説明

スルホニル化されたテトラヒドロアゾロピラジンおよびその医薬としての使用

本発明は、式I
【化1】


で表わされるスルホニル化されたテトラヒドロアゾロピラジン、その製造方法、これらの化合物を含有する医薬、および医薬を製造するための置換インドール化合物の使用に関する。


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
単一のエナンチオマーまたは単一のジアステレオマー、そのラセミ化合物、そのエナンチオマー、そのジアステレオマー、そのエナンチオマーおよび/またはそのジアステレオマーの混合物の形態にあるか、又はそれぞれそ、塩基および/または生理学的に許容し得る塩の形態にある、一般式I
【化1】

[式中、
aは1または2を表し、
bは0、1または2を表し、
BはC(R6a)(R6b)、NR、Oまたは単結合を表すが、ただし、bが0を表す場合にはBはNRを表さず、
、WおよびWは互いに独立してCRまたはNを表すが、ただし、W、WおよびWのうちの少なくとも1つはCRを表し、
は、アリール、ヘテロアリール、CH(アリール)、またはC1〜3アルキレン基によって結合されたアリールもしくはヘテロアリールを表し、
2a、R2b、R3a、R3b、R6aおよびR6bは、互いに独立して、H、F、Cl、Br、I、−CF、OH、SH、O−C1〜6アルキル、C1〜6アルキル、C3〜8シクロアルキル、アリールもしくはヘテロアリール、またはC1〜6アルキレン基もしくはC2〜6アルケニレン基によって結合されたC3〜8シクロアルキル、アリールもしくはヘテロアリールを表し、
そして/あるいは、R2aおよびR2bならびに/またはR3aおよびR3bは一緒に=Oを示すことができ、
は、F、Cl、OH、=O、C1〜6アルキル、O−C1〜6アルキル、C3〜8シクロアルキル、アリールまたはヘテロアリール、C1〜6アルキレン基によって結合されたC3〜8シクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールから互いに独立して選択される0〜4個の置換基を表し、
そして/あるいは、0〜4個の置換基Rのうちの2つの隣接する置換基は融合された(anellated) アリールまたはヘテロアリールを形成し、
は、H、C1〜6アルキル、ハロゲン、−CNまたはCFを表し、
は、H、C1〜6アルキル、C3〜8シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、またはC1〜6アルキレン基、C2〜6アルケニレン基もしくはC2〜6アルキニレン基によって結合されたC3〜8シクロアルキル、アリールもしくはヘテロアリールを表し、
s=0または1であり、
t=0、1、2または3であり、
は、H、C1〜6アルキル、C3〜8シクロアルキル、アリールまたはヘテロアリール、C1〜6アルキレン基によって結合されたC3〜8シクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールを表し、
9aおよびR9bは、互いに独立して、H、F、Cl、OH、C1〜6アルキル、O−C1〜6アルキル、C3〜8シクロアルキル、アリールまたはヘテロアリール、C1〜6アルキレン基によって結合されたC3〜8シクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールを示し、
AはNまたはCHを表すが、ただし、s=1およびt=0の場合には、AはCHを表し、そして
s=0の場合には、t=0であり、かつAはNを表し、
前記ラジカルR10およびR11は、Aを含めて、一般式IIまたはIII
【化2】

