説明

シフトレバー装置

【課題】比較的安価な費用で、シフトレバー上部のノブに設けられる操作スイッチを車体側と確実に電気的に接続できるシフトレバー装置を提供する。
【解決手段】シフトレバー上部の操作スイッチからの制御信号を車体側へ伝達する一対の配線手段9、9は、それぞれノブ4の骨格部に取付けられる接続端子91を有し、各接続端子91は、一端に相手側の端子と接続可能な接続部93を備え、他端に導線90の端部90aが固着されるフック部95を備え、接続部93およびフック部95の間に、ブラケット50の挿入穴に挿入される挿入部92と、挿入部92の挿入方向の位置を規制する位置規制部94とを備えた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、上部にノブが装着されて回動操作によりシフト位置を切換えるシフトレバーを備えたシフトレバー装置に関する。
【背景技術】
【0002】
この種の従来のシフトレバー装置としては、シフトレバー上部のノブに、オーバードライブ切換えなどの制御信号を車体側に出力する操作スイッチを備えるものがあり、その従来例として特許文献1および特許文献2に開示されたものがある。
【0003】
特許文献1に開示されたシフトレバー装置100は、図8に示すように、車体に固定されるハウジング(図示せず)に設けられ、回転軸101を中心にして回動するシフトレバー102を有している。このシフトレバー102上部のノブ103には、ノブ釦104およびオーバードライブ用操作スイッチ105が取付けられ、この操作スイッチ105は、1組の導線106を介してシフトレバー102側のハーネス109に接続される。各導線106はノブ103の骨格111のガイド溝112に配設されるとともに、骨格111の下端の端子挿入穴108より突出する。シフトレバー102側には、係止部材113に係止された1組のハーネス109が配索されており、このハーネス109に円筒状の雌型端子110が設けられている。
【0004】
この従来例では、シフトレバー102およびノブ103の組立時に、ノブ103側の導線106がシフトレバー102側の雌型端子110に嵌合されるので、導線106およびハーネス109の電気的接続が行なわれる。この状態で運転者がノブ103を把持して操作スイッチ105を押圧操作すると、導線106およびハーネス109を介して車体側へ制御信号が送られるので、変速機でオーバードライブ切換え制御が行なわれる。
【0005】
特許文献2に開示されたシフトレバー装置120は、図9および図10に示すように、車体に固定されるハウジング(図示せず)に設けられ、回転軸(図示せず)を中心にして回動するシフトレバー121を有し、このシフトレバー121上部に、運転者が把持可能なノブ122が装着されるとともに、シフトレバー121下部がカバー123により覆われている。ノブ122には、ノブ釦124およびオーバードライブ用操作スイッチ125が取付けられており、操作スイッチ125は、シフトレバー121に沿って設けられる配線手段126を介して車体側の変速機(図示せず)と電気的に接続される。配線手段126は、ノブ122およびカバー123の内側に配置され、図示を省略したが導電性金属板を細長い形状に打ち抜きした導通板を樹脂にてインサート成形して得られるハーネス部材から構成されている。上記導通板の上端は、ピン状に加工され、コネクタ(図示せず)を介して操作スイッチ125に接続可能である。同様に、上記導通板の下端は、ピン状に加工され、車体側の変速機に延びる配線のコネクタ(図示せず)に接続可能である。
【0006】
この従来例では、シフトレバー121およびノブ122の組立時に、配線手段126をシフトレバー121に沿ってノブ122およびカバー123の内側に設けるとともに、配線手段126の上端をコネクタを介して操作スイッチ125と接続し、配線手段126の下端をコネクタを介して車体側の変速機に延びる配線と接続する。この状態で運転者がノブ122を把持して操作スイッチ125を押圧操作すると、配線手段126を介して車体側へ制御信号が送られるので、変速機でオーバードライブ切換え制御が行なわれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開平8−303561号公報
