説明

スピーカ装置

【課題】小型で、且つ大音量を発することが可能なスピーカ装置を提供する。
【解決手段】電圧が印加されることで振動する圧電板11と、前面側へ膨出して略ドーム状に形成される膨出部121、及び膨出部121の周縁に形成される鍔部122を有し、膨出部121の後面側に形成される凹部123に圧電板11が覆設されて圧電板11の振動が伝達することで振動して音を発生する振動板12と、互いに嵌合することで振動板12の鍔部122を固定する嵌合突部142、嵌合溝部152を有し、振動板12の前面にフロントキャビティ143を介して対向するハウジング13とを備え、ハウジング13は、振動板12の前面と対向する底面14aに開口部14bが形成され、開口部14bには、保護部材16におけるメッシュ部161が覆設され、前記フロントキャビティ143及び前記開口部14bからヘルムホルツ共鳴器17が形成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、スピーカ装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、図7に示すように、音圧を高めるためのホーン103を備えたスピーカ装置が提供されている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
上記スピーカ装置は、電圧が印加されることで振動して音を発する平板状の振動板101と、振動板101を収納固定するハウジング102と、ハウジング102に組み付けられて振動板101から発せられる音の音圧を高めるホーン103とを備える。
【0004】
上記スピーカ装置は、例えば、車両用盗難防止装置等の車載用スピーカ装置として用いられ、車輌に異常等が発生した場合に周囲に大音量の警報音を発報して異常を知らせる。
【0005】
ここで、車載用のスピーカ装置の多くは、エンジンルームやタイヤハウス等、車輌内の限られたスペースに配設されることが多いことから小型化が望まれていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開平9−307985号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、一般的にスピーカ装置のサイズが小さくなると、振動板のサイズも小さくなって当該スピーカ装置から発せられる音も小さくなるため、音量を保ちつつスピーカ装置を小型化することは困難であった。
【0008】
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、音圧を保ちながらも小型化を図ることが可能なスピーカ装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために本発明のスピーカ装置は、電圧が印加されることで振動する圧電板と、一面側へ膨出して略ドーム状に形成される膨出部、及び当該膨出部の周縁に形成される鍔部を有し、前記膨出部の他面側に形成される凹部に前記圧電板が覆設されて当該圧電板の振動が伝達することで振動して音を発生する振動板と、前記振動板の鍔部を固定する固定手段を有し、前記振動板の一面に空間を介して対向するハウジングとを備え、前記ハウジングは、前記振動板の一面と対向する面に開口部が形成され、当該開口部には、メッシュ部材が覆設され、前記空間及び前記開口部から共鳴部が形成されることを特徴とする。
【0010】
また、このスピーカ装置において、前記圧電板は、圧電セラミックスから形成され、前記振動板は、アルミニウムから形成されることが好ましい。
【0011】
また、このスピーカ装置において、前記開口は、前記ハウジングにおける前記振動板の一面と対向する面において、前記膨出部の周縁に対向して形成されることが好ましい。
【0012】
また、このスピーカ装置において、前記ハウジングは、水抜き孔が形成されることが好ましい。
【0013】
また、このスピーカ装置において、前記水抜き孔は、前記開口に連続して形成されることが好ましい。
【発明の効果】
【0014】
以上説明したように、本発明では、音圧を保ちながらも小型化を図ることが可能なスピーカ装置を提供することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明の実施形態におけるスピーカ装置の断面図を示す。
【図2】同上におけるスピーカ装置の斜視図を示す。
【図3】同上におけるスピーカ装置の四面図を示す。
【図4】同上におけるスピーカ装置の断面図を示す。
【図5】同上におけるスピーカ装置が備える保護部材の正面図を示す。
【図6】同上における保護部材の要部拡大図を示す。
【図7】従来例におけるスピーカ装置の断面図を示す。る音圧の関係図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0017】
(実施形態)
本実施形態におけるスピーカ装置について図1〜6を用いて説明を行う。なお、以下、図1における上下方向を前後方向として説明を行う。
【0018】
本実施形態におけるスピーカ装置は、図1に示すように、圧電板11を具備した発音ユニット1と、圧電板11に電圧信号を与えて当該圧電板11を振動させる回路ブロック2と、回路ブロック2を収納するハウジングカバー3とから構成される。
