説明

ソーラー接続ユニット

【課題】自動お湯張り付き機能のついた多機能ボイラーにはソーラー接続が出来なかったため、ソーラーシステムの普及を妨げていた。
【解決手段】ソーラーシステムをボイラーに接続するという方法からソーラーシステムとボイラーをソーラー接続ユニットに接続する方法に変更することにより、水道水の入水口1、ボイラーの往き戻り口2、3、ソーラーの往き戻り口4、5、給湯配管への出湯口6を設け、ソーラーのお湯を低温用ミキシングバルブ7で水と混合してボイラーの往き口2から出水する機能とソーラーのお湯を高温用ミキシングバルブ8でボイラーのお湯と混合もしくは切り替えて出湯口6から出湯する機能を備えた本発明のソーラー接続ユニットAにより問題を解決する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、ソーラーシステム(以下、「ソーラー」と記す)とボイラーを接続し、ソーラーを効率よく活用する為のソーラー接続ユニットに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の技術は図3のごとく単機能ボイラーD(水が入って加熱して出湯する)にソーラーBの温水を接続する場合は、単機能ボイラーDの入水口LにソーラーBの温水を接続するだけであった(特許文献1参照)。
この場合、ボイラー設定温度よりもソーラーBの温水が低ければ単機能ボイラーDが着火し加熱部Jで加熱し、高ければそのままソーラーBの温水が通過し、単機能ボイラーDの出湯口Nから出湯し、浴槽Eや蛇口Fで便利に使うことが出来た。
【特許文献1】実用新案登録第3084924号公報(第1図)
【0003】
しかしながら、最近のボイラーは図4のごとく、多機能ボイラーKとなり、自動お湯張り、自動保温などの便利な機能が追加され、多機能化されてきている。
自動お湯張りの場合は多機能ボイラーK内の加熱部Jで加熱された80℃の温水と入水口Lから供給された水道水Gを風呂用ミキシングバルブRで混合して浴槽Eへの出湯口Wから適温の42℃のお湯を浴槽Eに張るようになっている。
多機能ボイラーKの入水口Lに30℃以上のお湯を供給すると80℃の温水と風呂用ミキシングバルブRで混合した場合、温度を下げきれず浴槽Eの温度が42℃以上の不適温となり、30℃以上のソーラーの温水を多機能ボイラーKの入水口Lに接続することは禁止されていた。
また、多機能ボイラーKの入水回路は水での条件で設計されており、高温水が入水した場合はプラスチックやゴム部品が壊れる危険性があり、ソーラーBを接続できない構造となっていた。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このため、多機能ボイラーにはソーラー接続が出来ず、ソーラーの普及の大きな障害となっていた。
【課題を解決するための手段】
【0005】
従来のボイラーにソーラーを接続するという考え方を改め、ソーラーを最大限有効利用するためにボイラーとソーラーを同列に扱い、給水配管、ボイラーの往き返り管、ソーラーの往き返り管、給湯配管を接続するだけで、多機能ボイラーでもソーラーが使えるようになる本発明のソーラー接続ユニットにより問題を解決しようとするものである。
【0006】
具体的には、
ソーラーとボイラーを接続し、ソーラーを有効利用する為のソーラー接続ユニットにおいて、図1で説明すると
水道水の入水口1、ボイラーへの往き口2、ボイラーからの戻り口3、ソーラーへの往き口4、ソーラーからの戻り口5、給湯配管への出湯口6の接続口を設け、
ソーラーからの温水を水と混合して温度を低下させた水をボイラーへの往き口2からボイラーへ出水できるようにした低温用ミキシングバルブ7と、
ソーラーからの温水を、ボイラーからの温水と混合もしくは切り替えてそのまま出湯口6から出湯できるようにした高温用ミキシングバルブ8を内蔵し、
ソーラーからの温水を低温用ミキシングバルブ7と高温用ミキシングバルブ8の両方で使えるようにしたことを特徴とするソーラー接続ユニットにより問題を解決しようとするものである。
