説明

ジャンパーチップ部品

【課題】本発明は、抵抗値が低く、外形寸法のバラツキも小さく、硫化ガス等による腐食断線を防止できる小形のジャンパーチップ部品を提供することを目的とするものである。
【解決手段】本発明のジャンパーチップ部品は、絶縁基板11の上面に設けられた導体12を、両端部が前記絶縁基板11の端部にまで至らないようにCuを印刷することにより形成された第1の導体15と、この第1の導体15を覆い、かつ両端部が前記絶縁基板11の端部にまで至るようにNiCr系合金をスパッタすることにより形成された第2の導体16と、この第2の導体16を覆い、かつ両端部が前記絶縁基板11の端部にまで至るようにCuNiをスパッタすることにより形成された第3の導体17とで構成し、さらに一対の端面電極13の表面にめっき層18を形成するとともに、このめっき層18の端部を保護膜14に接触させるようにしたものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、各種電子機器に使用される小形のジャンパーチップ部品に関するものである。
【背景技術】
【0002】
以下、従来のジャンパーチップ部品について、図面を参照しながら説明する。
【0003】
従来のジャンパーチップ部品は、図3に示すように、純度96%のアルミナからなる絶縁基板1と、前記絶縁基板1の上面に設けられた銀系厚膜からなる導体2と、前記導体2の上に設けられたガラスまたは樹脂からなる保護膜3と、前記導体2と電気的に接続されるように前記絶縁基板1の両端面に設けられた端面電極4と、前記端面電極4と導体2を覆うように設けられたニッケルめっき層5と、前記ニッケルめっき層5を覆う錫めっき層6とで構成されていた。
【0004】
なお、この出願の発明に関する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2005−79235号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
昨今のジャンパーチップ部品においては、より抵抗値の低いものが要求されており、例えば、図3に示した従来のジャンパーチップ部品において、それに対応しようとすると、導体2を銀の含有率の高い厚膜導電性ペーストを用いて印刷焼成により形成する必要があり、このようにした場合、取扱い方法によっては図4に示すように硫化ガス等が保護膜3とニッケルめっき層5および錫めっき層6との間の隙間から侵入し、そしてこれらが銀系厚膜からなる導体2と反応して硫化銀7を形成し、さらにこの硫化銀7の成長が進むと銀系厚膜からなる導体2が断線する場合があるという課題を有していた。
【0007】
また、昨今のジャンパーチップ部品においては、例えば、0603サイズ(0.6mm×0.3mm)等の微小のジャンパーチップ部品が製造されているが、この微小のジャンパーチップ部品においては、シート状の絶縁基板から短冊状の基板を得る場合、寸法精度の関係でダイシングにより切断を行って短冊状の基板を得るようにしている。しかしながら、上記図3に示した従来のジャンパーチップ部品においては、絶縁基板1の上面に形成された銀系厚膜からなる導体2を、その両端部が前記絶縁基板1の端部にまで至るように設けているため、前記シート状の絶縁基板をダイシングにより切断した際には、銀の含有率の高い厚膜導電性ペーストで構成された導体2の部分が切断されることになり、そして、このダイシングによる切断を行うと、切断バリが発生するもので、この切断バリにより、ジャンパーチップ部品の外形寸法のバラツキが大きくなるという問題が発生する。これに対して、図5に示すように、金レジネート層8を接続電極として切断部に形成することも考えられるが、この場合、金と導体2中の銀とが焼成時に合金化して抵抗値が高くなってしまうという課題が生じる。
【0008】
本発明は上記従来の課題を解決するもので、抵抗値が低く、外形寸法のバラツキも小さく、硫化ガス等による腐食断線を防止できる小形のジャンパーチップ部品を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために、本発明は以下の構成を有するものである。
【0010】
本発明の請求項1に記載の発明は、絶縁基板と、この絶縁基板の上面に設けられた導体と、この導体と電気的に接続されるように前記絶縁基板の両端面に設けられた一対の端面電極と、前記導体の上方に設けられた保護膜とを備え、前記導体を、両端部が前記絶縁基板の端部にまで至らないようにCuを印刷することにより形成された第1の導体と、この第1の導体を覆い、かつ両端部が前記絶縁基板の端部にまで至るようにNiCr系合金をスパッタすることにより形成された第2の導体と、この第2の導体を覆い、かつ両端部が前記絶縁基板の端部にまで至るようにCuNiをスパッタすることにより形成された第3の導体とで構成し、さらに前記一対の端面電極の表面にめっき層を形成するとともに、このめっき層の端部を前記保護膜に接触させるようにしたもので、この