説明

グルカゴン/GLP−1受容体コアゴニスト

天然グルカゴンに比べ、グルカゴン受容体に対する効力が強化された修飾グルカゴンペプチドが開示される。ラクタム架橋の形成、または、アミド基による末端カルボン酸の置換によって、該グルカゴンペプチドをさらに修飾することによって、グルカゴン/GLP−1受容体コアゴニスト活性を示すペプチドが生産される。これらの高効力グルカゴン類縁体の可溶性および安定性は、該ポリペプチドを、PEG化、カルボキシ末端アミノ酸の置換、または、配列番号26(GPSSGAPPPS)、配列番号27(K−RNRNNIA)、および配列番号28(KRNR)から成る群から選ばれるペプチドのカルボキシ末端への付加、によって修飾することで、さらに向上させることが可能である。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
配列番号55、または配列番号55の類縁体の配列を含む、非天然グルカゴンペプチドであって、GLP−1受容体に対し天然GLP−1活性の少なくとも20%を示し、前記類縁体は、非天然産ペプチドであり、且つ、位置1、2、3、5、7、10、11、13、14、17、18、19、21、24、27、28、および29から選ばれる1乃至3個のアミノ酸修飾だけ配列番号55とは異なることを特徴とする、非天然グルカゴンペプチド。
【請求項2】
配列番号55を含むことを特徴とする、請求項1に記載のグルカゴンペプチド。
【請求項3】
配列番号56を含むことを特徴とする、請求項1に記載のグルカゴンペプチド。
【請求項4】
カルボキシ末端に連結される、配列番号26、配列番号29、および配列番号65から成る群から選ばれるペプチドをさらに含むことを特徴とする、請求項1、2、または3のいずれか1項に記載のグルカゴンペプチド。
【請求項5】
カルボキシ末端に連結される、配列番号26をさらに含むことを特徴とする、請求項2または3に記載のグルカゴンペプチド。
【請求項6】
位置16と20のアミノ酸、位置12と16のアミノ酸、位置20と24のアミノ酸、および位置24と28のアミノ酸から成る群から選ばれる二つのアミノ酸の間にラクタム架橋を含むことを特徴とする、請求項1、2、または3のいずれか1項に記載のグルカゴンペプチド。
【請求項7】
前記ラクタム架橋が、位置16と20のアミノ酸の間に存在することを特徴とする、請求項6に記載のグルカゴンペプチド。
【請求項8】
配列番号33を含むことを特徴とする、請求項1に記載のグルカゴンペプチド。
【請求項9】
位置28のアミノ酸が、Asp、Asn、またはLysであり、位置29のアミノ酸が、Gly、またはThrであることを特徴とする、請求項1に記載のグルカゴンペプチド。
【請求項10】
1乃至2個のアミノ酸だけ配列番号55と異なる、配列番号55の類縁体を含むことを特徴とする、請求項1に記載のグルカゴンペプチド。
【請求項11】
1個のアミノ酸だけ配列番号55と異なる、配列番号55の類縁体を含むことを特徴とする、請求項1に記載のグルカゴンペプチド。
【請求項12】
配列番号53の配列を含むことを特徴とする、請求項11に記載のグルカゴンペプチド。
【請求項13】
位置3のアミノ酸がグルタミンであることを特徴とする、請求項12に記載のグルカゴンペプチド。
【請求項14】
位置3のアミノ酸がグルタミン酸であることを特徴とする、請求項1に記載のグルカゴンペプチド。
【請求項15】
グルカゴン受容体に対し天然グルカゴンの活性の少なくとも10%を示し、GLP−1受容体に対し天然GLP−1の活性の少なくとも50%を示すことを特徴とする、請求項1〜13のいずれか1項に記載のグルカゴンペプチド。
【請求項16】
グルカゴン受容体に対し天然グルカゴンの活性の少なくとも40%を示し、GLP−1受容体に対し天然GLP−1の活性の少なくとも40%を示すことを特徴とする、請求項1〜13のいずれか1項に記載のグルカゴンペプチド。
【請求項17】
グルカゴン受容体に対し天然グルカゴンの活性の少なくとも60%を示し、GLP−1受容体に対し天然GLP−1の活性の少なくとも60%を示すことを特徴とする、請求項1〜13のいずれか1項に記載のグルカゴンペプチド。
【請求項18】
グルカゴン受容体に対し天然グルカゴンの活性の0.1〜10%を示し、GLP−1受容体に対し天然GLP−1の活性の少なくとも20%を示すことを特徴とする、請求項1〜12および14のいずれか1項に記載のグルカゴンペプチド。
【請求項19】
グルカゴン受容体に対し天然グルカゴンの活性の1〜10%を示し、GLP−1受容体に対し天然GLP−1の活性の少なくとも20%を示すことを特徴とする、請求項1〜12および14のいずれか1項に記載のグルカゴンペプチド。
【請求項20】
