説明

クリーニング装置及びクリーニング方法

【課題】 印刷によって封止樹脂がノッチ部分から他方の面に流出し残存してしまうことを防止することで、樹脂研磨の安定性を高める。
【解決手段】 クリーニング装置には、周縁部に切欠を有するウエハの一方の面に対して印刷部によって封止樹脂を印刷した後、ウエハの他方の面の周縁部をクリーニングするクリーニング部と、印刷部及びクリーニング部を制御する制御部とが備えられている。制御部は、印刷部による封止樹脂の印刷を終えた後に、クリーニング部によるウエハの他方の面の周縁部に対するクリーニングを実行する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、クリーニング装置及びクリーニング方法に係り、特に半導体装置を製造する際に用いられるクリーニング装置及びクリーニング方法に関する。
【背景技術】
【0002】
一般的に、半導体装置を製造する際には、ウエハの一方の面に対して封止樹脂を印刷し、均一な封止樹脂層を形成する印刷工程が施されている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2006−352076号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、ウエハには、当該ウエハの位置を検出するためのノッチと呼ばれる切欠が形成されているものがある。このノッチを有するウエハに対して封止樹脂を印刷する場合、封止樹脂がノッチから他方の面へと流出してしまうことがあった。他方の面に至った封止樹脂が硬化すると、その後の工程である一方の面側の樹脂を研磨する際に、ウエハ自体が傾いてしまうため、ウエハの破損や、不均一な研磨を誘発し、樹脂研磨の安定性が阻害されていた。
このため、本発明の課題は、印刷によって封止樹脂がノッチ部分から他方の面に流出し残存してしまうことを防止することで、樹脂研磨の安定性を高めることである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
以上の課題を解決するため、本発明の一の態様によれば、
周縁部に切欠を有し、一方の面に封止樹脂が形成されたウエハの他方の面の周縁部をクリーニングするクリーニング部を備えていることを特徴とするクリーニング装置が提供される。
【0006】
上記クリーニング装置において好ましくは、
前記ウエハの前記一方の面に対して封止樹脂を印刷する印刷部及び前記クリーニング部を制御する制御部を備え、
前記制御部は、
前記印刷部による前記封止樹脂の印刷を終えた後に、前記クリーニング部による前記ウエハの前記他方の面の周縁部に対するクリーニングを実行する。
上記クリーニング装置において好ましくは、
前記クリーニング部は、布と、前記布に対して洗浄剤を染み込ませる洗浄剤供給部と、前記洗浄剤を染み込んだ前記布を前記ウエハの前記他方の面の周縁部に当接させる当接部と、
を有し、
前記制御部は、クリーニング時においては前記当接部によって前記布を前記ウエハの前記他方の面の周縁部に当接させる。
上記クリーニング装置において好ましくは、
前記印刷部による前記封止樹脂の印刷を終えた後に、前記ウエハの前記他方の面の周縁部の汚れ具合を検出する汚れ検出部を備え、
前記制御部は、前記汚れ検出部の検出結果に基づいて、前記クリーニング部によるクリーニングを行うか否かを決定する。
【0007】
また、本発明の他の態様によれば、
周縁部に切欠を有し、一方の面に封止樹脂が形成されたウエハの他方の面の周縁部を、クリーニング部によりクリーニングすることを特徴とするクリーニング方法が提供される。
【0008】
上記クリーニング方法において好ましくは、
前記ウエハの前記一方の面に対して前記封止樹脂を印刷する印刷部及び前記クリーニング部を制御部により制御し、
前記制御部は、
前記印刷部による前記封止樹脂の印刷を終えた後に、前記クリーニング部による前記ウエハの前記他方の面の周縁部に対するクリーニングを実行する。
上記クリーニング方法において好ましくは、
前記クリーニング部は洗浄剤供給部と当接部とを有し、
前記洗浄剤供給部により、布に対して洗浄剤を染み込ませ、
前記当接部により、前記洗浄剤が染み込んだ前記布を前記ウエハの前記他方の面の周縁部に当接させる。
