説明

スキージ及びスクリーン印刷装置

【課題】スクリーン版上に供給されたペーストの粘度を調整することが可能なスキージ及びスクリーン印刷装置を提供する。
【解決手段】非ニュートン流体のペーストを掻き取るスキージ11であって、平面視して移動方向に内側を向いて湾曲する湾曲部40と、平面視して湾曲部の両端から直線状に外側に延びる直線部41と、を有する。このスキージ11は、上部がホルダ45に保持された状態で、直線部41と湾曲部40とが成す角度θが可変となっている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば基板に電極を印刷するためのスキージ及びスクリーン印刷装置に関する。
【背景技術】
【0002】
太陽電池には、同方向に走る複数の電極部が表面に形成されている。この電極部は、スクリーン印刷により形成される。スクリーン印刷においては、ペーストの粘度が高いままであると、スクリーン版の電極パターンを形成する開口部にペーストが充填され難くなる。その結果、印刷ムラ等が発生し、印刷品質が悪化する。ここで、ペーストは、非ニュートン流体であるため、外部からせん断力を加えて流動させることにより、粘度(みかけ粘度)が低下する。そのため、従来は、作業者が経験に基づいてペーストを練り、スクリーン印刷に適した粘度に調整し、適量をスクリーン版上に塗布していた。しかし、粘度にばらつきが生じ、印刷品質が安定していなかった。
【0003】
この問題を解決するため、特許文献1に記載の塗布装置は、非ニュートン流体であるペーストを貯留するペーストタンクと、ペーストをペーストタンクから成膜領域に供給するチューブ又はパイプと、撹拌羽根が設けられた粘度調整機構とを備えている。この塗布装置においては、ペーストタンクから供給されたペーストを、粘度調整機構によって、スクリーン版上で成膜されるペーストの粘度に近づけることにより、ペーストの粘度を適切に調整している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2010−5564号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、この塗布装置では、スクリーン版上に供給されたペーストの粘度を調整することまではできなかった。
本発明は、スクリーン版上に供給されたペーストの粘度を調整することが可能なスキージ及びスクリーン印刷装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記目的に沿う第1の発明に係るスクリーン印刷装置は、非ニュートン流体のペーストを掻き取るスキージを備えたスクリーン印刷装置であって、
前記スキージは、アタック角度が実質的に90度となるように取り付けられ、平面視して前記ペーストを掻き取る掻き取り方向に内側を向いて湾曲する湾曲部と、平面視して前記湾曲部の両端から直線状に外側に延びる直線部と、を有し、
前記スキージの前記掻き取り方向側の下側角部が、面取りされている。
【0007】
第1の発明に係るスクリーン印刷装置において、前記湾曲部と前記直線部とが成す角を可変にする第1の可変機構を更に備えることができる。
【0008】
第1の発明に係るスクリーン印刷装置において、前記第1の可変機構に代えて、前記湾曲部の湾曲度合いを可変にする第2の可変機構を備えることができる。
【0009】
前記目的に沿う第2の発明に係るスキージは、非ニュートン流体のペーストを掻き取るスキージであって、
平面視して前記ペーストを掻き取る掻き取り方向に内側を向いて湾曲する湾曲部と、
平面視して前記湾曲部の両端から直線状に外側に延びる直線部と、を有し、
前記掻き取り方向側の下側角部が、面取りされている。
【発明の効果】
【0010】
請求項1〜3記載のスクリーン印刷装置においては、スキージが湾曲部と直線部を有しているので、ペーストのローリングが促進され、スクリーン版上に供給されたペーストの粘度を調整することが可能である。
【0011】
請求項2記載のスクリーン印刷装置においては、湾曲部と直線部とが成す角を可変にする第1の可変機構を備えているので、ペーストの粘度を制御することが可能である
【0012】
請求項3記載のスクリーン印刷装置においては、湾曲部の湾曲度合いを可変にする第2の可変機構を備えているので、ペーストの粘度を制御することが可能である
【0013】
請求項4記載のスキージにおいては、湾曲部と直線部を有しているので、ペーストのローリングが促進され、スクリーン版上に供給されたペーストの粘度を調整することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るスクリーン印刷装置の側面図である。
【図2】(A)、(B)は、同スクリーン印刷装置のスキージの変形を示す説明図である。
【図3】同スクリーン印刷装置のスキージ及び第1の可変機構の斜視図である。
【図4】同スクリーン印刷装置のスキージの固定を示す説明図である。
