔が開口され、その取付孔の内周には枠状をなすメータクラスタパネルが組付けられるようになっている。このメータクラスタパネルにより、前記取付孔周縁の見栄えを良好にできるとともに、外部からの光を遮って計器類の見やすさを確保することができる。
【0003】
この種のメータクラスタパネルの取付構造が例えば特許文献1に開示されている。この取付構造においては、図5に示すように、クラスタ本体32の上部に設けられた爪部33をインストルメントパネル34の折り返し部35の先端35aに係合する。その後、クラスタ本体32上部の図示しない取付穴にネジを通してインストルメントパネル34にねじ込むとともに、クラスタ本体32下部の図示しない舌片に装着されたクリップをインストルメントパネル34の取付部に取付ける。このようにして、メータクラスタパネル31がインストルメントパネル34に組付けられるようになっている。
【0004】
また、別のメータクラスタパネルの取付構造が特許文献2に示されている。斯かる取付構造では、図6に示すように、メータクラスタパネル36の上部に設けられた係合爪37をインストルメントパネル38の開口部の上部に引っ掛ける。その後、メータクラスタパネル36の上部に開口された図示しない取付孔にネジを通してインストルメントパネル38にねじ込むことにより、メータクラスタパネル36がインストルメントパネル38に固定されるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開平8−91096号公報
【特許文献2】特開平8−156651号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、前記特許文献1に記載されている従来構成においては、メータクラスタパネル31下部の組付がクラスタ本体32とは別体のクリップを用いて行われることから、そのような別体のクリップをクラスタ本体32の舌片やインストルメントパネル34の取付部に合せて調製しなければならない上に、組付作業性が悪いという欠点があった。
【0007】
一方、特許文献2に記載の従来構成では、メータクラスタパネル36の係合爪37をインストルメントパネル38の開口縁に引っ掛けた後、メータクラスタパネル36の上部の取付孔にネジを通してメータクラスタパネル36をインストルメントパネル38に固定するようになっている。このため、メータクラスタパネル36の下部はインストルメントパネル38に固定されておらず、従ってメータクラスタパネル36の下部が不安定であるとともに、夏期においてメータクラスタパネル36が高温に晒されたときにはそのメータクラスタパネル36の底壁が湾曲して浮き上がりが生ずるという問題があった。
【0008】
そこで、本発明の目的とするところは、構造が簡単でクラスタパネルの組付作業性に優れるとともに、クラスタパネルの底壁の高温時における浮き上がりを抑制することができるクラスタパネルの組付構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明のクラスタパネルの組付構造は、自動車のインストルメントパネルの取付孔にはディスプレイパネルが取付けられ、該ディスプレイパネルの後方にはクラスタパネルが配置され、該クラスタパネルの上壁又は側壁がインストルメントパネルに取付けられたクラスタパネルの組付構造であって、前記クラスタパネルの底壁には、インストルメントパネルの基材に対し下方から係止される係止部を突設するとともに、ディスプレイパネルに設けられた保持フレームに受承されてクラスタパネルを支持する支持脚部を設けたことを特徴とする。
【0010】
請求項2に記載の発明のクラスタパネルの組付構造は、請求項1に係る発明において、前記係止部の先端部には、インストルメントパネルの基材に対するクラスタパネルの組付けをガイドする傾斜面を形成したことを特徴とする。
【0011】
請求項3に記載の発明のクラスタパネルの組付構造は、請求項1又は請求項2に係る発明において、前記係止部の表面には緩衝層が形成されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明のクラスタパネルの組付構造は、請求項1から請求項3のいずれか一項に係る発明において、前記クラスタパネルの底壁には、前記支持脚部とは異なる位置においてディスプレイパネルの保持フレームに支持される補助支持脚部を設けたことを特徴とする。
【0012】
請求項5に記載の発明のクラスタパネルの組付構造は、請求項4に係る発明において、前記補助支持脚部は支持脚部の両側方に一対設けられていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明のクラスタパネルの組付構造は、請求項4又は請求項5に係る発明において、前記補助支持脚部を支持するディスプレイパネルの保持フレームはディスプレイパネルから下方へ延びる側部と、該側部の下端より車両後方へ延びる底部とにより構成され、クラスタパネルの補助支持脚部の前端部が保持フレームの側部に当接するとともに、補助支持脚部の下端部が保持フレームの底部に当接するように構成されていることを特徴とする。
【0013】
