説明

シンクライアントシステム

【課題】
電子ペーパーを利用するシンクライアントシステムにおいて、情報漏洩に対する信頼性を維持しつつ、電子ペーパーに表示されるドキュメント画像を参照する。
【解決手段】
ネットワークを介して接続されたシンクライアントサーバと、クライアント端末とを含むシンクライアントシステムにおいて、ネットワークを介してシンクライアントサーバ及びクライアント端末に接続される、ドキュメント画像を無停電状態で表示保持する表示部と、表示部のドキュメント画像を消去する表示消去部と、を備えた電子ペーパー制御装置を有し、シンクライアントサーバの遠隔制御により表示部へのドキュメント画像の表示および消去を行う。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はシンクライアントシステムに係り、特に、無停電状態でドキュメント画像を表示できる電子ペーパーを用いたシステムにおいて、シンクライアントシステムと連動してドキュメント画像の表示と消去を実行するシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
シンクライアントシステムはシンクライアント端末とシンクライアントサーバで構成される。シンクライアント端末は、シンクライアントサーバを遠隔制御するリモート操作プログラム以外のアプリケーションプログラムやデータを蓄積せず、ハードディスク装置などの記憶装置を持たないため、万一シンクライアント端末を紛失してもアプリケーションプログラムやデータが制限範囲外に流出する危険性がない。
【0003】
ところで、コンピュータシステムで扱われるドキュメントに関しては、そのドキュメント画像をパーソナルコンピュータやシンクライアント端末などのディスプレイに表示したり、或いはドキュメント画像をプリンタで紙媒体に印刷することで、ユーザの閲覧を可能としている。
【0004】
紙媒体以外の媒体としては、特許文献1に開示されているように、パーソナルコンピュータから予め関連付けた複数のデータを複数の電子ペーパーへ無線送信して、各電子ペーパーで画像を表示させる技術が提案されている。また、特許文献2に開示されているように、電子ペーパーに表示保持されているドキュメント画像を簡単な操作で消去する技術が提案されている。
【0005】
【特許文献1】特開2002−91749号公報
【特許文献2】特開2006−39107号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
複数のドキュメントを参照しながら事務処理を行う場合、パーソナルコンピュータやシンクライアントなどのディスプレイでは大きさの制約があり、複数のドキュメントを同時に参照することが十分にできないことがある。複数のドキュメントを同時に参照するためには、通常はプリンタで一時的に紙媒体に印刷しているが、紙媒体に印刷した時点で情報漏洩リスクが発生する。
【0007】
特許文献1で提案されている電子ペーパーを利用したシステムでは、日常的に用いられるパーソナルコンピュータに、電子ペーパーへ画像を送信するための無線送受信部を必要するため、現実的な解決手段とは成り得ない。また、画像を送信した電子ペーパーにおいても紙媒体の場合と同様に情報漏洩リスクが発生することになる。
【0008】
本発明の目的は、シンクライアントシステムにおいて、情報漏洩に対する信頼性を維持しつつ、電子ペーパーを容易に利用してドキュメント画像を参照することができるシステムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係るシンクライアントシステムは、ネットワークを介して接続された、データ処理を行うシンクライアントサーバと、該シンクライアントサーバを遠隔操作することが可能なクライアント端末とを含むシンクライアントシステムにおいて、該ネットワークを介して該シンクライアントサーバ及び該クライアント端末に接続される、ドキュメント画像を無停電状態で表示保持する表示部と、該表示部のドキュメント画像を消去する表示消去部と、を備えた電子ペーパー制御装置を有し、
該シンクライアントサーバの遠隔制御により該表示部へのドキュメント画像の表示および消去を行うことを特徴とするシンクライアントシステムとして構成される。
【0010】