位置16のアミノ酸がグルタミンであり、位置20のアミノ酸がリシンであり、C末端カルボン酸基がアミドによって置換され、必要に応じて位置16のグルタミン酸と位置20のリシンの間にラクタム架橋を有することを特徴とする、請求項1〜19のいずれか1項に記載のグルカゴンペプチド。
【請求項21】
ポリエチレングリコール鎖が、位置17、21、若しくは24のアミノ酸、または、C末端のアミノ酸の側鎖に共有結合されることを特徴とする、請求項20に記載のグルカゴンペプチド。
【請求項22】
位置28または29のアミノ酸が酸性アミノ酸を含むことを特徴とする、請求項20に記載のグルカゴンペプチド。
【請求項23】
位置1または2のアミノ酸が、ジペプチジルペプチダーゼIVによる切断に対し低下した感受性を示すように修飾されることを特徴とする、請求項1、5、8、20、21、または22のいずれか1項に記載のグルカゴンペプチド。
【請求項24】
QGT FTSDY SKYLD ERXAK DFVXW LMNX(配列番号61)、または XQGT FTSDY SKYLD EQ XAK EFI XW LMNX(配列番号62)の配列を含み、ただし、XがCys−PEGである場合、XはCys−PEGではないか、またはGGPSSGAPPPSC−PEGではなく、Xがセリンである場合、Xはヒスチジンではない、ことを特徴とする、請求項1に記載のグルカゴンペプチド。
【請求項25】
がCys−PEGであることを特徴とする、請求項24に記載のグルカゴンペプチド。
【請求項26】
がGGPSSGAPPPSであることを特徴とする、請求項25に記載のグルカゴンペプチド。
【請求項27】
がGGPSSGAPPPSC−PEGであることを特徴とする、請求項24に記載のグルカゴンペプチド。
【請求項28】
位置16と20のアミノ酸の間にラクタム架橋をさらに含むことを特徴とする、請求項24〜27のいずれか1項に記載のグルカゴンペプチド。
【請求項29】
NH−His−Ser−Gln−Gly−Thr−Phe−Thr−Ser−Asp−Tyr−Ser−Lys−Tyr−Leu−Asp−GIu−Arg−Arg−Ala−Gln−Asp−Phe−Val−Gln−Trp−Leu−Xaa−Asn−Thr−COOH(配列番号9)の配列を含み、ここで、Xaaが、Met、Leu、およびNleから成る群から選ばれることを特徴とする、請求項1に記載のグルカゴンペプチド。
【請求項30】
配列番号40、配列番号41、配列番号42、配列番号43、および配列番号44から成る群から選ばれる配列を含むことを特徴とする、請求項1に記載のグルカゴンペプチド。
【請求項31】
配列番号12、配列番号13、配列番号14、および配列番号15から成る群から選ばれる配列を含むことを特徴とする、請求項1に記載のグルカゴンペプチド。
【請求項32】
位置2のアミノ酸が、d−セリン、アラニン、D−アラニン、バリン、グリシン、N−メチルセリン、N−メチルアラニン、およびアミノイソブチル酸から成る群から選ばれることを特徴とする、請求項23に記載のグルカゴンペプチド。
【請求項33】
位置1のアミノ酸が、d−ヒスチジン、デスアミノヒスチジン、ヒドロキシル−ヒスチジン、アセチル−ヒスチジン、ホモ−ヒスチジン、N−メチルヒスチジン、アルファ−メチルヒスチジン、イミダゾール酢酸、およびアルファ,アルファ−ジメチルイミダゾール酢酸(DMIA)から成る群から選ばれることを特徴とする、請求項23に記載のグルカゴンペプチド。
【請求項34】
位置17、21、若しくは24、または、C末端のアミノ酸に共有結合する親水性成分をさらに含むことを特徴とする、請求項1〜23のいずれか1項に記載のグルカゴンペプチド。
【請求項35】
前記親水性成分がポリエチレングリコール鎖であることを特徴とする、請求項34に記載のグルカゴンペプチド。
【請求項36】
配列番号26、配列番号27、配列番号28、および配列番号65から成る群から選ばれる配列をさらに含むことを特徴とする、請求項1または31に記載のグルカゴンペプチド。
【請求項37】
配列番号33の配列を含み、ここで、位置28のアミノ酸がアスパラギン酸であり、位置29のアミノ酸がグリシンであり、配列番号29のアミノ酸配列が、配列番号33のカルボキシ末端に共有結合されることを特徴とする、請求項36に記載のグルカゴンペプチド。
【請求項38】
配列番号64の配列を含むことを特徴とする、請求項37に記載のグルカゴンペプチド。
【請求項39】
配列番号20を含み、ここで、位置20のアミノ酸は、アルギニン、オルニチン、およびシトルリンから成る群から選ばれることを特徴とする、請求項1に記載のグルカゴンペプチド。
【請求項40】
配列番号10、配列番号11、
NH−His−Ser−Gln−Gly−Thr−Phe−Thr−Ser−Asp−Tyr−Ser−Lys−Tyr−Leu−Asp−Glu−Arg−Arg−Ala−Gln−Asp−Phe−Val−Gln−Trp−Leu−Met−Xaa−Xaa−R(配列番号66)、