上記クリーニング方法において好ましくは、
前記印刷部による前記封止樹脂の印刷を終えた後に、汚れ検出部により前記ウエハの前記他方の面の周縁部の汚れ具合を検出し、
前記汚れ検出部の検出結果に基づいて、前記クリーニング部によるクリーニングを行うか否かを前記制御部により決定する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、印刷によって封止樹脂がノッチ部分から他方の面に流出し残存してしまうことを防止することで、樹脂研磨の安定性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の実施形態に係る印刷装置及びクリーニング装置を示す説明図である。
【図2】図1のクリーニング装置に備わるクリーニング部の概略構成を示す側面図である。
【図3】図2のクリーニング部に備わるクリーニング機構の概略構成を示す説明図である。
【図4】図1の印刷装置及びクリーニング装置の主制御構成を示すブロック図である。
【図5】図1の印刷装置による印刷時における一工程を示す説明図である。
【図6】図1の印刷装置による印刷時における一工程を示す説明図である。
【図7】図1の印刷装置による印刷時における一工程を示す説明図である。
【図8】図1の印刷装置による印刷時における一工程を示す説明図である。
【図9】図1の印刷装置により印刷されたウエハの状態を示す説明図である。
【図10】図1のクリーニング装置によるクリーニング時における一工程を示す説明図である。
【図11】図1のクリーニング装置によるクリーニング時における一工程を示す説明図である。
【図12】図1のクリーニング装置によるクリーニング時における一工程を示す説明図である。
【図13】図4の主制御構成の変形例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下に、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。ただし、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
【0012】
図1は本発明の実施形態に係る印刷装置1及びクリーニング装置8の概略構成を示す図であり、(a)は上面図、(b)は(a)におけるb−b切断線から見た模式断面図である。図1に示すように、印刷装置1には、略円板状のウエハ2が収容されるカセット部3と、カセット部3に対してウエハ2を取り出し/収容するウエハ運搬部4と、ウエハ運搬部4によって取り出されたウエハ2の一方の面に対して封止樹脂5を印刷する印刷部6とが備えられている。また、クリーニング装置8には、ウエハ2の他方の面の周縁部をクリーニングするクリーニング部7が備えられている。
【0013】
カセット部3は、ウエハ2を収容するための開口部31を有している。開口部31は、ウエハ運搬部4側が開放されている。
ウエハ運搬部4は、回転軸41と、回転軸41に対して伸縮するアーム部42と、アーム部42の先端部に取り付けられウエハ2を把握する把握部43とを有している。回転軸41が回転することによりアーム部42及び把握部43がカセット部3と印刷部6との間を移動するようになっている。
【0014】
印刷部6は、マスク61と、ウエハ2を支持するステージ部62と、ステージ部62上に載置されたウエハ2に対してマスク61を介して封止樹脂5を印刷するスキージ部63とを備えている。
マスク61は、カセット部3の開口部31に対して所定の間隔を開けて対向するように所定の位置に固定されている。マスク61は、例えば金属製の板材であり、その略中央部に円形の開口611が形成されている。
ステージ部62は、待機時においてはウエハ運搬部4とマスク61との間に位置しており、印刷前においてはウエハ2をマスク61の直下まで搬送し、印刷後には待機位置に復帰するようになっている。
【0015】
スキージ部63は、マスク61の一端部に載せられた液状又はゲル状の封止樹脂5を他端部まで摺動することで、マスク61の開口611内に封止樹脂5を充填し、ウエハ2の一方の面に印刷するものである。スキージ部63は、待機時においてはマスク61から離間しており、印刷時になるとマスク61に接触するようになっている。
