説明

セラミック部材の梱包体

【課題】 ハニカム部材を梱包し、梱包体を多段に積み重ねても、輸送する際に衝撃や振動でハニカム部材が破損し難く、さらに、梱包体を多段に積み重ねても輸送時に梱包体がずれて倒壊し難く、効率良く輸送することができるハニカム部材の梱包体を提供する
【解決手段】 外箱と前記外箱内に配置されたハニカム部材と前記ハニカム部材を保持する保持部材からなるハニカム部材の梱包体であって、前記保持部材は、その外周における外形形状が、前記外箱の内側形状と略一致し、前記ハニカム部材端部の外形形状と略一致する形状を有する窪み部を有し、前記ハニカム部材の両端部に前記保持部材の窪み部をそれぞれ嵌合させて前記外箱内に配置し、配置された前記保持部材と前記ハニカム部材との高さが前記外箱の深さと略一致し、前記外箱の上部に前記外箱の内側形状よりも大きい蓋体を有することを特徴とするハニカム部材の梱包体。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ハニカム部材の梱包体に係り、さらに詳しくは、セラミックス製のハニカム部材を破損することなく梱包し輸送することができる梱包体に関するものである。
【背景技術】
【0002】
自動車用排気ガス浄化システムに用いられる触媒担体用のセラミックハニカム構造体や、ディーゼルエンジン等の排気ガス中の微粒子を捕集するセラミックハニカムフィルタとして広く使用されているハニカム部材は、触媒活性を高めるため、あるいは、圧力損失を小さくするために、セル壁厚を薄く、セル壁に形成される細孔の気孔率を大きくすることが行われている。そのため、このようなハニカム部材を梱包し輸送する際に、衝撃や振動などにより、ハニカム部材が破損することが少なく、輸送効率が良く、また、環境問題の観点から繰り返し使用することが可能な梱包体を使用することが必要である。
【0003】
特許文献1には、多段に積み重ねてゆくことのできる梱包体であって、梱包体の底部又は蓋部を形成する基台と、被梱包物を凸部で支持する緩衝シートとを基本単位とした組み合わせで構成されており、2枚の緩衝シートで被梱包物を挟持したものを、2枚の基台の間に挟み込んで保持する梱包体が記載されている。このような梱包体とすることで、多段積み時における安定性と被梱包物の保護性に優れるとしている。
【0004】
特許文献2には、底部と側部とを有し上部が開放された箱体、及び箱体の上面側に配設された蓋体とを備えた、一以上のハニカム状構造体を収納可能な、ハニカム状構造体用梱包体であって、互いに対向する蓋体の内面及び箱体の底部の内面の、ハニカム状構造体を収納したときにハニカム状構造体の両端面がそれぞれ配置される位置に対応する位置に、所定の厚さの保護部材が、ハニカム状構造体の両端面にそれぞれ接触するように配設されてなることを特徴とするハニカム状構造体用梱包体が記載されている。このような梱包体とすることで、ハニカム部材を梱包し輸送する際に、衝撃や振動が生じても、ハニカム部材の端面の外縁部が破損することを防止することができるとしている。
【0005】
特許文献3には、板状の基台と、基台上に配設された、貫通孔方向が水平になるように横置きされたハニカム構造体の側面部を支持する受台と、基台および受台の、下面および側面を包囲する5枚の剛性体パネルからなる直方体形状の箱体とを含むハニカム構造体の梱包体が記載されている。このような梱包体とすることで、多段積みが可能となり、従来に比して、製品を収納しても梱包高さはそれほど高くならず、輸送効率の悪化を防止することができるとしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2003−112771号公報
【特許文献2】特開2004−42964号公報
【特許文献3】特開2010−64758号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1に記載の梱包体では、ハニカム部材を多段に積み重ねることで、輸送の効率は向上するが、下段に載置されたハニカム部材には、その上部に載置されたハニカム部材の荷重が全て負荷されるため、輸送の際の衝撃や振動で、ハニカム部材が破損することを避けることは難しかった。特に、ディーゼルエンジン等の排気ガス中の微粒子を捕集するセラミックハニカムフィルタとして使用されるハニカム部材は、外径が150mm以上と大きく、高気孔率で自重も大きいため、ハニカム部材を多段に積み重ねて輸送し、その際の衝撃や振動で下段に載置されたハニカム部材にはより大きな衝撃が生じるので、ハニカム部材の破損を防止することは難しかった。
【0008】