NH−His−Ser−Gln−Gly−Thr−Phe−Thr−Ser−Asp−Tyr−Ser−Lys−Tyr−Leu−Asp−Glu−Arg−Arg−Ala−Lys−Asp−Phe−Val−Gln−Trp−Leu−Met−Xaa−Xaa−R(配列番号67)、
NH−His−Ser−Gln−Gly−Thr−Phe−Thr−Ser−Asp−Tyr−Ser−Lys−Tyr−Leu−Asp−Ser−Arg−Arg−Ala−Lys−Asp−Phe−Val−Glu−Trp−Leu−Met−Xaa−Xaa−R(配列番号68)、
NH−His−Ser−Gln−Gly−Thr−Phe−Thr−Ser−Asp−Tyr−Ser−Lys−Tyr−Leu−Asp−Ser−Arg−Arg−Ala−Gln−Asp−Phe−Val−Glu−Trp−Leu−Met−Lys−Thr−R(配列番号69)、
NH−His−Ser−Gln−Gly−Thr−Phe−Thr−Ser−Asp−Tyr−Ser−Lys−Tyr−Leu−Asp−Glu−Arg−Arg−Ala−Lys−Asp−Phe−Val−Glu−Trp−Leu−Met−Asn−Thr−R(配列番号16)、
NH−His−Ser−Gln−Gly−Thr−Phe−Thr−Ser−Asp−Tyr−Ser−Lys−Tyr−Leu−Asp−Glu−Arg−Arg−Ala−Gln−Asp−Phe−Val−Glu−Trp−Leu−Met−Lys−Thr−R(配列番号17)、
NH−His−Ser−Gln−Gly−Thr−Phe−Thr−Ser−Asp−Tyr−Ser−Lys−Tyr−Leu−Asp−Glu−Arg−Arg−Ala−Lys−Asp−Phe−Val−Glu−Trp−Leu−Met−Lys−Thr−R(配列番号18)、
および、配列番号55から成る群から選ばれる配列を含み、
ここで、該ペプチドの位置28におけるXaaは、アスパラギンまたはアスパラギン酸であり;
該ペプチドの位置29におけるXaaは、トレオニンまたはグリシンであり;
Rは、配列番号26、配列番号29、COOH、またはCONHである、
ことを特徴とする、請求項1に記載のグルカゴンペプチド。
【請求項41】
RがCONHであることを特徴とする、請求項40に記載のグルカゴンペプチド。
【請求項42】
配列番号10の配列を含むことを特徴とする、請求項40に記載のグルカゴンペプチド。
【請求項43】
配列番号11の配列を含むことを特徴とする、請求項40に記載のグルカゴンペプチド。
【請求項44】
位置16、17、21、若しくは24のアミノ酸残基、またはC末端アミノ酸に共有結合するポリエチレングリコール鎖をさらに含むグルカゴンペプチドであって、ただし、該ペプチドが配列番号10、配列番号11、配列番号12、または配列番号13を含む場合、該ポリエチレングリコール鎖は、位置17、21、または24のアミノ酸残基に対し共有結合し、該ペプチドが配列番号14または配列番号15を含む場合、該ポリエチレングリコール鎖は、位置16、17、または21のアミノ酸残基に対し共有結合し、該ペプチドが配列番号55を含む場合、該ポリエチレングリコール鎖は、位置21または24のアミノ酸位置に共有結合し、該ペプチドが配列番号16、配列番号17、または配列番号18を含む場合、該ポリエチレングリコール鎖は、位置17または21のアミノ酸残基に対し共有結合することを特徴とする、請求項41に記載のグルカゴンペプチド、または、該グルカゴンペプチドの薬学的に受容可能な塩。
【請求項45】
前記ポリエチレングリコール鎖が、約1,000から約5,000ダルトンの範囲から選ばれる分子量を有することを特徴とする、請求項44に記載のグルカゴンペプチド。
【請求項46】
前記ポリエチレングリコール鎖が、約40,000ダルトンの分子量を有することを特徴とする、請求項44に記載のグルカゴンペプチド。
【請求項47】
カルボキシ末端に加えられる付加アミノ酸をさらに含み、前記付加アミノ酸が、天然アミノ酸の末端カルボン酸基の代わりに、アミド基を含むことを特徴とする、請求項39に記載のグルカゴンペプチド。
【請求項48】
アミノ酸29に結合する延長ペプチドをさらに含み、前記アミノ酸配列が、配列番号26、配列番号27、および配列番号28から成る群から選ばれることを特徴とする、請求項40に記載のグルカゴンペプチド。
【請求項49】
位置28のアミノ酸がアスパラギン酸であり、位置29のアミノ酸がグリシンであり、配列番号29のアミノ酸配列が、アミノ酸29に共有結合されることを特徴とする、請求項48に記載のグルカゴンペプチド。
【請求項50】
