説明

コンバイン

【課題】コンバインのエンジン冷却効率を高める。
【解決手段】機体フレーム(1)の上側に搭載したエンジン(2)の外側にサブラジエータ(5)を設け、サブラジエータ(5)の外側に第二濾過体(59a)を設け、エンジン(2)の前側にはサブラジエータ(5)よりも機体内側に偏倚させてメインラジエータ(3)を設け、メインラジエータ(3)の外側に第一濾過体(58a)を設け、メインラジエータ(3)の内側にメイン冷却ファン(19)を設け、サブラジエータ(5)の内側にはサブ冷却ファン(20)を設け、エンジン(2)の左右両側に突出させた回転駆動力を出力するクランク軸(21)の機体外側の端部からサブ冷却ファン(20)を駆動し、クランク軸(21)の機体内側の端部からエンジン(2)を迂回してメイン冷却ファン(19)を駆動する駆動経路を設ける。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンバインに関する。
【背景技術】
【0002】
従来コンバインは、特許文献1に示すように、機体メインフレームの上部に脱穀装置を搭載し、この脱穀装置の側方に操縦席とエンジンを設け、走行装置で圃場を走行しながら、機体前方に設けた刈取装置で穀稈を刈取って搬送し、脱穀装置に穀稈を供給して脱穀する。刈取収穫作業中は略常時脱穀装置に穀稈が供給されており、この脱穀処理に必要な駆動力を発生させるエンジンは高負荷状態で稼動される。従って、ラジエータによりエンジンの過昇温を防止している。
【0003】
また、刈取収穫作業中は、刈取装置の刈取搬送中の穀稈から発生した藁屑や砂埃などの塵埃が、走行風で後方へ巻き上がる。そのため、エンジンルームの外側に防塵網を設けて、この防塵網の内側にラジエータを設けることで、塵埃によるラジエータの目詰まりを防止している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特願2003−419741号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、エンジンの冷却効率を向上しながらも、塵埃による冷却能力の低下を招く虞のないコンバインを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記本発明の課題は、次の技術手段により解決される。
請求項1に記載の発明は、機体フレーム(1)の下側に走行装置(40)を設け、機体フレーム(1)の前側には刈取装置(42)を設け、機体フレーム(1)の上側にエンジン(2)を搭載し、該エンジン(2)の外側にサブラジエータ(5)を設け、該サブラジエータ(5)の外側に第二濾過体(59a)を設け、エンジン(2)の前側には前記サブラジエータ(5)よりも機体内側に偏倚させてメインラジエータ(3)を設け、該メインラジエータ(3)の外側に第一濾過体(58a)を設け、前記メインラジエータ(3)の内側にメイン冷却ファン(19)を設け、前記サブラジエータ(5)の内側にはサブ冷却ファン(20)を設け、前記エンジン(2)の左右両側に突出させた回転駆動力を出力するクランク軸(21)の機体外側の端部から前記サブ冷却ファン(20)を駆動し、クランク軸(21)の機体内側の端部からエンジン(2)を迂回してメイン冷却ファン(19)を駆動する駆動経路を設けたことを特徴とするコンバインとした。
【0007】
請求項2に記載の発明は、機体側面視におけるサブラジエータ(5)の投影面積よりも、機体側面視におけるメインラジエータ(3)の投影面積を大きく設定したことを特徴とする請求項1記載のコンバインとした。
【0008】
請求項3に記載の発明は、前記サブ冷却ファン(20)の回転軸心位置を、前記メイン冷却ファン(19)の回転軸心位置よりも高い位置に配置したことを特徴とする請求項1又は2記載のコンバインとした。
【0009】
請求項4に記載の発明は、前記サブラジエータ(5)を機体フレーム(1)の外端部よりも左右方向外側に配置したことを特徴とする請求項1又は2又は3記載のコンバインとした。
【0010】
請求項5に記載の発明は、前記サブラジエータ(5)及びサブ冷却ファン(20)を機体フレーム(1)上に設けたラジエータ支持台(4)に一体的に取り付け、該ラジエータ支持台(4)を機体フレーム(1)に対して着脱可能な構成としたことを特徴とする請求項1から4いずれか一項に記載のコンバインとした。
【0011】
請求項6に記載の発明は、前記ラジエータ支持台(4)をエンジン(2)の後方の部位に配置したことを特徴とする請求項5記載のコンバインとした。
【発明の効果】
【0012】