【特許文献2】特開2009−12624号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、前記特許文献1に記載されているものでは、導線106が突出される端子挿入穴108とガイド溝112を骨格111の下端に設ける必要があるが、導線106が円柱状であり小径であることから、端子挿入穴108の成形用金型(図示せず)の径がかなり細くて耐久性が劣るため、該金型の寿命が短くコストがかさむという問題があった。
【0009】
また、前記特許文献2に記載されているものでは、配線手段126が導通板を樹脂にてインサート成形して得られるハーネス部材から構成されているので、やはりコストがかさむという問題があった。
【0010】
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、比較的安価な費用で、シフトレバー上部のノブに設けられる操作スイッチを車体側と確実に電気的に接続することができるシフトレバー装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
請求項1の発明は、車体に固定されるハウジングに設けられ、回転軸を中心にして回動するシフトレバーと、前記シフトレバーの上部に固着される骨格部を有するノブと、該ノブに設けられ、制御信号を出力可能な操作スイッチと、該操作スイッチから出力される前記制御信号を前記車体側へ伝達する配線手段とを備えたシフトレバー装置であって、該配線手段は、前記骨格部に取付けられる接続端子を有し、該接続端子の一端に、前記シフトレバーの軸方向に延び、相手側の端子と接続可能な接続部を備え、前記接続端子の他端に、前記操作スイッチから前記骨格部に沿って延びる導線の端部が固着されるフック部を備えるとともに、前記接続部および前記フック部の間に、前記骨格部に形成される挿入穴に挿入される挿入部と、該挿入部の位置を規制する位置規制部とを備えたことを特徴とする。
【0012】
請求項2の発明は、請求項1記載のシフトレバー装置であって、前記導線の端部が、該導線の延設方向に対して直角に折曲げられるとともに、前記フック部が、前記導線の端部を包み込むように湾曲され、該導線の端部が前記フック部に溶接にて固着されたことを特徴とする。
【0013】
請求項3の発明は、請求項1記載のシフトレバー装置であって、前記挿入部の断面が、略U字状に形成されたことを特徴とする。
【0014】
請求項4の発明は、請求項1記載のシフトレバー装置であって、前記位置規制部が、前記骨格部に形成される前記挿入穴の端面に当接する挿入規制面と、前記骨格部に設けられる抜止突起の端部に当接する抜止面とを備えたことを特徴とする。
【0015】
請求項5の発明は、請求項4記載のシフトレバー装置であって、前記抜止突起は、前記挿入部の挿入方向に向かって次第に上昇する可撓なテーパー面を備え、前記挿入部を前記骨格部の前記挿入穴に挿入する際に、前記位置規制部が前記テーパー面を摺動することを特徴とする。
【発明の効果】
【0016】
請求項1の発明において、接続端子のフック部に導線の端部を固着することにより、接続端子および導線からなる配線手段を一体化した後、接続端子の挿入部をノブの骨格部に形成される挿入穴に挿入し、挿入部の挿入方向の位置を位置規制部で規制することにより、接続端子をノブ骨格部の所定位置に取付ける。次いで、ノブをシフトレバー上部に装着する際に、接続端子の接続部を相手側の端子と接続する。これにより、配線手段として上記のように導線および接続端子を用いているため、従来のように導通板をインサート成形したハーネス部材を用いる場合と比べて、コスト削減を図ることができるという効果がある。また、接続端子の接続部を相手側の端子と接続することにより、車体側との電気的接続を確実に行なうことができる。さらに、導線と接続端子とは別体であるため、接続端子の寸法を変えることで、種々の仕様にも対応が可能である。
【0017】