構成によれば、硫化ガス等が保護膜とめっき層との間の隙間から侵入したとしても、第1の導体を覆い、かつ両端部が絶縁基板の端部にまで至るように形成された第2の導体、第3の導体の存在により、硫化ガス等による腐食断線を防止でき、また、第1の導体をCuで構成するとともに第3の導体を銅合金で構成しているため、ジャンパーチップ部品に要求される低い抵抗値を満足することができ、さらに、印刷で形成された第1の導体の両端部を絶縁基板の端部にまで至らないように形成し、かつ両端部が絶縁基板の端部にまで至るように形成される第2の導体、第3の導体はスパッタにより形成しているため、シート状の絶縁基板をダイシングにより切断して短冊状の基板を得る場合、ダイシングされる部分は、厚みが極めて薄いスパッタ膜からなる第2の導体、第3の導体の部分であり、そして、この第2の導体、第3の導体が切断されることになるため、この切断時のバリの発生もなくすることができ、これにより、ジャンパーチップ部品の外形寸法のバラツキも小さくすることができるという作用効果を有するものである。
【発明の効果】
【0011】
以上のように本発明のジャンパーチップ部品は、絶縁基板の上面に設けられた導体を、両端部が前記絶縁基板の端部にまで至らないようにCuを印刷することにより形成された第1の導体と、この第1の導体を覆い、かつ両端部が前記絶縁基板の端部にまで至るようにNiCr系合金をスパッタすることにより形成された第2の導体と、この第2の導体を覆い、かつ両端部が前記絶縁基板の端部にまで至るようにCuNiをスパッタすることにより形成された第3の導体とで構成し、さらに前記一対の端面電極の表面にめっき層を形成するとともに、このめっき層の端部を前記保護膜に接触させるようにしているため、硫化ガス等が保護膜とめっき層との間の隙間から侵入したとしても、第1の導体を覆い、かつ両端部が絶縁基板の端部にまで至るように形成された第2の導体、第3の導体の存在により、硫化ガス等による腐食断線を防止でき、また、第1の導体をCuで構成するとともに第3の導体を銅合金で構成しているため、ジャンパーチップ部品に要求される低い抵抗値を満足することができ、さらに、印刷で形成された第1の導体の両端部を絶縁基板の端部にまで至らないように形成し、かつ両端部が絶縁基板の端部にまで至るように形成される第2の導体、第3の導体はスパッタにより形成しているため、シート状の絶縁基板をダイシングにより切断して短冊状の基板を得る場合、ダイシングされる部分は、厚みが極めて薄いスパッタ膜からなる第2の導体、第3の導体の部分であり、そして、この第2の導体、第3の導体が切断されることになるため、この切断時のバリの発生もなくすることができ、これにより、ジャンパーチップ部品の外形寸法のバラツキも小さくすることができるという優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明の一実施の形態におけるジャンパーチップ部品の断面図
【図2】同ジャンパーチップ部品の製造工程時における上面図
【図3】従来のジャンパーチップ部品を示す断面図
【図4】同ジャンパーチップ部品の部分拡大断面図
【図5】他の従来のジャンパーチップ部品を示す断面図
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明の一実施の形態におけるジャンパーチップ部品について、図面を参照しながら説明する。
【0014】
図1は本発明の一実施の形態におけるジャンパーチップ部品の断面図である。
【0015】
本発明の一実施の形態におけるジャンパーチップ部品は、図1に示すように、絶縁基板11と、この絶縁基板11の上面に設けられた導体12と、この導体12と電気的に接続されるように前記絶縁基板11の両端面に設けられた一対の端面電極13と、前記導体12の上方に設けられた保護膜14とを備え、前記導体12を、両端部が前記絶縁基板11の端部にまで至らないようにCuを印刷することにより形成された第1の導体15と、この第1の導体15を覆い、かつ両端部が前記絶縁基板11の端部にまで至るようにNiCr系合金をスパッタすることにより形成された第2の導体16と、この第2の導体16を覆い、かつ両端部が前記絶縁基板11の端部にまで至るようにCuNiをスパッタすることにより形成された第3の導体17とで構成したものである。
【0016】
そして、一対の端面電極13の表面にめっき層18を形成するとともに、このめっき層18の端部を保護膜14に接触させるようにしている。
【0017】
上記構成において、前記絶縁基板11は、その形状が矩形状(上面視にて長方形)で、Al23を96%含有するアルミナで構成されている。なお、絶縁基板11の裏面の両端部にはAgからなる裏面電極19が形成されている。
【0018】
また、前記導体12は、絶縁基板11の上面に形成され、第1の導体15、第2の導体16、第3の導体17の3層で構成されている。
【0019】
