説明

コンテンツ再生装置

【課題】コンテンツの再生に関連させて愛玩と遊ぶような感覚をユーザに付与することができるとともに、愛玩と遊んでいるような感覚で分かりやすくコンテンツ再生の操作が可能なコンテンツ再生装置を提供する。
【解決手段】キャラクタ形状をした本体部100と、光ディスクDからデータを読み出してコンテンツの再生を行う再生手段と、本体部100の頭頂部に設けられた検出スイッチと、本体部100を走行させて運動させる運動手段114,114と、音声合成出力を行う音声出力手段と、各部の制御を行う制御手段とを備え、制御手段は、検出スイッチが連続的に押された回数に応じてコンテンツ再生に関する動作モードを変化させるとともに、この動作モードに対応した内容の音声出力を行わせ、さらに、コンテンツの再生モード中に本体部100の運動を発生させる構成とした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、例えばDVDプレーヤやフラッシュメモリプレーヤなどのコンテンツ再生装置に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば、DVDプレーヤやフラッシュメモリプレーヤなと、映像や音声のコンテンツデータを再生するコンテンツ再生装置がある。
【0003】
また、本願発明に関連した従来技術として、次のような技術の開示があった。例えば、特許文献1には、コンテンツ再生装置の再生動作と連動させて人形を動かす装置が開示されている。また、特許文献2には、動物の形をしたカセットテープレコーダで動くようにした構成が開示されている。また、特許文献3には、自走式クリーナの機能を備えたDVDプレーヤが開示されている。
【特許文献1】特開2002−45580号公報
【特許文献2】実開平4−83391号公報
【特許文献3】特開2006−268995号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
現在、一般的なコンテンツ再生装置では、コンテンツ再生に関わるさまざまな機能が出尽した感があり、別の観点から楽しみの得られるような再生装置が望まれている。また、子供から老人にまで楽しみを付加するようなコンテンツ再生装置にあっては、装置の操作方法を分かりやすいものにすることが必須であると考えられる。
【0005】
この発明の目的は、コンテンツの再生に関連させて愛玩と遊ぶような感覚をユーザに付与することができるとともに、愛玩と遊んでいるような感覚で分かりやすくコンテンツ再生の操作が可能なコンテンツ再生装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記目的を達成するため、キャラクタ形状をした本体部と、映像又は音声のコンテンツデータを格納した記憶媒体からデータを読み出してコンテンツの再生を行う再生手段と、前記本体部の頭頂部に設けられ押されたことを検出する検出スイッチと、前記本体部を走行させることおよび/または前記本体部の形態を変化させることの可能な運動手段と、音声合成出力を行う音声出力手段と、各部の制御を行う制御手段とを備え、前記制御手段は、前記検出スイッチが連続的に押された回数に応じて前記コンテンツの再生に関する動作モードを変化させるとともに、この動作モードに対応した内容の音声出力を前記音声出力手段により行わせ、さらに、コンテンツの再生モード中に前記運動手段により前記本体部の運動を発生させる構成とした。
【0007】
具体的には、光ディスクが投入可能なディスク投入手段を有し、前記再生手段は、前記投入手段に投入された光ディスクからコンテンツ再生を行う構成とすると良い。
【0008】
さらに具体的には、前記制御手段は、前記検出スイッチが連続的に押される回数に応じて再生、停止、早送り、早戻しの各動作モードに変化させる構成とすると良い。
【0009】
好ましくは、前記運動手段は、複数種類の動作を行わせる複数の動作モードを有し、前記制御手段は、前記複数の動作モードを時系列的に組み合わせて発生させるように構成すると良い。
【0010】
さらに具体的には、前記コンテンツデータの再生データ又は再生信号を無線伝送する伝送手段と、前記本体部とは別体に設けられ前記伝送手段から無線伝送された再生データ又は再生信号を受信して再生装置へ再生信号を出力する受信機とを備えるように構成すると良い。
【発明の効果】
【0011】
本発明に従うと、コンテンツの再生と関連させて愛玩的なキャラクタと遊んでいるような感覚をユーザに与えることができるともに、このキャラクタと遊ぶような感覚で分かりやすいコンテンツ再生の操作をユーザに行わせることができるという効果がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0013】