【図5】(A)、(B)は、同スクリーン印刷装置のスキージの第1の可変機構によるスキージの変形を示す説明図である。
【図6】同スクリーン印刷装置のスキージによって掻き取られるペーストのローリングを示す説明図である。
【図7】(A)、(B)は、本発明の第2の実施の形態に係るスクリーン印刷装置に設けられたスキージが変形する様子を示す説明図である。
【図8】同スクリーン印刷装置のスキージ及び第2の可変機構の斜視図である。
【図9】(A)、(B)は、同スクリーン印刷装置のスキージの第2の可変機構によるスキージの変形を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
【0016】
図1に示すように、本発明の第1の実施の形態に係るスクリーン印刷装置10は、スキージ11、スクレーパ12、及びペースト供給部13を備えている。スクリーン印刷装置10は、例えば電極の印刷パターンと同じ形状の開口部(不図示)が形成されたスクリーン版15上にて、スクレーパ12を一方向に移動させながら、ペースト供給部13から供給されたペーストをスクリーン版15上に拡げる。そして、スクリーン印刷装置10は、スキージ11をスクレーパ12の移動方向とは反対方向に移動させて、拡がったペーストをスクリーン版15の下に配置した被印刷体16の表面に付着させて印刷することができる。なお、被印刷体16の一例として、矩形状の太陽電池用シリコンウェハが挙げられる。
以下、ペースト供給部13、スクレーパ12、及びスキージ11について、順に説明する。
【0017】
ペースト供給部13は、ペーストタンク20及び粘度調整機構21を有している。ペースト供給部(ペーストタンク20及び粘度調整機構21)13は、チェーン26により駆動されて往復移動する移動台25に設けられている。ここで、粘度調整機構21は、上下方向に移動するエアシリンダ31のシャフトの先端部に設けられ、このエアシリンダ31を介して移動台25に連結されている。
【0018】
ペーストタンク20の内部には、ペーストが貯留され、その粘度を調整する第1の攪拌羽根(不図示)が設けられている。
【0019】
粘度調整機構21は、ペーストタンク20からチューブ(図1において1点鎖線により省略して示している)を介してペーストを受け入れ、受け入れたペーストを第2の攪拌羽根(不図示)によって攪拌し、ペーストの粘度を低下させることができる。
ペーストは、ペーストタンク20から、粘度調整機構21を経て、スクレーパ12の上方に設けられた供給口(不図示)に供給される。
【0020】
スクレーパ12は、供給口から流出したペーストをスクリーン版15に誘導して拡げることができるように、スクレーパ12がペーストを拡げる際の移動方向に対して後傾して供給口の下方に取り付けられている。
また、スクレーパ12は、粘度調整機構21の下部に設けられ、エアシリンダ31によって粘度調整機構21と共に昇降する。したがって、スクレーパ12は、ペースト供給部13と共に往復移動する。
【0021】
スキージ11は、スクレーパ12がペーストを拡げる際の移動方向前方に設けられている。スキージ11の基部は、ホルダ45によって保持されている。ホルダ45は上下方向に移動するエアシリンダ39のシャフトの先端部に連結され、昇降する。また、エアシリンダ39は、移動台25に連結されている。したがって、スキージ11は、昇降可能であり、ペースト供給部13及びスクレーパ12と共に往復移動する。スキージ11の材質は、例えば、硬質ゴムである。
【0022】
次に、スキージ11について、更に詳細に説明する。
図2(A)に示すように、スキージ11は、平面視してスクリーン版15に摺動する際の移動方向に内側(凹側)を向けて湾曲する湾曲部40と、平面視して湾曲部40の両端から直線状に外側に延びる直線部41と、を有する。この点、スキージ11は、一端から他端にかけて湾曲する形状のスキージとは相違する。
図2(B)に示すように、スキージ11の直線部41は、湾曲部40との結合部を中心に予め決められた角度範囲内で回転することができる。即ち、スキージ11は、湾曲部40と直線部41とが成す角度θが可変となるように構成され、変形することができる。
【0023】
具体的には、図3に示すように、スキージ11は、平板状の部材が長手方向中央部にて曲げられ、湾曲した形状をしている。スクリーン版15に対して摺動する際の移動方向(即ち、ペーストを掻き取る側の面)の下側角部には、面取りCHが施されている。なお、面取りCHの面取り角度は、スクリーン版15に対して、例えば70度±20度の範囲で設けられている。
スキージ11は、図4に示すように、ホルダ45を構成するホルダ部材45a、45bがスキージ11の左右方向両端部の上部(直線部41の上部)を挟み込んでボルト締結されることによって保持される。このホルダ45が第1の可変機構50に取り付けられることにより、湾曲部40と直線部41とが成す角度θが可変となる。
【0024】