好ましい例では、該シンクライアントサーバに、複数のドキュメント画像を蓄積する表示用メモリを設け、該シンクライアント端末の操作に従って、該シンクライアントサーバは該表示メモリに蓄積されたドキュメント画像を選択し、選択されたドキュメント画像を該電子ペーパー制御装置の表示部に表示する。
【0011】
また、好ましくは、該シンクライアントサーバ、該シンクライアント端末、及び該電子ペーパー制御装置には固有のIPアドレス情報が付与され、該シンクライアントサーバにおいて、該シンクライアント端末のIPアドレス情報を元に接続しているネットワークを識別し、該電子ペーパー制御装置のIPアドレス情報を自動的に検出することを可能とするアドレス管理データベースを設け、該シンクライアント端末と該シンクライアントサーバ間の通信が確立した時に、該シンクライアントサーバの遠隔制御によりドキュメント画像を該電子ペーパー制御装置の表示部に表示する。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、電子ペーパーを利用するシンクライアントシステムにおいて、情報漏洩に対する信頼性を維持しつつ、電子ペーパーに表示されるドキュメント画像を参照することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、図面を参照して本発明の一実施例について説明する。
まず、図5を参照して、このシンクライアントシステムが適用される例を説明する。図5はこの利用者の作業デスクの例である。
利用者の作業デスクには、複数の表示エリア134´から成る電子ペーパー1340が配置され、その上にシンクライアント端末12が置かれる。各表示エリア1〜5は電子ペーパー表示部134(図1)に対応しており、電子ペーパー制御装置13の制御の基にドキュメントを表示することができる。
利用者は、各表示エリア134´で参照したいドキュメントをシンクライアント端末12で指示し、各表示エリアに表示される複数のドキュメントを参照しながら作業を行うことができる。これによって、利用者は複数のドキュメントを同時に参照することができるので、作業が効率的化される。
【0014】
次に、図1を参照して、シンクライアントシステムについて説明する。
シンクライアントシステムは、シンクライアントサーバ10と、シンクライアント端末12と、電子ペーパー制御装置13が、ネットワーク11を介して接続して構成される。
シンクライアントサーバ10は、OS104、CPU105、メモリ106、記憶装置107、表示用メモリ108、アプリケーションプログラム(AP)102、リモコンSV101、及びアドレス管理DB103を有して構成される。表示用メモリ108は電子ペーパー制御装置13の表示部134に表示する画像データを格納する。なお、ここで、表示用メモリ108は、1つのブロックとして表わしているが、実際は記憶装置107の一部の領域を使用してもよい。
【0015】
アドレス管理DB103は、クライアント端末12や電子ペーパー制御装置13のIPアドレスを探索するためのデータベースである。利用者が在席する場所にはユニークなデスクナンバーが割り当てられており、アドレス管理DBは、デスクナンバーと電子ペーパー制御装置13のIPアドレスを対応付けて格納している。
シンクライアント端末12は、例えばPC(パーソナルコンピュータ)であり、OS122、CPU123、メモリ124、ディスプレイ125、マウスやキーボード等の入力部126、及びリモコンCL121を有して構成される。
【0016】
シンクライアント端末12において、利用者がドキュメントを印刷する時と同様に、電子ペーパー表示部134に表示したいドキュメントを指示すると、シンクライアントサーバ10ではCPU105でAP102を実行して、イメージデータを作成し、表示用メモリ108に格納する。
【0017】
電子ペーパー制御装置13は、リモコンCL131と、表示消去部132と、CPU133と、OS135と、電子ペーパー表示部134を備えて構成される。電子ペーパー制御装置13は外部記憶装置を持たず、シンクライアントサーバ10の表示用メモリ108に、表示すべきドキュメントが格納される。この電子ペーパー制御装置13の構成ユニットはデスクの中に実装され、電子ペーパー表示部134がデスクの表面に現れている。
【0018】
