説明

ゲーム機、記憶媒体及びゲーム機本体

【課題】 ゲームカードなどの記憶媒体の価格を抑えながら、その利用価値を高めることができるゲーム機、記憶媒体及びゲーム機本体を提供する。
【解決手段】
ゲームキャラクタを特定するデータ(キャラクタデータ)が記録された可搬性のゲームカード20と、プレイヤが装着した前記ゲームカード20からキャラクタデータを読み取ってゲームを進行させるゲーム機本体1とを備える。装着されたゲームカード20は、プレイヤがダイアルコントローラ10bを回転操作するとこのコントローラ10bと共に回転しゲームの操作手段の一部を構成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、可搬性の記憶媒体を装着してゲームを進行させるゲーム機、このゲーム機用の記憶媒体及びゲーム機本体に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、プレイヤが予め購入したゲームカードをゲーム機本体に装着してプレイするいわゆるカード型ゲーム機が広く知られている。このゲームカードは、ゲームキャラクタの識別情報や、利用可能なアイテム・強さ等を示す情報が格納された一種の記憶媒体である。プレイヤは、このようなゲームカードを複数所有し、対戦相手や状況に応じて異なるカードを使い分けて勝敗を競う。
【0003】
ゲームカードは、購入時にどの種類が入っているか分からないというギャンブル性を備え、隠しアイテム等が記録された「シークレットもの」「レアもの」と称される希少種が混在されることも多いため、実際にプレイするプレイヤだけでなくコレクターの収集意欲を刺激して幅広い年齢層に根強い人気を保っている。
【0004】
このようなカード型ゲーム機やゲームカードとして、例えば以下の特許文献に記載されたものが参考になる。
【0005】
【特許文献1】特開2000−5439号公報
【特許文献2】特開2005−46649号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、従来のカード型ゲーム機では、ゲームカードをゲーム機本体に装着してゲームデータを読み取らせた後は、ゲーム機本体のハードディスク等に記録されたゲームプログラムを読み出してゲームを進行させるようになっている。すなわち、ゲームカードは、プレイ開始時に必要なだけで、ゲームプレイ中には全く機能しない。ゲームカードに記録されるゲームキャラクタの識別情報等は、例えば数字や記号などのプレイヤIDやパスワードをゲーム機本体のタッチパネルに入力したり、通信ネットワークを介してホストコンピュータに送信することでも代用できる。そのため、ゲームカードは、本来の記憶媒体としての価値が相対的に低下していると言える。
【0007】
一方で、前記特許文献1のように、ゲームカードにゲームプログラムやプレイ中のゲームデータを記録して記憶媒体としての機能を充実させることも考えられる。しかし、この場合には、ICチップを内蔵するなどカードが高価になり、多数のカードを使い分けるカードゲームには馴染まない。特に、カードゲームの主なプレイヤ(カードの購入者)は小中学生であるため、高価なカードを多数購入することは困難であり、カードゲームの普及の妨げになるおそれがある。
【0008】
本発明は、上記した課題を解決するためになされたものであり、ゲームカードなどの記憶媒体の価格を抑えながら、その利用価値を高めることができるゲーム機、記憶媒体及びゲーム機本体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の第1の主要な観点によれば、ゲームキャラクタを特定するデータ(キャラクタデータ)が記録された可搬性の記憶媒体と、プレイヤが装着した前記記憶媒体からキャラクタデータを読み取ってゲームを進行させるゲーム機本体とを備え、このゲーム機本体は、装着された記憶媒体がゲームの操作手段の一部又は全部を構成するものであることを特徴とするゲーム機が提供される。
【0010】
本発明の第2の主要な観点によれば、ゲーム機本体によって読み取られるゲームキャラクタを特定するデータ(キャラクタデータ)が記録され、このゲーム機本体に装着された状態でゲームの操作手段の一部又は全部を構成することを特徴とする可搬性の記憶媒体が提供される。
【0011】