請求項2の発明において、導線の端部を該導線の延設方向に対して直角に折曲げることにより、導線の端部を位置規制部および接続部から離隔させることができるため、溶接時に熱影響による位置規制部および接続部の変形を防止できる。また、フック部が導線の端部を包み込むように湾曲されているため、導線の端部をフック部に溶接にて確実に固着することができる。
【0018】
請求項3の発明において、骨格部の挿入穴に挿入される挿入部の断面が略U字状に形成されるため、従来のように円柱状の雄型端子が挿入される挿入穴を備えた場合と比べて、骨格部の挿入穴の断面積を大きく設定することができるので、挿入穴の成形用金型の断面積増加により、金型の耐久性および寿命を向上させることができ、この点からもコスト抑制を図ることができる。
【0019】
請求項4の発明において、接続端子の挿入部をノブの骨格部に形成される挿入穴に挿入する際、位置規制部の挿入規制面が骨格部に形成される挿入穴の端面に当接することにより、挿入部の挿入方向の位置が規制されるので、接続端子をノブの骨格部の所定位置へに位置決めした状態で取付けることができる。また、接続端子をノブの骨格部の所定位置に取付けた状態で、骨格部に設けられる抜止突起の端部に位置規制部の抜止面が当接することにより、接続端子の抜止めを確実に行なうことができる。
【0020】
請求項5の発明において、ノブの骨格部に形成される挿入穴に接続端子の挿入部を挿入する際、該挿入方向に向かって次第に上昇するテーパー面を位置規制部が摺動して次第に上昇するとともに、抜止突起が骨格部側にたわむ。次いで、位置規制部が抜止突起を乗り越えると、抜止突起のたわみ変形が解除されて元の状態に戻るので、位置規制部の抜止面が抜止突起の端部に当接し、接続端子の抜止めが行なわれる。これにより、接続端子を容易にノブの骨格部に取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】本発明の一実施形態を示し、シフトレバー装置の側面図である。
【図2】本発明の一実施形態を示し、シフトレバー装置の分解斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態を示し、ノブの骨格部からカバーを取外した状態を拡大して示す正面図である。
【図4】本発明の一実施形態を示し、図3の矢印IVの方向から見た側面図である。
【図5】本発明の一実施形態を示し、図3の矢印V−V線に沿う断面図である。
【図6】本発明の一実施形態を示し、一方の接続端子の斜視図である。
【図7】本発明の一実施形態を示し、カバーを取外した状態でノブを他の方向から見た斜視図である。
【図8】従来のシフトレバー装置を示す側面図である。
【図9】従来の他のシフトレバー装置を示す側面図である。
【図10】従来の他のシフトレバー装置を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0023】
図1〜図7に示すように、本実施形態のシフトレバー装置1は、車体(図示せず)に固定されるハウジング2に設けられ、回転軸30を中心にして回動するシフトレバー3を備えている。シフトレバー3の上部には、運転者が把持可能なノブ4が固定されるとともに、ノブ4の後述する骨格部5の下部はカバー31により覆われている。
【0024】
ノブ4は、シフトレバー3の上部に装着され、ノブ4の骨格を形成する骨格部5と、骨格部5にモールド成形される外皮部6と、この外皮部6の開口60を覆うように装着されるカバー部7と、骨格部5内に収納される操作部8とから構成されている。
【0025】
操作部8は、巻バネ80により付勢されるノブ釦81、および操作スイッチ82を有し、ノブ釦81およびオーバードライブ等の操作スイッチ82の各先端がカバー部7より外方へ露出している。
【0026】