電子ペーパー制御装置13は、シンクライアントサーバ10との通信が確立されて機能する。通信が確立した状態において、電子ペーパー制御装置13に表示させる情報は、シンクライアントサーバ10のリモコンSV101が表示出力情報140として電子ペーパー制御装置13に送信する。電子ペーパー制御装置13のリモコンCL131は、これを受け取り、電子ペーパー制御装置13の入力情報としてOS135に渡す。OS135はこれを受け取り、ドキュメントイメージを復元する処理を実行し、電子ペーパー表示部134に表示する。
【0019】
電子ペーパー制御装置13は、シンクライアントサーバ10との通信が確立している状態では、リモコンCL131とリモコンSV101は常に情報のやり取り(14)をしている。リモコンCL131は、リモコンSVとの通信が途絶えた場合に表示消去132に通知し、表示消去132は電子ペーパー表示部134に表示されている情報を消去する機能をもつ。
【0020】
ネットワーク11は、例えば、インターネットや有線LANや無線LANなどであり、IPアドレスにより相手を特定できるネットワークである。この例では、シンクライアントサーバ10のIPアドレス(AD1)として、“192.168.1.1”が付与され、シンクライアント端末12のIPアドレス(AD2)として、“192.168.1.2”が付与され、電子ペーパー制御装置13のIPアドレス(AD3)として、“192.168.1.3”が付与される。
【0021】
このシステムの例では、シンクライアント端末12は、外部記憶装置を持たない為、アプリケーションプログラムの実行はできない。しかし、個人情報などのデータを記憶することができないため、端末12を紛失した時などの情報漏洩の心配が無い。
【0022】
シンクライアントシステムは、シンクライアントサーバ10とシンクライアント端末12間の通信が確立されて機能する。通信の確立は、接続待ち状態にあるシンクライアントサーバ10のリモコンSV101に、シンクライアント端末12のリモコンCL121が通信開始要求を出すことによりリモコン間での通信が確立する。通信開始要求を送信するIPアドレスには、メモリ124内に予め保持されているシンクライアントサーバのIPアドレス(AD1:“192.168.1.1”)を利用する。
【0023】
これにより、シンクライアント端末12を特定せずに、個人毎に自分のシンクライアントサーバ10に接続できるようになる。リモコンCL121から最初に通信開始要求が来ると、リモコンCL121から送られてくるIPアドレス((AD2:“192.168.1.2”))を記憶装置107の端末IPアドレス格納領域に格納する。その後は格納されたIPアドレスに対して通信を行う。また、通信の終了時には、端末IPアドレス格納領域に保持されていたIPアドレスを消去する。
【0024】
シンクライアントサーバとシンクライアント端末間の通信が確立された状態では、シンクライアントシステムは次のように動作する。
即ち、シンクライアント端末12の入力操作は、リモコンCL121からシンクライアントサーバ10に入力情報として送信される。シンクライアントサーバ10のリモコンSV101は、これを受け取り、シンクライアントサーバ10への入力情報としてOS104に渡す。OS104はリモコンSV101からの入力情報に応じた処理を実行し、これらの処理結果である画面情報等が、リモコンSV101から出力情報としてシンクライアント端末12に送信される。リモコンCL121はこれを受信し、OS122の処理によりディスプレイ125に出力する。
【0025】
ここで、特徴的なことは、シンクライアントサーバ10は入出力装置を省略した構成であること、およびシンクライアント端末12には、入出力装置のみを持たせ、これらをリモート接続する構成としたことにある。この構成によるシンクライアントサーバ10を、セキュリティが確保されたエリアに設置することにより、シンクライアント端末12を紛失した場合でも、情報の漏洩を防止することができる。
【0026】
次に図3を参照して、電子ペーパー制御装置とシンクライアントサーバの通信確立のシーケンス動作について説明する。
利用者がシンクライアントシステムを利用する時、まず、シンクライアント端末12から認証情報(例えばパスワード)を入力する(S251)。認証情報はシンクライアントサーバ10に送信され(S251)、シンクライアントサーバ10で受信した認証情報を基にユーザ認証を行う(S253)。認証の結果、利用者本人が確認できると、シンクライアント端末12のIPアドレスを保存する。即ち、端末IPアドレスをメモリ106に格納する(S254)。シンクライアントサーバ10は、保存されたIPアドレスに対して、画面情報などの出力情報を送信する(S255)。