【0007】
また、本発明にかかるソーラー接続ユニットの一形態によれば、前記ソーラー内の水を循環させて該ソーラーの凍結を防止すべく、吸入側が、前記ソーラーと該ソーラーからの温水を低温用ミキシングバルブ及び高温用ミキシングバルブへ分岐する温水の分岐部との間の流路に接続され、吐出側が、水道水を前記ソーラー及び低温用ミキシングバルブへ分岐する水道水の分岐部と前記ソーラーとの間の流路に接続されている凍結防止用ポンプを備えると共に、該凍結防止用ポンプが停止しているときに水が逆流しないように逆止機構を備えることを特徴とすることができる。
【0008】
また、本発明にかかるソーラー接続ユニットの一形態によれば、前記ソーラーによって集熱したエネルギー量を積算すべく、前記ソーラー内を流れる水量を測定する流量計と、前記水道水の入水口と前記ソーラーとの間の流路に配設されて冷水側の温度の検出信号を出力する低温センサーと、前記ソーラーと該ソーラーからの温水を低温用ミキシングバルブ及び高温用ミキシングバルブへ分岐する温水の分岐部との間の流路に配設されて温水側の温度の検出信号を出力する高温センサーとを備えることを特徴とすることができる。
また、本発明にかかるソーラー接続ユニットの一形態によれば、前記流量計が、前記凍結防止用ポンプの吐出側が流路に接続されている接続部と前記水道水の分岐部との間の流路、又は、前記凍結防止用ポンプの吸入側が流路に接続されている接続部と前記温水の分岐部との間の流路に配設されていることを特徴とすることができる。
【0009】
また、本発明にかかるソーラー接続ユニットの一形態によれば、水道水の入水口、ボイラーへの往き口、ボイラーからの戻り口、ソーラーへの往き口、ソーラーからの戻り口、給湯配管への出湯口のうち少なくとも一つの口が、接続される相手側の装置における口になっていることを特徴とすることができる。
また、本発明にかかるソーラー接続ユニットの一形態によれば、前記のソーラー接続ユニットに係る構成要素のうち前記高温用ミキシングバルブ、前記ボイラーからの戻り口及び前記給湯配管への出湯口を除いた形態に構成されていることを特徴とすることができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明により、多機能ボイラーへの給水は30℃以下の低温水で供給されるので自動お湯貼り、給水回路の部品を壊すことも無く、従来どおり使うことが出来る。また、供給される低温水の温度が30℃であるので、水の年間平均温度を15℃とすると、水道水を直接多機能ボイラーに入水するよりも15℃分得をしたことになる。本来(風呂温度42℃−水温15℃=27℃)27℃の加熱が必要であった給湯エネルギーが(風呂温度42℃−低温水温30℃=12℃)12℃で済むので、30℃の低温水で風呂用熱量の55%を節約できることになる。
【0011】
さらに、高温のソーラーの温水はそのまま給湯回路を通じて、シャワーや台所へも使えるので、集熱したソーラーのエネルギーのほとんどを有効利用出来るようになる。
本発明により、ソーラーと多機能ボイラーの接続が可能となりソーラーの普及が加速され、ソーラーの普及に貢献するとともに燃料の削減、CO2の削減に大きく寄与するようになる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
実施の形態は、まず、図1のように、
水道水の入水口1、ボイラーへの往き口2、ボイラーからの戻り口3、ソーラーへの往き口4、ソーラーからの戻り口5、給湯配管への出湯口6を設け、
内部の配管を
水道水の入水口1とソーラーへの往き口4は直接配管接続する。
設定温度を30℃にした低温用ミキシングバルブ7の水側Cに入水口1を、湯側Hにソーラーからの戻り口5を、出湯側Mにボイラーへの往き口2を接続する。
これにより、ソーラーからの戻り口5からの湯温が50℃以上であっても、水と混合され、ボイラーへの往き口2からは30℃以下の水がボイラーに供給されるようになる。
【0013】
設定温度を50℃にした高温用ミキシングバルブ8の水側Cにソーラーの戻り口5、湯側Hにボイラーからの戻り口3を、出湯側Mに出湯口6に接続する。