図1は、本発明の実施形態のコンテンツ再生装置の全体構成の外観を示す斜視図、図2は、本体部に設けられたスイッチ構成を示す斜視図、図3は、本体部の底面部に設けられた走行ローラの構成を示す底面図である。
【0014】
この実施の形態のコンテンツ再生装置は、光ディスクDの再生等を行う愛玩キャラクタ形状をした本体部100と、本体部100から無線伝送される再生データを受信してテレビ受像機に出力する受信機200とから構成される。
【0015】
本体部100は、愛玩キャラクタの形態に形成されるとともに、その胴体部に、光ディスクDが投入されてこの光ディスクDの再生を行うディスク再生部が設けられている。ディスク再生部は、例えば、スロットイン形式で光ディスクDを挿入するディスク挿入部110を備えている。この実施形態では、例えば、直径8センチの光ディスクDを再生の対象としている。
【0016】
また、本体部100の頭頂部には、図2に示すように、押されたことを検知する検出スイッチとしての頭頂部スイッチ112が設けられている。このスイッチは、例えば、接点式のスイッチを適用したり、或いは、静電容量方式のタッチスイッチなどを適用したりすることができる。
【0017】
また、本体部100の底面部には、図3に示すように、走行ローラ114,114,115が設けられている。例えば、前側の走行ローラ114,114は、内部の自走モータ113(図4参照)により回転駆動されるように構成され、後方の走行ローラ115は従動的に回転するとともに、内部の方向切換モータ116により左右の方向に向きを切り換えられるように構成されている。これらの構成から運動手段が構成され、これらによって本体部100が方向を自在に切り換えながら走行運動することが可能にされている。
【0018】
受信機200は、電源を入力する電源コード204や、テレビ受像機に接続されて映像信号や音声信号を出力するAVケーブル205が設けられ、本体部100で読み出されて無線伝送されたコンテンツデータを受信するとともに、テレビ受像機にこのコンテンツデータの映像信号や音声信号を出力する機能を有するものである。
【0019】
また、この受信機200は、U字状に一方が開放された収容枠202に本体部100が収められた場合に、本体部100に非接触で電力を伝送して本体部100に収容された蓄電池130に充電を行う機能も有している。
【0020】
図4は、実施形態のコンテンツ再生装置の内部構成を示すブロック図である。
【0021】
本体部100は、図4(a)に示すように、その内部に、光ディスクの再生処理を行う再生手段としてのディスク処理部120と、コンテンツデータの無線伝送を行う無線伝送部141と、本体部100の全体的な制御を行う制御手段としてのコントローラ150と、音声合成出力を行う音声出力手段としての音声合成回路144およびスピーカ145と、各部に電源電圧を供給する蓄電池130と、受信機200から非接触で電力を入力する電磁コイル132と、上述したユーザからの操作を入力する頭頂部スイッチ112と、走行駆動を行う自走モータ113と、走行時の方向切り換えを行う方向切換モータ116等を備えている。
【0022】
ディスク処理部120は、光ディスクDを回転させるスピンドル機構122と、ディスク挿入部110に挿入された光ディスクDをスピンドル機構122まで誘導してセットするローディング機構121と、スピンドル機構122により回転される光ディスクDに対してレーザ光を照射してデータを読み出す光ピックアップ125と、光ピックアップ125を光ディスクDの半径方向にスライド移動させるピックアップスライド機構123と、光ピックアップ125により読み出された信号からエラー訂正等を行ってコンテンツデータであるリードデータを生成する信号処理回路126と、これらの各部の統括的な制御を行う制御回路124等を備えている。そして、制御回路124がコントローラ150から各種のコマンドを受けて、光ディスクDの再生処理を開始したり停止したり、また再生処理のモード変更を行ったりするようになっている。
【0023】
無線伝送部141は、ディスク処理部120で再生されたコンテンツデータを、無線伝送用のデータ形式に変換するとともに、このデータ信号を変調し且つ搬送波に載せてアンテナAN1へ出力するものである。無線伝送の方式としては、例えば、無線LAN(Local Area Network)の伝送方式などを適用することができる。
【0024】