請求項7に記載の発明のクラスタパネルの組付構造は、請求項4から請求項6のいずれか一項に係る発明において、前記補助支持脚部の表面には緩衝層が形成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、次のような効果を発揮することができる。
本発明のクラスタパネルの組付構造においては、クラスタパネルの底壁にインストルメントパネルの基材に対し下方から係止される係止部が突設されている。このため、高温時にクラスタパネルの底壁が湾曲して浮き上がろうとしたとき、クラスタパネルの係止部の上方への移動がインストルメントパネルの基材によって阻止される。
【0015】
また、クラスタパネルの底壁には、ディスプレイパネルに設けられた保持フレームに支持される支持脚部が設けられている。そして、クラスタパネルをインストルメントパネルに組付ける場合には、クラスタパネルの係止部をインストルメントパネルの基材とディスプレイパネルとの間に進入させ、その係止部をインストルメントパネルの基材に下方から係止させるとともに、支持脚部をディスプレイパネルの保持フレーム上に載せるという簡単な操作によって速やかに行うことができる。
【0016】
よって、本発明のクラスタパネルの組付構造によれば、クラスタパネルの底壁の高温時における浮き上がりを抑制することができるとともに、クラスタパネルの組付作業性に優れるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明の実施形態におけるクラスタパネルの組付構造を示す断面図。
【図2】クラスタパネルの組付構造を、図1とは異なる位置で破断して示す断面図。
【図3】クラスタパネルを示す斜視図。
【図4】クラスタパネルがインストルメントパネルの取付孔に組付けられた状態を示す断面図。
【図5】従来のメータクラスタパネルとインストルメントパネルとの組付状態を示す断面図。
【図6】従来の別のメータクラスタパネルとインストルメントパネルとの組付状態を示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明を具体化した実施形態を図1〜図4に基づいて詳細に説明する。
図4に示すように、自動車の運転席前方において車体に固定したインストルメントパネル11の取付孔12にはスピードメータ等が組み込まれたディスプレイパネル13が装着されるとともに、該ディスプレイパネル13の後方側にはディスプレイパネル13の外周部を包囲するように枠状のクラスタパネル14が固定配置されている。前記ディスプレイパネル13は車体に固定した枠状の保持フレーム15で支持されるとともに、その運転席側には液晶の表示板13aが配設され、その表面が透明板13bで被覆されている。
【0019】
図3に示すように、前記クラスタパネル14の上壁16には一対の固定用孔17が開口され、図4に示すように各固定用孔17にはインストルメントパネル11に設けられた連結用のクリップ18が挿入され、クラスタパネル14の上壁16がインストルメントパネル11に固定されるようになっている。さらに、図3に示すように、クラスタパネル14の両側壁19外面には一対の係合爪20が突設され、この係合爪20はインストルメントパネル11の図示しない係合部に係合され、クラスタパネル14の側壁19がインストルメントパネル11に固定されるようになっている。
【0020】
図1に示すように、クラスタパネル14の底壁21外面には、インストルメントパネル11の基材11aのリブ11dに対し下方から係止される係止部22が突設されている。なお、インストルメントパネル11はポリプロピレン樹脂等による基材11a上にポリウレタン樹脂発泡体等による発泡層11bが形成され、該発泡層11b上に塩化ビニル樹脂等による表皮11cが被覆されて構成されている。前記係止部22の先端部には、上部側が前方へ位置してインストルメントパネル11の基材11aに対するクラスタパネル14の組付けをガイドする傾斜面23が形成されている。該係止部22の先端部表面には、緩衝層24としての不織布が貼り付けられ、この係止部22とインストルメントパネル11の基材11aとの間で発生する異音を防止するようになっている。
【0021】
また、クラスタパネル14の底壁21外面には、ディスプレイパネル13の底部における前記保持フレーム15の底部に受承されてクラスタパネル14を支持する支持脚部25が突設されている。なお、ディスプレイパネル13の保持フレーム15の端部表面には緩衝層24としての不織布が貼り付けられ、クラスタパネル14の支持脚部25の接触による異音発生が抑えられている。
【0022】
図2及び図3に示すように、クラスタパネル14の底壁21外面には、前記支持脚部25の両側方位置においてディスプレイパネル13の保持フレーム15に支持される一対の補助支持脚部26が突設されている。この補助支持脚部26を支持するディスプレイパネル13の保持フレーム15は、ディスプレイパネル13から下方へ延びる壁部15aと、該壁部15aの下端より車両後方へほぼ直角に延びる底部15bとにより構成されている。そして、クラスタパネル14の補助支持脚部26の前端部26aが保持フレーム15の壁部15aに当接してクラスタパネル14の前方への移動を規制するとともに、補助支持脚部26の下端部26bが保持フレーム15の底部15bに当接してクラスタパネル14の下動を規制するように構成されている。該補助支持脚部26の下部表面には緩衝層24としての不織布が貼り付けられている。