また、特許文献2に記載の梱包体では、輸送の効率を向上させようと、梱包体を多段に積み重ねると、下段に載置された梱包体中のハニカム部材には、その上部に載置された梱包体の荷重が全て負荷されるため、輸送の際の衝撃や振動で、ハニカム部材が破損することを避けることは難しかった。特に、ディーゼルエンジン等の排気ガス中の微粒子を捕集するセラミックハニカムフィルタとして使用されるハニカム部材は、外径が150mm以上と大きく、高気孔率で自重も大きいため、ハニカム部材を収納した梱包体を多段に積み重ねて輸送すると、輸送時の衝撃や振動で、下段に載置された梱包体中のハニカム部材にはより大きな衝撃が生じるので、ハニカム部材の破損を防止することは難しかった。また、梱包体を多段に積み重ねた場合、輸送時の衝撃や振動で、上段の梱包体がずれて倒壊し梱包体中のハニカム部材が破損する場合があった。
【0009】
さらに、特許文献3に記載の梱包体では、ハニカム部材を貫通孔方向が水平になるように横置きして梱包するため、梱包高さが高くならず、多段積みが可能で輸送効率は向上する。しかしながら、ハニカム部材を横置きして積み重ねた場合、下段に載置されたハニカム部材には、その上部に載置されたハニカム部材の荷重が全て負荷されるうえ、輸送する際の衝撃や振動は、強度が弱い部位であるハニカム部材の貫通孔に垂直な方向に作用するので、ハニカム部材が破損することを防止することは難しかった。また、ハニカム部材を積み重ねない場合でも、ハニカム部材の固定が不十分となるので、輸送する際の衝撃や振動で、破損し易かった。特に、ディーゼルエンジン等の排気ガス中の微粒子を捕集するセラミックハニカムフィルタとして使用されるハニカム部材は、外径が150mm以上と大きく、高気孔率で自重も大きいため、ハニカム部材を多段に積み重ねて輸送すると、その際の衝撃や振動で、下段に載置されたハニカム部材にはより大きな衝撃が生じるので、ハニカム部材の破損を防止することは難しかった。
【0010】
したがって、本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、ハニカム部材を梱包し、梱包体を多段に積み重ねても、輸送する際に衝撃や振動でハニカム部材が破損し難く、さらに、梱包体を多段に積み重ねても輸送時に梱包体がずれて倒壊し難く、一度の輸送で多くのハニカム部材を効率良く輸送することができるハニカム部材の梱包体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
具体的に本発明は、外箱と前記外箱内に配置されたハニカム部材と前記ハニカム部材を保持する保持部材からなるハニカム部材の梱包体であって、前記保持部材は、その外周における外形形状が、前記外箱の内側形状と略一致し、前記ハニカム部材端部の外形形状と略一致する形状を有する窪み部を有し、前記ハニカム部材の両端部に前記保持部材の窪み部をそれぞれ嵌合させて前記外箱内に配置し、配置された前記保持部材と前記ハニカム部材との高さが前記外箱の深さと略一致し、前記外箱の上部に前記外箱の内側形状よりも大きい蓋体を有することを特徴とする。
【0012】
本発明の梱包体において、前記蓋体の上面部に凸部を有し、かつ、前記外箱の下部に、前記外箱を前記蓋体に載置した際に、前記凸部と嵌合可能な凹部を有することが好ましい。
【0013】
本発明の梱包体において、前記凸部は、前記窪み部を前記窪み部の底面に垂直な方向に延長した箇所に位置しないように配置されていることが好ましい。
【0014】
本発明の梱包体において、前記ハニカム部材の端部と前記窪み部との間に、シート状の介在物を有することが好ましい。
【0015】
本発明の梱包体において、前記介在物がフィルム、紙、布のいずれかからなることが好ましい。
【0016】
次に、本発明の作用効果について説明する。
【0017】
本発明のハニカム部材の梱包体10は、図1(a)、図2(a)に示すように、外箱2と前記外箱内に配置されたハニカム部材1と前記ハニカム部材を保持する保持部材3からなるハニカム部材の梱包体10であって、前記保持部材3は、その外周における外形形状が、前記外箱の内側形状と略一致し、前記ハニカム部材端部11、12の外形形状と略一致する形状を有する窪み部31を有し、前記ハニカム部材の両端部11、12に前記保持部材3の窪み部31をそれぞれ嵌合させて前記外箱2内に配置し、配置された前記保持部材と前記ハニカム部材との高さが前記外箱の内側形状の深さと略一致し、前記外箱の上部に前記外箱の内側形状よりも大きい蓋体4を有する。これにより次の作用効果を有する。つまり、上記構成とすることで、ハニカム部材1は、その両端部11、12で保持部材3を介して外箱2内に確実に固定されるので、輸送する際に、衝撃や振動が生じてもハニカム部材が破損し難くなる。さらに、図1(b)、図2(b)に示すように、梱包体10を多段に積み重ねた場合、蓋体4が外箱2の内側形状よりも大きいため、上段に載置された梱包体10bの荷重は、その下段の梱包体10aの蓋体4を経由して外箱2とハニカム部材1とに分散するため、下段に載置されたハニカム部材にかかる荷重が小さくなり、輸送の際の衝撃や振動でも、ハニカム部材が破損し難くなる。ここで、前記外箱の上部に前記外箱の内側形状よりも大きい蓋体4を有するとは、図1(a)に示すように、蓋体4の外形が、外箱2の内側形状と外側形状の間にあり、外箱2の上部に所定の高さを有する蓋体4が納まる嵌合部21を有する場合や、図2(a)に示すように、蓋体4の内側形状が、外箱2の外形形状よりも大きい場合を言う。