蓄電池130は、例えば、リチウムイオン二次電池やニッケル水素二次電池などであり、電磁コイル132を介して外部から入力された電力によって充電されるように構成されている。蓄電池130には、充電電圧や充電電流が所定電圧を超えないように制限する保護回路等が設けられている。また、電磁コイル132は、本体部100が受信機200の収容枠202に収容されたときに、この収容枠202の壁面に対向するように本体部100の背面側に配置されている。
【0025】
音声合成回路144は、複数種類の音声データを格納し、これら複数種類の音声データをつなぎ合わせる形で音声信号を合成してスピーカ145に出力するものである。音声データとしては、例えば、「再生」、「停止」、「逆送り再生」、「早送り」などの動作モードの内容を表わす音声データと、「したよ」、「だよ」などの接尾語の音声データが含まれる。
【0026】
コントローラ150は、頭頂部スイッチ112から信号を入力したり、自走モータ113や方向切換モータ116のドライブ回路、および音声合成回路144へ信号を出力したりするI/O回路と、ディスク処理部120の制御回路124や無線伝送部141との間でコマンドの送受信を行う送受信回路と、制御データや制御プログラムが格納される不揮発性メモリと、制御プログラムを実行するCPU(中央演算処理装置)と、CPUに作業用のメモリ空間を提供するRAM(Random Access Memory)等を備えている。
【0027】
受信機200は、図4(b)に示すように、その内部に、本体部100から無線伝送された無線信号を受信するアンテナAN2と、その受信処理を行う無線受信部212と、無線受信部212により受信されたコンテンツデータのデコード処理を行うデコーダ214と、デコードされた音声データを音声信号に変換するD/Aコンバータ216と、デコードされた映像データをテレビ出力用の信号に変換するビデオエンコーダ218と、電源を入力して各部に電源電圧を供給する電源回路220と、本体部100側の蓄電池130に対して電磁コイル223,132を介して充電を行う充電回路222等を備えている。
【0028】
電磁コイル223は、例えば、受信機200の収容枠202の壁面内に配置され、本体部100がこの収容枠202に収容された際に、本体部100側の電磁コイル132と受信機200側の電磁コイル223とが電磁結合して、充電回路222から蓄電池130へ電力が送られ、蓄電池130への充電が行われるようになっている。
【0029】
無線受信部212で受信されたコンテンツデータは、デコーダ214とD/Aコンバータ216とビデオエンコーダ218とを介して音声信号や映像信号に変換されて、例えば、図示しないテレビ受像機にAVケーブル205を介して出力されるようになっている。これにより、本体部100で光ディスクDから読み出されたコンテンツデータに基づく音声出力や映像出力がテレビ受像機において行われるようになっている。
【0030】
次に、上記構成のコンテンツ再生装置の動作について説明する。
【0031】
図5は、コントローラ150により実行される制御処理のフローチャート、図6は、頭頂部スイッチ112の操作回数とそれにより移行される動作モードの関係を表わした図表である。
【0032】
この実施形態のコンテンツ再生装置は、本体部100の頭頂部スイッチ112を1回もしくは連続的に複数回軽くたたくことで、そのたたいた回数に応じて光ディスクDの再生処理の動作モードが変更されるようになっている。例えば、図6に示すように、1回たたけば停止に、2回たたけば通常の再生処理に、3回たたけば早送りの再生処理に、4回たたけば早戻し再生処理に、それぞれ処理が移行されるように構成されている。
【0033】
コントローラ150は、図5の制御処理が開始されると、先ず、頭頂部スイッチ112からの信号入力の有無を監視する(ステップS1)。そして、頭頂部スイッチ112の入力が有ったら所定の時間間隔内に連続的な入力がないか回数カウントを行って(ステップS2)、頭頂部スイッチ112からの連続的なスイッチ入力の回数に応じた分岐を行う(ステップS3)。これにより、ユーザが本体部100の頭頂部を何回かたたくことで、その回数に応じて光ディスクの3種類の再生処理、すなわち、通常の再生処理(ステップS7)、早送りの再生処理(ステップS10)、逆送りの再生処理(ステップS13)の何れか、或いは、再生の停止処理(ステップS4)が実行されるようになっている。再生処理が実行されたら、本体部100で再生されたコンテンツデータが受信機200に無線伝送されて、受信機200に接続されたテレビ受像機にその映像と音声が出力されるようになっている。
【0034】