【0023】
次に、上記のように構成された本実施形態のクラスタパネル14の組付構造について作用を説明する。
さて、クラスタパネル14をインストルメントパネル11の基材11aとディスプレイパネル13との間に配置する。そして、図1の二点鎖線及び実線に示すように、クラスタパネル14をその底壁21がインストルメントパネル11の下面側に挿入されるようにする。このとき、クラスタパネル14の係止部22の先端には傾斜面23が設けられていることから、係止部22がインストルメントパネル11前端を滑るようにしてクラスタパネル14の組付けを行うことができる。
【0024】
クラスタパネル14の組付作業をさらに続行すると、図1の実線に示すように、クラスタパネル14の係止部22がインストルメントパネル11の基材11aのリブ11dに対して下方から係止されると同時に、クラスタパネル14の支持脚部25の下端部がディスプレイパネル13の保持フレーム15に当って支持される。それとともに、図2に示すように、クラスタパネル14の一対の補助支持脚部26の下端部26bがディスプレイパネル13の保持フレーム15の底部15bに当たり、補助支持脚部26の前端部26aが保持フレーム15の壁部15aに当たって支持される。
【0025】
その後、図4に示すように、クラスタパネル14の固定用孔17にインストルメントパネル11のクリップ18を挿入し、クラスタパネル14の上壁16をインストルメントパネル11に組付ける。さらに、図3に示すように、クラスタパネル14の側壁19の係合爪20をインストルメントパネル11の係合部に係合してクラスタパネル14の側壁19をインストルメントパネル11に組付ける。このような手順でインストルメントパネル11の取付孔12に、ディスプレイパネル13及びクラスタパネル14を組付けることができる。
【0026】
クラスタパネル14の係止部22がインストルメントパネル11の基材11aに下方から係止されることにより、例えば夏期の高温によりクラスタパネル14の底壁21が湾曲して浮き上がろうとしたとき、クラスタパネル14の係止部22の上面がインストルメントパネル11の基材11aによって受け止められてその浮き上がりを規制することができる。また、クラスタパネル14の支持脚部25及び補助支持脚部26がディスプレイパネル13の保持フレーム15に支持されることにより、クラスタパネル14さらにはインストルメントパネル11の垂れ下がりを防止することができるとともに、クラスタパネル14及びインストルメントパネル11の上面を下方へ押圧したときの荷重を支えることができる。
【0027】
加えて、クラスタパネル14の補助支持脚部26の前端部26aがディスプレイパネル13の保持フレーム15の壁部15aに当たって支持されることから、クラスタパネル14の底壁21の前縁部がディスプレイパネル13の表示板13aを覆う透明板13bに当たって傷付けることを防止することができる。
【0028】
以上の実施形態により発揮される効果を以下にまとめて説明する。
(1)この実施形態のクラスタパネル14の組付構造においては、クラスタパネル14の底壁21にインストルメントパネル11の基材11aに対し下方から係止される係止部22が突設されている。このため、高温時にクラスタパネル14の底壁21が湾曲して浮き上がろうとしたとき、クラスタパネル14の係止部22がインストルメントパネル11の基材11aを下方から支えてその動きを規制することができる。
【0029】
また、クラスタパネル14の底壁21には、ディスプレイパネル13の保持フレーム15に受承されてクラスタパネル14を支持する支持脚部25が設けられている。従って、クラスタパネル14を組付けは、クラスタパネル14の係止部22を基材11aに下方から係止させるとともに、支持脚部25をディスプレイパネル13の保持フレーム15上に載せることにより速やかに行うことができる。
【0030】
よって、本実施形態のクラスタパネル14の組付構造によれば、特許文献1におけるクリップのような部品が不要になって構造が簡単になるとともに、クラスタパネル14の組付作業性に優れ、しかもクラスタパネル14の底壁21の高温時における浮き上がりを抑制することができるという効果を発揮する。
(2)前記係止部22の先端部には、インストルメントパネル11の基材11aに対するクラスタパネル14の組付けをガイドする傾斜面23が形成されている。従って、インストルメントパネル11及びディスプレイパネル13に対するクラスタパネル14の組付けを円滑に、しかも速やかに行うことができる。
(3)前記係止部22の表面には緩衝層24として不織布が貼り付けられている。このため、係止部22とインストルメントパネル11の基材11aとの間の摺れ等による異音の発生を抑制することができる。
(4)前記クラスタパネル14の底壁21には、支持脚部25とは異なる位置においてディスプレイパネル13の保持フレーム15に支持される一対の補助支持脚部26が設けられている。従って、クラスタパネル14やインストルメントパネル11の垂れ下がりやそれらの上面の押圧に対する剛性を向上させることができる。
(5)前記補助支持脚部26は支持脚部25の両側方に一対設けられている。そのため、両補助支持脚部26によりクラスタパネル14を一層安定した状態で支持することができる。