これにより、給湯開始時はボイラーからの戻り口3からの80℃の温水が高温用ミキシングバルブ8の湯側Hに供給されるが、この温度を下げようとして水側Cを開き、ソーラーの戻り口5からソーラーの温水を流そうとする。ソーラーの温水が50℃以上であれば湯側Hを閉じて、ソーラーの温水を出湯口6直接出湯し、50℃未満の場合はボイラーからの戻り口3からの80℃の温水と混合して50℃のお湯が出湯口6から出湯されるようになる。
こうして、ソーラーの戻り口5の温水を低温用ミキシングバルブ7と高温用ミキシングバルブ8の両方で使えるようになる。
【実施例1】
【0014】
実施例としては、
まず、図1のように、
ソーラー接続ユニットAの外部接続部に配管口径20Aで、水道水の入水口1、ボイラーへの往き口2、ボイラーからの戻り口3、ソーラーへの往き口4、ソーラーからの戻り口5、給湯配管への出湯口6、を設ける。
水道水の入水口1とソーラーへの往き口4は直接配管接続する。
【0015】
ミキシングバルブは、自動的に湯側Hと水側Cを混合し、設定温度で出湯側Mから送出するようになっている三方弁で、出湯側M温度が低くなると湯側Hの量を増やし、出湯側M温度が高くなると水側Cの量を増やして設定温度に混合する弁で、接続口は湯側H、水側C、出湯側Mの3箇所となっている。このミキシングバルブはワックス式と電気式があり、ワックス式は湯と水の混合のためにワックスの熱膨張を利用したもので電気を使わずに混合でき、電気式は湯、水、出湯温度を測り、モーターで混合比を調整するもので、効果はワックス式と同じであるが設定温度を簡単に変えることが出来る。
【0016】
このミキシングバルブの設定温度を30℃に設定した低温用ミキシングバルブ7を設け、湯側Hにソーラーからの戻り口5を、水側Cに水道水の入水口1を、出湯側Mにボイラーへの往き口2を接続する。
これにより、ソーラーからの温水が50℃あったとしても水と混合されボイラーへは30℃以下の水が供給されるようになる。
【0017】
高温水を有効活用するために、ミキシングバルブを50℃に設定した高温用ミキシングバルブ8を設け、湯側Hにボイラーからの戻り口3を、水側Cにソーラーからの戻り口5を、出湯側Mに給湯配管への出湯口6を接続する。これにより、ソーラーよりのお湯が50℃以上の場合はそのまま出湯し、未満の場合はボイラーのお湯と混合され、設定温度になって出湯されるようになる。
【0018】
また、高温用ミキシングバルブ8の代わりに、電動三方切替弁(単純に湯側と水側を切替て出湯側から出水する弁)を取り付け、切替温度を50℃に設定する事により、ソーラーからの戻り口5のお湯が50℃以上の場合はソーラーのお湯を、50℃未満の場合はボイラーのお湯が出るように切り替える事が出来るようになり、上記の高温用ミキシングバルブ8と同様の効果を得ることが出来るようになる。
【0019】
このソーラー接続ユニットに
図2のごとく、水道水Gを入水口1、ボイラーへの往き口2をボイラーの入水口L、ボイラーからの戻り口3にボイラーの出湯口N、ソーラーへの往き口4をソーラーの入水口T、ソーラーからの戻り口5にソーラーの出湯口V、出湯口6に出湯配管Sを接続することにより実際に使えるようになる。
【実施例2】
【0020】
次に、他の実施例を図5に基づいて説明する。
11は凍結防止用ポンプであり、ソーラーB内の水を循環させてソーラーBの凍結を防止すべく、吸入側が、ソーラーBと、そのソーラーBからの温水を低温用ミキシングバルブ7及び高温用ミキシングバルブ8へ分岐する温水の分岐部10との間の流路に接続され、吐出側が、水道水をソーラーB及び低温用ミキシングバルブ7へ分岐する水道水の分岐部9と、ソーラーBとの間の流路に接続されている。
また、15は逆止機構であり、凍結防止用ポンプ11が停止しているときに水が逆流しないように作用する。この逆止機構15としては、凍結防止用ポンプ11の機能として設けられていてもよいし、逆止弁を接続して構成してもよい。
【0021】