【0018】
前記外箱2は、輸送時の衝撃や振動に耐えることができ、繰り返し使用することが可能な材質であることが好ましく、鋼やアルミニウム合金等の金属、樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、プラスチック、木材、ポリプロピレン樹脂製プラスチックダンボール等であることが好ましく、特に、図14に示すようにアルミニウム合金のフレーム22にポリプロピレン樹脂製のプラスチックダンボール23を組み付けた構成のものであると輸送時の強度が確保されるので好ましい。また、図3、図4に示すように、外箱2の下部に基台7を接合固定することで、輸送時の衝撃や振動の耐久性がより向上するので好ましい。外箱2の下部と基台7とは、ボルトやビス、接着、嵌合等で接合することができる。また、基台7は、輸送時の衝撃や振動に耐えることができ、繰り返し使用することが可能な材質であることが好ましく、鉄やアルミニウム合金等の金属、木材、樹脂、プラスチック等が好ましく、中でも、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂であることが好ましい。
【0019】
また、前記蓋体4は、ハニカム部材の収納、取り出しのために、取り扱いが容易で、繰り返し使用が可能な軽量な材質であることが好ましく、プラスチック、樹脂等であることが好ましく、中でもポリプロピレン樹脂や、ポリプロピレン樹脂製のプラスチックダンボールであることが好ましい。
【0020】
また、前記保持部材3には、図11に示すように、ハニカム部材1の端部11、12の外形形状と略一致する形状を有する窪み部31を複数有することで、複数のハニカム部材を外箱内に収納し、効率よく輸送することができる。前記保持部材3の角部に切り欠き部35を1か所以上有していると、保持部材を外箱内に収納、もしくは取出す作業が容易になるので好ましい。保持部材の材質は、ハニカム部材への衝撃や振動を和らげ、繰り返し使用することが可能な材質であることが好ましく、発泡スチロール、軟質ウレタン、ポリウレタン、ウレタンフォーム、軟質ウレタンフォーム、プラスチック、ダンボール、スポンジ等が好ましく、なかでも、ハニカム部材への衝撃や振動を和らげる効果の大きい軟質ウレタンが好ましい。
【0021】
本発明のハニカム部材の梱包体において、前記蓋体の上面部に凸部を有し、かつ、前記外箱の下部に、前記外箱を前記蓋体に載置した際に、前記凸部と嵌合可能な凹部を有することが好ましいのは次の理由による。つまり、図5に示すように、蓋体4の上面部に凸部5を有し、かつ、外箱2の下部に、前記外箱2を前記蓋体4に載置した際に、前記凸部5と嵌合可能な凹部6を有することで、図6に示すように、梱包体10(10a、10b)を多段に積み重ねた場合、蓋体4の上面部に凸部5を有し、かつ、前記外箱2の下部に、外箱2を蓋体4の上に載置した際に、凸部5と嵌合可能な凹部6を有することで、下段の蓋体の上面部に形成された凸5が、上段に載置された梱包体の外箱の下部に形成された凹部6と嵌合するので、輸送する際に、衝撃や振動が生じても、上段に載置された梱包体がずれて倒壊し難く、ハニカム部材が破損し難くなるので好ましい。
【0022】
前記蓋体の上面部の凸部5は、蓋体4と一体に形成されても良く、また、蓋体とは別体で形成されても良い。蓋体と別体で形成される場合、凸部5は蓋体4に機械的に係止(ねじ、くぎ、ビス等)されても良く、接着されて形成されても良い。
【0023】
前記外箱の下部の凹部6は、梱包体10を積み重ねた際に、下段の梱包体の凸部5がこの凹部6に嵌合する位置に配置されることが好ましい。この凹部6は、図5に示すように、外箱2の下部に形成されるが、図7に示すように、外箱2の下部に凹部6が形成されたパレット等の基台7をボルトやビス、接着、嵌合等で接合固定することでも形成することができる。基台7は、輸送時の衝撃や振動に耐えることができ、繰り返し使用することが可能な材質であることが好ましく、鋼やアルミニウム合金等の金属、木材、樹脂、プラスチック等が好ましく、中でも、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂であることが好ましい。
【0024】
本発明のハニカム部材の梱包体において、前記凸部は、前記窪み部を前記窪み部の底面に垂直な方向に延長した箇所に位置しないように配置されていることが好ましいのは次の理由による。つまり、図9に示すように、前記凸部5が、前記窪み部31を前記窪み部の底面32に垂直な方向に延長した箇所に位置する場合、梱包体を多段に積み重ねる際に、蓋体4の上面部の凸部5に、上段の外箱2の下部、もしくは、基台7に形成された凹部6以外の箇所が当接し、その状態のまま輸送した場合、上段の梱包体の荷重が、凸部に集中して下段のハニカム部材に作用して、ハニカム部材が破損する恐れがある。しかし、図3に示すように、凸部5が保持部材3の窪み部の底面32に垂直な方向に延長した箇所に位置しなければ、凸部に集中した荷重は下段のハニカム部材に負荷されないので、ハニカム部材の破損を防ぐことができるので好ましい。ここで、凸部5が保持部材の窪み部の底面32に垂直な方向に延長した箇所に位置しない態様として、例えば、図7に示すように、凸部5や凹部6が梱包体の外周付近に位置していても良く、図10に示すように、凸部5や凹部6が梱包体の外周付近に位置していなくても良い。
【0025】
本発明のハニカム部材の梱包体において、前記ハニカム部材の端部と前記窪み部との間に、シート状の介在物を有することが好ましいのは次の理由による。つまり、ハニカム部材の端部と前記窪み部との間に、シート状の介在物を有することで、保持部材の窪み部と、嵌合されたハニカム部材との隙間を埋めることができるのでハニカム部材がしっかり固定されて、輸送の際の衝撃や振動で、破損し難くなるので好ましい。さらに、保持部材は繰り返し使用することが可能であるので汚れが付着している場合があり、ハニカム部材の端部が、保持部材と直接接触しないので、ハニカム部材の端部に汚れが付着せず、ハニカム部材に触媒を担持させる場合に良好に担持することができるので好ましい。前記理由により、シート状の介在物は、フィルム、紙、布のいずれかからなることが好ましい。
【発明の効果】
【0026】
本発明によれば、ハニカム部材を梱包し、多段に積み重ねても輸送する際に、衝撃や振動でハニカム部材が破損し難く、梱包体を多段に積み重ねてもずれ難く、一度の輸送で多くのハニカム部材を効率良く輸送することができるとともに、何度も繰り返し使用することができるハニカム部材の梱包体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】(a)本発明に係る梱包体を示す模式的断面図、(b)梱包体を積み重ねた状態を示す模式断面図
【図2】(a)本発明に係る梱包体を示す模式的断面図、(b)梱包体を積み重ねた状態を示す模式断面図
【図3】本発明の実施例1に係る梱包体を示す模式的断面図
【図4】本発明の実施例2に係る梱包体を示す模式的断面図
【図5】本発明に係る梱包体を示す模式的断面図
【図6】図5の梱包体を積み重ねた状態を示す模式的断面図
【図7】(a)本発明の実施例4に係る梱包体を示す模式的断面図、(b)(a)の梱包体を上面から見た模式図、(c)(a)の梱包体を下面から見た模式図
【図8】本発明の実施例4に係る梱包体を積み重ねた状態を示す模式的断面図
【図9】(a)本発明の実施例6に係る梱包体を示す模式的断面図、(b)(a)の梱包体を上面から見た模式図、(c)(a)の梱包体を下面から見た模式図
【図10】(a)本発明に係る梱包体を示す模式的断面図、(b)(a)の梱包体を上面から見た模式図、(c)(a)の梱包体を下面から見た模式図
【図11】保持部材を示した図
【図12】本発明の実施例8に係る梱包体を示す模式的断面図
【図13】本発明の実施例8に係る梱包体を積み重ねた状態を示す模式的断面図
【図14】(a)本発明に係る梱包体の蓋体を外した状態を示す模式外観図、(b)(a)のAA部での模式断面図
【図15】引用文献2(比較例)に係る梱包体を示す模式図
【発明を実施するための形態】
【0028】
以下、本発明について実施例を用いてより詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限られるものではない。
【0029】
(実施例1)
図3は、本発明の実施例1としてのハニカム部材1の梱包体10を示した模式断面図である。本梱包体10は、ハニカム部材1、外箱2、2つの保持部材3、蓋体4から構成される。
ハニカム部材1は、外径267mm、長さ305mmの円筒形状で、気孔率62%のセラミックス製である。