そして、前記第1の導体15は、絶縁基板11の上面に直接設けられ、かつその両端部が絶縁基板11の端部にまで至らないように形成されている。また、この第1の導体15は、Cuペーストを印刷することにより構成される。なお、このCuペーストは、低抵抗を得るためにCu中のガラス成分を1%以下としており、このようにガラス成分が少ないと、絶縁基板11との密着強度が低くなるが、第1の導体15全面をスパッタすることにより形成された第2の導体16で第1の導体15を覆うことにより、絶縁基板11と第2の導体16との密着強度を高くして、絶縁基板11と導体12との密着強度の低下を防止する。
【0020】
さらに、前記第2の導体16は、第1の導体15の上面に第1の導体15全面を覆うように設けられ、かつその両端部が前記絶縁基板11の端部にまで至るように形成されている。また、この第2の導体16は、NiCr系合金をスパッタすることにより構成される。なお、第2の導体16はNiCrを85重量%以上含有するNiCrを主成分とした合金である。
【0021】
そしてまた、前記第3の導体17は、第2の導体16の上面に第2の導体16全面を覆うように設けられ、かつその両端部が前記絶縁基板11の端部にまで至るように形成されている。また、この第3の導体17は、CuNiをスパッタすることにより構成される。ここで、第2の導体16を構成するNiCrは、絶縁基板11との密着性はよいものの抵抗値が高いが、第3の導体17を構成するCuNiは抵抗値が低いため、ジャンパーチップ部品の抵抗値を低い状態で保持できる。
【0022】
そしてさらに、前記一対の端面電極13は、絶縁基板11の両端面に設けられ、導体12、裏面電極19と電気的に接続されている。この一対の端面電極13は、NiCrからなる第1のスパッタ層13aと、この第1のスパッタ層13aの表面に設けられたCuNiからなる第2のスパッタ層13bからなり、この第1のスパッタ層13aが、裏面電極19の下面、第3の導体17の上面および端面、第1の導体15の端面、第2の導体16の端面に直接接続されている。そして、CuNiからなる第2のスパッタ層13bによって、さらにジャンパーチップ部品の抵抗値を低くすることができる。
【0023】
そして、一対の端面電極13を覆うようにめっき層18が形成され、このめっき層18は、Niめっき層18a、Niめっき層18aを覆うように形成されたSnめっき層18bで構成されている。
【0024】
また、前記保護膜14は、第3の導体17の一部を覆うように設けられ、エポキシ樹脂からなる。なお、一対の端面電極13、めっき層18のそれぞれの端部は保護膜14の一部を覆うように保護膜14と接触している。
【0025】
次に、本発明の一実施の形態におけるジャンパーチップ部品の製造方法について説明する。
【0026】
図1、図2において、まず、分割用の溝を有しない1個のジャンパーチップ部品に相当する領域が連続して区画されているシート状の絶縁基板21を用意し、その後、このシート状の絶縁基板21上面における1個のジャンパーチップ部品を構成する絶縁基板11の上面にCuペーストを印刷し、窒素雰囲気中で焼成することにより第1の導体15を形成する。
【0027】
このとき、この第1の導体15は、短冊状の基板を構成するための1次切断部11aと個片状の基板を構成するための2次切断部11bを跨がないように個片領域ごとに独立して形成し、さらに、少なくとも長手方向の両端部が絶縁基板11の端部、つまり前記1次切断部11aにまで至らないように形成する。
【0028】
次に、絶縁基板11の上面に、第1の導体15を覆うようにNiCr系合金をスパッタすることにより第2の導体16を形成する。(図2では、第2の導体16は第3の導体17で覆われているため、図示されていない)。
【0029】
このとき、第2の導体16は1次切断部11aを跨ぐように帯状に形成、すなわち、少なくとも長手方向の両端部が絶縁基板11の端部、つまり1次切断部11aにまで至るように形成する。
【0030】
次に、絶縁基板11の上面に、第2の導体16を覆うようにCuNiをスパッタすることにより第3の導体17を形成する。この第3の導体17も同様に1次切断部11aにまで至るように形成する。そして、第3の導体17を形成する際に使用するマスクは、第2の導体16を形成する際に使用したマスクをそのまま使用できる。
【0031】
次に、絶縁基板11の上面において、第3の導体17の一部を覆うように、エポキシ樹脂等からなる樹脂ペーストをスクリーン印刷した後、200℃で硬化させることにより保護膜14を形成する。
【0032】
次に、シート状の絶縁基板21を1次切断部11aでダイシングにより切断し、短冊状の基板を形成する。
【0033】
次に、短冊状の基板の両端面にNiCrをスパッタして第1のスパッタ層13aを形成し、その後、CuNiをスパッタして第2のスパッタ層13bを形成することにより一対の端面電極13を形成する。
【0034】