これによれば、ソーラーB内での循環水流の作用によって、ソーラーBの凍結を適切に防止できる。また、逆止機構15によって水道水が短絡して流れることを防止でき、水道水をソーラーBへ適切に供給して通過させることができる。
なお、凍結防止用ポンプ11の運転の制御は、例えば、気温や、ソーラーB内等に設けた温度センサーによって水温を測定し、その検出信号によって制御手段を介して行うことができる。また、その凍結防止用ポンプ11のスイッチの入切制御は、バイメタルや形状記憶合金など、簡単な機械的構成によって行うこともできる。
【0022】
また、この実施例では、ソーラーBによって集熱したエネルギー量を積算すべく、流量計14と、温度センサー12、13を備えている。
流量計14は、ソーラーB内を流れる水量を測定するように配設されている。
低温センサー12は、水道水の入水口1と、ソーラーBとの間の流路に配設されて冷水側の温度の検出信号を出力する。
また、高温センサー13は、ソーラーBと、そのソーラーBからの温水を低温用ミキシングバルブ7及び高温用ミキシングバルブ8へ分岐する温水の分岐部10との間の流路に配設されて温水側の温度の検出信号を出力する。
【0023】
また、流量計14についてより詳細には、凍結防止用ポンプ11の吐出側が流路に接続されている接続部16と水道水の分岐部9との間の流路、又は、凍結防止用ポンプ11の吸入側が流路に接続されている接続部17と温水の分岐部10との間の流路に配設されていることで、ソーラーB内を流れる水量を適切に測定できる。
【0024】
以上の構成によれば、ソーラーBによって熱せられた水量を適切に測定できる。その水量に、高温センサー13と低温センサー12とによって測定された温度差を乗じることで、太陽光のエネルギーが温水に変換された熱量を適切に積算できる。そして、そのデータに基づけば、CO2取引における二酸化炭素の削減量を適切に算出でき、その二酸化炭素の削減量を証明する証書を適切に発行できる。これらの計算や証書の発行は、コンピュータによる電子情報処理によって適宜に行うことができる。
【0025】
また、以上の実施例において、水道水の入水口1、ボイラーへの往き口2、ボイラーからの戻り口3、ソーラーへの往き口4、ソーラーからの戻り口5、給湯配管への出湯口6のうち少なくとも一つの口が、接続される相手側の装置における口になっていてもよい。
例えば、ソーラーへの往き口4がソーラーの入水口Tであって、ソーラーよりの戻り口5がソーラーの出湯口Vであってもよい。また、ボイラーへの往き口2がボイラー給水口Lであって、ボイラーよりの戻り口3がボイラーの出湯口Nであってもよい。
これによれば、配管の接続部を減らして、各装置へ直接的に接続できる。
【0026】
また、図5に示したソーラー接続ユニットに係る構成要素のうち高温用ミキシングバルブ8、ボイラーからの戻り口3及び給湯配管への出湯口6を除いた形態に構成されているソーラー接続ユニットにおいても、前述したようなソーラーの凍結防止、太陽光のエネルギーが温水に変換された熱量の積算等を好適に行うことができるという効果を奏する。
【0027】
以上、本発明につき好適な形態例を挙げて種々説明してきたが、本発明はこの形態例に限定されるものではなく、発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るのは勿論のことである。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】本発明のソーラー接続ユニットのシステム図である。
【図2】本発明のソーラー接続ユニットと外部機器の接続図である。
【図3】従来の単機能ボイラーとソーラーの接続のシステム図である。
【図4】多機能ボイラーのシステム図である。
【図5】本発明の他のソーラー接続ユニットのシステム図である。
【符号の説明】
【0029】
A 本発明のソーラー接続ユニット
B ソーラーシステム
D 単機能ボイラー
E 浴槽
F 蛇口
G 給水
J 加熱部
K 多機能ボイラー
L ボイラー給水口
N ボイラー出湯口
R 風呂用ミキシングバルブ