外箱2は、その内面の大きさが、920mm×610mm、内側形状の深さ345mmで、厚さ20mmのポリプロピレン樹脂製であり、外箱の上部には、蓋体4が納まるよう、幅10mm、高さ20mmの嵌合部21を有し、大きさが960mm×650mm×200mmのポリプロピレン樹脂製の基台7の上にボルトで固定されている。
保持部材3は、軟質ウレタン製で、大きさ920mm×610mm、厚さ40mm、図11に示すように、ハニカム部材1を6個収納できる窪み部31が、内径270mm、深さ20mmで6箇所形成されている。また、保持部材3の角には、面取り寸法が30mmとなる切り欠き35が2か所形成されている。
蓋体4は、その大きさが、940mm×630mm、厚さ20mmのポリプロピレン樹脂製であり、蓋体4を外箱2に被せやすくするために、蓋体の一部に指が入る程度の貫通穴(直径2cm)が形成されている。
【0030】
次に、外箱2の底に、1つの保持部材3を配置し、保持部材3の6箇所の窪み部31の全てに、ハニカム部材1を収納する。そして、もう一つの保持部材3の窪み部31を、収納されたハニカム部材の上端部に嵌合させて載置する。これにより、外箱2の内側形状の深さと、保持部材3とハニカム部材1とを合わせた高さが略一致して配置される。そして、この外箱2の上部に、蓋体4を被せ梱包体10を形成する。
【0031】
以上により形成された梱包体10は、ハニカム部材の両端部に、保持部材の窪み部が嵌合されて、外箱内に配置され、配置された保持部材とハニカム部材との高さが外箱の深さと略一致し、外箱の上部に外箱の外形形状よりも大きい蓋体を有して配置される。これにより、ハニカム部材1は、保持部材3とともに外箱2に確実に固定されるので、輸送した際に、その衝撃や振動が生じてもハニカム部材は破損することはなく、一度の輸送で多くのハニカム部材を効率良く輸送することができた。
【0032】
(実施例2)
図4は、本発明の実施例2としてのハニカム部材1の梱包体10を示した模式断面図である。本梱包体10は、ハニカム部材1、外箱2、2つの保持部材3、蓋体4から構成される。
ハニカム部材1は、外径267mm、長さ305mmの円筒形状で、気孔率62%のセラミックス製である。
外箱2は、その内面の大きさが、940mm×630mm、深さ345mmで、厚さ10mmのポリプロピレン樹脂製であり、大きさが960mm×650mm×200mmのポリプロピレン樹脂製の基台7の上に固定されている。
保持部材3は、軟質ウレタン製で、大きさ940mm×630mm、厚さ40mm、図11に示すように、ハニカム部材1を6個収納できる窪み部31が、内径270mm、深さ20mmで6箇所形成されている。また、保持部材3の角には、面取り寸法が30mmとなる切り欠き35が2か所形成されている。
蓋体4は、その内面の大きさが、960mm×650mm、深さ50mmで、厚さ10mmのポリプロピレン樹脂製である。
【0033】
次に、外箱2の底に、1つの保持部材3を配置し、保持部材3の6箇所の窪み部31の全てに、ハニカム部材1を収納する。そして、もう一つの保持部材3の窪み部31を、収納されたハニカム部材の上端部に嵌合させて載置する。これにより、外箱2の深さと、保持部材3とハニカム部材1とを合わせた高さが略一致して配置される。そして、この外箱2の上部に、蓋体4を被せ梱包体10を形成する。
【0034】
以上により形成された梱包体10は、ハニカム部材の両端部に、保持部材の窪み部が嵌合されて、外箱内に配置され、配置された保持部材とハニカム部材との高さが外箱の深さと略一致し、外箱の上部に外箱の外形形状よりも大きい蓋体を有して配置される。これにより、ハニカム部材1は、保持部材3とともに外箱2に確実に固定されるので、輸送した際に、その衝撃や振動が生じてもハニカム部材は破損することはなく、効率良く輸送することができた。
【0035】
(実施例3)
実施例3では、ハニカム部材1と保持部材3の窪み部31に収納する際、ハニカム部材1の端面と窪み部31との間に布を配置してハニカム部材を収納した点を除き、実施例1と同様に梱包体10を形成した。
実施例3で形成された梱包体は、実施例2と同様に、輸送時にハニカム部材は破損することはなく、効率良く輸送することができたことに加え、ハニカム部材の端部に、ハニカム部材を収納する取り扱いの際に汚れが付着し難くなり、ハニカム部材に触媒を担持させる場合に良好に担持することができた。
【0036】
(実施例4)
図7は、本発明の実施例4としてのハニカム部材1の梱包体10を示した模式断面図である。本梱包体10は、ハニカム部材1、外箱2、2つの保持部材3、蓋体4から構成される。
ハニカム部材1は、外径267mm、長さ305mmの円筒形状で、気孔率62%のセラミックス製である。