骨格部5には、操作スイッチ82と車体側の変速機(図示せず)とを電気的に接続する左右一対の配線手段9、9が取付けられている。また、骨格部5には、後述する接続端子91、91が取付けられるブラケット50と、接続端子91、91の抜止めを行なう左右一対の抜止突起51、51とが一体的に形成されている。ブラケット50には、それぞれ断面四角形状に形成され、骨格部5の軸方向(すなわちシフトレバー3の軸方向)に延びる左右一対の挿入穴52、52が設けられている。抜止突起51には、上端側(図4の上側)から下端側(図4の下側)に向かって次第に上昇するテーパー面51aが設けられるとともに、抜止突起51が撓むように骨格5から片持ちの状態で突出されており、接続端子91をブラケット50に取付ける際に、後述する位置規制部94がテーパー面51aを摺動する。そのため、抜止突起15の底面(図4の右側)は切欠部96が形成されている。
【0027】
左右一対の配線手段9、9は、左右対称に形成されるとともに、一端が操作スイッチ82に接続され、骨格部5に沿って延びる導線90と、折曲げ成形された導電性金属板からなり、導線90の他端に接続される接続端子91とから構成されている。
【0028】
導線90は、中間で所定形状に折曲げられるとともに、端部90aが導線90の延設方向に対して直角に折曲げることによりL字状に形成されている。また、導線90の中間部は、骨格部5に形成される挟持部53で挟持される。
【0029】
接続端子91は、断面が略U字状に形成され、ブラケット50の挿入穴52に挿入される挿入部92と、この挿入部92の下端より接続端子91の軸方向に沿って突出し、相手側の雌型端子(図示せず)に嵌合される接続部93と、挿入部92より導線90側に配置され、接続端子91の長手方向に対して直交する方向へ突出する位置規制部94と、この位置規制部94より導線90側に配置され、導線90の下端を固着するフック部95とから一体的に構成されている。フック部95は、導線90の端部90aに溶接にて確実に固定するために、導線90の端部90aを包み込むように湾曲した形状となっている。
【0030】
接続部93は、四角柱状に形成されるとともに、その先端が四角錐状に形成されている。位置規制部94は、それぞれ接続端子91の長手方向に対して直交する方向に延びる挿入規制面94aおよび抜止面94bを有している。ブラケット50に対して接続端子91を組付ける際、位置規制部94が抜止突起51のテーパー面51aを摺動して次第に上昇し、抜止突起51が骨格部5側にたわむ。次いで、位置規制部94が抜止突起51を乗り越えると、抜止突起51のたわみ変形が解除されて元の状態に戻るので、位置規制部94の抜止面94bが抜止突起51の下端に当接することにより、接続端子91の抜止めが行なわれる。また、ブラケット50の上端に位置規制部94の挿入規制面94aが当接することにより、挿入穴52に対する挿入部92と接続部93の組付位置が規制される。
【0031】
上記構成では、配線手段9を組立てる際、導線90の端部90aを接続端子91のフック部95に挿入してアーク溶接等で固着させる。次いで、接続端子91の挿入部92をブラケット50の挿入穴52に挿通して接続部93を突出させるとともに、位置規制部94の抜止面94bを抜止突起51の下端に当接させることにより、接続端子91の抜止めを行なう。次いで、導線90の配索を行なって導線90の中間部を骨格部5の挟持部53で挟持し、次いで、骨格部5に外皮部6をモールド成形する。
【0032】
以上、説明したように、本発明によれば、配線手段9として導線90および接続端子91を備えたので、従来のように導通板をインサート成形したハーネス部材を用いる場合と比べて、コスト削減を図ることができるとともに、接続端子91の接続部93を相手側の端子と接続することにより、車体側との電気的接続を確実に行なうことができる。さらに、導線90と接続端子91とは別体であるため、接続端子91の寸法を変えることで、種々の仕様にも対応が可能である。
【0033】
また、本発明によれば、導線90の端部90aを導線90の延設方向に対して直角に折曲げることにより、導線90の端部90aを位置規制部94および接続部93から離隔させることができるため、溶接時に熱影響による位置規制部94および接続部93の変形を防止できる。さらに、フック部95が導線90の端部90aを包み込むように湾曲されているため、導線90の端部90aをフック部95に溶接にて確実に固着することができる。
【0034】