S 給湯配管
T ソーラーの入水口
V ソーラーの出湯口
W 浴槽への出湯口
1 水道水の入水口
2 ボイラーへの往き口
3 ボイラーよりの戻り口
4 ソーラーへの往き口
5 ソーラーよりの戻り口
6 給湯配管への出湯口
7 低温用ミキシングバルブ
8 高温用ミキシングバルブ
9 水道水の分岐部
10 温水の分岐部
11 凍結防止用ポンプ
12 低温センサー
13 高温センサー
14 流量計
15 逆止機構
16 接続部
17 接続部
H ミキシングバルブの湯側
C ミキシングバルブの水側
M ミキシングバルブの出湯側

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ソーラーシステム(以下ソーラー)とボイラーを接続し、ソーラーを有効利用する為のソーラー接続ユニットにおいて、
水道水の入水口、ボイラーへの往き口、ボイラーからの戻り口、ソーラーへの往き口、ソーラーからの戻り口、給湯配管への出湯口を設け、
ソーラーからの温水を、入水口からの水と混合して温度を低下させた低温水をボイラーへ出水できるようにした低温用ミキシングバルブと、
ソーラーからの温水を、ボイラーからの温水と混合もしくは切り替えて出湯口から出湯できるようにした高温用ミキシングバルブを内蔵し、
ソーラーからの温水を低温用ミキシングバルブと高温用ミキシングバルブの両方で使えるようにしたことを特徴とするソーラー接続ユニット。
【請求項2】
前記ソーラー内の水を循環させて該ソーラーの凍結を防止すべく、
吸入側が、前記ソーラーと該ソーラーからの温水を低温用ミキシングバルブ及び高温用ミキシングバルブへ分岐する温水の分岐部との間の流路に接続され、吐出側が、水道水を前記ソーラー及び低温用ミキシングバルブへ分岐する水道水の分岐部と前記ソーラーとの間の流路に接続されている凍結防止用ポンプを備えると共に、
該凍結防止用ポンプが停止しているときに水が逆流しないように逆止機構を備えることを特徴とする請求項1記載のソーラー接続ユニット。
【請求項3】
前記ソーラーによって集熱したエネルギー量を積算すべく、
前記ソーラー内を流れる水量を測定する流量計と、
前記水道水の入水口と前記ソーラーとの間の流路に配設されて冷水側の温度の検出信号を出力する低温センサーと、
前記ソーラーと該ソーラーからの温水を低温用ミキシングバルブ及び高温用ミキシングバルブへ分岐する温水の分岐部との間の流路に配設されて温水側の温度の検出信号を出力する高温センサーとを備えることを特徴とする請求項1又は2記載のソーラー接続ユニット。
【請求項4】
前記流量計が、前記凍結防止用ポンプの吐出側が流路に接続されている接続部と前記水道水の分岐部との間の流路、又は、前記凍結防止用ポンプの吸入側が流路に接続されている接続部と前記温水の分岐部との間の流路に配設されていることを特徴とする請求項3記載のソーラー接続ユニット。
【請求項5】
水道水の入水口、ボイラーへの往き口、ボイラーからの戻り口、ソーラーへの往き口、ソーラーからの戻り口、給湯配管への出湯口のうち少なくとも一つの口が、接続される相手側の装置における口になっていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のソーラー接続ユニット。
【請求項6】
請求項2〜5のいずれかに記載のソーラー接続ユニットに係る構成要素のうち前記高温用ミキシングバルブ、前記ボイラーからの戻り口及び前記給湯配管への出湯口を除いた形態に構成されていることを特徴とするソーラー接続ユニット。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2010−19540(P2010−19540A)
【公開日】平成22年1月28日(2010.1.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−235240(P2008−235240)
【出願日】平成20年9月12日(2008.9.12)
【出願人】(000195823)
【Fターム(参考)】