外箱2は、その内面の大きさが、940mm×630mm、深さ345mmで、厚さ10mmのポリプロピレン樹脂製であり、大きさが960mm×650mm×200mmのポリプロピレン樹脂製の基台7の上にボルトで固定されている。基台7には、大きさ100mm×100mm、深さ100mmの凹部6が4箇所形成されている。
保持部材3は、軟質ウレタン製で、大きさ940mm×630mm、厚さ40mm、図11に示すように、ハニカム部材1を6個収納できる窪み部31が、内径270mm、深さ20mmで6箇所形成されている。また、保持部材3の角には、面取り寸法が30mmとなる切り欠き35が2か所形成されている。
蓋体4は、その内面の大きさが、960mm×650mm、深さ50mmで、厚さ10mmのポリプロピレン樹脂製である。蓋体4の上面部には、50mm×30mm、高さ20mmの凸部5が、蓋体4を外箱に被せた際に、保持部材の窪み部の底面に垂直な方向に延長した箇所に位置しない部位に4箇所配置されている。
【0037】
次に、外箱2の底に、1つの保持部材3を配置し、保持部材3の6箇所の窪み部31の全てに、ハニカム部材1を収納する。そして、もう一つの保持部材3の窪み部31を、収納されたハニカム部材の上端部に嵌合させて載置する。これにより、外箱2の深さと、保持部材3とハニカム部材1とを合わせた高さが略一致して配置される。そして、この外箱2の上部に、蓋体4を被せ、梱包体10を形成する。
同様にして、梱包体10を形成する。
このように形成された2つの梱包体10を、図8に示すように、下段の梱包体10aの凸部5が、上段の梱包体10bの凹部6に嵌合するように2段に積み重ねる。
【0038】
以上により形成された梱包体10は、ハニカム部材の両端部に、保持部材の窪み部が嵌合されて、外箱内に配置され、配置された保持部材とハニカム部材との高さが外箱の深さと略一致し、外箱の上部に外箱の外形形状よりも大きい蓋体を有して配置される。これにより、ハニカム部材1は、保持部材3とともに外箱2に確実に固定されるので、輸送した際に、その衝撃や振動が生じてもハニカム部材は破損することはなかった。さらに、2段に積み重ねられた梱包体10a、10bは、下段の梱包体10aの凸部5が、上段の梱包体10bの凹部6に嵌合しているので、輸送した際に、衝撃や振動が生じても、上段に載置された梱包体がずれて倒壊することがなく、ハニカム部材が破損することがなく、一度の輸送で多くのハニカム部材を効率良く輸送することができた。
【0039】
(実施例5)
実施例5では、ハニカム部材1と保持部材3の窪み部31に収納する際、ハニカム部材1の端面と窪み部31との間にペーパータオル((株)クレシア製のキムタオル)を配置してハニカム部材を収納した点を除き、実施例4と同様に梱包体10を形成した。
実施例5で形成された梱包体は、実施例4と同様に、輸送時にハニカム部材は破損することはなく、効率良く輸送することができたことに加え、ハニカム部材の端部に、ハニカム部材を収納する取り扱いの際に汚れが付着し難くなり、ハニカム部材に触媒を担持させる場合に良好に担持することができた。
【0040】
(実施例6)
図9は、本発明の実施例6としてのハニカム部材1の梱包体10を示した模式断面図である。本梱包体10は、ハニカム部材1、外箱2、2つの保持部材3、蓋体4から構成される。
ハニカム部材1は、外径267mm、長さ305mmの円筒形状で、気孔率62%のセラミックス製である。
外箱2は、その内面の大きさが、940mm×630mm、深さ345mmで、厚さ10mmのポリプロピレン樹脂製であり、大きさが960mm×650mm×200mmのポリプロピレン樹脂製の基台7の上に固定されている。基台7には、大きさ100mm×100mm、深さ100mmの凹部6が、下記する凸部と嵌合可能な位置4箇所形成されている。
保持部材3は、軟質ウレタン製で、大きさ940mm×630mm、厚さ40mm、図11に示すように、ハニカム部材1を6個収納できる窪み部31が、内径270mm、深さ20mmで6箇所形成されている。また、保持部材3の角には、面取り寸法が30mmとなる切り欠き35が2か所形成されている。
蓋体4は、その内面の大きさが、960mm×650mm、深さ50mmで、厚さ10mmのポリプロピレン樹脂製である。蓋体4の上面部には、50mm×30mm、高さ20mmの凸部5が、蓋体4を外箱に被せた際に、保持部材の窪み部の底面に垂直な方向に延長した箇所に位置する部位に4箇所配置されている。
【0041】
次に、外箱2の底に、1つの保持部材3を配置し、保持部材3の6箇所の窪み部31の全てに、ハニカム部材1を収納する。そして、もう一つの保持部材3の窪み部31を、収納されたハニカム部材の上端部に嵌合させて載置する。これにより、外箱2の深さと、保持部材3とハニカム部材1とを合わせた高さが略一致して配置される。そして、この外箱2の上部に、蓋体4を被せ、梱包体10を形成する。