図3に示すように、第1の可変機構50は、ベース部材51と、ヒンジ部52と、角度調整用ねじ53とを有している。
ベース部材51は、板状の部材である。ベース部材51は、エアシリンダ39のシャフトの先端に固定されている(図1参照)。
ヒンジ部52は、ベース部材51から下方向に突出するピンがホルダ部材45aの上部に形成された穴55(図4参照)に嵌り構成される。なお、ピンは抜けないように抜け止めされている。
角度調整用ねじ53は、ヒンジ部52のピンを中心とする半径Rの円弧に沿ってベース部材51上に形成された湾曲した長孔57を通って、ホルダ部材45aに形成されたねじ穴58に挿入される。
図5(B)に示すように、同図(A)に示す角度調整用ねじ53を緩めると、ヒンジ部52を中心にホルダ45が回転可能となるので、湾曲部40と直線部41とが成す角度θが可変となる。角度調整用ねじ53を締め付けることにより、湾曲部40と直線部41とが成す角度θが固定される。
【0025】
次に、スキージ11の作用について説明する。
スキージ11は、アタック角度が実質的に90度となるように固定されている。換言すれば、スキージ11は、移動方向に対して前傾や後傾することなく固定されている。ただし、スキージ11の下側角部に形成された面取りCH(図3及び図4参照)が、アタック角度に相当するものとして、ペーストに作用する。なお、「実質的に90度」とは、スキージ11の取り付け誤差等は許容される趣旨である。従って、実際のアタック角度は、例えば97度〜103度となる場合がある。
【0026】
スキージ11は、エアシリンダ39のシャフトが降下した状態で移動台25が移動すると、スクリーン版15上に成膜されているペーストをスキージ11の先部で押圧しながら掻き取ることができる。
スキージ11の先部(特に面取り部)とスクリーン版15の間に存在するペーストは、上下方向の循環流が形成されてローリングする。加えて、スキージ11の直線部41によって寄せ集められるペーストは、図6に示すように直線部41の近傍においてはスキージ11の内側に沿って、湾曲部40の中央部においてはここから移動方向(掻き取り方向)に離れてローリングし、再び直線部41の端部に向かって流動する。従って、従来の平板状のスキージを使用した場合よりも流動が促進され、ペーストの粘度が速く低下する。即ち、スクリーン版15上に供給されたペーストの粘度を調整することが可能である。
【0027】
粘度が低下したペーストは開口部内に充填され、スキージ11が開口部上を通過する際にスキージ11の押圧によるせん断力が加えられて、その粘度が更に低下する。その結果、開口部内のペーストはスクリーン版15の下に配置された被印刷体16の表面に付着する。
そして、スキージ11が開口部上を通過した後は、被印刷体16の表面に付着したペーストは静置状態になってペーストの粘度が高くなる。このため、被印刷体16の表面からスクリーン版15が離れる際、被印刷体16の表面に付着したペーストがスクリーン版15にくっついて剥がれることがない。また、ペーストが被印刷体16の表面上を流動することもない。従って、印刷品質が安定する。
【0028】
このように、本実施の形態に係るスクリーン印刷装置10においては、湾曲部40と直線部41とが成す角度θを変更することで、ペーストのローリングの程度が変わるので、粘度を制御することができる。また、ほとんどのペーストは、スキージ11の内側(凹側)でローリングし、スキージ11の外側に流れ出ないため、必要以上のペーストを供給する必要がなく、ペーストの無駄が抑えられる。
更に、第1の可変機構50によって、湾曲部40と直線部41とが成す角度θを容易に変更することができるので、角度θが異なる複数のスキージを準備する必要がない。
【0029】
続いて、本発明の第2の実施の形態に係るスクリーン印刷装置について説明する。第1の実施の形態に係るスクリーン印刷装置10と同一の構成要素については、同じ符号を付して詳しい説明を省略する。
【0030】
図7(A)に示すように、本実施の形態において、スキージ11は、平面視してスクリーン版15に摺動する際の移動方向に内側を向いて湾曲する湾曲部40と、平面視して湾曲部の両端から直線状に外側に延びる直線部41と、を有する。
図7(B)に示すように、スキージ11の湾曲部40は、その中央部にて湾曲度合いRが可変となるように構成されている。
【0031】
具体的には、図8に示すように、スキージ11は、平板状の部材が長手方向中央部にて曲げられ、湾曲した形状をしている。スクリーン版15に対して摺動する際の移動方向の下側角部には、面取りCHが施されている。
スキージ11は、図4に示すように、ホルダ45を構成するホルダ部材45a、45bによりスキージ11の左右方向両端の上部(直線部41の上部)を挟み込むことによって保持され、このホルダ45が第2の可変機構80に取り付けられることにより、湾曲部40の湾曲度合いRが可変となる。
【0032】
図8に示すように、第2の可変機構80は、ベース部材81と、角度調整つまみ82と、送りねじ83と、移動部材84とを有している。