【0016】
クリーニング部7はウエハ運搬部4の一側方に配置されている。図2は、クリーニング部7の概略構成を示す側断面図である。図1(a)及び図2に示すように、クリーニング部7には、回転自在な台座71と、台座71に近接するように設けられたクリーニング機構72と、台座71及びクリーニング機構72を囲むチャンバ73とが備えられている。
台座71は、ウエハ2の周縁部がはみ出るようにウエハ2の直径よりも小さな円板状に形成されている。
【0017】
図3は、クリーニング機構72の概略構成を示す説明図であり、(a)は側面図、(b)は正面図である。図3に示すように、クリーニング機構72には、拭き取り用の布9をロール状で保持する供給ローラ721と、供給ローラ721から引き出された布9をウエハ2の他方の面に当接させるための当接部722と、供給ローラ721から当接部722を通過した布9を巻き取る巻き取りローラ723とが備えられている。
当接部722は、昇降するようになっていて、待機時においては下降して台座71上のウエハ2から離間し、クリーニング時には上昇して台座71上のウエハ2の他方の面の周縁部に布9を当接させるようになっている。また、当接部722よりも上流側には、布9に対して例えばアセトン等の洗浄剤を噴霧して染み込ませる洗浄剤供給部724が配置されている。
【0018】
チャンバ73は、図1(a)に示すように、ウエハ2の出入り口731を有するチャンバ本体732と、出入り口731を開閉する扉部733と、排気口734とを備えている。排気口734には図示しないダクトが接続されていて、強制的な排気が行われている。
【0019】
図4は、本実施形態の印刷装置1及びクリーニング装置8の主制御構成を示すブロック図である。図4に示すように、印刷装置1及びクリーニング装置8の制御部10には、ウエハ運搬部4を駆動するための運搬部駆動源49と、ステージ部62を駆動するためのステージ部駆動源68と、スキージ部63を駆動するためのスキージ部駆動源69と、当接部722を駆動するための当接部駆動源75と、台座71を駆動するための台座駆動源76と、巻き取りローラ723を駆動するための巻き取りローラ駆動源77と、洗浄剤供給部724を駆動するための洗浄剤供給部駆動源78と、扉部733を駆動するための扉部駆動源79とが電気的に接続されている。
【0020】
制御部10は、CPU(中央演算装置)と、メモリとを有して構成され、印刷装置1及びクリーニング装置8の各構成要素を制御する。メモリは、印刷装置1及びクリーニング装置8の各構成要素を制御するためのプログラムを記憶している。CPUは、メモリに格納された画像のデータやプログラムに基づいて演算を行ない、この演算結果に基づいて各構成要素に制御信号を送信する。
【0021】
以下、制御部10による印刷方法及びクリーニング方法の制御手順について説明する。
印刷開始タイミングになると、制御部10は運搬部駆動源49を制御して、アーム部42をカセット部3側に伸張させ、把握部43によりカセット部3内のウエハ2を把握させる(図1参照)。なお、印刷開始タイミングに基づいて、作業者によってマスク61の一端部上に液状又はゲル状の封止樹脂5が供給されている。
【0022】
その後、制御部10は運搬部駆動源49を制御して、把握部43がステージ部62側に配置されるように回転軸41を回転させる。把握部43とステージ部62とが対峙すると、制御部10は運搬部駆動源49を制御して、把握部43の把握を解除し、ステージ部62上にウエハ2を載置させてから、アーム部42を収縮させる(図5参照)。
【0023】
次いで、制御部10は、ステージ部駆動源68を制御して、ウエハ2がマスク61の直下に配置されるようにステージ部62を移動させる(図6参照)。
ステージ部62の移動が完了すると、制御部10はスキージ部駆動源69を制御して、スキージ部63をマスク61の一端部から他端部まで移動させる。この移動に伴って、マスク61上の封止樹脂5がマスク61の開口611内に充填され、ウエハ2の一方の面に印刷される(図7参照)。
印刷後においては、制御部10は、ステージ部駆動源68を制御して、待機位置までステージ部62を移動させる(図8参照)。