のうちの1つに従うスピロ環状基または環状基を表し、式中、
c、d、e、f、uおよびvは、互いに独立して、0、1または2を示し、
12、R13およびR27は、互いに独立して、F、Cl、OH、=O、C1〜6アルキル、O−C1〜6アルキル、C3〜8シクロアルキル、アリールまたはヘテロアリール、C1〜6アルキレン基によって結合されたC3〜8シクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールから互いに独立して選択される0〜4個の置換基を表し、
そして/あるいは、一般式IIIで表される環状化合物が二環式架橋形態をとるように、0〜4個の置換基R27のうちの2つは一緒にC1〜3アルキレン架橋を表し、
そして/あるいは、0〜4個の置換基R13のうちの2つの隣接する置換基は、融合されたアリールまたはヘテロアリールを形成し、
そして/あるいは、0〜4個の置換基R27のうちの2つの隣接する置換基は、融合されたアリールまたはヘテロアリールを形成し、
Xは、CR14a14b、NR15またはOを表し、
Yは、CR16a16b、NR17またはOを表すが、ただし、
YがNR17を示す場合にはXはNR15を示さず、そして
XおよびYは同時にOを示さず、ここで
14a、R14b、R16aおよびR16bは、互いに独立して、H、F、Cl、OH、C1〜6アルキル、O−C1〜6アルキル、C3〜8シクロアルキル、アリールまたはヘテロアリール、C1〜6アルキレン基によって結合されたC3〜8シクロアルキル、アリールおよびヘテロアリールを示し、
そして/あるいは、R14aおよびR14bは一緒に=Oを表すことができ、そして/あるいは、R16aおよびR16bは一緒に=Oを表すことができ、
15およびR17は、互いに独立して、H、C1〜6アルキル、C3〜8シクロアルキル、アリールまたはヘテロアリール、C1〜6アルキレン基によって結合されたC3〜8シクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールを表し、
前記一般式IIのZは、CR18a18b、NR19またはOを表すか、あるいは
前記一般式IIのZは、XがOを表し、かつfが0を表す場合には、−(C(R124)−C(R125))−を示し、ここで
124およびR125はこれらを連結する炭素原子と一緒に縮合アリールまたはヘテロアリールを形成するか、あるいは
前記一般式IIのZは、XがOを表し、かつfが0を表す場合には、=(N(CR126))−を示し、ここで、N原子はO原子に単結合し、そして
126は、H、C1〜6アルキル、C3〜8シクロアルキル、アリールまたはヘテロアリール、C1〜6アルキレン基によって結合されたC3〜8シクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールを表し、
前記一般式IIIのZは、CR18a18b、NR19、O、S、S(=O)またはS(=O)を表し、ここで
18aは、H、C1〜6アルキル、C3〜8シクロアルキル、アリールまたはヘテロアリール、C1〜6アルキレン基によって結合されたC3〜8シクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールを表すか、あるいは
18aは、一般式IV
【化3】

に従う基を表し、式中、
iおよびjは互いに独立して0または1を表し、
EはNまたはCHを表すが、ただし、iが1を表し、かつjが0を表す場合には、EはCHを表し、
34およびR35は、互いに独立して、H、C1〜6アルキル、C3〜8シクロアルキル、アリールまたはヘテロアリール、C1〜3アルキレン基によって結合されたアリール、ヘテロアリールまたはC3〜8シクロアルキルを示すか、あるいは、
34およびR35は、Eを含めて、5員または6員アリールまたはヘテロアリールを形成するか、あるいは
34およびR35は、Eを含めて、一般式V
【化4】

に従う飽和複素環化合物を形成し、式中、
hおよびgは、互いに独立して0、1または2を示し、
GはCR37a37b、NR38、O、S、S=OまたはS(=O)を表すが、ただし、EがCHを表す場合にはGはCR37a37bを表さず、
36は、H、F、Cl、Br、I、OH、SH、=O、O−C1〜6アルキル、C1〜6アルキル、C3〜8シクロアルキル、アリールまたはヘテロアリール、C1〜6アルキレン基によって結合されたC3〜8シクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールから互いに独立して選択される0〜4個の置換基を表し、
そして/あるいは、2つの隣接する置換基R36は一緒に融合されたアリールまたはヘテロアリールを表し、
そして/あるいは、前記式(V)で表される環状化合物が二環式架橋形態をとるように、0〜4個の置換基R36のうちの2つは一緒にC1〜3−アルキレン架橋を表し、
37aおよびR37bは、互いに独立して、H、F、Cl、Br、I、OH、SH、=O、O−C1〜6アルキル、C1〜6アルキル、C3〜8シクロアルキル、アリールまたはヘテロアリール、C1〜6アルキレン基によって結合されたC3〜8シクロアルキル、アリールおよびヘテロアリールを示し、
38は、H、C1〜6アルキル、C3〜8シクロアルキル、アリールまたはヘテロアリール、C1〜3アルキレン基によって結合されたアリール、ヘテロアリールまたはC3〜8シクロアルキルを表し、ここで
18bは、H、OH、C1〜6アルキル、C3〜8シクロアルキル、O−C1〜6アルキル、O−(C3〜8シクロアルキル)、(C1〜6アルキレン)−O−C1〜6アルキル、(C1〜6アルキレン)−O−(C3〜8シクロアルキル)、アリールまたはヘテロアリール、O−アリールまたはO−ヘテロアリール、C1〜6アルキレンによって結合されたアリール、O−アリール、ヘテロアリールまたはO−ヘテロアリールを表すか、あるいは
18bは、一般式VI
【化5】

に従う基を表し、式中、
kは0または1を表し、
39は、H、C1〜6アルキル、C3〜8シクロアルキル、アリールまたはヘテロアリール、C1〜3アルキレン基によって結合されたC3〜8シクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールを表し、
40は、C1〜6アルキル、C3〜8シクロアルキル、アリールまたはヘテロアリール、C1〜6アルキレン基によって結合されたC3〜8シクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールを表すか、あるいは、
39およびR40は、これらを連結するN−C(=O)基と一緒に、一般式VII
【化6】