本発明の第3の主要な観点によれば、プレイヤが装着した可搬性の記憶媒体からゲームキャラクタを特定するデータ(キャラクタデータ)を読み取ってゲームを進行させるゲーム機用のゲーム機本体であって、装着された記憶媒体がゲームの操作手段の一部又は全部を構成し、装着された記憶媒体をプレイヤが操作した場合に、前記読み取ったキャラクタデータ及び操作挙動に基づいてゲームプログラムを選択的に読み出してゲームを進行させることを特徴とするゲーム機本体が提供される。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、ゲーム機本体に装着したゲームカードなどの記憶媒体がゲームの操作手段(コントローラ)の一部又は全部を構成するようにしたので、記憶媒体はゲームプレイ中にも必要なツールとなる。そのため、記憶媒体の価値を高めることができる。また、この記憶媒体には、ゲームキャラクタを特定するデータ(キャラクタデータ)だけを記録しておけばゲーム機本体から必要なゲームデータ(プログラム等)を読み出してゲームを進行させることができる。従って、記憶媒体の記憶容量を増大させる必要がなく、低価格に抑えることができる。従って、本発明によれば、ゲームカードなどの記憶媒体の価格を抑えながら、その利用価値を高めることができるゲーム機、記憶媒体及びゲーム機本体を得ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態を図面に基づき説明する。
図1(A)は本発明の一実施形態に係るゲーム機本体の全体斜視図、(B)はカード装着部及びダイアル式コントローラの要部拡大図である。以下においては、可搬性の記憶媒体としてディスク型のゲームカードを例示して説明するが、矩形状・星型・多角形状のゲームカードや、スティック状・チップ状の記憶媒体などにも本発明を好適に適用できる。
【0014】
このゲーム機本体1は、制御機構3が内蔵される縦長ボックス状の筐体2と、この筐体2の前面側に設けられたゲームユニット4とから構成される。なお、図中の符号5は、制御機構3の修理やメンテナンス作業用の点検口、6はゲーム概要を表示するネームプレート、7はコイン投入口である。このゲーム機本体1と後述するゲームカード20によってゲーム機が構成される。
【0015】
前記ゲームユニット4は、ゲーム進行状態を表示する液晶ディスプレイ8と、左右一対のスピーカ9、9と、操作手段(コントローラ)としてのゲームカード装着部10と、ゲームセレクトボタン11と、ゲームカードベンダー12とを備えている。本実施形態のゲーム機1は、図2に示すように、2人のプレイヤがタッグを組んで、他の2人と対戦可能な対戦ゲーム機である(プレイ人数は1〜4人を選択可能)。そのため、このゲーム機1は、前記ゲームカード装着部10がゲームカードベンダー12の左右に2箇所ずつ合計4箇所設けられ、セレクトボタン11はゲームカードベンダー12の前方に2個並設されている。
【0016】
前記ゲームカード装着部10は、図3に示すディスク状のゲームカード20が装着可能な凹状に形成され、このカード20が装着された状態でゲーム操作が可能なダイアル型コントローラで構成される。すなわち、プレイヤがこのゲームカード装着部10の原点位置を示すマーク10aとゲームカード20のコマンドマーク20aとを合わせて装着し、ゲームカード装着部10の周囲のリング状のダイアルコントローラ10bを左右何れかの方向に任意の角度だけ回転させると、図示しない係合爪や小突起などによってゲームカード20も同時に回転する。これにより、ゲームカード20が操作手段(コントローラ)の一部を構成することになるため、ゲームカード20はプレイ中も必須となり、ゲームカード20の存在価値を高めることができることになる。
【0017】
ゲームカード20の表面には、図2に示すように、複数の角度毎に異なるコマンド(アイテム等)を示す絵柄等が表示されている。プレイヤはこのコマンド絵柄等を見ながら、回転させる方向や角度を決定する。このような回転角度とコマンドとの関係や、コマンドの種類等は、図4に示すように、複数のゲームカード20(ゲームキャラクタ)毎に異なるように設定される。この図において、丸数字の1〜6がコマンドの種類を示す。図3に示したゲームカード20は、図4(B)の例である。また、図4(D)(E)のように、同種のゲームカード20(同一のゲームキャラクタD)でも、異なる回転角度やコマンドを設定するのが好ましい。すなわち、本実施形態におけるキャラクタは、図2に示すゲーム上の登場人物(狭義のゲームキャラクタ)と、その人物が有する各種のアイテムとによって特定される。これにより、ゲームカード20の希少価値が高まるので、プレイヤの収集意欲を刺激することができ、また同種のゲームカード20同士でも対戦が可能になり対戦結果もカード毎に異なるようになるので、興趣を持続させることができる。