【0024】
図9は、印刷後のウエハ2の状態を示す説明図であり、(a)は側面図、(b)は一方の面図、(c)は裏面図である。図9に示すようにウエハ2の周縁には、ウエハ2の位置認識用のノッチと呼ばれる切欠21が形成されているが、封止樹脂5が印刷されると切欠21を介してウエハ2の他方の面に流出してしまう場合がある(図9(c)におけるP)。以下の工程においては、この流出部位Pをクリーニングする。
【0025】
クリーニング開始時においては、制御部10は扉部駆動源79を制御して、扉部733を開状態としてから、運搬部駆動源49を制御して、把握部43がステージ部62側に配置されるように回転軸41を回転させる。把握部43とステージ部62とが対峙すると、制御部10は運搬部駆動源49を制御して、把握部43によりステージ部62上のウエハ2を把握させ、把握部43が出入り口731からチャンバ73内に進入するように回転軸41を回転させるとともにアーム部42を伸張させる(図10参照)。
【0026】
把握部43と台座71とが対峙すると、制御部10は運搬部駆動源49を制御して、把握部43の把握を解除し、台座71上にウエハ2を載置させてから、アーム部42を収縮させる。アーム部42が収縮すると、制御部10は扉部駆動源79を制御して、扉部733を閉状態とする(図11参照)。
そして、制御部10は当接部駆動源75を制御して、当接部722を待機位置から上昇させて、布9をウエハ2の他方の面の周縁部に当接させる。その後、制御部10は、布9をウエハ2の他方の面の周縁部に当接させたままの状態で、台座駆動源76を制御し、台座71を回転させる。このとき、制御部10は、巻き取りローラ駆動源77及び洗浄剤供給部駆動源78を制御して、布9に洗浄剤を噴霧しつつ、巻き取りローラ723によって布9を巻き取ってウエハ2の他方の面のクリーニングを行っている。
【0027】
ウエハ2の全周分のクリーニングが完了すると、制御部10は扉部駆動源79を制御して、扉部733を開状態としてから、運搬部駆動源49を制御して、把握部43がチャンバ73側に配置されるように回転軸41を回転させる。把握部43とチャンバ73とが対峙すると、制御部10は運搬部駆動源49を制御して、把握部43が出入り口731からチャンバ73内に進入するように回転軸41を回転させるとともにアーム部42を伸張させる。その後、制御部10は、運搬部駆動源49を制御して、把握部43により台座71上のウエハ2を把握させてから、回転軸41を回転させるとともにアーム部42を収縮、伸張させることで、カセット部3内にウエハ2を収容する(図12参照)。
これにより、印刷時における一連の動作が終了する。
【0028】
以上のように、本実施形態によれば、制御部10が、印刷部6による封止樹脂5の印刷を終えた後に、クリーニング部7によるウエハ2の他方の面の周縁部に対するクリーニングを実行するので、切欠21から他方の面に流出した封止樹脂5(流出部位P)はクリーニングによって除去されることになる。つまり、印刷によって封止樹脂5が切欠21から他方の面に流出し残存してしまうことを防止することができ、樹脂研磨の安定性を高めることができる。
【0029】
なお、本発明は上記実施形態に限らず適宜変更可能である。
例えば、印刷部6による封止樹脂5の印刷を終えた後に、ウエハ2の他方の面の周縁部の汚れ具合を検出する汚れ検出部をさらに備える構成としてもよい。具体的には、図13に示すように汚れ検出部8は制御部10に電気的に接続されていて、制御部10の制御に基づいて動作するようになっている。汚れ検出部8としては、印刷後のウエハ2の他方の面を撮影し、得られた画像から流出部位Pを検出する画像センサ等が挙げられる。そして、この場合、制御部10は、汚れ検出部8の検出結果に基づいて、クリーニング部7によるクリーニングを行うか否かを決定する。これにより、他方の面に封止樹脂5が流出してないウエハ2に対してクリーニングが行われないので、クリーニング時間の短縮及び布9の消費を抑制することができる。
【符号の説明】
【0030】
1 印刷装置
2 ウエハ
3 カセット部
4 ウエハ運搬部
5 封止樹脂
6 印刷部
7 クリーニング部
8 クリーニング装置
9 布
10 制御部
21 切欠
31 開口部