請求項1記載の発明によると、メインラジエータ(3)及びサブラジエータ(5)によって冷却水の冷却を行うので、冷却効率が向上するとともに、エンジン(2)から駆動力を出力するクランク軸(21)の機体内側端部からエンジン(2)を迂回してメイン冷却ファン(19)を駆動する駆動経路を設け、メインラジエータ(3)をサブラジエータ(5)よりも機体内側に偏倚させて配置したので、刈取装置(42)から発生し、浮遊しながら後方へ流れる塵埃や藁屑がメインラジエータ(3)の外側に設けた第一濾過体(58a)に付着し難く、第一濾過体(58a)に塵埃等が付着することによるメイン冷却ファン(19)の吸気風量の低下を防止して、メインラジエータ(3)の冷却効率を維持することができる。
【0013】
請求項2記載の発明によると、上記請求項1記載の発明による効果に加え、機体側面視においてサブラジエータ(5)の投影面積よりもメインラジエータ(3)の投影面積を大きく設定したので、エンジン(2)よりも前方に配置されることで、このエンジン(2)の熱の影響を受けにくいメインラジエータ(3)により、冷却水を効率的に冷却することができ、更に効果的にエンジン(2)を冷却することができる。
【0014】
請求項3記載の発明によると、上記請求項1又は2記載の発明による効果に加え、サブ冷却ファン(20)の回転軸心位置を、前記メイン冷却ファン(19)の回転軸心位置よりも高い位置に設定したので、比較的塵埃の少ない高い位置でサブ冷却ファン(20)の冷却風導入を行い、第二濾過体(59a)に付着する塵埃によるサブラジエータ(5)の冷却効率の低下を防ぐことができ、エンジン(2)の冷却効率を更に高めることができる。
【0015】
請求項4記載の発明によると、上記請求項1又は2又は3記載の発明による効果に加え、サブラジエータ(5)を機体フレーム(1)の外端部よりも左右方向外側に配置したので、メンテナンス作業時に冷却水の排水を行うにあたって、冷却水が機体フレーム(1)にかからず、能率的に排水作業を行うことができ、メンテナンス作業の能率が向上する。
【0016】
請求項5記載の発明によると、請求項1から4いずれか一項に記載の発明による効果に加え、ラジエータ支持台(4)を取り外すことによって、エンジン(2)の側方を開放することができ、エンジン(2)のメンテナンス作業の能率が向上する。
【0017】
請求項6記載の発明によると、上記請求項5記載の発明の効果に加え、ラジエータ支持台(4)を機体フレーム(1)に取付けたまま、エンジン(2)機体前方部位のメンテナンスを行うことができ、メンテナンス作業の能率がより一層向上する。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】ラジエータの側面図である。
【図2】ラジエータとエンジンの平面図である。
【図3】ラジエータの平面図である。
【図4】動力伝動線図である。
【図5】コンバインの側面図である。
【図6】コンバインの平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明の実施形態を図面に示す実施例を参照しながら説明する。
図6及び図7に示すように、本発明を実施するコンバインは、機体フレ−ム1の下側に走行装置40を設け、機体フレーム1の上側に脱穀装置41を設け、脱穀装置41の前側に刈取装置42を設け、脱穀装置41の右側に該脱穀装置41で脱穀された穀物を貯留するグレンタンク43を設け、グレンタンク43の前側にレバー形状の変速操作具等を備えた操縦部44を設け、グレンタンク43の後側には穀物を外部へ排出する排出装置45を設けて構成する。
【0020】
グレンタンク43の前側下部には機体フレーム1上にエンジン2を搭載している。
図2は、機体の平面図で右側が機体前方となり、図に示す如く、エンジン2の前方位置の操縦部44下部にメインラジエータ3を搭載し、エンジン2の外側方部位の、エンジン2の前後方向中央よりも後方に偏倚した位置にラジエータ支持台4をボルトとナットで着脱可能に機体フレーム1に取り付け、このラジエータ支持台4にサブラジエータ5を取り付ける。メインラジエータ3の外側方はラジエータカバー58で覆い、サブラジエータ5の外側方は原動室カバー59で覆っている。ラジエータカバー58には第一濾過体58a、原動室カバー59には第二濾過体59aを設けている。
【0021】
メインラジエータ3の側方投影面積をサブラジエータ5のそれよりも大きくしている。エンジン2が発生させる熱の影響が少ないメインラジエータ3によって効果的に冷却し、エンジン2の側方に設けたサブラジエータ5で更に冷却効果を高めることができる。
【0022】