【0019】
発音ユニット1は、圧電板11と、当該圧電板に接着される振動板12と、圧電板11及び振動板12を収納するハウジング13と、ハウジング13に固定される保護部材16とから構成される。
【0020】
圧電板11は、圧電セラミックスにより略円板状に形成され、その両面には図示しない電極が設けられている。また、圧電板11は、圧電セラミックスにより形成されることから温度依存性が低く、スピーカ装置が例えばエンジンルーム等の高温と成る箇所に配置された場合にも、安定して振動する。そのため、スピーカ装置が安定して発音を行うことができる。
【0021】
振動板12は、例えば、アルミニウム等の比剛性が大きな材料により、前面側へ膨出して略ドーム状に形成された膨出部121及び当該膨出部121の周縁に形成される円環状の鍔部122から構成される。ここで、振動板12が、比剛性の大きな材料であるアルミニウムにより形成されることで、振動板12を振動させた際により大きな音圧を得ることができると共に、振動板12の加工を容易に行うことができる
そして、振動板12は、膨出部121の後面側にできる凹部123の開口に圧電板11が覆設され、圧電板11の周縁部が凹部123の開口周縁に接着される。
【0022】
また、鍔部122の径方向(幅方向)略中央には、鍔部122の全周に亘って後方側へ湾曲する略円環状の湾曲部122aが形成されている。
【0023】
ハウジング13は、振動板12の前面側に設けられるケース本体部14と、振動板12(圧電板11)の後面側に設けられる蓋部材15とから構成される。
【0024】
ケース本体部14は、後面が開口した略円筒状に形成され、その内周面には、軸方向(前後方向)における略中央に段部141が全周に亘って形成され、後方側が前方側に比べて拡径されている。また、段部141の径方向における略中央からは、後方へ向けて突出する嵌合突部142が形成されている。
【0025】
蓋部材15は、略円板状に形成され、その周縁部からは、前方へ向けて突出する円環状の突部151が形成されている。また、突部151には、径方向における略中央に嵌合突部142が嵌まり込む嵌合溝部152が形成されている。そして、ハウジング13の嵌合突部142と蓋部材15の嵌合溝部152とが嵌合する際、段部141と突部151との間に、鍔部122の先端部が挟み込まれることで、振動板12が固定される。つまり、段部141と突部151とが振動板12の固定手段となっている。そして、振動板12の前面が、ケース本体部14内の空間143を介して当該ケース本体部14の底面14aに対向する。ここで、上記空間143が、フロントキャビティを構成している。以下、上記空間143をフロントキャビティ143と称する。
【0026】
また、図2に示すように、ケース本体部14の底面14aには、当該底面14aの周縁近傍に当該周縁に沿った略円弧状の開口部14bが円周方向に沿って等間隔に複数(本実施形態では4つ)形成されている。ここで、開口部14bは、振動板12における膨出部122の周縁に対向して形成されている。
【0027】
また、ケース本体部14の底面14aにおいて、スピーカ装置を車輌等に組み付けた際に下端となる箇所には、略三角形状の水抜き孔14cが形成されている。ここで、水抜き孔14cは、開口14bに連続して形成されており、当該開口14bの外縁から底面14aの周縁にかけて形成されている。なお、本実施形態では、水抜き孔14cを略三角形状としているが当該水抜き孔14cの形状はこれに限定されず、例えば半円状等の他の形状であってもよい。加えて、底面14aには、保護部材16を固定するための円板状のかしめ突部14dが形成されている。
【0028】
保護部材16は、ステンレスにより略円環状に形成され、外周に沿って円弧状のメッシュ部(メッシュ部材)161が複数(本実施形態では4つ)略等間隔に形成されている。ここで、メッシュ部161は、エッチング等により、図6(a)に示すように、複数の矩形状の貫通孔16aが格子状に形成されることで構成されている。なお、貫通孔16aの形状は、図6(b)に示すように正方形状であってもよい。
【0029】
また、保護部材16には、かしめ孔16bが形成されており、当該かしめ孔16bにケース本体部14のかしめ突部14cが挿通してかしめられることで、保護部材16がケース本体部14に固定される。また、その際、保護部材16の各メッシュ部16aが、ケース本体部14の各開口部14bに対向して当該開口部14bに覆設される。これにより、開口部14bを介してフロントキャビティ143内に異物が侵入することを防止でき、振動板12が破損する等の不具合を防止することができる。
【0030】
回路ブロック2は、トランス21aを具備した駆動回路が実装された回路基板21と、トランス21aに並設される2次電池22とから構成され、発音ユニット1の後方に配置される。
【0031】
回路基板21は、図1に示すように、蓋部材15の後方に当該蓋部材15と略平行に配設され、図示しない配線を介して圧電板11の電極に接続される。ここで、上記配線は、蓋部材15に形成される挿通孔15aを挿通する(図4参照)。