NH−His−Ser−Gln−Gly−Thr−Phe−Thr−Ser−Asp−Tyr−Ser−Lys−Tyr−Leu−Asp−Xaa−Xaa−Arg−Ala−Gln−Asp−Phe−Val−Gln−Trp−Leu−Xaa−Asn−Thr−R(配列番号2);
NH−His−Ser−Gln−Gly−Thr−Phe−Thr−Ser−Asp−Tyr−Ser−Lys−Tyr−Leu−Asp−Xaa−Arg−Arg−Ala−Gln−Xaa−Phe−Val−Gln−Trp−Leu−Xaa−Asn−Thr−R(配列番号3);
NH−His−Ser−Gln−Gly−Thr−Phe−Thr−Ser−Asp−Tyr−Ser−Lys−Tyr−Leu−Asp−Xaa−Arg−Arg−Ala−Gln−Asp−Phe−Val−Xaa−Trp−Leu−Xaa−Asn−Thr−R(配列番号4);または、
配列番号2、配列番号3、若しくは配列番号4のグルカゴンアゴニスト類縁体
の配列を含むグルカゴンペプチドであって、ここで、Rは、COOHまたはCONHであり、位置17、21、若しくは24におけるアミノ酸残基、またはC末端アミノ酸の側鎖に共有結合する親水性成分をさらに含むことを特徴とする、グルカゴンペプチド、または前記グルカゴンペプチドの薬学的に受容可能な塩。
【請求項51】
RがCONHであり、前記親水性成分がポリエチレングリコール鎖であることを特徴とする、請求項50に記載のグルカゴンペプチド。
【請求項52】
配列番号23、配列番号24、および配列番号25から成る群から選ばれる配列を含むことを特徴とする、請求項51に記載のグルカゴンペプチド。
【請求項53】
前記ポリエチレングリコール鎖が、約1,000から約5,000ダルトンの範囲から選ばれる分子量を有することを特徴とする、請求項52に記載のグルカゴンペプチド。
【請求項54】
前記ポリエチレングリコール鎖が、少なくとも約20,000ダルトンの分子量を有することを特徴とする、請求項52に記載のグルカゴンペプチド。
【請求項55】
互いにリンカーを介して結合する、請求項37に記載のグルカゴンペプチドの二つを含む、ホモ二量体。
【請求項56】
請求項1に記載のグルカゴンアゴニスト、またはその薬学的に受容可能な塩、および薬学的に受容可能な担体を含む、製薬組成物。
【請求項57】
グルカゴンアゴニストを、グルカゴンアゴニストを必要とする患者に投与するためのキットであって:
請求項56に記載の製薬組成物;および、
前記組成物を患者に投与するためのデバイス
を含む、キット。
【請求項58】
処方済み水性組成物を用いて低血糖症を治療する方法であって、有効量の、請求項56に記載の製薬組成物を投与する工程を含む、方法。
【請求項59】
糖尿病を治療する方法であって、有効量の、請求項56に記載の製薬組成物を投与することを含む、方法。
【請求項60】
腸管の一過性麻痺を誘導する方法であって、有効量の、請求項56に記載の製薬組成物を投与することを含む、方法。
【請求項61】
体重増加を抑えるか、または減量を誘導する方法であって、配列番号10、配列番号11、配列番号12、配列番号13、配列番号14、配列番号15、配列番号16、配列番号17、配列番号18、および配列番号55から成る群から選ばれるグルカゴンペプチドを含むグルカゴンアゴニストを含む組成物の有効量を投与することを含み、該グルカゴンペプチドのアミノ酸29が、ペプチド結合を介して第2ペプチドに結合し、前記第2ペプチドが、配列番号26、配列番号27、配列番号28、配列番号29、および配列番号65から成る群から選ばれる配列を含むことを特徴とする、方法。
【請求項62】
体重増加を抑えるか、または減量を誘導する方法であって、請求項36に記載のグルカゴンペプチドを含む組成物の有効量を投与することを含む、方法。
【請求項63】
前記グルカゴンアゴニストが、位置17、21、または24において該グルカゴンペプチドに結合するポリエチレングリコール鎖をさらに含み、前記ポリエチレングリコール鎖は、約5,000から約40,000ダルトンの範囲から選ばれる分子量を有し、ただし、該ペプチドが配列番号10、配列番号11、配列番号12、または配列番号13を含む場合、該ポリエチレングリコール鎖は、位置16、17、21、または24のアミノ酸残基に対し共有結合し、該ペプチドが配列番号14または配列番号15を含む場合、該ポリエチレングリコール鎖は、位置16、17、または21のアミノ酸残基に対し共有結合し、該ペプチドが配列番号55を含む場合、該ポリエチレングリコール鎖は、位置21または24のアミノ酸位置に共有結合し、該ペプチドが配列番号16、配列番号17、または配列番号18を含む場合、該ポリエチレングリコール鎖は、位置17または21のアミノ酸残基に対し共有結合することを特徴とする、請求項61に記載の方法。
【請求項64】