この場合、この一対の端面電極13は、図1に示すように、絶縁基板11の上面側と裏面側にさらに延びるように略コ字形に形成されているもので、上面側に伸びた部分は第3の導体17を覆うように設けられて第3の導体17と電気的に接続され、かつその端部が保護膜14と接触し、一方、裏面側に伸びた部分は裏面電極19と電気的に接続する。
【0035】
次に、一対の端面電極13の表面を覆うようにNiめっき層18aを形成し、その後、Niめっき層18aを覆うようにSnめっき層18bを形成し、めっき層18を設ける。そして、このめっき層18の端部は保護膜14と接触する。
【0036】
最後に、短冊状の基板を2次切断部11bでダイシングにより切断し、複数の個片状のジャンパーチップ部品を得る。
【0037】
上記したように本発明の一実施の形態においては、絶縁基板11の上面に設けられた導体12を、両端部が前記絶縁基板11の端部にまで至らないようにCuを印刷することにより形成された第1の導体15と、この第1の導体15を覆い、かつ両端部が前記絶縁基板11の端部にまで至るようにNiCr系合金をスパッタすることにより形成された第2の導体16と、この第2の導体16を覆い、かつ両端部が前記絶縁基板11の端部にまで至るようにCuNiをスパッタすることにより形成された第3の導体17とで構成しているため、硫化ガス等が保護膜14とめっき層18との間の隙間から侵入したとしても、両端部が絶縁基板11の端部にまで至るように形成された第2の導体16、第3の導体17の2つの層で第1の導体15を完全に覆っているため、硫化ガス等による腐食断線を防止できるという効果を有するものである。
【0038】
また、第1の導体15をCuで構成するとともに第3の導体17を銅合金で構成しているため、ジャンパーチップ部品に要求される低い抵抗値を満足することができる。
【0039】
さらに、印刷で形成された第1の導体15の両端部を絶縁基板11の端部にまで至らないように形成し、かつ両端部が絶縁基板11の端部にまで至るように形成された第2の導体16、第3の導体17はスパッタにより形成しているため、シート状の絶縁基板21をダイシングにより切断して短冊状の基板を得る場合、ダイシングされる部分は、厚みが極めて薄いスパッタ膜からなる第2の導体16、第3の導体17の部分であり、そして、この第2の導体16、第3の導体17が切断されることになるため、この切断時のバリの発生もなくすることができ、これにより、ジャンパーチップ部品の外形寸法のバラツキも小さくすることができる。
【0040】
なお、上記本発明の一実施の形態においては、第3の導体17の上面に一対の端面電極13を接続するようにしたが、第3の導体17の上に樹脂を含有したAgペーストにより構成される一対の再上面電極を設け、そしてこの一対の再上面電極の上に保護膜14の両端部を位置させ、さらにこの一対の再上面電極と一対の端面電極13とを接続するようにしてもよい。
【0041】
この構成においては、一対の再上面電極と、第2の導体16、第3の導体17の3者が、硫化ガス等による腐食断線を確実に防止する働きをするため、その信頼性を一層高めることができる。
【0042】
また、上記本発明の一実施の形態においては、分割用の溝を有しないシート状の絶縁基板21をダイシングにより短冊状の基板に分割するようにしたが、シート状の絶縁基板21に分割用の溝を形成し、レーザスクライブ等のダイシング以外の方法で短冊状の基板に分割するようにしてもよい。
【0043】
この構成により、切断バリが発生しにくいため、第3の導体17の厚みを厚くして、より低い抵抗値を得ることができる。
【産業上の利用可能性】
【0044】
本発明に係るジャンパーチップ部品は、抵抗値が低く、外形寸法のバラツキも小さく、硫化ガス等による腐食断線を防止できるという効果を有するものであり、特に、各種電子機器に使用される小形のジャンパーチップ部品等において有用となるものである。
【符号の説明】
【0045】
11 絶縁基板
12 導体
13 一対の端面電極
14 保護膜
15 第1の導体
16 第2の導体
17 第3の導体
18 めっき層

【特許請求の範囲】
【請求項1】
絶縁基板と、この絶縁基板の上面に設けられた導体と、この導体と電気的に接続されるように前記絶縁基板の両端面に設けられた一対の端面電極と、前記導体の上方に設けられた保護膜とを備え、前記導体を、両端部が前記絶縁基板の端部にまで至らないようにCuを印刷することにより形成された第1の導体と、この第1の導体を覆い、かつ両端部が前記絶縁基板の端部にまで至るようにNiCr系合金をスパッタすることにより形成された第2の導体と、この第2の導体を覆い、かつ両端部が前記絶縁基板の端部にまで至るようにCuNiをスパッタすることにより形成された第3の導体とで構成し、さらに前記一対の端面電極の表面にめっき層を形成するとともに、このめっき層の端部を前記保護膜に接触させるようにしたジャンパーチップ部品。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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