に従う環を形成し、式中、
Iは0、1または2を表し、そして
41およびR42は、これらを連結する炭素原子と一緒に、融合されたアリールまたはヘテロアリールを形成し、ここで
19は、H、または(P)−R22を表し、そして
zは0または1を表し、
Pは(C=O)、S(=O)またはC(=O)−N(R24)を表し、ここでC(=O)−N(R24)基のN原子はR22に連結され、
24は、H、C1〜6アルキル、C3〜8シクロアルキル、C1〜3アルキレン基によって結合されたアリール、ヘテロアリールまたはC3〜8シクロアルキルを表し、
22は、C1〜6アルキル、C3〜8シクロアルキル、アリールまたはヘテロアリール、C1〜6アルキレン基によって結合されたアリール、ヘテロアリールまたはC3〜8シクロアルキルを表すか、あるいは
22は、一般式VIII
【化7】

に従う基を表し、式中、
nは0、1または2を表し、
mは0、1または2を表し、
wは0または1を表し、
MはCHまたはNを表すが、ただし、
PがC(=O)−NR24を表し、かつwが0を表す場合にはMはCHを表し、そして
zおよびwが同時に0を表す場合にはMはCHを表し、
Lは、CR44a44b、NR45、O、S、S=OまたはS(=O)を表し、
43は、F、Cl、OH、=O、C1〜6アルキル、O−C1〜6アルキル、C3〜8シクロアルキル、アリールまたはヘテロアリール、C1〜6アルキレン基によって結合されたC3〜8シクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールから互いに独立して選択される0〜4個の置換基を表し、
そして/あるいは、0〜4個のラジカルR43のうちの2つの隣接するラジカルは一緒に、融合されたアリールまたはヘテロアリールを表し、
44aおよびR44bは、互いに独立して、H、F、Cl、Br、I、OH、C1〜6アルキル、O−C1〜6アルキル、C3〜8シクロアルキル、アリールまたはヘテロアリール、C1〜6アルキレン基によって結合されたC3〜8シクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールを表すか、あるいは、
44aおよびR44bは一緒に=Oを表すことができ、
45は、H、C1〜6アルキル、C3〜8シクロアルキル、アリールまたはヘテロアリール、C1〜3アルキレン基によって結合されたアリール、ヘテロアリールまたはC3〜8シクロアルキルを表し、
あるいは、
前記一般式Iにおいて、sおよびtが同時に0を表し、かつAがNを表すという条件では、
10は、H、C1〜6アルキルまたは−C(=O)−R280を表し、ここで、R280は、−N(C1〜6アルキル)または4員〜7員ヘテロシクリルを表し、そして
11は、フェニル基またはC1〜3アルキレン基によって結合されたフェニル基を表し、ここで、C1〜3アルキレン基は−C(=O)R280基によって置換されていてもよく、R280は−N(C1〜6アルキル)または4員〜7員ヘテロシクリルを表し、そしてフェニル基は−(NR300301)基または4員〜8員ヘテロシクリルによって置換されており、−(NR300301)基および4員〜8員ヘテロシクリルはC1〜3アルキレン基によってフェニル基に結合されていてもよく、R300およびR301は互いに独立してHまたはC1〜6アルキルを表し、
ここで、前記ラジカルC1〜6アルキル、C1〜3アルキレン、C1〜6アルキレン、C2〜6アルケニレン、C2〜6アルキニレン、C3〜6−シクロアルキル、C3〜8−シクロアルキル、アリール、ヘテロアリールおよびヘテロシクリルはそれぞれ、非置換であってもよいし、あるいは同一または異なるラジカルによって一置換または多置換されていてもよく、前記ラジカルC1〜6アルキル、C1〜3アルキレン、C1〜6アルキレン、C2〜6アルケニレンおよびC2〜6アルキニレンはそれぞれ分枝状でも非分枝状でもよい。]
で表わされる化合物。
【請求項2】
、WおよびWがCRを表すか、
およびWがCRを表し、WがNを表すか、
がCRを表し、WおよびWがNを表すか、あるいは
がCRを表し、WおよびWがNを表す、
請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
BがOを表し、R2a、R2b、R3aおよびR3bが好ましくはHを表すか、あるいは
BがC(R6a)(R6b)または単結合を表し、R2a、R2b、R3a、R3b、R6aおよびR6bが好ましくは互いに独立してH、F、CF、OH、C1〜6アルキルまたはC1〜6アルコキシを表す、
請求項1または2に記載の化合物。
【請求項4】
が、フェニル、ナフチル、インドリル、ベンゾフラニル、ベンゾチオフェニル(ベンゾチエニル)、ベンゾオキサゾリル、ベンゾオキサジアゾリル、ピロリル、フラニル、チエニル、ピリジニル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニル、イミダゾチアゾリル、カルバゾリル、ジベンゾフラニル、ジベンゾチオフェニル、(ジベンゾチエニル)またはCH(フェニル)、好ましくは、フェニル、ナフチル、ベンゾチオフェニル、ベンゾオキサジアゾリル、チオフェニル、ピリジニル、イミダゾチアゾリルまたはジベンゾフラニル、特に好ましくは、フェニルまたはナフチルを表し、これらはそれぞれ非置換であるか、あるいは同一または異なって一置換または多置換されており、前記置換基が、好ましくは、−O−C1〜3アルキル、C1〜6アルキル、F、Cl、Br、I、CF、OCF、OH、SH、フェニル、ナフチル、フリル、チアゾリル、チエニルおよびピリジニルから選択される、請求項1〜3のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項5】
前記一般式Iにおいて、基AcI
【化8】