【0018】
上記した回転角度とコマンドとの関係を示すコードデータは、ゲームカード20に格納されるゲームキャラクタデータに関連付けて後述するゲーム機1の記憶媒体(ハードディスクやROM等)に格納されている。
【0019】
ゲームカード20の裏面には、前記ゲームキャラクタデータを示す二次元バーコード21が印刷されている。このバーコード21を、筐体2に内蔵されたLED(Light Emitting Diodes)13が照射したレーザの反射光をカメラ14が透明板15を介して読み取ることで、装着されたゲームカード20からゲーム機本体1がキャラクタデータを取得する。本実施形態では、ゲームカード20が回転した状態でもデータを確実に読み取れるように二次元バーコードを採用したが、一次元バーコードやIDタグなどの他の記録手段を採用してもよい。
【0020】
前記制御機構3は、図1に示すように、プレイヤがゲームカード20を装着すると前記カメラ14が読み取ったバーコードデータからこのカード20のキャラクタデータを取得し、このゲームキャラクタに関連付けられた回転角度及びコマンド(アイテム等)に基づいてゲームプログラムを読み出してゲームデータを生成し、ディスプレイ8に出力するなど、ゲーム機本体1の遊戯動作全体を制御するものである。そのため、この制御機構3は、CPU31に、RAM32、ROM33及び駆動回路(ドライバ)34が通信バス35を介して接続された構成を有する。ROM33には、ディスプレイ8に表示させるゲームデータ(登場人物、アイテム、背景画像、タイマ等)、制御プログラム(基本値や使用アイテムに基づく勝敗決定プログラム、各機能部の動作指令プログラム等)などが格納される。
【0021】
この制御機構3は、前記ゲームカードベンダー12にコイン(硬貨)が投入されるとゲームカード20を1枚排出し待機モードからプレイモードに遷移する。具体的には、ディスプレイ8に「カードを装着してください。」という定型のメッセージを所定時間表示させる。プレイヤが排出されたゲームカード20をゲームカード装着部10に装着すると、前記カメラ14にカード裏面のバーコード21を読み取らせ、このカード20のゲームキャラクタを特定する。特定したキャラクタに基づいて、ROM33から回転角度及びコマンド情報を読み出したRAM32に一時的に記憶する。なお、プレイヤが保有しているカード20を使用する場合は、筐体2のコイン投入口7にコインが投入されたことを検知したことを条件にカメラ14にバーコード21を読み取らせる。以降の処理は上記と同様である。
【0022】
次いで、ディスプレイ8に対戦人数選択画面を表示させ、プレイヤからの選択を受け付ける。また、シングルバトルかタッグバトルかも選択させる。全ての選択情報が入力されたら、前記ROM33及びRAM32から必要なゲームデータを夫々読み出してゲームデータを生成しディスプレイ8に表示させゲームを開始させる。この時、所定の効果音をスピーカ9、9から出力させる。
【0023】
プレイヤが、ゲームカード20の表面の絵柄を見ながらダイアルコントローラ10bを回転させると、制御機構3がこの回転角度及び回転方向を検知して前記RAM32から対応するコマンドデータを読み出してゲームデータを生成する。カード20の停止位置をセンサで検出するようにしてもよい。
【0024】
プレイヤのキャラクタ(登場人物)のエネルギーが消耗したり、タイムオーバーなどの所定のゲーム終了条件を満たした場合に、この制御機構3はゲームカード20の取り出しを促すメッセージを含むゲーム終了画面を生成してディスプレイ8に表示する。
【0025】
(第2の実施形態)
次に、図5〜図8を参照して、本発明の第2の実施形態を説明する。なお、第1の実施形態と同一若しくは相当する構成には同一の符号を付して重複説明は省略する。
【0026】