同様にして、梱包体10を形成する。
このように形成された2つの梱包体10を、下段の梱包体の凸部が、上段の梱包体の凹部に嵌合するように2段に積み重ね、下段の梱包体の凸部が上段の梱包体の凹部に嵌合したことを確認する。
【0042】
以上により形成された梱包体10は、ハニカム部材の両端部に、保持部材の窪み部が嵌合されて、外箱内に配置され、配置された保持部材とハニカム部材との高さが外箱の深さと略一致し、外箱の上部に外箱の外形形状よりも大きい蓋体を有して配置される。これにより、ハニカム部材1は、保持部材3とともに外箱2に確実に固定されるので、輸送した際に、その衝撃や振動が生じてもハニカム部材は破損することはなかった。さらに、2段に積み重ねられた梱包体10a、10bは、下段の梱包体10aの凸部5が、上段の梱包体10bの凹部6に嵌合しているので、輸送した際に、衝撃や振動が生じても、上段に載置された梱包体がずれて倒壊することがなく、ハニカム部材が破損することがなく、一度の輸送で多くのハニカム部材を効率良く輸送することができた。
【0043】
(実施例7)
実施例7では、ハニカム部材1と保持部材3の窪み部31に収納する際、ハニカム部材1の端面と窪み部31との間にペーパータオル((株)クレシア製のキムタオル)を配置してハニカム部材を収納した点を除き、実施例6と同様に梱包体10を形成した。
実施例7で形成された梱包体は、実施例6と同様に、輸送時にハニカム部材は破損することはなく、効率良く輸送することができたことに加え、ハニカム部材の端部に、ハニカム部材を収納する取り扱いの際に汚れが付着し難くなり、ハニカム部材に触媒を担持させる場合に良好に担持することができた。
【0044】
(実施例8)
図12は、本発明の実施例8としてのハニカム部材1の梱包体10を示した模式断面図である。本梱包体10は、ハニカム部材1、外箱2、4つの保持部材3、蓋体4から構成される。
ハニカム部材1は、外径267mm、長さ305mmの円筒形状で、気孔率62%のセラミックス製である。
外箱2は、その内面の大きさが、940mm×630mm、深さ690mmで、厚さ10mmのポリプロピレン樹脂製であり、大きさが960mm×650mm×200mmのポリプロピレン樹脂製の基台7の上に固定されている。基台7には、大きさ100mm×100mm、深さ100mmの凹部6が4箇所形成されている。
保持部材3は、軟質ウレタン製で、大きさ940mm×630mm、厚さ40mm、図11に示すように、ハニカム部材1を6個収納できる窪み部31が、内径270mm、深さ20mmで6箇所形成されている。また、保持部材3の角には、面取り寸法が30mmとなる切り欠き35が2か所形成されている。
蓋体4は、その内面の大きさが、960mm×650mm、深さ50mmで、厚さ10mmのポリプロピレン樹脂製である。蓋体4の上面部には、50mm×30mm、高さ20mmの凸部5が、蓋体4を外箱に被せた際に、保持部材の窪み部の底面に垂直な方向に延長した箇所に位置しない部位に4箇所配置されている。
【0045】
次に、外箱2の底に、1つの保持部材3を配置し、保持部材3の6箇所の窪み部31の全てに、ハニカム部材1を収納する。そして、もう一つの保持部材3の窪み部31を、収納されたハニカム部材の上端部に嵌合させて載置する。さらに、保持部材3を載せて、同様に6個のハニカム部材を収納し、もう一つの保持部材3の窪み部31を、収納されたハニカム部材の上端部に嵌合させて載置する。これにより、6個のハニカム部材が2段、合計12個のハニカム部材が、保持部材3とハニカム部材1とを合わせた高さが、外箱2の深さと略一致して配置される。そして、この外箱2の上部に、蓋体4を被せ、梱包体10を形成する。
同様にして、梱包体10を形成する。
このように形成された2つの梱包体10を、図13に示すように、下段の梱包体10aの凸部5が、上段の梱包体10bの凹部6に嵌合するように2段に積み重ねる。
【0046】
以上により形成された梱包体10は、ハニカム部材の両端部に、保持部材の窪み部が嵌合されて、外箱内に配置され、配置された保持部材とハニカム部材との高さが外箱の深さと略一致し、外箱の上部に外箱の外形形状よりも大きい蓋体を有して配置される。これにより、ハニカム部材1は、保持部材3とともに外箱2に確実に固定されるので、輸送した際に、その衝撃や振動が生じてもハニカム部材は破損することはなかった。さらに、2段に積み重ねられた梱包体10a、10bは、下段の梱包体10aの凸部5が、上段の梱包体10bの凹部6に嵌合しているので、輸送した際に、衝撃や振動が生じても、上段に載置された梱包体がずれて倒壊することがなく、ハニカム部材が破損することがなく、一度の輸送で多くのハニカム部材を効率良く輸送することができた。