【0032】
そして、回路基板21に実装された駆動回路は、トランス21aを用いて2次電池22から供給される直流電力を所望の駆動電力に変換し、当該駆動電力を上記配線を介して圧電板11に出力する。
【0033】
ハウジングカバー3は、前面が開口した略有底円筒状に形成され、図4に示すように、径方向における一方側(図4における右側)の深さ寸法が、他方側(図4における左側)の深さ寸法に比べて大きく形成されている。以下、ハウジングカバー3の径方向の一方側を部品収納部3aと称し、径方向の他方側をコネクタ形成部3bと称する。そして、ハウジングカバー3は、コネクタ形成部3bの外面(後面)に略筒状のコネクタ部31が立設されている。
【0034】
また、コネクタ部31内には、ハウジングカバー3を挿通して一端が回路基板21のスルーホール21bに半田接続されるコネクタ端子23が設けられる。コネクタ端子23の他端は、コネクタ部31内に突出し、コネクタ部31に挿入接続される図示しないプラグコネクタのプラグ端子に導通接続する。
【0035】
また、ハウジングカバー3における部品収納部3a側の底面からは、3つの支持突部32が前方へ向けて突設されている。ここで、3つの支持突部32は、先端部に内側へ突出する係止部32aが形成されている、そして、3つの支持部材32の内、2つは互いに対向して形成されて回路基板21の側縁部に当接して当該回路基板21を挟み込むと共に、各支持部材32の係止部32aが回路基板21の前面に当接して回路基板21を支持する。また、残り1つの支持部材32は、上記互いに対向する一対の支持部材32の対向方向に直交する方向における一方側において、回路基板21の側縁に当接して当該回路基板21を支持している。つまり、回路ブロック2は、3つの支持部材32によって支持されてハウジングカバー3内に収納されている。
【0036】
そして、ハウジングカバー3の開口周縁部が、ハウジング13の開口周縁部に嵌合接続することで、発音ユニット1と回路ブロック2とハウジングカバー3とが一体に設けられる。
【0037】
また、ハウジング13の外周面には、図2、3に示すように、先端に切り欠き131aが形成された断面略L字状のブラケット接続部131が、複数(本実施形態では4つ)外周面に沿って略等間隔に形成されている。一方、スピーカ装置の取り付けられる車体には、図示しない略L字状のブラケットが取り付けられており、当該ブラケットとブラケット接続部131とが図示しないねじによって共締めされることで、スピーカ装置が車体に固定される。
【0038】
そして、図示しないプラグコネクタが、コネクタ部31に挿入接続され、外部機器等からプラグコネクタを介して入力される報知信号が、コネクタ端子23を介して回路基板21に入力される。そして、回路基板21は、報知信号が入力されると、圧電板11に駆動電力(電圧信号)を出力し、当該駆動電力が入力された圧電板11は振動する。続いて、圧電板11の振動が振動板12に伝達して振動板12も振動して振動板12から音が発せられる。
【0039】
上記構成からなる本実施形態のスピーカ装置が備える振動板12は、略ドーム状の膨出部122が振動することから、図7で示した従来のスピーカ装置が備える平板状の振動板101に比べて振幅が大きい。更には、振動板12(膨出部122)の振動によって発せられた音は、フロントキャビティ143を通り開口部14bを介して外部へ出射される。ここで、フロントキャビティ143と開口部14bとによってヘルムホルツ共鳴器(共鳴部)17が形成されており、振動板11から発せられた音は、上記ヘルムホルツ共鳴器17によって基本周波数の音圧が効率よく高められて外部へ出射される。従って、本実施形態のスピーカ装置は、略ドーム状の膨出部122を備える振動板12及びヘルムホルツ共鳴器17によって効率よく音圧が高められることから、ホーンを設けることなく十分な音圧を確保することができる。
【0040】
また、ハウジング13の前面側にホーンを設ける必要がないことから、部品点数の削減を図ることができると共に、高さ寸法(前後方向における寸法)を抑えることができて小型化を図ることができる。
【0041】
また、ホーンを有さないことから、ホーン設計(ホーンにおけるカットオフ周波数の設定)が必要なくなる。
【0042】
更に、振動板12から発せられた音は、ホーンを介することなく、ヘルムホルツ共鳴器17を介して直接外部へ出射されることから、指向特性をフラットにすることができる。
【0043】
また、本実施形態では、開口14bが、振動板12における膨出部122の周縁に対向して形成されていることから、当該開口14bが底面14aの中央に形成される場合に比べて音圧を高めることができる。
【0044】
また、振動板12は、その鍔部122の先端部がハウジング13に固定されるが、当該先端部と膨出部121との間に湾曲部122aが形成されていることから、膨出部121の振動が狭持部分(上記先端部)で減衰されることを防止できる。つまり、湾曲部122aが形成されていることで、音圧の低下を抑制することができる。
【0045】
また、湾曲部122aが形成されていることで、スピーカ装置が例えば車輌等に設けられた場合に発生する振動によって振動板12に横揺れが発生することを抑制でき、振動板12を安定して振動させることができて音圧を向上させることができる。