が、以下の群
【化9】

(式中、
は、H、FまたはC1〜6アルキルから選択される0〜4個の置換基を表すか、あるいは0〜4個の置換基のうちの2つは一緒に融合されたアリールまたはヘテロアリールを表し、
210は、−O−C1〜3アルキル、C1〜6アルキル、F、Cl、Br、I、CF、OCF、OH、SH、フェニル、ナフチル、フリル、チエニルおよびピリジニルから、好ましくはメチル、メトキシ、O−CF、CF、F、ClおよびBrから互いに独立して選択される0〜4個の置換基を表す)
のうちの1つから選択される、請求項1〜4のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項6】
aが1を表し、bが1を表し、BがOを表し、そしてR2a、R2b、R3aおよびR3bがHを表すか、あるいは
aが1または2を表し、bが0を表し、Bが単結合を表し、そしてR2aおよびR2bがHを表す、
請求項1〜5のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項7】
(a1)前記一般式IIが、以下の部分構造IIa:
【化10】

をとるか、あるいは
(a2)前記一般式IIIが、以下の部分構造IIIaまたはIIIb:
【化11】

のうちの1つをとる、
請求項1〜6のいずれか一項に記載の置換された化合物。
【請求項8】
(a1)前記式IIaを有する部分構造が、以下の部分構造IIb:
【化12】

をとるか、あるいは
(a2)前記式IIIaおよびIIIbを有する部分構造が、以下の部分構造IIIc、IIIdまたはIIIe:
【化13】

のうちの1つをとる、
請求項7に記載の置換された化合物。
【請求項9】
(a1)前記式IIaを有する部分構造が、前記部分構造IIbをとり、
が、H、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキルを表し、これらがそれぞれ非置換であるか、あるいは同一または異なる置換基によって一置換または多置換されており、
9aおよびR9bがそれぞれHを表し、
そして/あるいは
(a2)前記式IIIaおよびIIIbを有する部分構造が、前記部分構造IIIcまたはIIIdのうちの1つをとり、sおよびtがそれぞれ0を表し、
そして/あるいは
(a3)前記式IIIaおよびIIIbを有する部分構造が、前記部分構造IIIcまたはIIIdのうちの1つをとり、前記部分構造IIIcまたはIIIdで表される環状化合物が二環式架橋形態をとるように、前記置換基R27のうちの2つが一緒にC1〜3アルキレン架橋を表し、
sおよびtがそれぞれ0であり、
そして/あるいは
(a4)前記式IIIaおよびIIIbを有する部分構造が、前記部分構造IIIcまたはIIIeのうちの1つをとり、sが1を表し、tが1、2または3を表し、RがH、C1〜6アルキルまたはC3〜6シクロアルキルを表し、これらがそれぞれ非置換であるか、あるいは同一または異なる置換基によって一置換または多置換されている、
請求項8に記載の置換された化合物。
【請求項10】
(a1)前記部分構造IIbが、以下の部分構造IIc:
【化14】

をとり、sおよびtがそれぞれ0を示し、
そして/あるいは
(a2)前記部分構造IIIcまたはIIIdが、以下の部分構造IIIfまたはIIIg
【化15】

のうちの1つをとり、
27がHまたはメチルを表し、そして/あるいは2つの隣接する置換基R27が融合されたアリールまたはヘテロアリール、特にベンゾ基を形成し、
そして/あるいは
(a3)前記化合物において、前記部分構造IIIcまたはIIIdが以下のラジカルA〜H
【化16】