ベース部材81は、平板状の部材である。
送りねじ83は、中央部が角度調整つまみ82の回転中心に連結され、両端が支持部材85に回転可能に支持されている。従って、送りねじ83は、作業者が角度調整つまみ82を回転させることによって回転する。送りねじ83は、角度調整つまみ82の右側と左側とでは互いに逆方向にねじが切られている。
移動部材84は、ベース部材81に形成された矩形状の孔88に設けられた図示しないガイドに沿って移動する。移動部材84には、送りねじ83に対応する雌ねじが形成されている。移動部材84には、下方向に突出するピン(不図示)が設けられている。このピンはホルダ部材45aの上部に形成された穴55(図4参照)に回転可能に挿入される。なお、このピンは抜けないように抜け止めされている。
【0033】
角度調整つまみ82を回転させると、上述のように送りねじ83が回転する。送りねじ83が回転すると、移動部材84が、それぞれ送りねじ83の回転軸の外側に向かって移動する。そうすると、例えば図9(A)、(B)に示すように、移動部材84に設けられたピンの間の距離が距離D1から距離D2へと変わり、湾曲部40の湾曲度合いRが変更される。
【0034】
このように、湾曲部40の湾曲度合いRを変更することで、ペーストのローリングの程度が変わるので、粘度を制御することができる。
また、ほとんどのペーストは、スキージ11の内側(凹側)でローリングし、スキージ11の外側に流れ出ないため、必要以上のペーストを供給する必要がなく、ペーストの無駄が抑えられる。
更に、第2の可変機構80によって、湾曲部40の湾曲度合いRを容易に変更することができるので、湾曲度合いRが異なる複数のスキージを準備する必要がない。
【0035】
なお、本発明は、前述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲での変更は可能である。例えば、前述のそれぞれ実施の形態や変形例の一部又は全部を組み合わせて本発明を構成する場合も本発明の技術的範囲に含まれる。
【0036】
湾曲部40と直線部41とが成す角度θが可変となるのであれば、第1の可変機構50は第1の実施の形態に限定されるものではない。
また、湾曲部40の湾曲度合いRが可変となるのであれば、第2の可変機構80は第2の実施の形態に限定されるものではない。
また、スクリーン印刷装置は、印刷用ペーストが非ニュートン流体のものであれば、太陽電池用シリコンウェハ以外の被印刷体についても適用できることは明らかである。
【符号の説明】
【0037】
10:スクリーン印刷装置、11:スキージ、12:スクレーパ、13:ペースト供給部、15:スクリーン版、16:被印刷体、20:ペーストタンク、21:粘度調整機構、25:移動台、26:チェーン、31:エアシリンダ、39:エアシリンダ、40:湾曲部、41:直線部、45:ホルダ、45a、45b:ホルダ部材、50:第1の可変機構、51:ベース部材、52:ヒンジ部、53:角度調整用ねじ、55:穴、57:長孔、58:ねじ穴、80:第2の可変機構、81:ベース部材、82:角度調整つまみ、83:送りねじ、84:移動部材、85:支持部材、88:孔


【特許請求の範囲】
【請求項1】
非ニュートン流体のペーストを掻き取るスキージを備えたスクリーン印刷装置であって、
前記スキージは、アタック角度が実質的に90度となるように取り付けられ、平面視して前記ペーストを掻き取る掻き取り方向に内側を向いて湾曲する湾曲部と、平面視して前記湾曲部の両端から直線状に外側に延びる直線部と、を有し、
前記スキージの前記掻き取り方向側の下側角部が、面取りされていることを特徴とするスクリーン印刷装置。
【請求項2】
請求項1記載のスクリーン印刷装置において、前記湾曲部と前記直線部とが成す角を可変にする第1の可変機構を更に備えたことを特徴とするスクリーン印刷装置。
【請求項3】
請求項2記載のスクリーン印刷装置において、前記第1の可変機構に代えて、前記湾曲部の湾曲度合いを可変にする第2の可変機構を備えたことを特徴とするスクリーン印刷装置。
【請求項4】
非ニュートン流体のペーストを掻き取るスキージであって、
平面視して前記ペーストを掻き取る掻き取り方向に内側を向いて湾曲する湾曲部と、
平面視して前記湾曲部の両端から直線状に外側に延びる直線部と、を有し、
前記掻き取り方向側の下側角部が、面取りされていることを特徴とするスキージ。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2012−30507(P2012−30507A)
【公開日】平成24年2月16日(2012.2.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−172492(P2010−172492)
【出願日】平成22年7月30日(2010.7.30)
【出願人】(597168228)日本ファインテック株式会社 (7)
【Fターム(参考)】