【0047】
(実施例9)
実施例9では、ハニカム部材1と保持部材3の窪み部31に収納する際、ハニカム部材1の端面と窪み部31との間にペーパータオル((株)クレシア製のキムタオル)を配置してハニカム部材を収納した点を除き、実施例8と同様に梱包体10を形成した。
実施例9で形成された梱包体は、実施例8と同様に、輸送時にハニカム部材は破損することはなく、効率良く輸送することができたことに加え、ハニカム部材の端部に、ハニカム部材を収納する取り扱いの際に汚れが付着し難くなり、ハニカム部材に触媒を担持させる場合に良好に担持することができた。
【0048】
(比較例1)
比較例1では、引用文献2に記載される梱包体80aを形成した。図15(a)(b)(c)に示すように、紙製段ボールにより880mm×600mmの長方形の底部82及び、深さ280mmの側部83を一体的に外箱81を作製し、底部82に厚さ10mmの保護部材91を6個(3列×2列)、各列の保護部材間隔が略等間隔となるように並べて貼り付けた。そして段ボールにより、直径270mmの6個(3列×2列)の保持用孔85を有する保持部86、脚部87及びズレ防止部88が一体に形成された保持用板84を作製して、外箱81の内部に配設した。更に、段ボールにより860mm×580mm、深さ50mmの長方形の蓋体89を作製し、厚さ10mmの保護部材91を6個(3列×2列)、底部82に貼り付けた保護部材91に対応する位置にそれぞれ貼り付けて、蓋とすることにより、外径267mm、長さ305mmの円筒形状で、気孔率62%のセラミックス製のハニカム部材1を収納し、ハニカム部材の梱包体80aを形成した。
同様にして、梱包体80bを形成する。
このように形成された2つの梱包体、図15(a)に示すように、2段に積み重ねる。
【0049】
以上により形成された梱包体80a、80bは、蓋体89が容器91の外形形状よりも大きくないため、下段に載置された梱包体80a中のハニカム部材に、上段に載置された梱包体80bの荷重が全て負荷される。そして、輸送した際の大きな衝撃や振動で、ハニカム部材が破損した。さらに、上段の梱包体80aが、輸送時の衝撃や振動で、ずれて倒壊し梱包体80a中のハニカム部材が破損した。
【符号の説明】
【0050】
1:ハニカム部材
2:外箱
3:保持部材
4:蓋体
5:凸部
6:凹部
7:基台
10、10a、10b:梱包体
11、12:ハニカム部材の端部
21:嵌合部
22:フレーム
23:プラスチックダンボール
31:窪み部
32:窪み部の底面
35:切り欠き部
80a、80b:梱包体
81:外箱
82:底部
83:側部
84:保持用板
85:保持用孔
86:保持部
87:脚部
88:ズレ防止部
89:蓋体
91:保護部材



【特許請求の範囲】
【請求項1】
外箱と前記外箱内に配置されたハニカム部材と前記ハニカム部材を保持する保持部材からなるハニカム部材の梱包体であって、前記保持部材は、その外周における外形形状が、前記外箱の内側形状と略一致し、前記ハニカム部材端部の外形形状と略一致する形状を有する窪み部を有し、前記ハニカム部材の両端部に前記保持部材の窪み部をそれぞれ嵌合させて前記外箱内に配置し、配置された前記保持部材と前記ハニカム部材との高さが前記外箱の深さと略一致し、前記外箱の上部に前記外箱の内側形状よりも大きい蓋体を有することを特徴とするハニカム部材の梱包体。
【請求項2】
前記蓋体の上面部に凸部を有し、かつ、前記外箱の下部に、前記外箱を前記蓋体に載置した際に、前記凸部と嵌合可能な凹部を有することを特徴とする請求項1に記載のハニカム部材の梱包体。
【請求項3】
前記凸部は、前記窪み部を前記窪み部の底面に垂直な方向に延長した箇所に位置しないように配置されていることを特徴とする請求項2に記載のハニカム部材の梱包体。
【請求項4】
前記ハニカム部材の端部と前記窪み部との間に、シート状の介在物を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のハニカム部材の梱包体。
【請求項5】
前記介在物がフィルム、紙、布のいずれかからなることを特徴とする請求項4に記載のハニカム部材の梱包体。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【公開番号】特開2012−192979(P2012−192979A)
【公開日】平成24年10月11日(2012.10.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−40871(P2012−40871)
【出願日】平成24年2月28日(2012.2.28)
【出願人】(000005083)日立金属株式会社 (2,051)
【Fターム(参考)】