メインラジエータ3の上部流入口3uとサブラジエータ5の上部流入口5uは、略同じ高さに位置し、低い位置のエンジン2側の冷媒流出口35から第一流出パイプ11と上合流管8と経て前後に分流して、直線的に上り傾斜した第二流出パイプ12で上部流入口3uに繋ぎ、同じく直線的に上り傾斜した第三流出パイプ13で上部流入口5uに繋いでいる。この構成で、気泡がメインラジエータ3とサブラジエータ5の内部で冷媒の流れを妨げることが無い。
【0023】
また、メインラジエータ3の下部流出口3dは、第一流入パイプ14で下合流管9に繋ぎ、サブラジエータ5の下部流出口5dは第二流入パイプ15で下合流管9に繋ぎ、下合流管9で合流して第三流入パイプ16でエンジン2側の冷媒流入口36に繋いでいる。下合流管9は、図1の実施例では 第一流入パイプ14と第二流入パイプ15の傾斜部分に下合流管9を設けているので気泡が溜まることが無いが、別実施例として、機体フレーム1の外側で配管の最下に位置して下合流管9を設け、この下合流管9にドレンコック10を設けて受皿へ冷媒を完全に抜くようにすることが出来る。
【0024】
なお、上合流管8と下合流管9は、エンジン2の近くに配置することで、配管を短くして、メインラジエータ3とサブラジエータ5に冷媒が分配されて効率的に冷却する。
エンジン2の前側側面には、油圧ポンプ6やスタータ17を装着しているが、メインラジエータ3がエンジン2よりも前側に位置しているためにメンテナンスの作業を行い易い。
【0025】
エンジン2の上部に設けるエアークリナー18での吸引エアーは、エアー吸引ホース7でサブラジエータ5の背面側に導いている。このサブラジエータ5の背面側のタービン29やオルタネータ30のメンテナンスを行う際には、ラジエータ支持台4ごと機体フレーム1から取り外して作業を行う。その際にサブ吸引ファン20の駆動プーリやテンションプーリをラジエータ支持台4に取り付けて、伝動ベルトを外すだけでラジエータ支持台4とともにサブラジエータ5を取り外せる。
【0026】
メインラジエータ3は機体フレーム1の最外側位置よりも内側に設け、サブラジエータ5は機体フレーム1の外側に設けている。したがって、原動部の整備作業において、各冷媒配管と、各冷媒配管で接続されたメインラジエータ3及びサブラジエータ5の冷媒を、サブラジエータ5近傍に設けた下合流管9のドレンコック10より排出する際に、機体フレーム1が邪魔にならず容易に冷媒排出を行うことができる。
【0027】
メインラジエータ3の内側には、メイン吸引ファン19とメイン除塵ファン38を設けている。またサブラジエータ5の内側には、サブ吸引ファン20を設けている。
図4に基づき、メイン吸引ファン19、メイン除塵ファン38及びサブ吸引ファンの伝動構成について説明する。
【0028】
メインラジエータ3の内側にはメイン冷却ファン19とメイン除塵ファン38を設けている。メイン除塵ファン38の除塵用回転軸38aを図示せぬフレームに固定した筒体57に軸受けし、中空軸である除塵用回転軸38aの内部にメイン冷却ファン19の冷却用回転軸19aを軸受けしている。除塵用回転軸38a及び冷却用回転軸19aの端部のプーリ38b,19bにはエンジン2からの回転駆動力を入力する。
【0029】
エンジン2のクランク軸21の回転をメイン吸引ファン19に伝動するため、エンジン11のクランク軸21と一体で回転するプーリ21aと、プーリ21aに対向する位置に設けられた中間軸25に軸支され中間軸25と一体となって回転するプーリ25aと、中間軸25に軸支され中間軸25と一体となって回転するプーリ25cに対向する位置に設けられたラジエータ用回転軸19aに軸支され冷却用回転軸19aと一体となって回転するプーリ19bには、それぞれベルト23,46がベルト掛け回されている。
【0030】
エンジン2のクランク軸21の回転をメイン除塵ファン38に伝動するため、エンジン2のクランク軸21に軸支されクランク軸21と一体となって回転するプーリ21aと、プーリ21aに対向する位置に設けられた中間軸25に軸支され中間軸25と一体となって回転するプーリ25aと、中間軸25に軸支され中間軸25と一体となって回転するプーリ25bと、プーリ25bに対向する位置に設けられたギアボックス27の中間軸26に軸支され中間軸26と一体となって回転するプーリ27aと、ギアボックス27の中間軸28に軸支され中間軸28と一体となって回転するプーリ27bに対向する位置に設けられた排塵用回転軸38aに軸支され排塵用回転軸38aと一体となって回転するプーリ38bには、それぞれベルト23,39,48がベルト掛け回されている。
【0031】
ギアボックス27は、入力側の中間軸26に軸支された27aと出力側の中間軸28に軸支されたギヤ27bとが噛合い、例えば、入力側のプーリ26aが時計方向に回転する場合、出力側のプーリ28aは反時計方向に回転する。
【0032】