【0046】
また、本実施形態のスピーカ装置では、水抜き孔14cが、底面14aの周縁に形成された開口14bに連続して形成されていることから、水抜きを容易に行うことができる。また、開口部14bに水抜き孔14cが連続して形成されていることから、開口部14bも水抜き孔14cの一部として用いることができ、水抜きをより効率的に行うことができる。
【0047】
更に、従来のスピーカ装置では、水抜き孔が設けられていなかったことから、ハウジング102内に水が浸入することを防止するためのパッキンが必要であった。しかしながら、本実施形態のスピーカ装置は、水抜き穴14cが形成されていることから、上記パッキンが必要なくなり、部品点数を削減することができる。
【0048】
また、本実施形態のスピーカ装置が備える保護部材16は、ステンレス板からなり、そのメッシュ部161は、エッチング等によって形成されている。そのため、例えば金属のワイヤーを編み込んでメッシュ部161を形成する場合に比べて、メッシュ部161の強度を高くすることができる。ここで、IP規格適合に関する検査を行う際には、メッシュ部161に所定の太さ(径)を有した針金を挿し込むことで検査が行われる。そして、従来は、メッシュ部161を例えば金属のワイヤーを編み込んで形成していたため、針金を挿し込んだ際に当該メッシュ部161がほぐれてしまう等の不具合があった。しかしながら、本実施形態のスピーカ装置が備えるメッシュ部161は、金属のワイヤーを編み込んで形成される場合に比べて強度が高いため、針金を挿し込んだ際、メッシュ部161がほぐれる等の不具合を防止でき、振動板12を確実に保護することができる。
【0049】
また、金属のワイヤーを編み込んでメッシュ部161を形成した場合、メッシュ部161の周縁部ではワイヤーがほぐれ易く成るため、メッシュ部161の形状が制限される。しかしながら、本実施形態のメッシュ部161では、ステンレス板にエッチング等によってメッシュ部161を形成するため、当該メッシュ部161の形状が制限されない。従って、メッシュ部161の形状を、所望の音響特性を得るために必要な形となる形にすることができる。
【0050】
また、メッシュ部161における貫通孔16aが、矩形状であることから、例えば、貫通孔16aを円形とした場合に比べてメッシュ部161の開口率を大きくすることができ、フロントキャビティ143内から外部へ効率よく発音を行うことができる。
【0051】
更に、メッシュ部161の貫通孔16aをエッチングにより形成することから、金属ワイヤーを編み込んでメッシュ部161を形成する場合に比べて、貫通孔16aの孔ピッチを狭めることができる。従って、メッシュ部161の開口率を更に高めることができ、より効率よく発音を行うことができる。
【符号の説明】
【0052】
11 圧電板
12 振動板
13 ハウジング
14 ケース本体部
14b 開口部
14c 水抜き孔
15 蓋部材
16 保護部材
121 膨出部
122 鍔部
143 フロントキャビティ(空間)
161 メッシュ部(メッシュ部材)
17 ヘルムホルツ共鳴器(共鳴部)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
電圧が印加されることで振動する圧電板と、
一面側へ膨出して略ドーム状に形成される膨出部、及び当該膨出部の周縁に形成される鍔部を有し、前記膨出部の他面側に形成される凹部に前記圧電板が覆設されて当該圧電板の振動が伝達することで振動して音を発生する振動板と、
前記振動板の鍔部を固定する固定手段を有し、前記振動板の一面に空間を介して対向するハウジングとを備え、
前記ハウジングは、前記振動板の一面と対向する面に開口部が形成され、当該開口部には、メッシュ部材が覆設され、
前記空間及び前記開口部から共鳴部が形成されることを特徴とするスピーカ装置。
【請求項2】
前記圧電板は、圧電セラミックスから形成され、前記振動板は、アルミニウムから形成されることを特徴とする請求項1記載のスピーカ装置。
【請求項3】
前記開口は、前記ハウジングにおける前記振動板の一面と対向する面において、前記膨出部の周縁に対向して形成されることを特徴とする請求項1または2記載のスピーカ装置。
【請求項4】
前記ハウジングは、水抜き孔が形成されることを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載のスピーカ装置。
【請求項5】
前記水抜き孔は、前記開口に連続して形成されることを特徴とする請求項4記載のスピーカ装置。




【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2012−70187(P2012−70187A)
【公開日】平成24年4月5日(2012.4.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−212734(P2010−212734)
【出願日】平成22年9月22日(2010.9.22)
【出願人】(000005832)パナソニック電工株式会社 (17,916)
【Fターム(参考)】