(6)前記ディスプレイパネル13の保持フレーム15はディスプレイパネル13から下方へ延びる壁部15aと、該壁部15aの下端より車両後方へ延びる底部15bとにより構成されている。そして、クラスタパネル14の補助支持脚部26の前端部26aが保持フレーム15の壁部15aに当接するとともに、補助支持脚部26の下端部26bが保持フレーム15の底部15bに当接するように構成されている。従って、クラスタパネル14を安定して支持できると同時に、ディスプレイパネル13の傷付きを防止することができる。
(7)前記支持脚部25と保持フレーム15の当接する部分及び補助支持脚部26の保持フレーム15と当接する部分には緩衝層24としての不織布が貼り付けられている。このため、支持脚部25とディスプレイパネル13との間及び補助支持脚部26とディスプレイパネル13との間の摺れによる異音の発生を抑制することができる。
【0031】
なお、前記各実施形態を次のように変更して実施することも可能である。
・ 前記クラスタパネル14の支持脚部25を、底壁21外面の適宜の位置に2箇所以上突設することもできる。
【0032】
・ 前記クラスタパネル14の補助支持脚部26を、底壁21外面の1箇所に設けたり、3箇所以上に設けたりすることも可能である。
・ 前記ディスプレイパネル13の保持フレーム15の端部表面に貼り付けられた緩衝層24としての不織布に代えて、支持脚部25の下端部表面に緩衝層24としての不織布を貼り付けることもできる。
【符号の説明】
【0033】
11…インストルメントパネル、11a…基材、12…取付孔、13…ディスプレイパネル、14…クラスタパネル、15…保持フレーム、15a…壁部、15b…底部、21…底壁、22…係止部、23…傾斜面、24…緩衝層、25…支持脚部、26…補助支持脚部、26a…前端部、26b…下端部。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両のインストルメントパネルの取付孔にはディスプレイパネルが取付けられ、該ディスプレイパネルの車両後方側にはディスプレイパネルの外周部を包囲するクラスタパネルが固定配置されたクラスタパネルの組付構造であって、
前記クラスタパネルの底壁には、インストルメントパネルの基材に対し前部下方から係止される係止部を突設するとともに、ディスプレイパネルに設けられた保持フレームの底部上面に係止される支持脚部を設けたことを特徴とするクラスタパネルの組付構造。
【請求項2】
前記係止部の先端部には、インストルメントパネルの基材に対するクラスタパネルの組付けをガイドする傾斜面を形成したことを特徴とする請求項1に記載のクラスタパネルの組付構造。
【請求項3】
前記係止部の基材と当接する部分には緩衝層が形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のクラスタパネルの組付構造。
【請求項4】
前記クラスタパネルの底壁には、前記支持脚部とは異なる位置において前記保持フレーム上に支持される補助支持脚部を設けたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のクラスタパネルの組付構造。
【請求項5】
前記補助支持脚部は支持脚部の両側方に一対設けられていることを特徴とする請求項4に記載のクラスタパネルの組付構造。
【請求項6】
前記ディスプレイパネルの保持フレームはディスプレイパネルから下方へ延びる壁部と、該壁部の下端より車両後方へ延びる底部とにより構成され、クラスタパネルの補助支持脚部の前端部が保持フレームの壁部に当接するとともに、補助支持脚部の下端部が保持フレームの底部に当接するように構成されていることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載のクラスタパネルの組付構造。
【請求項7】
前記補助支持脚部の保持フレームと当接する部分には緩衝層が形成されていることを特徴とする請求項4から請求項6のいずれか一項に記載のクラスタパネルの組付構造。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図5】
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【図6】
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【図4】
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【公開番号】特開2013−71554(P2013−71554A)
【公開日】平成25年4月22日(2013.4.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−211192(P2011−211192)
【出願日】平成23年9月27日(2011.9.27)
【出願人】(000110321)トヨタ車体株式会社 (1,272)
【出願人】(308013436)小島プレス工業株式会社 (386)
【出願人】(000003207)トヨタ自動車株式会社 (59,920)
【Fターム(参考)】