さらに、この実施形態のコンテンツ再生装置では、3種類の再生処理の何れか或いは再生の停止処理がなされたら、これらの処理モードに移行したことを音声出力により表わす音声合成出力処理(ステップS5,S8,S11,S14の何れか)を行う。これにより、例えば、ユーザが本体部100の頭頂部を2回たたいて再生処理が開始されたら本体部100のスピーカ145から「再生だよ」等の音声出力がなされて、ユーザにその操作内容がフィードバックされるようになっている。1回、3回、4回の場合も同様に操作内容を表わす音声出力がなされるようになっている。なお、この音声合成処理において、動作モードを表わす単語に付加される接尾語(例えば「だよ」、「したよ」など)をランダムに変更することで、音声出力パターンがランダムに変化されるように構成しても良い。
【0035】
さらに、このコンテンツ再生装置においては、上記の3種類の再生処理(ステップS7,S10,S13)の何れかを実行したら、それに応じた運動処理(ステップS9,S12,S15)が実行されて本体部100の走行運動が開始されるようになっている。また、再生停止の処理(ステップS4)がなされた場合には、上記の走行運動が停止されるようになっている(ステップS6)。
【0036】
図7には、運動モードの種類とその動作内容を表わした図表を示す。
【0037】
本体部100の走行運動は、例えば、図7に示すように、8の字走行を行うモードA、ジグザグ走行を行うモードB、円走行を行うモードCの3種類の組み合わせにより実現される。これら3種類の運動モードA〜Cの運動は、走行ローラ114,114を自走モータ113により駆動するとともに、予め設定された適宜なタイミングで走行ローラ115の向きを方向切換モータ116により左右に切り換えることで実現される。
【0038】
そして、通常の再生処理(ステップS7)に移行した場合には、上記の3種類の運動モードA〜Cを時系列的にランダムに組み合わせて動作させるランダム運動Nを開始させ(ステップS9)、早送りの再生処理(ステップS10)や早戻しの再生処理(ステップS13)に移行した場合には、上記のように3種類の運動モードA〜Cを時系列的にランダムに組み合わせて動作させるランダム運動Sやランダム運動Rを開始させる(ステップS12,S14)。
【0039】
これらのランダム運動N,S,Rは、例えば、上記の運動モードA〜Cの組み合わせ方に一定の法則を付加しつつ、擬似乱数を用いてランダムに組み合わせることで、ランダムでありながらも、それぞれ全体として一定の動作の特徴が表れるように構成しても良い。
【0040】
そして、上記のような運動処理(ステップS9,S12,S14)や運動停止処理(ステップS6)がなされたら、一連の制御処理を終了して、再び、ステップS1の処理からこの制御処理を再開するようになっている。
【0041】
以上のように、この実施形態のコンテンツ再生装置によれば、コンテンツの再生に関連させて愛玩キャラクタと遊んでいる感覚をユーザに付与することが出来るとともに、愛玩キャラクタと遊ぶような感覚でコンテンツ再生の操作を行うことが出来る。また、ユーザは本体部100の頭頂部を連続的にたたく回数でコンテンツ再生に関する動作モードが切り換わり、操作後には音声出力により操作内容がユーザにフィードバックされるので、ユーザにとって分かりやすい操作が実現される。
【0042】
また、本体部100の運動は、複数種類の運動モードを種々の態様で時系列的に組み合わせて発生させるので、簡単な組み合わせ処理によって多様なパターンの動作を実現することができ、それにより、飽きのこない動作をユーザに提供することができる。
【0043】
なお、本発明は、上記実施の形態に限られるものではなく、様々な変更が可能である。例えば、上記実施形態では、コンテンツデータを格納する記憶媒体として光ディスクを例示したが、例えば、フラッシュメモリなどの記憶媒体にコンテンツデータを格納してそれを再生する装置としても良い。また、再生するのが音声データのみであれば、無線伝送手段を省略して、本体部100のみで音声データの再生および出力を行う構成としても良い。また、光ディスクを投入する手段としてオープンリッド型の構成を適用しても良い。
【0044】
また、動作手段として、本体部100を走行させる手段を例示したが、手や尻尾を動かすような構成を付加しても良い。また、走行する手段をなくして本体部100の位置が固定される構成とすることで、無線伝送手段を省いて本体部100をテレビ受像機にケーブル接続する構成とすることもできる。
【0045】
その他、本体部100のキャラクタの形状、コンテンツ再生に関する動作モードの数や種類、頭頂部スイッチの操作回数と動作モードの対応関係、運動モードの数や種類など、実施の形態で示した細部等は発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
【図面の簡単な説明】
【0046】
【図1】本発明の実施形態のコンテンツ再生装置の全体構成の外観を示す斜視図である。