この実施形態は、一人のプレイヤが複数のゲームカード20をプレイ中に使い分け(切り替え)たり、同時に複数のカード200、201を利用できるようにした点に特徴を有する。すなわち、このゲーム機本体40は、図5(B)に示すように、「クルマ(登場人物に相当)」用の第1のカード装着部41と、「アクション(アイテム等)」用の第2のカード装着部42とを有しており、1人のプレイヤが複数のカード200、201を各装着部41、42に装着することで、クルマの挙動(進行方向等)とアイテム(相手のクルマへのタックル、無線による仲間の呼び出し等)とを組み合わせて独立して操作できるように構成されている。なお、「クルマ」用の第1のカード装着部41では、各コマンドは機能させないようにしているため、ゲームカード20の原点からの回転角度を認識する必要はない。そのため、第1のカード装着部41には原点位置を示すマークも付されていない。
【0027】
この例では、図5(B)に示すように、「クルマ」用の第1のカード装着部41にパトカーのゲームカード200を装着し、「アクション」用の第2のカード装着部42にトラックのカード201を装着しているため、図6、図7に示すように、走行するパトカーにトラックのカードに関連付けられたコマンドを使用させることができるようになっている。これにより、保有する複数のカードを組み合わせて全く異なるゲームキャラクタを利用してプレイすることができ、ゲームのバリエーションを飛躍的に増加させることができる。
【0028】
図7(A)に示すように、プレイヤが、第1のカード装着部41のダイアルコントローラ41aを左右何れかの方向に回転させると、制御機構43がその回転方向と角度とを検出してパトカーの進行方向を変更するゲームデータを生成してディスプレイ8に表示させる。また、プレイヤが、図7(B)に示すように、第2のカード装着部42のダイアルコントローラ42aを左右何れかの方向に回転させると、制御機構43が原点からの回転角度と方向とを検出し、その位置に関連付けられたコマンドデータをRAM32から読み出してコマンドに従ったオプションを含むゲームデータを生成してディスプレイ8に表示させる。
【0029】
また、この実施形態では、図8に示すように、制御機構43は、プレイ中に第1のカード装着部41に装着されたカード200が他のカード201、・・・に変更された場合に、制御機構43が新たなカード201、・・・のキャラクタデータのバーコード21を前記カメラ14で読み取らせてプレイヤのクルマを瞬時に切り替える。第2のカード装着部42のカード201が変更された場合も同様である。これにより、プレイヤはゲームの進行状況に従って複数のカードを使い分けることができ、ゲームの興趣を継続することができる。
【0030】
なお、この発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で種々変形可能である。
【0031】
例えば、カードゲームの種類やコマンドの種類、ゲーム機本体の形態なども上記したものに限らない。遠隔地にある複数のゲーム機をネットワーク接続して対戦可能にした通信型のゲーム機や、複数のディスプレイを並設したタイプの対戦型ゲーム機にも本発明を好適に適用できる。
【0032】
また。上記実施形態においては、ゲームカードにはゲームキャラクタのデータのみを記録し、コマンドデータはゲーム機本体の記憶装置に格納させたが、ゲームカードにコマンドデータ等を記録させてもよい。この場合は、ゲームキャラクタとコマンドデータとを二次元バーコード等に記録して読み出すようにする。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】図1(A)は本発明の一実施形態に係るゲーム機本体の全体斜視図、(B)はカード装着部及びダイアル式コントローラの要部拡大図である。
【図2】図2は、プレイ中のゲームの一例を示す図である。
【図3】図3は、ゲームカードの一例を示す図である。
【図4】図4は、複数のゲームカード毎のコマンドデータの割り当てを模式的に示す図である。
【図5】図5(A)は、本発明の第2の実施形態に係るゲーム機本体の全体斜視図、(B)はカード装着部及びダイアル式コントローラの平面図である。
【図6】図6は、プレイ中のゲームの一例を示す図である。
【図7】図7(A)は、第1のカード装着部(コントローラ)の操作挙動を示す図、(B)は、第2のカード装着部(コントローラ)の操作挙動を示す図である。
【図8】ゲームカードの切り替えを説明するための図である。
【符号の説明】
【0034】
1…ゲーム機本体
2…筐体
3…制御機構
4…ゲームユニット
7…コイン投入口
8…液晶ディスプレイ
9…スピーカ
10…ゲームカード装着部