のうちの1つを表し、
そして/あるいは
(a4)前記化合物において、前記部分構造IIIcまたはIIIeが、式IIIhまたはIIIi
【化17】

のうちの1つに従う基を表し、
9aおよびR9bがそれぞれHを表す、
請求項9に記載の置換された化合物。
【請求項11】
(a1)前記部分構造IIcにおいて、前記ラジカルR16aおよびR16bがそれぞれHを表すか、あるいは一緒に=Oを形成し、
13がアリールまたはヘテロアリールを表し、そして/あるいは前記置換基R13のうちの2つが一緒に=Oを形成し、
そして/あるいは2つの隣接する置換基R13が融合されたアリールまたはヘテロアリール、特にベンゾ基を形成し、
そして/あるいは
(a2)前記部分構造IIIfまたはIIIgにおいて、
18aが、H、C1〜6アルキル、C3〜8シクロアルキル、−NH(C1〜6アルキル)、−N(C1〜6アルキル)、フェニル、ピリジル、ピリミジニル、チアゾリル、イミダゾリル、トリアゾリルもしくはチエニル(これらはそれぞれ非置換であるか、あるいは一置換または多置換されている)、−(O)0〜1−C1〜6アルキレン基によって結合されたフェニル、ピリジル、ピリミジニル、イミダゾリル、トリアゾリルもしくはチエニル(これらはそれぞれ非置換であるか、あるいは一置換または多置換されている)を表すか、あるいは
18aが一般式VIIa
【化18】

(式中、iは、0または1を表し、
jは、0または1を表し、
hは、0または1を表し、
Eは、NまたはCHを表すが、ただし、iが1を表し、jが0を表す場合にはEはCHを表し、
Gは、CR37a37bまたはNR38を表し、ここで
37aおよびR37bは互いに独立して、H、FまたはC1〜6アルキル(これらはそれぞれ非置換であるか、あるいは同一または異なる置換基によって一置換または多置換されている)を表し、
38は、H、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキルまたはピリジルを表す)
に従うラジカルを表し、
18bが、H、OH、C1〜6アルキル、フェニル、ピリジル、ピリミジニル、イミダゾリル、トリアゾリル、チエニルまたはチアゾリル(これらはそれぞれ非置換であるか、あるいは同一または異なる置換基によって一置換または多置換されている)、C1〜6アルキレン基によって結合されたフェニル、ピリジル、ピリミジニル、O−フェニル、O−ピリジル、イミダゾリル、トリアゾリル、チエニルまたはチアゾリル(これらはそれぞれ非置換であるか、あるいは同一または異なる置換基によって一置換または多置換されている)、C1〜6アルキレン−NH(C=O)によって架橋されたフェニル、ピリジル、ピリミジニル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリルまたはチエニル(これらはそれぞれ非置換であるか、あるいは同一または異なる置換基によって一置換または多置換されている)を表し、
19がH、C1〜6アルキル、C3〜8シクロアルキルを表すか、あるいは(C=O)0〜1によって結合されたC1〜6アルキル、フェニル、ピリジル、チエニル、チアゾリル、トリアゾリル、ピリミジニルもしくはイミダゾリル(これらはそれぞれ非置換であるか、あるいは同一または異なる置換基によって一置換または多置換されている)、C1〜6アルキレン基によって結合されたフェニル、ピリジル、チエニル、チアゾリル、ピリミジニル、トリアゾリルまたはイミダゾリル(これらはそれぞれ非置換であるか、あるいは同一または異なる置換基によって一置換または多置換されている)を表すか、
あるいは一般式VIIIa
【化19】

(式中、wは、0または1を表し、
nは、0または1を表し、
mは、0または1を表し、
Mは、CHまたはNを表すが、ただし、wが0を表す場合にはMはCHを表し、
Lは、CR44a44bまたはNR45を表し、ここで
44aおよびR44bは互いに独立してH、FまたはC1〜6アルキル(これらはそれぞれ非置換であるか、あるいは同一または異なる置換基によって一置換または多置換されている)を表し、
45は、H、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキルまたはピリジルを表す)
に従うラジカルを表し、
そして/あるいは
(a3)前記化合物において、前記部分構造IIIcまたはIIIdが、以下の基A〜H
【化20】

のうちの1つを表し、ここで
18aが、H、C1〜6アルキル、C3〜8シクロアルキル、N(C1〜6アルキル)、NH(C1〜6アルキル)、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、4−(C1〜6アルキル)−ピペラジニル、フェニル、ピリジル、ピリミジニル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリルまたはチエニル(これらはそれぞれ非置換であるか、あるいは同一または異なる置換基によって一置換または多置換されている)、−(O)0〜1−C1〜6アルキレン基によって結合されたN(C1〜6アルキル)、NH(C1〜6アルキル)、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、4−(C1〜6アルキル)−ピペラジニル、フェニル、イミダゾリル、トリアゾリル、チエニル、チアゾリル、ピリミジニルまたはピリジル(これらはそれぞれ非置換であるか、あるいは同一または異なる置換基によって一置換または多置換されている)を表し、
18bが、H、OH、C1〜6アルキル、フェニル、ピリジル、ピリミジニル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリルまたはチエニル(これらはそれぞれ非置換であるか、あるいは同一または異なる置換基によって一置換または多置換されている)、C1〜6アルキレン基によって結合されたフェニル、ピリジル、ピリミジニル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリルまたはチエニル(これらはそれぞれ非置換であるか、あるいは同一または異なる置換基によって一置換または多置換されている)を表し、
19が、H、C1〜6アルキル、C3〜8シクロアルキル、フェニル、ピリジル、ピリミジニル、チエニル、イミダゾリル、チアゾリルまたはトリアゾリル(これらはそれぞれ非置換であるか、あるいは同一または異なる置換基によって一置換または多置換されている)、C1〜6アルキレン基または(C=O)基によって結合されたフェニル、ピリジル、ピリミジニル、チエニル、イミダゾリル、チアゾリルまたはトリアゾリル(これらはそれぞれ非置換であるか、あるいは同一または異なる置換基によって一置換または多置換されている)を表し、
そして/あるいは
(a4)前記部分構造IIIhまたはIIIiにおいて、
18aが、H、C1〜6アルキル、C3〜8シクロアルキル、N(C1〜6アルキル)、NH(C1〜6アルキル)、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、4−(C1〜6アルキル)−ピペラジニル、フェニル、ピリジル、ピリミジニル、チエニル、イミダゾリル、チアゾリルまたはトリアゾリル(これらはそれぞれ非置換であるか、あるいは同一または異なる置換基によって一置換または多置換されている)、−(O)0/1−C1〜6アルキレン基によって結合されたN(C1〜6アルキル)、NH(C1〜6アルキル)、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、4−(C1〜6アルキル)−ピペラジニル、フェニル、ピリジル、ピリミジニル、チエニル、イミダゾリル、チアゾリルまたはトリアゾリル(これらはそれぞれ非置換であるか、あるいは同一または異なる置換基によって一置換または多置換されている)を表し、
18bが、H、OH、C1〜6アルキル、フェニル、ピリジル、ピリミジニル、チエニル、イミダゾリル、チアゾリルまたはトリアゾリル(これらはそれぞれ非置換であるか、あるいは同一または異なる置換基によって一置換または多置換されている)、C1〜6アルキレン基によって結合されたフェニル、ピリジル、ピリミジニル、チエニル、イミダゾリル、チアゾリルまたはトリアゾリル(これらはそれぞれ非置換であるか、あるいは同一または異なる置換基によって一置換または多置換されている)を表し、
19が、H、C1〜6アルキル、C3〜8シクロアルキル、フェニル、ピリジル、ピリミジニル、チエニル、イミダゾリル、チアゾリルまたはトリアゾリル(これらはそれぞれ非置換であるか、あるいは同一または異なる置換基によって一置換または多置換されている)、C1〜6アルキレン基または(C=O)基によって結合されたフェニル、ピリジル、ピリミジニル、チエニル、イミダゾリル、チアゾリルまたはトリアゾリル(これらはそれぞれ非置換であるか、あるいは同一または異なる置換基によって一置換または多置換されている)を表す、
請求項10に記載の置換された化合物。
【請求項12】
(a1)前記式IIcを有する部分構造が、以下の部分構造SP1〜SP34:
【化21】


をとることができ、式中、
13が、Hまたはフェニル(これらはそれぞれ非置換であるか、あるいは同一または異なる置換基によって一置換または多置換されている)を表し、そして/あるいは置換基R13のうちの2つが一緒に=Oを形成し、
そして/あるいは2つの隣接する置換基R13が、融合されたアリールまたはヘテロアリール、特にベンゾ基を形成し、
15が、H、C3〜8シクロアルキル、フェニル、ピリジル、ピリミジニル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリルまたはチエニル(これらはそれぞれ非置換であるか、あるいは同一または異なる置換基によって一置換または多置換されている)、C1〜6アルキレン基によって結合されたフェニル、ピリジル、ピリミジニル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリルまたはチエニル(これらはそれぞれ非置換であるか、あるいは同一または異なる置換基によって一置換または多置換されている)を表し、
16aが、H、C1〜6アルキル、フェニル、ピリジル、ピリミジニル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリルまたはチエニル(これらはそれぞれ非置換であるか、あるいは同一または異なる置換基によって一置換または多置換されている)を表し、
18aが、H、C1〜6アルキル、C3〜8シクロアルキル、N(C1〜6アルキル)、NH(C1〜6アルキル)、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、4−(C1〜6アルキル)−ピペラジニル、フェニル、ピリジル、ピリミジニル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリルまたはチエニル(これらはそれぞれ非置換であるか、あるいは同一または異なる置換基によって一置換または多置換されている)、−(O)0/1−C1〜6アルキレン基によって結合されたN(C1〜6アルキル)、NH(C1〜6アルキル)、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、4−(C1〜6アルキル)−ピペラジニル、フェニル、ピリジル、ピリミジニル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリルまたはチエニル(これらはそれぞれ非置換であるか、あるいは同一または異なる置換基によって一置換または多置換されている)を表し、
18bが、H、OH、C1〜6アルキル、フェニル、ピリジル、ピリミジニル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリルまたはチエニル(これらはそれぞれ非置換であるか、あるいは同一または異なる置換基によって一置換または多置換されている)、C1〜6アルキレン基によって結合されたフェニル、ピリジル、ピリミジニル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリルまたはチエニル(これらはそれぞれ非置換であるか、あるいは同一または異なる置換基によって一置換または多置換されている)を表し、
19が、H、C3〜8シクロアルキル、フェニル、ピリジル、ピリミジニル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリルまたはチエニル(これらはそれぞれ非置換であるか、あるいは同一または異なる置換基によって一置換または多置換されている)、C1〜6アルキレン基または(C=O)基によって結合されたフェニル、ピリジル、ピリミジニル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリルまたはチエニル(これらはそれぞれ非置換であるか、あるいは同一または異なる置換基によって一置換または多置換されている)を表し、
120が、H、F、Cl、OH、OCH、C1〜6アルキル、フェニル(これらはそれぞれ非置換であるか、あるいは同一または異なる置換基によって一置換または多置換されている)を表し、
126が、H、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、フェニル、ピリジル、ピリミジニル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリルまたはチエニル、C1〜3アルキレン基によって結合されたC3〜6シクロアルキル、フェニルまたはピリジル(これらはそれぞれ非置換であるか、あるいは同一または異なる置換基によって一置換または多置換されている)を表す、
請求項11に記載の置換された化合物。
【請求項13】
前記一般式Iにおいて、部分構造(B)
【化22】

が、
【化23】



から選択され、式中、
h=0または1であり、
g=0または1であり、
m=0または1であり、
n=0または1であり、
o=0、1、2または3であり、
r=1、2または3であり、特に1または2であり、
s=0または1であり、
t=0、1、2または3であり、特に0、1または2であるが、ただし、sが0を表す場合にはtは同様に0を表し、
、MおよびMが互いに独立してNまたはCHを表すことができ、M、MおよびMのうちの1つの変数がNを表し、他の2つがCHを表し、
が、H、C1〜6アルキル、特にメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチルおよびtert−ブチル、C3〜6シクロアルキル、特にシクロプロピル(これらはそれぞれ非置換であるか、あるいは同一または異なる置換基によって一置換または多置換されている)を表し、
19が、H、C1〜6アルキル、特にメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチルおよびtert−ブチル、C3〜6シクロアルキル、特にシクロプロピル(これらはそれぞれ非置換であるか、あるいは同一または異なる置換基によって一置換または多置換されている)から選択され、
34およびR35が好ましくは互いに独立してメチルまたはエチルであるか、あるいはこれらを連結するN原子と一緒にアゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、4−(C1〜6アルキル)−ピペラジニル基(これらはそれぞれ非置換であるか、あるいは同一または異なる置換基によって一置換または多置換されている)を形成し、
38が、H、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキルまたはピリジルを表し、
39が、H、C1〜6アルキル、特にメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチルおよびtert−ブチル、C3〜6シクロアルキル、特にシクロプロピル(これらはそれぞれ非置換であるか、あるいは同一または異なる置換基によって一置換または多置換されている)から選択され、そして
45が、H、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキルまたはピリジルを表し、
190が、F、Cl、O−CF、CFまたはCNから互いに独立して選択される0〜4個の置換基を表し、そして
271がHを表し、そしてR272がC1〜4アルキル、C3〜6シクロアルキル、またはC1〜3アルキレン基によって結合されたC3〜6シクロアルキルを表すか、あるいはR271およびR272が一緒に4員〜7員ヘテロシクリルを形成し、これは、F、Cl、O−CF、−CF、またはCNから選択される0〜2個の置換基によって置換され得るか、あるいは2つの隣接する置換基が一緒に融合されたアリールまたはヘテロアリール、好ましくは縮環フェニルを形成し得る、
請求項1〜12のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項14】
前記一般式I中、部分構造(B)
【化24】

において、
sが1を表し、
tが0、1または2を表し、
が、H、C1〜6アルキル、C3〜8シクロアルキル、またはC1〜3アルキレン基によって結合されたC3〜8シクロアルキルを表し、
AがNまたはCHを表すが、ただし、tが0を表す場合にはAがCHを表し、そして
10およびR11が、これらが結合されるAを含めて、5員または6員アリールまたはヘテロアリールが縮環された5員または6員シクロアルキルまたはヘテロシクロアルキルを表し、
前記5員または6員融合されたアリールまたはヘテロアリールは、(C1〜6アルキル)アミノ、ジ(C1〜6アルキル)アミノ基または4員〜7員N含有ヘテロシクリルによって置換されており、ここで、(C1〜6アルキル)アミノおよびジ(C1〜6アルキル)アミノ基、4員〜7員ヘテロシクリルは、C1〜3アルキレン基を介して融合されたアリールまたはヘテロアリールに結合されることが可能であり、そしてC1〜3アルキレン基が非置換であっても、同一または異なる置換基によって一置換または多置換されていてもよい、
請求項1〜13のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項15】
前記一般式Iにおいて、前記部分構造Bが、一般式B.50.:
【化25】

に従う基を表し、式中、
が、H、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、s−ブチル、イソブチル、t−ブチル、シクロプロピル、またはC1〜3アルキレン基によって結合されたシクロプロピル、好ましくは、H、メチルまたはシクロプロピルを表し、ここで、これらのラジカルの全てにおいて、少なくとも1つのC結合H原子がF原子によって置換されていてもよく、
uおよびvがそれぞれ互いに独立して0、1または2を表し、ここで、u+vが0よりも大きく、u+vが最大でも3であり、uおよびvが好ましくは同時に1を表し、
ΛがCHまたはOを表すが、ただし、ΛがOを表す場合にはuが1を表し、
ΠおよびΠが互いに独立してCHまたはNを表し、ΠおよびΠが好ましくは両方ともCHを表すか、あるいは両方ともNを表し、
αが0、1、2または3、好ましくは1を表し、RおよびRが、それぞれの発生に対して互いに独立して、H、C1〜6アルキル、好ましくはメチル、FまたはCFを表し、RおよびRが好ましくはそれぞれHであり、
ΤがN(R271)(R272)を表し、R271がHを表し、R272がC1〜4アルキル、C3〜6シクロアルキル、またはC1〜3アルキレン基によって結合されたC3〜6シクロアルキルを表すか、あるいは
Τが、
【化26】

からなる群から選択されるヘテロシクリルを表し、式中、
274が、F、メチル、エチル、CFおよび−CH−CFから互いに独立して選択される0〜2個の置換基を表し、好ましくは存在しないか、あるいは2つの隣接する置換基R274が一緒に融合されたアリールまたはヘテロアリール、好ましくはフェニルを形成するか、あるいは前記ヘテロシクリルが二環式架橋形態をとるように、2つの置換基R274が一緒にC1〜3アルキレン架橋を形成し、
275が、C1〜4アルキル、C3〜6シクロアルキル、またはC1〜3アルキレン基によって結合されたC3〜6シクロアルキルから選択されるラジカルを表し、R275が好ましくはHまたはメチルを表し、そして
276がF、Cl、メチルまたはCFを表す、
請求項14に記載の化合物。
【請求項16】
場合により、単一のエナンチオマーまたは単一のジアステレオマー、そのラセミ化合物、そのエナンチオマー、そのジアステレオマー、そのエナンチオマーおよび/またはそのジアステレオマーの混合物の形態にあるか、又はそれぞれそ、塩基および/または生理学的に許容し得る塩の形態にある、





















からなる群から選択される、請求項1〜15のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項17】
請求項1〜16のいずれか一項に記載の、少なくとも1種の化合物を含有する医薬。
【請求項18】
痛み、特に、急性痛、内臓痛、神経障害痛、慢性痛および/または炎症痛、片頭痛、糖尿病、呼吸器の疾患、炎症性腸疾患、神経疾患、皮膚の炎症、リウマチ性疾患、敗血性ショック、再灌流症候群、肥満を治療するための医薬、そして/あるいは血管新生阻害薬としての医薬を製造するための、請求項1〜16のいずれか一項に記載の少なくとも1種の化合物の使用。

【公表番号】特表2012−519196(P2012−519196A)
【公表日】平成24年8月23日(2012.8.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−552360(P2011−552360)
【出願日】平成22年3月3日(2010.3.3)
【国際出願番号】PCT/EP2010/001299
【国際公開番号】WO2010/099938
【国際公開日】平成22年9月10日(2010.9.10)
【出願人】(390035404)グリュネンタール・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング (127)
【Fターム(参考)】