41 回転軸
42 アーム部
43 把握部
49 運搬部駆動源
61 マスク
62 ステージ部
63 スキージ部
68 ステージ部駆動源
69 スキージ部駆動源
71 台座
72 クリーニング機構
73 チャンバ
75 当接部駆動源
76 台座駆動源
77 ローラ駆動源
78 洗浄剤供給部駆動源
79 扉部駆動源
611 開口
721 供給ローラ
722 当接部
723 巻き取りローラ
724 洗浄剤供給部
731 出入り口
732 チャンバ本体
733 扉部
734 排気口
P 流出部位

【特許請求の範囲】
【請求項1】
周縁部に切欠を有し、一方の面に封止樹脂が形成されたウエハの他方の面の周縁部をクリーニングするクリーニング部を備えていることを特徴とするクリーニング装置。
【請求項2】
請求項1記載のクリーニング装置において、
前記ウエハの前記一方の面に対して封止樹脂を印刷する印刷部及び前記クリーニング部を制御する制御部を備え、
前記制御部は、
前記印刷部による前記封止樹脂の印刷を終えた後に、前記クリーニング部による前記ウエハの前記他方の面の周縁部に対するクリーニングを実行することを特徴とするクリーニング装置。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のクリーニング装置において、
前記クリーニング部は、布と、前記布に対して洗浄剤を染み込ませる洗浄剤供給部と、前記洗浄剤を染み込んだ前記布を前記ウエハの前記他方の面の周縁部に当接させる当接部と、
を有し、
前記制御部は、クリーニング時においては前記当接部によって前記布を前記ウエハの前記他方の面の周縁部に当接させることを特徴とするクリーニング装置。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれか一項に記載のクリーニング装置において、
前記印刷部による前記封止樹脂の印刷を終えた後に、前記ウエハの前記他方の面の周縁部の汚れ具合を検出する汚れ検出部を備え、
前記制御部は、前記汚れ検出部の検出結果に基づいて、前記クリーニング部によるクリーニングを行うか否かを決定することを特徴とするクリーニング装置。
【請求項5】
周縁部に切欠を有し、一方の面に封止樹脂が形成されたウエハの他方の面の周縁部を、クリーニング部によりクリーニングすることを特徴とするクリーニング方法。
【請求項6】
請求項5に記載のクリーニング方法において、
前記ウエハの前記一方の面に対して前記封止樹脂を印刷する印刷部及び前記クリーニング部を制御部により制御し、
前記制御部は、
前記印刷部による前記封止樹脂の印刷を終えた後に、前記クリーニング部による前記ウエハの前記他方の面の周縁部に対するクリーニングを実行することを特徴とするクリーニング方法。
【請求項7】
請求項5又は6に記載のクリーニング方法において、
前記クリーニング部は洗浄剤供給部と当接部とを有し、
前記洗浄剤供給部により、布に対して洗浄剤を染み込ませ、
前記当接部により、前記洗浄剤が染み込んだ前記布を前記ウエハの前記他方の面の周縁部に当接させることを特徴とするクリーニング方法。
【請求項8】
請求項5〜7のいずれか一項に記載のクリーニング方法において、
前記印刷部による前記封止樹脂の印刷を終えた後に、汚れ検出部により前記ウエハの前記他方の面の周縁部の汚れ具合を検出し、
前記汚れ検出部の検出結果に基づいて、前記クリーニング部によるクリーニングを行うか否かを前記制御部により決定することを特徴とするクリーニング方法。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate

【図11】
image rotate

【図12】
image rotate

【図13】
image rotate


【公開番号】特開2012−71258(P2012−71258A)
【公開日】平成24年4月12日(2012.4.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−218232(P2010−218232)
【出願日】平成22年9月29日(2010.9.29)
【出願人】(000001443)カシオ計算機株式会社 (8,748)
【Fターム(参考)】