【0027】
シンクライアント端末12では、受信した出力情報を基にディスプレイ125に画面を表示する(S256)。次に、利用者は自身が在席しているデスクナンバーを入力する。入力されたデスクナンバーはシンクライアントサーバ10へ送信される(S258)。
シンクライアントサーバ10は、受信したデスクナンバー情報を基に、アドレス管理DB103に対して、電子ペーパー制御装置のIPアドレスを問い合わせる(S259)。アドレス管理DB103は、そのデスクナンバー情報に関連付けられた、電子ペーパー制御装置13のIPアドレスを応答する(S260)。
【0028】
シンクライアントサーバ10は、取得した電子ペーパー制御装置13のIPアドレスを保存する(S261)。そして、シンクライアントサーバ10は、当該IPアドレスの電子ペーパー制御装置13に対して、表示出力情報を送信する(S262)。電子ペーパー制御装置13は、受信した表示出力情報を基にテキストドキュメント等の情報を電子ペーパー表示部134に表示する。
以上のシーケンスの動作により、シンクライアント端末12とシンクライアントサーバ10と電子ペーパー制御装置13間の通信が確立する(S264)。
【0029】
所望の作業が終了した後、シンクライアント端末12において利用者が終了操作を行うと(S265)、切断要求がシンクライアント端末12からシンクライアントサーバ10へ送信される(S266)。シンクライアントサーバ10は、シンクライアント端末12に表示されている情報を消去するため、出力情報をシンクライアント端末12へ送信する(S267)。そしてシンクライアント端末12は、表示情報を消去する(S268)。またシンクライアントサーバ10は、保存していたシンクライアント端末12のIPアドレスを消去する(S269)。
【0030】
次に、シンクライアントサーバ10は電子ペーパー制御装置13の電子ペーパー表示部134に表示されている情報を消去するため、表示出力情報を電子ペーパー制御装置13へ送信する(S270)。電子ペーパー制御装置13は表示出力情報を受信し、電子ペーパー制御装置13の電子ペーパー表示部134に表示された情報を消去する(S271)。最後に、シンクライアントサーバ10は、保存していた電子ペーパー制御装置のIPアドレスを消去して(S272)、一連の処理を終了する。
【0031】
本実施例では、利用者がシンクライアント端末12で入力したデスクナンバーを送信することにより、シンクライアントサーバ10で、電子ペーパー制御装置13のIPアドレスの確認を行っている。しかし、ネットワーク機器によっては、シンクライアント端末12のIPアドレス情報からシンクライアント端末12が接続されているネットワーク機器の接続ポートを特定することが可能である。シンクライアント端末12を接続することができるポートと電子ペーパー制御装置13の接続ポートを予め関連付けておくことで、シンクライアント端末12の接続ポートを特定することにより、電子ペーパー制御装置13のIPアドレスを自動的に特定することが可能である。
【0032】
図2は、利用者の操作に伴う電子ペーパー制御装置13の表示制御動作のシーケンスを示す。
シンクライアント端末12とシンクライアントサーバ10と電子ペーパー制御装置13の通信が確立している状態において、利用者はドキュメント作成の作業を行うものとする。
【0033】
複数のドキュメントを参照しながらドキュメントを作成したい場合、利用者は参照したいドキュメントを次のように指定する。入力部操作により(S204)、ドキュメント選択を行う(S208)。次に、複数の表示部134の何れに表示するかについて、表示エリアを選択指定し(S209)、表示指示を行う(S210)。これらの操作はシンクライアント端末12において、入力部126を操作することで行われる(S204)。入力情報はシンクライアント端末12からシンクライアントサーバ10へ送信される(S205)。
【0034】