【図2】本体部に設けられた頭頂部スイッチの構成を示す斜視図である。
【図3】本体部の底面部に設けられた走行ローラの構成を示す底面図である。
【図4】コンテンツ再生装置の内部構成を示すブロック図である。
【図5】コントローラにより実行される制御処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図6】スイッチの操作回数とそれにより移行される動作モードの関係を示す図表である。
【図7】運動モードの種類とその動作内容を示した図表である。
【符号の説明】
【0047】
100 本体部
110 ディスク挿入部(ディスク投入手段)
112 頭頂部スイッチ
114,115 走行ローラ
113 自走モータ
116 方向切換モータ
120 ディスク処理部
130 蓄電池
141 無線伝送部
144 音声合成回路
145 スピーカ
150 コントローラ
200 受信機
212 無線受信部
214 デコーダ
216 D/Aコンバータ
218 ビデオエンコーダ
220 電源回路
222 充電回路

【特許請求の範囲】
【請求項1】
キャラクタ形状をした本体部と、
映像又は音声のコンテンツデータを格納した記憶媒体からデータを読み出してコンテンツの再生を行う再生手段と、
前記本体部の頭頂部に設けられ押されたことを検出する検出スイッチと、
前記本体部を走行させることおよび/または前記本体部の形態を変化させることの可能な運動手段と、
音声合成出力を行う音声出力手段と、
各部の制御を行う制御手段とを備え、
前記制御手段は、
前記検出スイッチが連続的に押された回数に応じて前記コンテンツの再生に関する動作モードを変化させるとともに、この動作モードに対応した内容の音声出力を前記音声出力手段により行わせ、
さらに、コンテンツの再生モード中に前記運動手段により前記本体部の運動を発生させることを特徴とするコンテンツ再生装置。
【請求項2】
光ディスクが投入可能なディスク投入手段を有し、
前記再生手段は、
前記投入手段に投入された光ディスクからコンテンツ再生を行う構成であることを特徴とする請求項1記載のコンテンツ再生装置。
【請求項3】
前記制御手段は、
前記検出スイッチが連続的に押された回数に応じて再生、停止、早送り、早戻しの各動作モードに変化させることを特徴とする請求項1又は2記載のコンテンツ再生装置。
【請求項4】
前記運動手段は、
複数種類の動作を行わせる複数の動作モードを有し、
前記制御手段は、
前記複数の動作モードを時系列的に組み合わせて発生させることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のコンテンツ再生装置。
【請求項5】
前記コンテンツデータの再生データ又は再生信号を無線伝送する伝送手段と、
前記本体部とは別体に設けられ前記伝送手段から無線伝送された再生データ又は再生信号を受信して再生装置へ再生信号を出力する受信機と、
を備えていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のコンテンツ再生装置。
【請求項6】
キャラクタ形状をした本体部と、
光ディスクが投入可能なディスク投入手段と、
該ディスク投入手段に投入された光ディスクから映像又は音声のコンテンツデータを読み出してコンテンツの再生を行う再生手段と、
前記本体部の頭頂部に設けられ押されたことを検出する検出スイッチと、
前記本体部を走行させることおよび/または前記本体部の形態を変化させることにより複数種類の動作を行わせる複数の動作モードを発生可能な運動手段と、
音声合成出力を行う音声出力手段と、
各部の制御を行う制御手段とを備え、
前記制御手段は、
前記検出スイッチが連続的に押された回数に応じて、前記コンテンツに再生に関する動作モードを再生、停止、早送り、早戻しの各動作モードに変化させるとともに、これらの動作モードに対応した内容の音声出力を前記音声出力手段に行わせ、
さらに、コンテンツの再生モード中に前記運動手段により前記複数の動作モードを時系列的に組み合わせて発生させ、前記本体部を運動させることを特徴とするコンテンツ再生装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2009−54201(P2009−54201A)
【公開日】平成21年3月12日(2009.3.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−217289(P2007−217289)
【出願日】平成19年8月23日(2007.8.23)
【出願人】(000201113)船井電機株式会社 (7,855)
【Fターム(参考)】