10a…マーク
10b…ダイアルコントローラ
11…ゲームセレクトボタン
12…ゲームカードベンダー
13…LED
14…カメラ
15…透明板
20…ゲームカード
20a…コマンドマーク
21…二次元バーコード
31…CPU
32…RAM
33…ROM
34…駆動回路
35…通信バス
40…ゲーム機本体
41…第1のカード装着部
41a…ダイアルコントローラ
42…第2のカード装着部
42a…ダイアルコントローラ
43…制御機構
200、201…ゲームカード

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ゲームキャラクタを特定するデータ(キャラクタデータ)が記録された可搬性の記憶媒体と、
プレイヤが装着した前記記憶媒体からキャラクタデータを読み取ってゲームを進行させるゲーム機本体とを備え、
このゲーム機本体は、装着された記憶媒体がゲームの操作手段の一部又は全部を構成するものである
ことを特徴とするゲーム機。
【請求項2】
請求項1のゲーム機において、
前記ゲーム機本体は、装着された記憶媒体をプレイヤが操作した場合に、前記読み取ったキャラクタデータ及び操作挙動に基づいてゲームプログラムを選択的に読み出してゲームを進行させるものであることを特徴とするゲーム機。
【請求項3】
請求項2のゲーム機において、
前記ゲームプログラムは、ゲームキャラクタの複数の機能オプションデータと、前記記憶媒体の操作挙動と複数の機能オプションデータとを関連付けるコードデータと、を含み、
前記ゲーム機本体は、装着された記憶媒体をプレイヤが操作した場合に、前記読み出したキャラクタデータ、操作挙動及びコードデータに基づいて機能オプションデータを選択的に読み取ってゲームを進行するものである
ことを特徴とするゲーム機。
【請求項4】
請求項2のゲーム機において、
前記ゲーム機本体は、ゲームプログラムをキャラクタデータに関連付けて格納するゲームプログラム格納部を備え、
このゲーム機本体は、前記記憶媒体から読み取ったキャラクタデータに基づいてゲームプログラム格納部から該当するゲームプログラムを読み出してゲームを進行するものである
ことを特徴とするゲーム機。
【請求項5】
請求項2のゲーム機において、
前記記憶媒体はディスク型であり、
前記ゲーム機本体は、プレイヤがディスク型記憶媒体を回転操作した場合に、その操作挙動である回転角度及び/若しくは停止位置に対応したゲームプログラムを選択的に読み出してゲームを進行させるダイアル型コントローラを備えた
ことを特徴とするゲーム機。
【請求項6】
請求項5記載のゲーム機において、
前記ディスク型記憶媒体には、キャラクタデータに加えて、所定の回転角度及び/若しくは停止位置毎に割り当てられた複数の機能オプションデータを識別するコードデータが記録されていることを特徴とするゲーム機。
【請求項7】
請求項2記載のゲーム機において、
前記キャラクタデータ及び操作挙動は、複数の記憶媒体毎に異なる内容に設定されていることを特徴とするゲーム機。
【請求項8】
請求項1記載のゲーム機において、
前記ゲーム機本体は、ゲームの進行中に記憶媒体が交換された場合に、交換された第2の記憶媒体からキャラクタデータを読み取ってゲームを継続させるものであることを特徴とするゲーム機。
【請求項9】
ゲーム機本体によって読み取られるゲームキャラクタを特定するデータ(キャラクタデータ)が記録され、このゲーム機本体に装着された状態でゲームの操作手段の一部又は全部を構成することを特徴とする可搬性の記憶媒体。
【請求項10】
請求項9記載の記憶媒体において、
この記憶媒体はディスク型であり、キャラクタデータに加えて、所定の回転角度及び/若しくは停止位置毎に割り当てられた複数の機能オプションデータを識別するコードデータが記録されていることを特徴とする記憶媒体。
【請求項11】
プレイヤが装着した可搬性の記憶媒体からゲームキャラクタを特定するデータ(キャラクタデータ)を読み取ってゲームを進行させるゲーム機用のゲーム機本体であって、
装着された記憶媒体がゲームの操作手段の一部又は全部を構成し、装着された記憶媒体をプレイヤが操作した場合に、前記読み取ったキャラクタデータ及び操作挙動に基づいてゲームプログラムを選択的に読み出してゲームを進行させる
ことを特徴とするゲーム機本体。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate