説明

コンテンツ・リング・フッド製造用容器

【課題】
中身の無いリング・ドーナツは一般に見受けられるが、中身の有るリング・ドーナツは見受けられなかった。中身の異なる種類のリング・ドーナツを製造出来る装置を発明した。
【解決手段】
先ず両手指、手の平を使い製造していたが製造時間が掛かり過ぎる事から試行錯誤の結果、此の装置を発明、飛躍的に進歩した。商業的に見ても生産性は成り立つ。試作品を作る間、詰め物を覆う様に中央凸状突起部に集める時、詰め物も同時に動いて上下生地間に詰め物を少しでも挟むと上下生地同志の接着が困難に成っていた、それを解決するのに凸状突起頂部を外周壁平面より突き出た構造変更した処、詰め物は寄り付かなく成り製造作業は全て順調に運ぶように成った。

【発明の詳細な説明】
【背景技術】
【0001】
本発明はパン生地又はイースト・ドーナツ生地で製造する詰め物入りリング・フッド製造用容器で有って、近年詰め物の無いリング・フッドは見かけるが、詰め物入りリング・フッドは見かけない。
【0002】
此の容器は、おわん型を成して、其の中央突起を山形に形成し円の外周壁との間に溝が有る、尚中央突起頂部は緩やかな湾曲を成して生地に負担を掛けない工夫を施している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特公昭 46−029189
【特許文献2】特開昭 52−145580
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
中身無しのリング・ドーナツはお馴染みで有って、中身有りのリング・ドーナツも消費者に提供したい。
【0005】
コンテンツ・リング・フッド製造用容器は中身入りリング・パン又リング・ドーナツだけでなくリング・餃子等、種類は無限に拡大して行く。
【課題を解決するための手段】
【0006】
パン又はドーナツにしても毎回種類が変貌している今日、此の容器をもって参入して行くのである。
【発明の効果】
【0007】
経済低迷時代に幾らかでも産業の発展に寄与したいので有る。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】図1は、ドーナツあるいはパン等の平面図である。
【図2】図2は、図1の中心を切り取った断面図である。
【図3】図3は、斜め上方より見た斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
材質はプラスチックで黒色に色付けして有る、何故なら欠けたプラスチック片が生地中に入った時、見つけ易い利点が有る。
【実施例】
【0010】
単期間で有ったが個人的に満足するもので有った。
コンテンツ・リング・フッド製造用容器で使用する生地作りの手順を紹介すると
菓子パン生地 イースト・ドーナツ生地
強力粉 100% ミックス粉 100% ミキサー機
砂糖 20% 卵 殻付 5% 低速 5分
塩 0、8% イースト 4% 中速 9分
バター 8% 牛乳 53% ミキサー終了後の
卵 殻付 14% 生地温度 27℃
イースト 5%
牛乳 58%
ミキサー終了後60分、室温で休ませ、50gに分割後、丸めて+5℃の冷蔵庫で20分休ませ出庫後生地が伸ばし易く成っているから麺棒で外周壁より少し大きめの円形に押し延べる。ホイロ温度33℃、湿度75%、ホイロ時間50分、パンは窯で焼成。窯温度200℃焼成時間8分。イースト・ドーナツは油温度170℃、片面2分両面で4分揚げる。
【産業上の利用可能性】
【0011】
消費者からの質問が有った。中身はどうやって入れるのかと、製造時間大幅に短縮した事、製品の仕上がりも満足出来る事で有る。
【符号の説明】
【0012】
1 溝
2 中央凸状突起頂部
3 容器外周壁の上面
4 中央凸状突起下部の円周
5 中央凸状突起上部の円周

【特許請求の範囲】
【請求項1】
おわん型を成して、中央に凸状の突起を山形に形成し、円の外周壁との間に溝を形成したことを特徴とするコンテンツ・リング・フッド製造容器。
【請求項2】
リング・フッド容器の外形より大きい円形の生地を載せて、其の上に外形より小さいリング状の詰め物を溝に沿って配設すべくなしたことを特徴とする請求項1記載のコンテンツ・リング・フッド製造容器。
【請求項3】
リング・フッド容器の外形より、はみ出した外側生地端は詰め物を覆う様に中央凸状突起に360°集めて被せていくことを特徴とする請求項1及び2記載のコンテンツ・リング・フッド製造容器。
【請求項4】
集め終えた生地は凸状突起部で下生地に向けて押し込んで行くと上下の生地は完全に接着するようになしたことを特徴とする請求項1乃至3記載のコンテンツ・リング・フッド製造容器。
【請求項5】
中央凸状突起の円周が大きく成っているから下部に押し下げて行くと生地の穴が大きく成る事を特徴とする請求項1乃至4記載のコンテンツ・リング・フッド製造用容器。
【請求項6】
外周平面より中央凸状突起を突出させ、外周溝に円を描いて詰めた詰め物が中央凸状突起にて遮断されるようなしたことを特徴とする請求項1乃至5記載のコンテンツ・リング・フッド製造用容器。



【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2013−63028(P2013−63028A)
【公開日】平成25年4月11日(2013.4.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−202535(P2011−202535)
【出願日】平成23年9月16日(2011.9.16)
【出願人】(711010459)
【Fターム(参考)】