シンクライアントサーバ10は、入力情報を受信して処理することで、利用者が入力操作表示で指示した内容を確認することができる(S207)。シンクライアントサーバ10は、指示されたドキュメントのイメージデータを作成して(S211)、その表示出力情報を電子ペーパー制御装置13へ送信する(S212)。電子ペーパー制御装置13は、受信した表示出力情報を基に、選択された表示部134にイメージデータを表示する(S213)。
なお、ここで、複数の表示エリア134´に表示する場合には、S204〜S213の動作が、複数の表示エリア134´にそれぞれ対応して複数回行われることになる。
【0035】
図4は、シンクライアント端末12において、利用者が電子パーパーで参照したいドキュメントを指示するための、ディスプレイ125の画面の表示例である。
この画面30には、イメージ作成日、作成元ファイル名、作成ページ、イメージ更新日等の表示項目により構成される。この画面30は、電子ペーパー1340の表示エリア134´対応に形成される。即ち、図5の5つの表示エリア134´ごとに、その対応する画面30によって表示項目を選択することができる。図示の例では、例えば表示エリア1に表示する表示項目として「設計仕様書.abc」301が選択されたことを示している。
このように、クライアント端末12から、電子ペーパー表示部134毎に管理が可能であり、表示したいイメージを選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】一実施例によるシンクライアントシステムのブロック図。
【図2】電子ペーパー制御装置の表示制御動作のシーケンスを示す図。
【図3】一実施例におけるシンクライアントシステムの通信確立のシーケンスを示す図。
【図4】電子ペーパー制御装置に表示するドキュメントを指示する画面の表示例を示す図。
【図5】利用者の作業デスクの一例を示す図。
【符号の説明】
【0037】
10:シンクライアントサーバ、 11:ネットワーク、 12:シンクライアント端末、 13:電子ペーパー制御装置、
1340:電子ペーパー、 134:電子ペーパー表示部、 124:ディスプレイ、 126:入力部。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ネットワークを介して接続された、データ処理を行うシンクライアントサーバと、該シンクライアントサーバを遠隔操作することが可能なクライアント端末とを含むシンクライアントシステムにおいて、
該ネットワークを介して該シンクライアントサーバ及び該クライアント端末に接続される、ドキュメント画像を無停電状態で表示保持する表示部と、該表示部のドキュメント画像を消去する表示消去部と、を備えた電子ペーパー制御装置を有し、
該シンクライアントサーバの遠隔制御により該表示部へのドキュメント画像の表示および消去を行うことを特徴とするシンクライアントシステム。
【請求項2】
該シンクライアントサーバに、複数のドキュメント画像を蓄積する表示用メモリを設け、
該シンクライアント端末の操作に従って、該シンクライアントサーバは該表示メモリに蓄積されたドキュメント画像を選択し、選択されたドキュメント画像を該電子ペーパー制御装置の表示部に表示することを特徴とする請求項1のシンクライアントシステム。
【請求項3】
該シンクライアントサーバ、該シンクライアント端末、及び該電子ペーパー制御装置には固有のIPアドレス情報が付与され、
該シンクライアントサーバにおいて、該シンクライアント端末のIPアドレス情報を元に接続しているネットワークを識別し、該電子ペーパー制御装置のIPアドレス情報を自動的に検出することを可能とするアドレス管理データベースを設け、
該シンクライアント端末と該シンクライアントサーバ間の通信が確立した時に、該シンクライアントサーバの遠隔制御によりドキュメント画像を該電子ペーパー制御装置の表示部に表示することを特徴とする請求項1又は2のシンクライアントシステム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2009−25719(P2009−25719A)
【公開日】平成21年2月5日(2009.2.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−190933(P2007−190933)
【出願日】平成19年7月23日(2007.7.23)
【出願人】(000005108)株式会社日立製作所 (27,607)
【Fターム(参考)】