また、本発明によれば、骨格部5のブラケット50の挿入穴52に挿入される挿入部92の断面が略U字状に形成されるため、従来のように円柱状の雌型端子が挿入される挿入穴を備えた場合と比べて、ブラケット50の挿入穴52の断面積を大きく設定することができ、挿入穴52の成形用金型の断面積増加により、金型の耐久性および寿命を向上させることができ、この点からもコスト削減を図ることができる。
【0035】
また、本発明によれば、接続端子91の挿入部92をブラケット50の挿入穴52に挿入する際、挿入方向に向かって次第に上昇するテーパー面51aを位置規制部94が摺動して次第に上昇するとともに、抜止突起51が骨格部5側にたわみ、次いで、位置規制部94が抜止突起51を乗り越えると、抜止突起51のたわみ変形が解除されて元の状態に戻り、位置規制部94の抜止面94bが抜止突起51の端部に当接するので、接続端子91をノブ4の骨格部5に容易に取付けることができるとともに、接続端子91の抜止めを確実に行なうことできる。また、位置規制部94の挿入規制面94aがブラケット50の挿入穴52の端面に当接することにより、挿入部92の挿入方向の位置が規制されるので、接続端子91をノブ4の骨格部5の所定位置に位置決めした状態で取付けることができる。
【符号の説明】
【0036】
1 シフトレバー装置
2 ハウジング
3 シフトレバー
4 ノブ
5 骨格部
6 外皮部
9 配線手段
30 回転軸
51 抜止突起
51a テーパー面
52 挿入穴
82 操作スイッチ
90 導線
90a 端部
91 接続端子
92 挿入部
93 接続部
94 位置規制部
94a 挿入規制面
94b 抜止面
95 フック部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車体に固定されるハウジングに設けられ、回転軸を中心にして回動するシフトレバーと、該シフトレバーの上部に固着される骨格部を有するノブと、該ノブに設けられ、制御信号を出力可能な操作スイッチと、該操作スイッチから出力される前記制御信号を前記車体側へ伝達する配線手段とを備えたシフトレバー装置であって、
前記配線手段は、前記骨格部に取付けられる接続端子を有し、
この接続端子の一端に、相手側の端子と接続可能な接続部を備え、前記接続端子の他端に、前記操作スイッチから前記骨格部に沿って延びる導線の端部が固着されるフック部を備えるとともに、
前記接続部および前記フック部の間に、前記骨格部に形成される挿入穴に挿入される挿入部と、該挿入部の位置を規制する位置規制部とを備えたことを特徴とするシフトレバー装置。
【請求項2】
請求項2の発明は、請求項1記載のシフトレバー装置であって、
前記導線の端部が、該導線の延設方向に対して直角に折曲げられるとともに、
前記フック部が、前記導線の端部を包み込むように湾曲され、該導線の端部が前記フック部に溶接にて固着されたことを特徴とするシフトレバー装置。
【請求項3】
請求項3の発明は、請求項1記載のシフトレバー装置であって、
前記挿入部の断面が、略U字状に形成されたことを特徴とするシフトレバー装置。
【請求項4】
請求項4の発明は、請求項1記載のシフトレバー装置であって、
前記位置規制部が、前記骨格部に形成される前記挿入穴の端面に当接する挿入規制面と、前記骨格部に設けられる抜止突起の端部に当接する抜止面とを備えたことを特徴とするシフトレバー装置。
【請求項5】
請求項5の発明は、請求項4記載のシフトレバー装置であって、
前記抜止突起は、前記挿入部の挿入方向に向かって次第に上昇する可撓なテーパー面を備え、
前記挿入部を前記骨格部の前記挿入穴に挿入する際に、前記位置規制部が前記テーパー面を摺動することを特徴とするシフトレバー装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2011−230692(P2011−230692A)
【公開日】平成23年11月17日(2011.11.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−103900(P2010−103900)
【出願日】平成22年4月28日(2010.4.28)
【出願人】(000237307)富士機工株式会社 (392)
【Fターム(参考)】