この構成によって、エンジン2のクランク軸21の回転はプーリ38bとメイン除塵ファン38が一体の排塵用回転軸38aに、クランク軸21とは反対の回転方向で伝達され、メイン除塵ファン38が回転駆動される。
【0033】
メイン冷却ファン19の伝動経路中のベルト48には冷却用クラッチ47を、メイン除塵ファン38の伝動経路中のベルト46には除塵用クラッチ49を各々設けており、電動モータ(図示省略)の作動によっていずれか一方のクラッチが択一的に接続される構成としている。
【0034】
これらの構成により、メイン冷却ファン19を駆動して、第一濾過体58aから外気を導入し、メインラジエータ3を冷却するとともに、メイン除塵ファン38を駆動する状態に切換えて、第一濾過体58aの内側から外側に送風して第一濾過体58aの外面に付着する塵埃を除去することができ、メインラジエータ3の冷却効率を高めることができる。
【0035】
エンジン2のクランク軸21の回転をサブ冷却ファン20に伝動するため、エンジンのクランク軸21のプーリ21aとの反対側端部に、クランク軸21と一体でプーリ21bを設けている。このプーリ21bとウォーターポンプ駆動軸51に一体のプーリ51aとジェネレータ駆動軸53に一体のプーリ53aとにベルト55を掛けまわし、ウォーターポンプ駆動軸51と一体のプーリ51bと、サブ冷却ファン20の駆動軸54端部に設けたプーリ54aとの間にベルト56を掛け回している。
【0036】
冷却用クラッチ47及び除塵用クラッチ49の切換可能な前記電動モータで行って、例えば、コンバインで、オーガを収納した後に主変速レバーの前進側操作を行ったことを検出すると、3秒間メイン除塵ファン38を駆動したり、収穫作業中には5分間メイン冷却ファン19を駆動した後、3秒間メイン除塵ファン38の駆動を行ったりして第一濾過体58aの外面に付着する塵埃を除去する。
【符号の説明】
【0037】
1 機体フレーム
2 エンジン
3 メインラジエータ
4 ラジエータ支持台
5 サブラジエータ
19 メイン冷却ファン
20 サブ冷却ファン
21 クランク軸
40 走行装置
42 刈取装置
58a 第一濾過体
59a 第二濾過体

【特許請求の範囲】
【請求項1】
機体フレーム(1)の下側に走行装置(40)を設け、機体フレーム(1)の前側には刈取装置(42)を設け、機体フレーム(1)の上側にエンジン(2)を搭載し、該エンジン(2)の外側にサブラジエータ(5)を設け、該サブラジエータ(5)の外側に第二濾過体(59a)を設け、エンジン(2)の前側には前記サブラジエータ(5)よりも機体内側に偏倚させてメインラジエータ(3)を設け、該メインラジエータ(3)の外側に第一濾過体(58a)を設け、前記メインラジエータ(3)の内側にメイン冷却ファン(19)を設け、前記サブラジエータ(5)の内側にはサブ冷却ファン(20)を設け、前記エンジン(2)の左右両側に突出させた回転駆動力を出力するクランク軸(21)の機体外側の端部から前記サブ冷却ファン(20)を駆動し、クランク軸(21)の機体内側の端部からエンジン(2)を迂回してメイン冷却ファン(19)を駆動する駆動経路を設けたことを特徴とするコンバイン。
【請求項2】
機体側面視におけるサブラジエータ(5)の投影面積よりも、機体側面視におけるメインラジエータ(3)の投影面積を大きく設定したことを特徴とする請求項1記載のコンバイン。
【請求項3】
前記サブ冷却ファン(20)の回転軸心位置を、前記メイン冷却ファン(19)の回転軸心位置よりも高い位置に配置したことを特徴とする請求項1又は2記載のコンバイン。
【請求項4】
前記サブラジエータ(5)を機体フレーム(1)の外端部よりも左右方向外側に配置したことを特徴とする請求項1又は2又は3記載のコンバイン。
【請求項5】
前記サブラジエータ(5)及びサブ冷却ファン(20)を機体フレーム(1)上に設けたラジエータ支持台(4)に一体的に取り付け、該ラジエータ支持台(4)を機体フレーム(1)に対して着脱可能な構成としたことを特徴とする請求項1から4いずれか一項に記載のコンバイン。
【請求項6】
前記ラジエータ支持台(4)をエンジン(2)の後方の部位に配置したことを特徴とする請求項5記載のコンバイン。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2012−111392(P2012−111392A)
【公開日】平成24年6月14日(2012.6.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−263044(P2010−263044)
【出願日】平成22年11月26日(2010.11.26)
【出願人】(000000125)井関農機株式会社 (3,813)
【Fターム(参考)】