前記グルカゴンアゴニストが、位置16、17、21、または24において該グルカゴンペプチドに結合するポリエチレングリコール鎖をさらに含み、前記ポリエチレングリコール鎖は、約5,000から約40,000ダルトンの範囲から選ばれる分子量を有し、ただし、該ペプチドが配列番号10、配列番号11、配列番号12、または配列番号13を含む場合、該ポリエチレングリコール鎖は、位置17、21、または24のアミノ酸残基に対し共有結合し、該ペプチドが配列番号14または配列番号15を含む場合、該ポリエチレングリコール鎖は、位置16、17、または21のアミノ酸残基に対し共有結合し、該ペプチドが配列番号16、配列番号17、または配列番号18を含む場合、該ポリエチレングリコール鎖は、位置17または21のアミノ酸残基に対し共有結合することを特徴とする、請求項58に記載の方法。
【請求項65】
配列番号70乃至配列番号514から選ばれる配列を含むか、配列番号70乃至配列番号514によって表示される配列の、グルカゴンペプチド。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4A】
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【図4B】
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【図5A】
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【図5B】
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【図6A】
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【図6B】
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【図7A】
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【図7B】
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【図8A】
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【図8B】
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【図8C】
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【図8D】
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【図8E】
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【図8F】
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【図9A】
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【図9B】
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【図10A】
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【図10B】
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【図10C】
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【図10D】
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【図10E】
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【公表番号】特表2011−511753(P2011−511753A)
【公表日】平成23年4月14日(2011.4.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−549703(P2009−549703)
【出願日】平成20年2月13日(2008.2.13)
【国際出願番号】PCT/US2008/053857
【国際公開番号】WO2008/101017
【国際公開日】平成20年8月21日(2008.8.21)
【出願人】(507277642)インディアナ ユニバーシティー リサーチ アンド テクノロジー コーポレーション (21)
【氏名又は名称原語表記】INDIANA UNIVERSITY RESEARCH AND TECHNOLOGY CORPORATION
【Fターム(参考)】